めんどくさいだけ?行動力がない4つの原因と対処法
- 行動力がない原因はなに?
- 行動力がない人が行動力がある人になれるの?
- 行動力がある人になる方法が知りたい!
行動力を高めれば自ら進んで行動できるようになり、日常生活はもちろんビジネスシーンでもさまざまなチャンスを掴めるようになります。
しかし、行動力を身につけたいと思っても、なかなか行動に移せずにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では行動力がない原因と対策、改善ポイントについて解説していきます。
行動力を身につけるために何をしたらいいのか分からないという方はぜひご覧ください。
この記事に書いてある方法を実践すれば、行動力のある人になれますよ。
行動力がないとは?「実行力」との違いも解説
「行動力」とは、何かを思いついたときにどのように動いたらいいのかを自分で考え、実際に行動に移す力のことを言います。
つまり行動力がないというのは、何かを思いついてもいろいろと思い悩んで行動に移せなかったり、行動を起こすための考え方ができないことを意味するのです。
「行動力」と似ている言葉に「実行力」がありますが、この2つの言葉の本質は異なります。
「行動力」と「実行力」はどちらも行動するという点では同じですが、「実行力」には計画性が伴っています。
たとえば「資格試験に合格したい!」と思ったときに、資格試験の本を購入したり、勉強時間を確保するなど、とりあえず何かしらの行動に移すのが「行動力」です。
対して、資格試験に合格するためにどのような勉強をどのくらいしたらいいのかを綿密に計画し、着実に実行していくことが「実行力」です。
目標達成に向けてより効率的に行動していくことが「実行力」です。
「行動力」を身につけた後に「実行力」を身につければ、より目標達成がしやすくなりますよ。
行動力がない人の特徴とは?
- 自分に自信がない人
- 優柔不断な人
- 現状維持でいいと思っている人
行動力がない人は自分に自信がない人や優柔不断な人に多く見られます。
自分の選択が正しいのかいろいろと考えすぎてしまったり、周りの評価を気にするあまり動くのに時間がかかってしまうのですね。
また、現状維持でいいと思っている人は行動することが億劫になってしまったり、成長するための行動をしないので行動力がない傾向にあります。
行動力がない人にも特徴があるので、自分はどのタイプなのかをしっかりと考えた上で行動力を身につけるために改善していくことが大事ですよ。
めんどくさいだけ?行動力がない4つの原因と対処法
行動力がない人にもさまざまなタイプがいますが、行動力がない原因もひとつではありません。
ここでは行動力がない4つの原因を見ていきます。
原因に合わせた対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
原因①思いついてから一歩目が遅すぎる
行動力がない人は、最初の一歩がなかなか踏み出せません。
何かをしようと思いついても、頭の中でいろいろと考えてしまい動き出せないのです。
自分の思った通りにいかなかったらどうしようと失敗を恐れてしまったり、しっかりと計画を練ってから行動に移そうと考えている間に冷静になって行動できなくなってしまうのですね。
悩む時間や冷静に考える時間も大切ですが、まずは思いついてからの一歩目を踏み出すことが大切なのですよ。
思いついてからの一歩を踏み出すための対処法をご紹介します。
【対処法】じっくり考える前に行動を起こす
まずは深く考える前に行動を起こしましょう。
いい結果を望んだり、失敗をしたくないがためにじっくり考えてから動こうとすると行動を起こすのが遅くなります。
一歩目を踏み出してから計画を立てても遅くはありません。
行動を起こすことで行動する前に考えていた事とは違う方向に物事が進むこともありますし、自分自身の考えが変わることもあります。
ひとりで考えていると何も変化は起こりませんが、行動すれば自分の周りも動き出しますね。
行動を起こすことで物事は動き出すので、小さくてもいいので勇気を出して行動することが重要です。
原因②常に言い訳を探している
行動するのが面倒で行動しないための言い訳を探している人もいます。
どうしたら期日までに仕事をしなくて済むのか、万が一納期に間に合わないときは何て言おうか、と行動する前から言い訳を考えているとなかなか行動できません。
時間のせいにしたり、何かと理由をつけて行動しない状況に自分を置いてしまっているのですね。
行動しない言い訳を考えている限り、行動力は身につきませんよ。
言い訳を探してしまう時にはどんなことをしたらいいのか、対処法を見ていきましょう。
【対処法】期日を決めて取り組む
言い訳を探してしまい行動できない人は、期日を決めると行動しやすくなりますよ。
期日を決めれば、物事の優先度も把握しやすくなり、目標に向かって確実に行動できるからです。
たとえば「デスクの引出しをいつか掃除しよう!」と思っても日々の忙しさやほかの業務でなかなか手を付けられずに「また後でいっか」と後回しになりがちです。
しかし「〇月〇日までに綺麗にする!」と期日を決めることで動かないといけないという気持ちになりますよね。
期日を決めることが動く理由にもなります。
期日を設けて行動することで、行動力がない自分から抜け出すことができますよ。
【対処法】習慣化でやらない理由をつぶす
行動するのにもパワーが必要なので、行動しなくていい言い訳を探してしまいがちになります。
しかし、行動を習慣化することで行動することが当たり前になり、やらない理由がなくなります。
時間ややる気のせいにすることなく、自然と行動に移せるようになるのですね。
出勤前に毎朝30分読書の時間を取ろうと思ってもよっぽど強い意志がなければ、毎日続けるのは困難です。
ですが、習慣化してしまえば読書してから出勤するのがルーティンとなり強い意志を持たずとも行動できるようになりますよね。
