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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

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自立できない原因とは?自立できない人の特徴や解決策を紹介!

  • 自立したいと思っているけど、なかなか一歩を踏み出せない
  • 社会人で自立している人の特徴は?
  • 部下が自立してくれず悩んでいる

自立したくても何から手を付けたらいいのか分からないと悩む社会人の方もいれば、部下に自立してもらうにはどうしたらいいか悩む人も多いのではないでしょうか。

自立できない原因は、他人任せの思考が原因です。

今回は、自立できない人の特徴や、原因から解決方法まで詳しくご紹介します。

自立したいと思っていても、何もできずにいる人生から卒業しましょう。

目次

自立できない大人とは?社会人になっても精神的に自立していない人の特徴

会社に勤め給料をもらっている=自立していると評価されるとは限りません。

自立しているとは、意志や行動、感情などのさまざまな部分が関係するからです。

周りから「自立できていない」と言われてしまう人には、主に3つの特徴があります

自立できない大人とはどういった人を指すのか、詳しくみていきましょう。

  1. 自分の意見を言えない
  2. 自分の行動に責任感がない
  3. 感情のコントロールができない

特徴①自分の意見を言えない

自立できていない人によくみられる特徴1つめは、いつも周りの意見に流されて自分の意見を言えない場面が多いことです。

自分ではなにも考えていないため、自分で自分が分からなくなっている状態です。

自分のことなのに何をしたいのか、どうなりたいのかが曖昧で決断できません。

例えば「先輩は継続すべきと言っていました」「A社からは継続更新をしないと言われています」などの答えには、自分の意見がありませんね。

また、他人と違う意見を持っていると意見がぶつかったときに面倒だと感じるため、自分の意見を言わないという人も自立できない特徴に当てはまります。

結局は他人の考えに流されているので、自分の考えや意見がない人と周囲は判断するからです。

たとえ誰かの意見に流されたとしても、それも自分の考えであると納得したうえで行動できていれば自立していると言えます。

特徴②自分の行動に責任感がない

自分の行動に責任感がない人も、自立していない人の特徴に当てはまります。

このタイプの人は仕事で失敗したときに、原因は自分ではなく他の誰かのせいだ、と責任転嫁しようとします。

例えば、最終的に自分が指示を再確認できていたら失敗を防げたかもしれないミスを、上司が具体的な指示をくれなかったから起こってしまったと全て上司の責任にしてしまう人です。

誰かのせいにしていれば、自分が責められることがないので楽ですよね。

また、ミスをしても誰かがなんとかしてくれると、どこかで思っています。

ミスをしたとしても、それをカバーするためにどうすればいいのかまずは自分で考え、行動できるのが自立している人です。

主体性がなく、他人に頼ってばかりの人は、自立していないと判断されるでしょう。

特徴③感情のコントロールができない

自立していない人は感情のコントロールが苦手です。

このタイプの人は、今まで人の言いなりになって行動してきたため、自分一人で何かをしようとすると異常に緊張してしまうことがあります。

また、自分一人でやったことがうまくいかないと、必要以上に自分を責めてしまったり、「自分は誰かからおとしいれられている」と被害妄想が激しかったり、ネガティブな感情を押さえられなくなります。

