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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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【初心者向け】ホームページで集客できない3つの原因と対策法

  • ホームページを作ったのに検索に出てこない!
  • 集客に強いホームページを作りたい!
  • ホームページってそもそも必要?

結論から言うと、集客に効果的なホームページは作れます。

ホームページへのアクセスが増えないのには理由があり、アクセスしてもらうための対処法があるからです。

ここでは、ホームページに集客できない原因と、集客に強いホームページを作るための対策法を紹介しています。

ホームページの目的や、ついやってしまいがちな失敗例とその改善法も解説しています。

この記事を参考にすればホームページに集客できるようになり、ビジネスに生かせるようになりますよ。

目次

なぜアクセスが少ない?ホームページに集客できない3つの理由

ホームページで集客できないのには理由があります。

ですからまず、なぜアクセスが少ないのかを知ることが大事です。

ここでは、ホームページで集客できない3つの原因を詳しく解説します。

原因①検索に出てこないから

インデックスされていない、検索順位が低すぎるホームページは検索に出てこないので、ホームページに集客することはできません。

インデックスとは、ホームページの情報を収集するクローラーというロボットによって、検索エンジンのデータベースに自身のサイトの情報が登録されることをいいます。

検索エンジンは、この登録された情報をもとにキーワードに関連したサイトを適切にピックアップするのです。

そのため、インデックスされていないサイトはキーワードを検索しても検索結果に表示されません。

ホームページに集客するためには、まず自身のサイトがインデックスされているか確認しましょう。

ホームページ内の記事はできるだけ内部リンクで整理しておくと、クローラーが見つけやすくなるため、効率よくインデックスされるようになりますよ。

また、検索エンジンの上位に表示されないホームページは、多くの人の目に触れる機会が少なくなりますよね。

自然検索流入が見込めなくなるので、ホームページに集客ができなくなってしまいます。

検索上位表示を狙うにはキーワードやコンテンツを見直す必要がありますよ。

このように、ホームページに集客するためには、インデックスされているかの確認やSEO対策をしてホームページへのアクセスを増やすことが大事なのです。

原因②ターゲットが不明確だから

ターゲットが不明確なまま作ったホームページも集客が難しくなります。

ホームページを作るときは曖昧なターゲットを設定するのではなく、年齢や性別、趣味や職業など具体的な人物像を明確に設定する必要があります。

なぜなら、ターゲットを明確にすると求められるコンテンツを想像しやすくなり、ユーザーが満足できるホームページを作りやすくなるからです。

ホームページは、具体的な人物を想定しそのターゲットにとって有益な情報を常に発信していないと、結局のところ誰の心にも刺さりません。

また、検索エンジンからユーザーのニーズを満たせていないと判断され、評価されにくくもなります。

このように誰に伝えたいのかが曖昧なホームページは共感が得られず、アクセスが少なくなる傾向があるのです。

原因③活用できていないから

ホームページを公開後、何もせずそのままにしていることもホームページに集客できない原因となります。

ホームページに集客するためには、定期的にブログを更新したり、コンテンツを見直したりすることが大事です。

やみくもに更新や見直しをするのではなく、アクセス状況の分析や改善にはアクセス解析ツールを活用しましょう。

アクセス解析ツールを使うと、ホームページを訪問しているユーザーの環境や属性、行動などを分析できます。

その結果、SEO対策がされている質が高いホームページを作ることができるようになりますよ。

また、セキュリティ上ホームページを安全に運用するために、使っているCMSツールやブラウザの定期的な最新バージョンへのアップデートも忘れてはいけません。

ホームページを開設したら、このようなその後の運用にも積極的に取り組むようにしましょう。

WordPressでホームページを作成している方はセキュリティ対策について、こちらの記事も参考にしてください。

なぜホームページは必要なのか?その目的とは

事業者ならホームページを作ることが当たり前のようにいわれますが、なぜホームページは必要なのでしょうか。

ここでは、ホームページを作る目的を解説します。

ホームページをただ公開しただけで終わりにしないために、ホームページを作る目的を理解しておきましょう。

目的①コンバージョン(成果)につなげる

ホームページには自社のコンバージョンを生みだすという重要な役割があります。

ホームページにカタログなどをコンテンツとしておいておけば、365日休むことなく営業してくれますよ

勤務時間中の営業だけでなく、ホームページからも常に営業できれば、商品が購入される機会が増えますね。

さらに、ホームページは新規の顧客を獲得や商品を売るだけでなく、既存の顧客の予約受付や問い合わせなどを増やす目的もあります。

ホームページの目的は業種によってさまざまですが、コンバージョンにつなげるために非常に効果的なのです。

目的②信頼を獲得する

自社の信頼を得ることもホームページを作る目的です。

最近では商品やサービスを購入するとき、事前にホームページで調べてから実際の行動に移す人がほとんどです。

