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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

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括弧「」や二重括弧『』の使い方とは?文章が読みやすくなる使い方!

  • 括弧や二十括弧の使い分け方が分からない!
  • 括弧ってたくさん種類があるけど、どれを使ったらいいの?
  • 文章を読みやすくするための括弧の使用方法は?

括弧をうまく使い分けることで、文章を読みやすくすることができます。

というのも、括弧には多くの種類があり、その括弧毎に使い方やルールがあるからです。

ここでは、括弧の意味と役割や、括弧毎の正しい使い方、ルールを紹介していきます。

括弧のルールや正しい使い方を理解することで、さらに読みやすい文章を書くことができるようになりますよ。

目次

括弧の意味と役割とは?

読みやすい文章を書く上で、どうやって括弧を使っていいのか、どの括弧を使えばいいのか迷うことがあると思います。

ここでは、括弧の意味と役割を詳しく説明していきます。

括弧の意味

括弧とは、文章の中の特定の文字や文、数字などを囲い、他の個所と区別する際に使う記号のことです。また、その記号を使用することを指すとこもあります。

括弧を使うことによって、文章中の中にある文を目立たせることができます。

  • 彼はきれいな海が見たいと言った。
  • 彼は「きれいな海が見たい」と言った。

上の二つを比べると、括弧を使ったほうが、彼の言った言葉がより分かりやすく、強調されていることがわかると思います。

括弧の役割

括弧には種類によって、例えば以下のような役割があります。

  1. 文章を見やすくする
  2. 引用
  3. 強調
  4. 説明の補足
  5. 発言や名称の提示

このような役割は、括弧の種類によって異なってきます。

括弧は文章を区別するために使う記号であり、強調や引用、補足など様々な役割があることが分かりますね。

括弧の種類とは?

括弧にはかぎ括弧、二十かぎ括弧、丸括弧など多くの種類があります。

例えば、次のような括弧があります。

  • 「 」:かぎ括弧
  • 『 』:二十かぎ括弧
  • ( ):丸括弧
  • ⌒ ◡ :上下括弧
  • { }:波括弧
  • 〈 〉:山括弧
  • 【 】:隅付き括弧
  • [ ]:角括弧
  • 〔 〕:亀甲括弧
  • 《 》:二重山括弧

いかがですか?ここでは10種類紹介しましたが、よく見かけるものから、あまり見たことのない括弧まで色々な種類があることが分かりますよね。

括弧にはこのように多くの種類があり、種類ごとに使い方があります。

次から括弧ごとの使用方法について紹介します。

文章が読みやすくなる括弧の使い方とは?

読みやすい文章を作成するには、括弧に応じた使い方を知っておく必要があります。

すべての括弧と使用方法を理解するのは難しいかもしれませんが、括弧毎の使用方法を知っておくだけで、読みやすい文章を作りやすくなります。

次から括弧ごとの使用方法を詳しく説明していきます。

「 」:かぎ括弧の使い方

かぎ括弧はよく見かけると思いますが、一番よく使われている括弧です。主に次のときに使用します。

  • 会話:文章の中に会話文を入れたい場合、会話の個所を「」でかこいます。
  • 引用:文献のデータや本の中の文章を使う際に、引用した個所を「」で示します。
  • 強調:文章中の中で特に注目してほしい文や、単語に「」を使うことで、その文や単語を強調します。
  • 論文・章の題名:必ずしも「」とは限りませんが、論文名を本文中に記載したい場合「」を使います。
  • 固有名詞:文章中に分かりにくい固有名詞があった場合や、注目してほしい固有名詞があった場合、その固有名詞を「」で囲います。

