何をやっても続かない人の特徴とは?物事がつづかない原因と対処法
- 物事が続かないのはなぜ?
- 目標を達成する前に諦めてしまう原因とは?
- 途中で諦めない人になりたい!
いざ何かをしようと決意しても、うまく続けられずに途中で諦めてしまった経験を持つ方は多いのではないでしょうか。
物事を続けたいと思っても、具体的に何をしたら続けられるようになるのか分からずに悩んでいる人もいますよね。
この記事では、何をやっても続かない人の特徴や、物事が続かない原因と対処法について解説しています。
物事が続かなくて困っている人はぜひこの記事を参考にしてみてください。
物事を途中で諦めずに続けられるようになると、目標が達成できるようになり自分の自信にもなりますよ。
【恋愛・仕事】物事が続かないのは性格のせい?続かない人の5つの特徴
恋愛や趣味、仕事などにおいて何か新しいことを始めてもなかなか続かない人はいますよね。
実は、物事が続かない人には物事や自分自身の捉え方に特徴があります。
ここでは、物事が続かない人の特徴を5つまとめました。
物事が続かずに悩んでいる方は下記の傾向がないか確認してみてくださいね。
特徴①自信がない
ひとつ目の特徴は、自分に自信がない人です。
自己肯定感が低く、自分自身を認めることができない人ですね。
自分に自信がない人は何をやってもダメだと思い込んでいるので、新しいことを始めてもすぐに諦めてしまう傾向にあります。
「自分には無理だろう」「新しいことを始めても失敗するのではないか」「周りからどう思われるだろう」とマイナスなイメージばかりが先行し、次第に続けようという意志が薄れてしまうのですね。
自信のなさは消極的な考えや行動を招きます。
物事を続けるためには、まずは自分を好きになり、自分ならできると自信を持つことが大切なのですよ。
特徴②人の話を信じない
他の人が成功した話を素直に認めようとしない人は、物事が続きません。
「運が良かっただけ」「たまたま成功しただけ」と考え、人が目的に向けて継続して行っていることが、成功に結びついていると考えないのです。
確かに成功するためには運や才能も必要でしょう。
ですが、成功している人は少なからず努力をしています。
たとえば、オリンピックで金メダルを取るのは簡単なことではありませんよね。日々のトレーニングを欠かさず行い、相当な努力をした結果なのです。
「継続は力なり」という言葉があるように、諦めずに続けることで得られる成果があります。
人の話を信じて、続けることの大切さを理解することが物事を続けていくためには必要なのですね。
特徴③自分のことが理解できていない
物事を続けるためには、自分自身を理解することが大切です。
なぜなら、物事を続けるためにはモチベーションを維持する必要がありますが、モチベーションの保ち方は人それぞれだからです。
物事を続けるための動機付けや環境作りが自分自身に合っていないことが、続けられない要因になっているケースもあるのですよ。
たとえば、仕事において専門的な勉強が必要だったとしましょう。
「今よりも上のポジションを得るために頑張ろう」と思って勉強を続ける人もいれば、「上司からの信頼をなくさないためにやらなければ」と思って勉強を続ける人もいますよね。
人にはさまざまなタイプがいます。
「続けることで得られるもの」「続けることで失わずにすむもの」どちらに目を向けた方が行動しやすいのか、自分のタイプを理解することが必要なのですよ。
まずは自分の気持ちと向き合い、自分がどうしたら行動しやすくなるのかを考えることが続けるための第一歩ですね。
特徴④小さな失敗も許せない
小さな失敗も許せない完璧主義な人も物事が続かないことが多いです。
小さな失敗で自分の思い通りに進まなくなるとそこで立ち止まってしまい、物事を続ける気力がなくなってしまうのです。
自分で思い描いた通りに進まないと納得ができなかったり、小さな失敗=すべての失敗のように感じて続けることに大きなストレスを感じてしまうのですね。
プライドが高く他人にも同じレベルを求めるので、1度失敗すると軌道修正ができなくなり諦めてしまう傾向にあります。
誰でも失敗することはあります。
初めて行うことならなおさら続ける中での失敗はたくさんあるでしょう。
思い通りに進まなくても気にせず、周りにも頼ることで諦めないことが続けるコツですよ。
特徴⑤少しの成果で満足してしまう
目標を決めても少しの成果が出ただけで満足してしまい、途中でやめてしまうパターンもあります。
少し成功したことで「もういいや」「これで十分!」となってしまい、それ以上頑張ろうという気が起きなくなってしまうのです。
興味や関心が薄いために少しの結果を得たら、続ける必要性を感じなくなってしまうケースもありますね。
興味や関心、最終的な目標をブレずに持ち続けられない人は、物事が続かない傾向にあります。
【ホメオスタシス】続かない原因は脳の抵抗のせい!心理学的恒常性とは?