そのときにホームページがあれば、実在する人物や会社であることを証明できます。

たとえば、顔写真とともに社長の経営理念や会社沿革が掲載されていると信頼できますよね。そこにストーリー性も加われば親近感もわき、さらに信頼性は高くなるでしょう。

また、ブランディング効果により会社や商品の知名度を上げたり、ブランドのイメージをアップしたりもできます。

このように、ホームページは顧客から信用を得るためになくてはならないものなのです。

【効果的な改善策】集客に強いホームページにする6つの対処法

ホームページを作ってもホームページに集客できないと、自社の売上を上げることにはつながりません。

ここからは、集客に強いホームページにするための改善策を6つご紹介します。

より多くのユーザーに見てもらえる集客に強いホームページを作って、自社の売上アップを目指しましょう。

対処法①SEO対策をして検索流入を増やす

集客に強いホームページを作るためには、SEO対策が欠かせません。

SEO対策をしているホームページは、ユーザーが求める情報を発信できているので、多くのユーザーの目に留まります。

SEO対策をしてホームページへの検索流入を増やすためには、コンセプトやキーワード選びが大事です。

コンセプトやキーワードは、ユーザーが何を求めているか考えて決めましょう。

ユーザーが知りたいと思うコンセプトやキーワードを設定することで、軸がブレることなくユーザーに有益な情報を発信できますよ。

コンセプトやキーワードが決まったら、実際にそのキーワードで検索して上位の競合サイトの傾向を自身のホームページに盛り込みます。

キーワードを使うことで、ユーザーが知りたい情報を含んだコンテンツにできますよ。

SEO対策をしっかりして、ユーザーがホームページを訪問する機会を増やしましょう。

SEOに強いホームページを作るコツについてこちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

対処法②XMLサイトマップを設置する

XMLサイトマップを設置することも、ユーザーの検索流入を増やすのに効果的です。

XMLサイトマップを設置するとクロールが促進され、検索エンジンにインデックスされやすくなるので、結果的に自然検索流入が増えるというわけです。

検索エンジンにホームページの更新をいち早く知らせることができたり、クローラーが通常の巡回では見つけきれない独立したページを把握しやすくなるため、公開から早い段階で検索結果に表示されるようになります。

ホームページを作るときは、クローラーが認識しやすいようにXMLサイトマップを必ず設置しておきましょう。

サイトマップの作り方については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

対処法③アクセス解析で訪問者を分析しターゲットを明確にする

アクセス解析で訪問者を分析することも集客にとって効果的です。

アクセス解析は、GoogleアナリティクスGoogleサーチコンソールなどのツールを使っておこないましょう。

Googleアナリティクスでは、どんなユーザーがどういう目的でホームページを訪れて、どういった行動をしたのか細かく分析できます。

Googleサーチコンソールでは、検索されたキーワードの表示回数や順位の変化、サイトの問題などを確認できます。

このようなツールを活用してホームページの傾向を細かく分析することで、訪問者のニーズが明確になると、さらにターゲットを絞れるようになるのです。

その結果、ターゲットのニーズも明確になるため、訪問者の心に刺さる集客に強いホームページになるというわけです。

対処法④定期的に更新する

いつも同じ内容しか掲載されていないサイトは、「もう営業していないのかな」などユーザーの不安をあおってしまいます。

どんなに魅力的なホームページを作っても、更新していないとユーザーはがっかりして離れていってしまいます。

一方で、定期的に更新されているサイトは新たな情報を求めて再度訪問したくなるものです。

また、ユーザーの訪問が増えれば検索エンジンの評価も上がり、検索順位も上がる可能性もあります。

ホームページは定期的に更新して、常に新しい情報をユーザーに提供するようにしましょう。

対処法⑤競合を分析で施策と自社の強みを見つける

自社のホームページだけでなく、競合サイトを分析することも大事です。

自社サイトの強みや弱みは競合サイトを分析して比べることで、より明確になるからです。

競合の分析をおこない、ライバルが集客につなげている良い点は取り入れて、ライバルが真似できない自社の強みはさらに強化していきましょう。

自社の強みがわかれば、ホームページを運用するための戦略が立てやすくなりますよね。

競合サイトもしっかり分析して、ホームページに集客するための施策と自社の強みを見つけましょう

対処法⑥SNSで集客してホームページに誘導する

SNSを活用すると、検索エンジン以外からのユーザー流入も見込めるようになります。

特に立ち上げたばかりのホームページでは、検索エンジンのみだと集客は困難です。

ですが、SNSでもターゲットを意識してホームページの更新情報をお知らせすればアクセスを増やすこともできますよ。

また、SNSは拡散力が高いため、SNSで商品やサービスを紹介してもらえれば、短期間で一気に会社や商品の認知度が上がることも期待できます。

SNSの「フォロー」や「いいね」の機能からもわかるように、共感を得られる投稿ができるかが集客の要となります。

そのためには、自社の商品やサービスに興味があるターゲットに適合するSNSを選んで、活用するようにしましょう。

こちらの記事でも、ホームページ集客に効果的なSNSについて詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