少しでもうまくいかないことがあると職場で泣いてしまったり、すぐに不機嫌になって常に周りに気を遣わせていたりする人はこの特徴に当てはまりますね。

感情をうまくコントロールできる人は、自分自身で考え、状況に応じて適切な行動をとることができます。

周りとうまくコミュニケーションをとれていないと感じる人は、自立できていない可能性があるのです。

仕事でも生活でもひとり立ちできない?!自立できない3つの原因

自立できていないと仕事だけでなく、日常生活でも困りごとを多く抱えてしまいます。

なぜそうなってしまったのか、自立できない原因を見つめなおすことは自立への第一歩です。

自立できない原因は主に3つあります。

これらの3つの原因について、詳しく見ていきましょう。

原因①実は自立したいとは思っていない

自立できない原因として、そもそも自立したいと思っていないという根本的な原因がある可能性があります。

例えば、周りから「自立しなさい」と言われたから、「自分は自立できていないのかな」「自立したほうがいいのかな」と思っている人です。

自分の意志で自立したいと思わなければ、自分がどうしたいのかを考え、行動することができません

自立したいと言いつつもそれは自分の意見ではなく、ほかの人の発言に従っているだけです。

結局他人の意見に流されているといえますね。

また、仕事ではいつも誰かにフォローしてもらっているのに、自分は一人前だと思い込んでいる人も同じです。

上司に「そろそろひとり立ちしなきゃね」と言われても、何から自立すればいいのかわかりません。

このように、自立できていないという自覚がないため、本当に自立したいと思っていないことが原因になっていることもあるのです。

原因②過保護&過干渉が当たり前になっている

上司や先輩の手厚いフォローありきで仕事をしているのも自立できない原因のひとつです。

「なかなか自分一人に仕事を任せてもらえないな」と悩んでいる人は、他の人のフォローに頼って仕事をしている可能性が高いので注意しましょう。

例えば他人のフォローを当てにしている人は、「新人だからミスしても大丈夫」「先輩がチェック入れるしとりあえず提出すれば良い」など、自分の仕事を見返しません。

先輩や上司に頼ることはNGではありませんが、フォローがあるからと仕事で手を抜いたり、やるべきことを疎かにしたりするのはやめましょう。

自分で仕事を完結する意志や行動がないことで、周りに「自立できていないから仕事を任せられない」と判断されているケースもあるのです。

原因③自分に自信がない

自分に自信がないことも、自立できない原因の1つです。

自分の行動に自信が持てないと、それが正しいことなのかわからず他の人に頼ってしまうからです。

また、自分に自信が持てないと、自分自身が「嫌いな人」になってしまい、自分のことをよく知ろうとしません。

嫌いな人のことは信用できませんし、「もっとよく知りたい」「理解しよう」とはなりませんね。

それと同じで、自分のことがよくわからないので信用できず、優柔不断になり自分の大事な決断を人にゆだねるようになってしまいます。

自分のことを自分で決めることができないと、人に依存するのが当たり前になり、さらに自信をなくすという悪循環におちいります。

このように、自信のなさは自立と深い関係にあるのです。

自立しない部下の育成にもおすすめ!主体性を身につけて精神的に自立するための解決法4選

精神的な自立に必要なのは主体性です。

主体性というと一見難しそうに感じますが、「自分で考えて行動する」といったシンプルなものです。

ここからは、主体性を身につけて自立するためのトレーニング方法をご紹介します。

いつも人に頼ってばかりで自立しない部下の育成にもおすすめですよ。

では、詳しくみていきましょう。

解決法①小さな目標を持つ

自立するための方法として効果的なのは、小さな目標を持つことです。

自分で立てた小さな目標を達成することは、自分自身の成功体験として自信に繋がります。

例えば、「今日は〇時までに早起きする」「本を1冊読み切る」など、目標は日常の本当に小さなことで良いのです。

より具体的な目標だとチャレンジもしやすいですし、自分でもできたか結果が分かりやすいのでおすすめですよ。

これらの小さな目標をたくさん達成することで、成功体験を積み上げることができます。

そうすると自信も付きますし、自分で目標設定をすることで主体性も身につき、仕事にも活かせるようになるでしょう。

解決法②一人で行動する

自立するための方法として、一人行動をしてみることもおすすめです。

なぜなら、一人で行動することで、自分で決断するという主体性を身につけるトレーニングになるからです。

ランチや旅行などでは、メニューを決める、宿を決めるといった決断をする場面が多くありますよね。

これは、まさに自分のしたいことを自分で決める練習になります。

また、一人暮らしも自立するためにはおすすめです。

親から離れ、精神的な自立はもちろん、自分でお金を稼いで家賃や生活費を支払うことになれば、経済的にも自立するトレーニングになりますよね。

このように、一人行動は自立するための効果的なトレーニングといえます。

解決法③感謝を忘れない

自立するための方法3つ目は、感謝を忘れないことです。

自立できない人は、他人にやってもらって当たり前、と自分本位の考え方になっていることがあります。

ですが、他人は自分とは違う存在だと認めることができてはじめて、他人を尊重でき、自ら行動できるようになるのです。

例えば、同じ目標を持つチームの話し合いで、相手が自分と違う意見を持っていたとしましょう。

そこで、自分の意見を押し通すのではなく、立場が違えば意見が違うのも当たり前だと尊重できれば、目標に向かうために必要なことは何なのか、建設的な話し合いができますよね。

謙虚な気持ちを持ち、自分だけでなく相手の気持ちを考えられるようになることが、自立への第一歩です。

解決法④行動範囲を広げる

自立するための方法4つ目は、自分の行動範囲を広げてみることです。

行動範囲を広げれば、自分の強みや得意なことが見つかることがあります。

自分の強みを知れば、自分に自信がもてるようになり主体的な行動にもつながります。

例えば、やってみたかったけど自信がなくて諦めていたことに挑戦してみましょう。

もしやってみてダメだった場合でも、経験を積めたとポジティブに考えれば次への挑戦の自信になります。

また、趣味を持つこともおすすめです。

自分の好きなことをとことんやってみると、そこから自分の得意なことが明確になることがあります。

自分の強みを知っている人は、自分らしく生きることができます。

それはすなわち「自立できている」ということなのです。

本当の自立とは?正しい依存の仕方を知ろう!

自立には経済的自立と、精神的自立の大きく2つに分けられます。

  • 経済的自立:自分でお金を稼いで、人に頼らずとも生活できている状態
  • 精神的自立:誰かの意思に委ねることなく、自分の考えで行動できる状態

精神的な自立ができていないと、誰かに頼って生きていることになるので、経済的に自立することもできません。

しかし人は誰にも頼らず生きていくことは難しく、誰しも他人に少なからず依存しています。

自立するためには、他人に依存することは悪いことだと思ってしまうかもしれませんが、それは違います。

むしろ依存先をたくさん持つ、すなわち頼れる人をたくさん持つことで、さまざまなチャンスがやってくるのです。

そしてそのチャンスを自ら行動しつかむことで、自立していくのです。

例えば飲み会に誘われたときに、「楽しそう!あの人の話を聞いてみたい!」と自分の意思があって行く人は、流されて断れずにしぶしぶ行く人よりも、チャンスをものにする力がありますね。

他人に依存することのすべてが悪いことではなく、自立するためには、正しく依存することが大切なのです。

まとめ

今回はなぜ自立できないのか、自立できない人の特徴や解決方法について解説してきました。

ここまでお伝えしたことを簡単にまとめます。

  • 自立できない人に共通している原因は、自分の意思で行動できない人
  • 自立するためには自分の意志で行動する力身につけることが大切
  • 他人に正しく依存し、自分で行動できる人が真の自立した人

少しずつでも自分に自信を持って行動できれば、自立できるようになりますよ。

一歩を踏み出す少しの勇気と行動で、今よりもっとあなたの人生を豊かにしていきましょう。

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