【モチベがない人必見】簡単にモチベーションを上げる7つの方法
- 仕事のやる気がでない
- 考えるだけで行動に移せない
- どうにかモチベーションを上げたい
毎日同じことの繰り返しで意欲がわかなかったり、仕事で成果が得られなかったり、モチベーションが下がることばかり続くと、日常生活にも影響がでてきてしまいます。
しかし、モチベーションを上げるきっかけは簡単に作れます。
なぜならモチベーションとは、自分の気持ちの問題だけでなく、体調、行動、周辺環境などさまざまなことが影響しているからです。
環境ややり方を少し変えるだけで、モチベーションが上がる方法がありますよ。
この記事では、モチベーションが上がらない身近な原因と、簡単にできる7つの対策方法をまとめています。
自分でモチベーションを上げることができるようになれば、楽に行動に移すことができますよ。
【人生・仕事・勉強】モチベーションが上がらない原因は?
モチベーションとは、人が何かをするときの「動機」です。
行動したい思っていることがあっても動機がなければ、人はなかなか行動に移せません。
モチベーションには、体調、行動の仕方、周辺環境など、さまざまなことが影響しています。
まずは、あなたのモチベーションが上がらない原因を知り、対策を考えていきましょう。
原因①疲労がたまっている
原因の1つ目は、肉体的、精神的な疲労です。
「寝不足で頭が回らない」という経験はありませんか。
寝不足や毎日の労働で肉体的に疲労がたまっていたり、プレッシャーで精神的な疲労がたまっていたりすると、他のことを考えるのが難しくなります。
人は疲れていると、やるべきことより、休みたいという気持ちが先行してしまうからです。
モチベーションを上げるための理論で用いられる、アブラハム・マズローの欲求5段階説というものがあります。
下から順に生理的/安全/社会的/承認/自己実現というように欲求がピラミッド状の階層で表現されていて、低い階層の欲求が満たされると、その上の階層の欲求を満たそうとするとった心理的な理論です。
この理論によると、食欲や睡眠などの生理的欲求が満たされてからこそ、次の欲求を満たしたいというモチベーションになるといわれています。
言い換えると、まず生きるため最低限の欲求が満たされていないと、目的を達成するモチベーションを上げることはできないということですね。
できる限り規則正しい生活を送り、ご自身の体を労わることがモチベーションの維持にもつながりますよ。
原因②やりがいがないと感じている
原因の2つ目は、やりがいを感じられない状態です。
頑張っても評価されなかったり、うまく結果がでなかったりすると、目的を見失い「やっていても意味がない」「私である必要があるのか」と疑心暗鬼になってしまいますよね。
人は誰かから評価されたり、目的が達成されるなど、自分の欲求が満たされてこそ「また次も頑張ろう」と考えることができるのです。
モチベーションを上げるためには、自分の欲求が満たされるご褒美が必要です。
原因③目的を見失っている
原因の3つ目は、目的を見失い、何のためにやっているのかわからなくなっている状態です。
モチベーションとは、人が何かをするときの動機です。
動機、つまり目的を見失ってしまっては、モチベーションを上げることはできません。
最初は高い目標をもって頑張っていたけれど、日々の繰り返しで、気が付いたら何のために頑張っているのかわからなくなったという経験はありませんか。
モチベーションを上げるためには、最終的な目標から逆算して計画を立てたり、目的達成後のイメージを可視化したり、長い道のりの途中でも目的を見失わないようにする工夫が必要ですよ。
原因④緊急性がない
原因の4つ目は、今やらなくてもいいやと思っている状態です。
これは、すぐ行動に移すことのメリットを感じられていない状態とも言えます。
例えば、重要なことでも期限のぎりぎりになって慌てて取り組み始めるという人はいますよね。
しかし、緊急性は低いことでも、重要性が高ければ期限に余裕をもって対応すると自分だけでなく相手にも時間的な余裕ができます。
それに、もし失敗したとしても取り返しがつくため、時間的な余裕は大きなメリットになるでしょう。
先延ばし癖のついてしまっている人は、このようなメリットをイメージできていません。
モチベーションをあげるためには、緊急性がないことでも今すぐ行動に移し、自分にどんないいことがあるのかをイメージすることが大切です。
原因⑤周りの環境が良くない
原因の5つ目は、あなたの周りの環境の影響です。
どんなに優秀な人でも、自分の頑張りを理解してくれる仲間がいなかったり、やるべきことに集中できないような環境にいると、人は本来の能力を発揮できません。