習慣化してしまえば、面倒なことやなかなか行動に移せなかったことでも継続して行えるようになりますよ。
原因③現状に満足している
現状に満足していて今のままでいいと思っていることも行動力のなさを生み出す原因のひとつです。
向上心がないこととも言えますね。
現状に満足していると変化やスキルアップを望まないので現状を変えようとしません。
行動を起こす理由がないのです。
理由がないのにわざわざ行動を起こす人はいませんよね。
現状に満足せず、向上心を持つことで自然と行動力が出てきますよ。
現状維持から行動を起こすための対処法を2つご紹介します。
【対処法】好奇心を持つことから始める
まずは好奇心を持つことから始めましょう。
自分の興味があることに楽しみをみつけるのです。
気になることを検索してみると、次にまた違うことが気になりまた検索するを繰り返すことで、好奇心が生まれて行動することが楽しくなります。
興味があることの幅を広げてみるのもいいでしょう。
好奇心を持つことで行動する動機が生まれ、行動力が出てきますよ。
【対処法】周囲の意見を気にしない
現状に満足していて行動できていない人の中には、周りが現状に満足しているために自分も満足していると思い込んでいる人もいます。
周りの意見や評価に流されて自分の意見を優先できないと、行動に移すことはできません。
周りに合わせるのではなく、自分がどう考えるのかを軸に考えることが大切です。
自分に自信をもって行動できるようになれば、自分の可能性も広がっていきますよ。
原因④プラスに変化する未来をイメージできない
行動力がない人の中には「自分の取った行動が悪い方向に行ったらどうしよう」「失敗してしまうのでは?」と悪いイメージばかり考えてしまい動けなくなる人がいます。
悪いイメージは気持ちを不安にさせます。
過去の失敗や周りの目を気にしすぎてしまい、ネガティブ思考になってしまうのです。
先のことを考えて行動するのは良いことですが、考えすぎはマイナスにしかなりません。
自分に自信を持ち、良いイメージができると行動力も身についてきますよ。
プラスに変化する未来をイメージできない場合には、どんな対処法をとったらいいのかを見ていきましょう。
【対処法】ビリーフチェンジをする
「行動力がない」「行動できない」という自分の中にあるマイナスのビリーフをプラスに変えることで行動力がでてきます。
深層心理からビリーフチェンジすることで、良いイメージができるようになるので行動力につながるのですね。
行動することで得られることや達成することの喜びを紙に書いてみたり、イメージすることでプラスのビリーフへと変えていきましょう。
ビリーフチェンジは行動できる未来へと変えてくれます。
プラスのビリーフが増えると、ネガティブ思考ではなくなるので行動力のある人になれますよ。
ビリーフチェンジの詳しいやり方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてくださいね。
【対処法】行動力のある人と関わる
環境に左右されやすい人は、行動力のある人と関わるといいでしょう。
行動力のある人と関わることですぐに行動できる人の考えを学んだり、同じように行動することで自分も行動力のある人だという認識に変わるからです。
行動力のない人達の中にいると、行動しないことが当たり前なので、現状のままでも自分を変えようとは思いません。
行動力のある人と関わって積極的に行動していると、行動するのが当たり前になって自然と行動力が身についていきますよ。
自分のプラスになることなので、積極的に関わるようにするといいでしょう。
行動力がない人が改善すべき2つのポイント
行動力がない人でも意識を変えて改善すれば行動力のある人になれます。
行動力のある人になるためには次の2つのポイントを改善しましょう。
2つの改善点を意識するだけで行動力を身につけやすくなりますよ。
改善点①ミスをいつまでも引きずらない
ひとつ目の改善点は、失敗してもいつまでもミスを引きずらないことです。
ミスしたことをいつまでも引きずっていると、どんどんネガティブ思考になり、消極的になってしまいます。
失敗した事実ばかりに目をむけると、前に進むことができません。
タイミングが良くなかったと割り切る気持ちも大切です。
ミスをした原因を探り、次に同じ失敗をしないように前向きに取り組むことで、行動力がある人になれますよ。
改善点②目標を達成した未来をイメージする
2つ目の改善点は、目標を達成した未来をイメージすることです。
良いイメージを膨らませると目標とすることへの気持ちも高まり、行動力が湧いてきますよね。
目標を達成するためにいつまでに何をしたらいいのかも明確になるので、行動にも移しやすくなります。
もちろん失敗する可能性を考えてリスクに備えることは大切です。
しかし、過剰な心配やネガティブなイメージを持ってしまうと何をするにも二の足を踏んでしまいますよ。
行動力がなくて悩んでる方は、まずは目標達成後の楽しい未来を想像するクセをつけましょう。
まとめ
最後に行動力がない人の原因と対処法について、大事なポイントをまとめます。
- 行動力がない人の特徴は、優柔不断で自分に自信がない人や向上心がない人
- 行動力がない原因は、思いついてからの一歩目が遅いことやできない理由や行動しないための言い訳を探していること
- 現状に満足していたり、失敗するイメージしかできないことも二の足を踏む原因
- 思い立ったらすぐ行動し、行動したくなるようなポジティブな思考に変えていくことが大事
- 行動力を高めるためには、行動力のある人と関わったり、習慣化をして行動しやすい環境を作ることも重要
目標を達成することや楽しい未来をイメージできると前向きな気持ちになり行動に移せるようになります。
行動力を身につければ自分の可能性も広がっていきますので、簡単にできることから始めてみてくださいね。