「ホメオスタシス(恒常性)」とは、自分で変わるための行動をしようとしても、脳が抵抗して思うように行動できなくなる心理現象のことを言います。
物事が続かない原因は、このホメオスタシス(恒常性)が関係しています。
新しいことを始めて続けていこうと思っても、脳が変化することを拒み、現状を維持しようと働くために続けられなくなってしまうのですね。
物事を続けるためには、人の持つホメオスタシス(恒常性)の心理を理解して、対処していくことが重要です。
ホメオスタシス(恒常性)が働かないようにするには、習慣化する必要があります。
脳に習慣として覚えさせることが出来れば、物事を続けやすくなりますよ。
習慣化につながる改善策!何をやっても続かない人がとるべき5つの対処法
物事を習慣化してしまえば、やることが当たり前になるので続かないということがありません。
しかし、習慣化させるのは簡単なことではないですよね。
普段の生活においては、歯を磨いたりお風呂に入ることは当たり前のことになっています。
それはもう脳がそうするように記憶しているからです。
何をやっても続かない人は、習慣化することで自然と続けられるようになりますよ。
ここでは、どのようにして習慣化につなげるのかを5つの対処法から見ていきましょう。
対処法①できないと思いこまない
ひとつ目の対処法は、できないと思い込まないことです。
できないという思い込みは、物事を続けるために必要な自己肯定感やモチベーションを下げてしまうからです。
目標を達成するためにはマイナスの思い込みを捨てて、時間をかけて取り組むことが大切ですよ。
1人でもやもやしていると前に進めなくなるので、行き詰ったと感じた時はSNSなどで同じ環境の人と繋がるのも一つの方法です。
仲間がいると「自分も頑張ろう」という気持ちが湧いてきますよね。
誰かと共感できることで、できないと思い込まずに頑張れますよ。
対処法②小さな目標を達成していく
目標に向かって進んでいても、達成するのに時間がかかることは多々あります。
目標達成までに時間がかかると、やる気も失われてきて途中で挫折しやすくなりますよね。
そこで有効なのが1つの目標を小さくすることです。
目標を小さく分割すると、1つ1つの小さな目標を達成しやすくなります。
小さな目標が達成できれば自分のやる気にも繋がりますし、成功体験を得ることで自分の自信にも繋がりますね。
1つ目標が達成されると達成感が得られるので、楽しみながら進められますよ。
対処法③取り掛かるまでに時間をかけない
3つ目の対処法は取り掛かるまでに時間をかけずに、思い立ったらすぐに行動に移すことです。
取り掛かるまでに時間があると他にやることがでてきてしまったり、やろうと思った気持ちが薄れて「また後でいっか」となりがちです。
思い立ったらすぐに行動に移すことで、次の行動につなげましょう。
「思い立ったら20秒で行動をする」など自分の中でルールを決めるといいですね。
ルールを決めることでスムーズに動けるようになりますよ。
また、すぐに物事に取り掛かれるように前もって準備をしておくのもおすすめです。
たとえば、ジムに行こうと思っても着替えやタオルなどいろいろと準備をしている内に行く気が失せてしまうことはありますよね。
ですが、着替えなどを最初から玄関前などに置いておくことで思い立ったらすぐ行動に移せます。
準備を整えて、すぐに取り掛かることが物事を続けるコツですよ。
対処法④1日2分からやってみる
習慣化するためには毎日少しずつでも続けることが大切です。
ただ、どうしてもやる気が出ない日もありますよね。
そんな時は、1日2分だけでいいのでまずは物事に取り組んでみましょう。
1日2分という少しの時間ならば、動くためのハードルも低くなるので取り組みやすくなります。
少しの時間だけ取り組めるようになると「もう少しやってみよう」とさらに進めるようになりますよ。
そして行動できたことをメモしておくと、積み重ねた行動が目に見えて分かるので自分の自信にもつながります。
自分でも続けられるという自信を持つことで、途中で挫折しにくくなりますよ。
1日2分間からでいいので、まずは続けていきましょう。
対処法⑤行動をパターン化する
行動のパターンがバラバラだとなかなか習慣として身につきません。
たとえば「毎日30分散歩する」と決めた場合、その日その日の空いた時間にやろうと思うと、忙しさややらなくていい理由を探してしまい続けられなくなることがあります。
しかし、毎朝の起床時間を決めて、起きてから30分散歩することをパターン化してしまえば「30分の散歩」が日々のルーティーンとなって続けられるようになります。
毎朝同じ時間に起きるだけでも、次の行動に移りやすくなりますね。
続けたいと思っている行動をパターン化して固定させるのが習慣化にはおすすめですよ。
1つ習慣化できたら次の1つへ進む、というように1つ1つ習慣化させることで1日のルーティンができてきます。
1度に何個も始めるのではなく、1つ1つ始めて増やしていくといいでしょう。
まとめ
最後にこの記事で紹介した物事が続かない人の特徴や原因、対処法をまとめます。
- 物事が続かない人の特徴は、自信がなく、人の話を素直に聞けない人
- 自分がどうしたいのかを自分自身で理解できるよう考えてみるのが物事を続ける第一歩
- 人には現状を維持しようとして変化を拒む心理「ホメオスタシス(恒常性)」が働くので、習慣化で改善することが大事
- 目標を細分化して1つ1つクリアすることで自信がつき目標達成につながる
- 思い立ったらすぐ行動し、1日2分からでいいのでやってみると自然と習慣化できる
自分を信じて行動できると目標を達成するまで諦めずに続けることができます。
何事も行動することが習慣化につながるので、1つずつ動いてみましょう。