例えば職場の人間関係が悪い場合や、休憩も取れず何から手を付けたらいいのかわからなくなるくらい仕事に追われている場合は注意が必要です。
どのような環境なら自分のモチベーションが上がるのか、考えてみましょう。
モチベが下がったときにおすすめ!簡単にできる7つ対処法
一度下がってしまったモチベーションにはどう対処していけばいいのでしょうか。
モチベーションを上げる最も効果的な対処法は、きっかけ作りです。
例えば「少し頑張れば、今日は定時に帰れるかもしれない」と感じたとき、いつもよりやる気がでて仕事がスムーズに進んだという経験はありませんか。
つまり「早く帰れるかもしれない」というちょっとしたきっかけで、人のモチベーションは変わるのです。
ここからはモチベーションを上げるための、簡単にできる7つの対処法を紹介しています。
自分でそのきっかけを作ることができれば、モチベーションが下がってしまったときにも対処できますね。
- 対処法①規則正しい生活をする
- 対処法②目標を細分化する
- 対処法③5分だけでも取り組んでみる
- 対処法④楽しんで取り組める工夫をする
- 対処法⑤環境を変えてみる
- 対処法⑥仲間を作る
- 対処法⑦将来をイメージする
対処法①規則正しい生活をする
対処法の1つ目は、規則正しい生活を送り、心身ともに健康な状態を作ることです。
そもそも健康な体がないと、やる気はでません。
たとえやる気があったとしても睡眠不足では集中力が持ちませんし、きちんと食事をとっていなければエネルギーの素となるブドウ糖が不足し、疲れやすくなるため心身ともに疲弊してしまいます。
ですから、最近疲れがたまっていてモチベーションが上がらないなと感じている方は、まず規則正しい生活を心がけ、心身ともに万全の状態を作ることが大切ですよ。
しっかりごはんを食べて、夜ゆっくり睡眠がとれれば、自然とやる気も出てくるでしょう。
疲れたら休憩し、リフレッシュすることも忘れてはいけません。
規則正しい生活でご自身の体を労わり心身の状態を整えることは、モチベーションの向上につながりますよ。
対処法②目標を細分化する
対処法の2つ目は、少し頑張れば簡単に達成できるような小さな目標をコツコツ達成していくことです。
できるかわからない大きな目標は、なかなか達成ができずモチベーションが下がってしまいますよね。
しかし、少しの努力で簡単に達成できる目標なら「もう少し頑張ってみよう」と意欲がわいてきませんか。
例えば「年間600万円の売上目標を達成しよう」と言われても、実際に何をすればいいのかはイメージしづらいですよね。
まずは「月に50万円の売上目標を達成しよう」と目標を細分化し、さらに「今週は顧客先の候補を30件リストアップする」「今日は10件の営業電話をする」のように目標を細分化していきましょう。
これなら、目標達成のために自分が今やるべきことがイメージしやすく、モチベーションも下がりにくいですね。
大きな目標を目指すときは、「これならできそう」と思えるような小さな目標をたくさん設定して、「1つ達成できた」という達成感を感じながらゴールを目指しましょう。
対処法③5分だけでも取り組んでみる
対処法の3つ目は、とりあえず始めてみることです。
やらなければならないことほど行動に移すまでに時間がかかるにも関わらず、いざやり始めたら意外と楽しかったという経験はありませんか。
何事も始めるまでが、億劫になりやすいものです。
朝起きた時は仕事に行くのが億劫だったのに、職場につくとスイッチが入り、集中して仕事に取り組めたという話はよく聞きます。
このように、最初は気分が乗らなくても、いざ始めてみると自然にやる気がわいてきたということはよくあることです。
ですから「まずは5分だけやってみよう」というくらいの気持ちで始めることが、モチベーションを上げるきっかけにもなりますよ。
対処法④楽しんで取り組める工夫をする
対処法の4つ目は、目標を達成したときのご褒美を用意しておくことです。
日々の仕事に疲れたときでも、「ありがとう、あなたのおかげで助かったよ」と感謝の言葉をもらえたり、お給料が少し増えたり、ちょっとしたいいことがあると、もう少し頑張ってみようかなという気持ちになりますよね。
これは、脳に報酬系という神経回路があり、自分の欲求が満たされるとドーパミンが分泌され、快感を得るという仕組みがあるからです。
この報酬系の仕組みはモチベーションに大きく関係していると考えられています。
一度快感を覚えると脳はまたその快感を得ようとするため、もう一度目的を達成させようとします。
ですからモチベーションを上げてもうひと頑張りしたいときは、頑張った自分にご褒美を用意してあげましょう。
「誰かに喜んでもらいたい」「早く仕事を終わらせて飲みに行こう」「次のボーナスがでたらこれを買おう」など、あなたがワクワクしてモチベーションが上がるようなご褒美を考えてみてください。