例えば、引用としては次のような使い方があります。

ある研究のデータによると、「毎年〇〇人の人がその病気にかかり、そのうち〇%の人が重症化する」ということが示されている。

かぎ括弧を使うことで、どこを引用しているのか一目で分かりますね。

『 』:二十かぎ括弧の使い方

かぎ括弧と比べると、そんなに見かけることの少ない二十かぎ括弧ですが、本や映画などのタイトル名や作品名を示すときに使います。

そのほかにも、「」の中に「」を入れたいときに使用します。例えば、「」の中の会話を表す際、二十かぎ括弧で会話を表すことがあります。

彼はあの時、彼女を思い出しながらこう言った。「あの時ご飯を一緒に食べて、彼女は『こんなに美味しいもの初めて食べた!!』と感動しながら言ってくれた」

「」の中に『』を使うことで、区切りがどこなのかが分かりやすくなります。

( ):丸括弧の使い方

括弧と聞くと、一番初めに思いつく括弧かもしれません。

丸括弧()は補足情報を表します。漢字や英語の読み方や、単語や文章の内容の説明などです。

Switch(携帯ゲーム機)を保有している。

他にも、筆者や登場人物の心の声を示すこともあります。

{ }:波括弧の使い方

波括弧は、波に似ていることからこの名前が付けられています。文章の中で見ることは少ないかもしれませんが、見出しのアクセントや強調のために使われます。

{簡単!!}分かりやすい文章の書き方

〈 〉:山括弧の使い方

こちらの括弧も山の形に似ていることから、山括弧と名付けられています。

山括弧は、強調や引用したい際に使用します。見出しや題名などで使われることも多いです。

〈必見〉きれいな文章の書き方

また、HTMLのコードも示すことができます。

【 】:隅付き括弧の使い方

隅付き括弧は特に目立つ括弧なので、1番目立たせたい単語や文章の強調に使われます。文章中よりも見出しや題名などで使うことが多いです。

波括弧の使い方と類似していますが、隅付き括弧の方が【】よく使用されていますね。

【簡単!!】分かりやすい文章の書き方

[ ]:角括弧の使い方

角括弧は手順の説明時や、英語など言語の発音表記、化学式などで使われます。

[目次]→[序章]→[本編]→[結論]

[CO2

〔 〕:亀甲括弧の使い方

亀甲括弧は、普段あまり見かけることは少ないかもしれません。縦書きの文章の中で、強調や補足を示す際に使われることがあります。

・分かりやすい文章を書く中で、〔括弧〕はとても重要だ。

《 》:二十山括弧の使い方

二十山括弧は、芸術の作品名、主に絵画や彫刻の名前を表す際に使用します。

・《モナ・リザ》は有名な絵画だ。

括弧を使う時のルールとは?

括弧を使用する際には、規則があります。

優先順位や括弧の位置、その他の注意すべき点を解説しますので、正しく使うようにしてくださいね。

括弧を使用する順番は?

日本語の文章を書く際、どの括弧を1番に持ってくるかという順番のルールは特にありません。

ただ、数式で使用する際の括弧は順番が決まっています。[{()}]この順番です。

数学を専門としない場合は、角括弧[ ]を使用することはあまりありません。

句点や括弧の大きさ(全角・半角)の注意点は?

括弧の文末に句点を入れる際には、規則があります。かぎ括弧「」と丸括弧()それぞれについて説明します。

  • 「」かぎ括弧

かぎ括弧の場合は、句点を文末には打たないのが規則になっています。これは出版業界で句点を文末に入れないのがスタイルとして確立しているからです。

ただ、会話の中で文章の中に句点が来る際は、句点を打つ必要があります。

例:「きれいな海が見たい。ハワイに行こう」と彼は言った。

  • ()丸括弧

丸括弧の場合も、句点を文末に打たないのがルールになっています。また、丸括弧を補足説明や引用として使うとき、丸括弧の前と後ろどちらかに「。」を持ってくることがあります。

補足説明の際は()を句点の前に、引用の時は句点の後ろに()を置きます。

また、括弧は基本的に全角で使用します。

原稿用紙で括弧を使用する際に、括弧も一マスとして使用しますよね。それと同じで、日本語の文章で使用する場合括弧は全角が基本です。

ただ、英語の場合は半角なので注意してくださいね。

括弧の打ち方(入力方法)とは?

括弧が出てこなくてイライラしたことってありませんか?

ここでは、パソコンやスマートフォンで括弧を入力する方法を紹介しますので参考にしてください。

パソコンでの二重括弧『』の入力方法

パソコンで二重括弧を入力する方法は次の通りです。

  • 括弧の開き:Shift + 8
  • 括弧の閉じ:Shift + 9

この方法で括弧を入力し、変換すると二十括弧だけでなく、すべての括弧を入力することができます。

スマホでの二重括弧『』の打ち方

スマートフォンで括弧を入力したい場合もあると思います。

その場合は、や行の左右のフリック入力で括弧を選択し、変換することで、すべての括弧を入力することが可能です。

まとめ

読みやすい文章を作るための、括弧の使い方の重要なポイントをまとめます。

  • 括弧とは、文章の中の文や単語を区別する記号であり、強調や補足のために使われる。
  • 括弧には種類があり、括弧毎に使い方が異なる。
  • 括弧は全角で使い、かぎ括弧と丸括弧の文末に句点は打たない。

このポイントを守り、文章の強調や補足情報を括弧で表すことで、より分かりやすい文章を書くことができますよ。

それでは、括弧をうまく活用して、読みやすく分かりやすい文章を書いてくださいね。

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