ホームページ集客でありがちな失敗例

上述したように正しく運用しないと、集客に強いホームページをつくることはできません。

ここでは、集客できないホームページの例を具体的にご紹介します

失敗例からも集客で成功できるホームページを学んでいきましょう。

失敗例①ユーザーにとってほしい行動までの導線が確保できていない

ユーザーにとってほしい行動までの導線が確保できていないと、せっかく訪問してくれたユーザーがすぐに離脱してしまいます。

ユーザーが離脱しないためには、次にとる行動をわかりやすく示すことが大事なのです。

たとえば、ホームページの各ページに、ユーザーの次の行動につながるリンクや購入ボタン、お問合せや資料請求ボタンなどを設置するようにしましょう。

リンクや購入ボタンなどはページ内容に合ったものを設置して、見逃されないように見やすいデザインがおすすめです。

こちらの記事では、ホームページからの問い合わせを増やす方法を詳しく解説しています。導線確保の参考にしてみてくださいね。

失敗例②見た目だけのデザインになっている

見た目のデザインだけにこだわって、ユーザーが求める情報が掲載されていないホームページで集客することはできません。

ホームページを運用する目的は「きれいなデザインだな」と思われることではなく、集客することです。

美容やファッションサイトなど例外はありますが、デザイン重視のサイトは大事な内容を見つけづらいことも多く、ユーザーの反応が悪くなる傾向があります。

デザインに凝るよりも、ユーザーの利便性を重視した、シンプルでわかりやすいホームページを目指しましょう。

失敗例③コンテンツの量や質が低い

コンテンツ内の文章の量が少なく内容の質が低いホームページは、SEOに評価されないので検索順位が低くなってしまいます。

Googleは、ユーザーが入力したキーワードの検索結果から、ユーザーが抱える問題を解決できるサイトを高く評価します。

ユーザーのニーズを満たせない質の低いホームページでは、検索順位の上位表示も見込めなくなるのです。

さらに、文章量が少ないとキーワードも少なくなるので、検索されにくくなります。

せっかく訪問してくれたユーザーも得られる情報が少ないと魅力を感じられず、すぐに離脱してしまいます。

ホームページは、常にユーザー目線で、ユーザーにとって有益な情報を提供できているか考えながら作るようにしましょう。

こちらの記事でも、ホームページで成果を上げるコンテンツのつくり方について詳しく解説しているので、コンテンツ作成の参考にしてみてくださいね。

初心者におすすめの集客方法は「ホームページ×ブログ」

初心者の方がホームページを作るときは、ブログと併用して運用すると集客につなげやすいですよ。

ホームページを作ると、自社の商品やサービスを知っている顕在顧客の検索エンジンからの自然検索流入が期待できます。

ですが、ホームページを作って間もないうちは、検索エンジンで上位表示されるのが難しく、潜在顧客の流入は見込めません。

そこでブログを併用すると、ニーズはあるけれど自社の商品やサービス自体は認知していない潜在顧客を、ブログからホームページへ誘導できます。

ブログは、悩みを解決できる情報をユーザーに提供するメディアとなります。

そのため、ブログを読んだユーザーは、悩みを解決できたことで企業や商品などに対してポジティブな印象を持つようになるのです。

また悩みを解決するブログを提供できれば、ユーザーの共感も得られますよ。

その結果、ブログで紹介した解決法から商品やサービスを取り扱うホームページへ誘導しやすくなります。

ホームページの運用が初心者の方は、ブログを併用してホームページに集客する間口を広げましょう。

ブログ型ホームページについて、こちらの記事で詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

最後にホームページに集客できないときの対策法をまとめます。

  • SEO対策をして検索流入を増やす
  • クローラーが認識しやすいようにXMLサイトマップを設置する
  • アクセス解析できるツールを活用して分析と改善を繰り返す
  • 定期的に更新して常に新しい情報をユーザーに提供する
  • 競合サイトを分析してホームページに集客するための施策と自社の強みを見つける
  • ホームページとSNSを併用して運用する

ホームページに集客できない原因がわかれば、集客に効果的なホームページを作ることができます。

改善点をひとつひとつ修正して、検索結果の上位に表示されるような集客に強いホームページを目指しましょう。

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