対処法⑤環境を変えてみる
5つ目の対処法は、モチベーションを保つストレスのない環境づくりです。
自分の家で勉強する方が集中できる人もいれば、カフェや図書館の方が集中できるという人もいるでしょう。
このように、人のモチベーションは環境に左右されます。
同じ仕事をするなら、ストレスのある空間よりも、自分が心地良い空間の方がモチベーションも上がりますよね。
ですから今の環境に少しでもストレスを感じているのなら、一度環境を変えてみましょう。
人は暑すぎたり、明るすぎたり、ほんのささいな事でストレスを感じてしまいます。
そういった場合は、エアコンの設定を変えたり、パソコン画面の明るさを少し変えてみるだけで、集中力が増すこともありますよ。
また普段座りっぱなしの仕事をしている人は、1時間に1回休憩して体を動かしたり、短い時間でも外の空気を吸ってみたり、気分転換を上手に利用してモチベーションの維持に努めましょう。
最近は立ったまま作業ができる昇降式のデスクもあるので、簡単に作業環境を変えたい人はこういった便利なツールを導入してしてみるのもいいですね。
ストレスのない気持ちのいい空間は、モチベーションの向上を手助けしてくれますよ。
対処法⑥仲間を作る
6つ目の対処法は、自分のモチベーションが上がるような仲間作りです。
モチベーションには周囲の環境が大きく影響しています。
何かうまくいかないことがあったり、気分が落ち込んだとき、1人であれこれ悩んでしまって、モチベーションがどんどん下がってしまったという経験はありませんか。
また逆に、友達に話を聞いてもらったり、自分の頑張りを認めてもらうことでモチベーションが上がってきたという経験をお持ちの方もいるでしょう。
いい仲間に恵まれることは、モチベーションを上げることにつながります。
ですから今、あなたがもし1人で頑張っているという場合は、セミナーやSNSなどを活用して同じ目標を持った人と交流するのがおすすめです。
また、身近に「この人と会うと元気になる」という家族や友人がいれば連絡を取ってみましょう。
理解しあえる仲間に恵まれ、その仲間と過ごすことで、自然とモチベーションが上がってくることがありますよ。
対処法⑦将来をイメージする
7つ目の対処法は、目的を達成した未来をできるだけ具体的にイメージしてみることです。
何かを目指すとき、「こんなこと自分にできるんだろうか?」とネガティブに考えてしまっては、モチベーションは上がらないですよね。
モチベーションを上げるためには、その目標を達成できる自分をイメージすることが大切です。
「一流のセールスマンになりたければ、すでに自分が一流のセールスマンであるかのようにふるまえ」という話があります。
服装、話し方、考え方などふるまいが変わると、後から成績が上がるという、いわゆるモデリングの一例ですね。
このように、目標を達成したときの自分をイメージして、そのイメージに言葉と行動を結び付けていきましょう。
将来をイメージしてそのイメージに近い言動をとれば、目標が達成できるような気がしてモチベーションアップにつながります。
モチベーションがないと頑張れない?やる気を維持するための秘訣
モチベーションを保つということは、習慣化するということです。
なぜならモチベーションが上がるのはあくまで一過性のものなので、常にやる気にあふれモチベーションが高い状態を維持するというのはなかなか難しいですよね。
モチベーションとは、人が何かをするときの動機、つまりきっかけです。
きっかけをつかみ、うまく行動し始めることができれば、あとはそれを習慣化するだけで、モチベーションは必要なくなります。
例えば「朝起きたらスマートフォンで時間を確認したついでにメールもチェックする」などの習慣があれば、それはわざわざモチベーションを上げておこなう行動ではなく、無意識的に毎朝行われる行動になります。
このようにモチベーションを保つということは、行動を習慣化するということです。
モチベーションが下がってしまった時には、自分なりのルーティンも取り入れて習慣化を目指し、楽にモチベーションを保ちましょう。
物事が続かないと悩む方は、こちらの記事もぜひチェックしてください。
まとめ
ここまでモチベーションが上がらない身近な原因と、簡単にできる7つの対策方法について紹介しました。
最後にこの記事の要点をまとめます。
- モチベーションには、体調、やりたいことの内容、周辺環境など、さまざまなことが影響する
- 自分のモチベーションにいい影響を与えるちょっとしたきっかけ作りが大切
- 習慣化できれば、モチベーションは簡単に保てる
モチベーションを維持できるようになれば、今まで億劫だと感じていたことでも、楽に行動に移せるようになりますよ。
まずは自分にできることから始めてみてくださいね。