【事例あり】スポーツ教室におすすめ集客キャッチコピーの作り方
- キャッチコピーでスポーツ教室の集客ができるの?
- スポーツ教室のキャッチコピーはどう作るの?
- 自分のスポーツクラブに合ったキャッチコピーが分からない
スポーツ教室やスポーツクラブの生徒を集めるには、ホームページの作成やチラシの配布、SNSの活用などさまざまな方法がありますよね。
集客・生徒募集をするのなら、たくさんの人の印象に残るように、スポーツ教室にぴったりのキャッチコピーを考えるのがおすすめです。
この記事ではスポーツ教室やスポーツクラブのキャッチコピーの作り方を詳しく紹介しています。
すぐに取り入れられるようにおすすめのキャッチコピーの型もまとめているのでぜひご覧ください。
スポーツ教室・スポーツクラブに合ったキャッチコピーを作って集客力をあげましょう。
【作り方】スポーツ教室・クラブのキャッチコピーで使える7つの型
ここからは7つの型に分けてスポーツ教室・スポーツクラブのキャッチコピーの作り方を紹介します。
“型”を使うことで簡単に印象に残るキャッチコピーが作れますよ。
- 作り方①ターゲットを明確にする型
- 作り方②簡単さ・楽さをアピールする型
- 作り方③付加価値をアピールする型
- 作り方④短時間でできることをアピールする型
- 作り方⑤限定性をアピールする型
- 作り方⑥有名選手や実績をアピールする型
- 作り方⑦応援・寄り添うキャッチコピーの型
また、キャッチコピーの考え方や書き方のコツはこちらの記事にまとめているので参考にしてくださいね。
作り方①ターゲットを明確にする型
- スポーツ好きな小学生!集まれ!
- 初心者でも大丈夫!運動が苦手な方もきっと運動が好きになる!
紹介するのは、ターゲットを明確にして、ターゲットの悩みにアプローチするキャッチコピーの作り方です。
「どんな方でも歓迎!」のようにターゲットが絞れていないキャッチコピーは、誰に向けたキャッチコピーかが伝わらず、結果的に誰の心にも響かないものになってしまいます。
スポーツ教室やスポーツクラブのキャッチコピーを作るなら、ターゲットは必ず選定しましょう。
初心者や運動が苦手な人をターゲットにする場合は、スポーツに参加することへのハードルが下がるキャッチコピーでのアピールがおすすめです。
誰に向けたキャッチコピーなのかがわかるキャッチコピーは、ターゲットの課題や悩みを言い当てるので、ターゲットの心に刺さりやすくなりますよ。
作り方②簡単さ・楽さをアピールする型
- 空いた時間で気軽にスポーツを楽しもう!
- 短時間で無理なく健康的な身体を目指しましょう
スポーツをしたいと考えていても「激しい運動はついていけないかも…」「通いたいけど続けられるか心配…」など、あと一歩を踏み出せない人もいますよね。
そこでおすすめなのが手軽にスポーツができることや楽に通えることをアピールするキャッチコピーの型です。
簡単さや楽さをキャッチコピーでアピールすれば、気軽に行ける教室だと感じてもらえます。
キャッチコピーを作る際は、ターゲットの表面化しているニーズだけでなく、隠れているニーズもしっかりリサーチしましょう。
たとえば「スポーツ教室で運動不足を解消したい」という表面化しているニーズには、「健康的な身体になって充実した生活を送りたい」「痩せてモテたい」など本人も気づいていないニーズが隠れています。
隠れているニーズをキャッチコピーへ活かせば、ターゲットに気づきを与えて、より心に響くキャッチコピーが作れますよ。
作り方③付加価値をアピールする型
- 未来を変えるスポーツ塾(実例①参照)
- 仲間とスポーツするって楽しい!
3つ目の型は、スポーツ以外の付加価値をアピールする型です。
スポーツ教室に通うことで得られる付加価値は、ほかの教室やクラブにはないあなたの教室ならではの強みです。
強みをしっかりとアピールすることで、ほかの教室との差別化が図れますよ。
スポーツ教室に通うことで仲間ができたり、教室の会員同士や先生たちと交流し合えるなど、スポーツ以外にどんな価値を見出せるのかを打ち出していきましょう。
付加価値をアピールする型でキャッチコピーを作れば、「スポーツ教室に行きたい!」ではなく「あなたのスポーツ教室に行きたい!」と思ってもらえますよ。
作り方④短時間でできることをアピールする型
- 1回15分のちょこっとエクササイズ!
- 初めての方でも1ヶ月でラリーが続くようになります!
短い時間で効果や成長が現れることをアピールするキャッチコピーは、多くの人の目をひきやすいですよ。
特にダイエット目的でスポーツ教室を探しているユーザーなら、効果はすぐ出るに越したことはありません。
またスポーツを楽しみたいと思っても、習得して楽しめるまでに時間がかかってしまうと途中で挫折してしまうと心配にもなりますよね。
なので、短期間で楽しめるレベルに達することができることを伝えるのも効果的です。
一般的に考えられているよりも短い時間で効果があるという意外性をユーザーに印象付けられれば、集客につながりやすくなりますよ。
しかし、事実と違うフレーズは教室自体の信用問題にもなってしまうので注意しましょう。
作り方⑤限定性をアピールする型
- 夏休みはプールで決まり!
- 今なら入会金0円キャンペーン実施中!
「夏休みや冬休みだけ」「今だけ」など、限定性をキャッチコピーでアピールすることもおすすめです。
限定性をアピールすると、見た人が今しか体験できないと感じて申込みしたくなるからです。
夏休みや冬休みなら子どもは通いやすいですし、期間が決まっていれば通うハードルも低くなりますね。
「限定」に惹かれる人は多く、短い期間に区切ることで教室にも気軽に通えると思ってもらえます。
ユーザーをあとひと押しして集客につなげたい時に、限定性をアピールすると効果的ですよ。
こちらの記事では希少性の原理について詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
作り方⑥有名選手や実績をアピールする型
- 日本代表選手を多数輩出!次の日本代表は君だ!
- 2020年全国ジュニア大会で優勝しました!
有名な選手を輩出していたり、大きな大会での実績がある教室ならぜひアピールしましょう。
有名な選手が通っていたり、大会での実績があったりすれば、教室のことをよく知らない人にも信頼してもらえたり、安心感を与えたりすることができますよ。
知っている選手が通っている教室なら、それだけで通ってみたいと感じる人もいるでしょう。
さらに大会などでの実績もアピールすればスポーツ教室の権威付けにもなるのでおすすめです。
作り方⑦応援・寄り添うキャッチコピーの型
- みんなで楽しもうぜ!!!(実例②参照)
- 一緒に新しい自分を探そう
運動はつらさも伴う場合もあるので、応援してくれたり、気持ちに寄り添う型もスポーツ教室のキャッチコピーにはぴったりです。
応援や寄り添うキャッチコピーで、運動することやスポーツ教室に通うことに不安を抱いている人の背中を優しく押すことができます。
たとえば、「一緒に/みんなで/ともに」といったフレーズを入れることで、生徒に寄り添ってくれる教室であるとアピールすることが可能です。
ターゲットの悩みや課題に合わせて、応援の気持ちや寄り添う気持ちを表現しましょう。
生徒が集まるスポーツ教室・クラブのキャッチコピー例を大公開
実際にスポーツ教室やスポーツクラブはどんなキャッチコピーを使っているのか、実例を見てみましょう。
キャッチコピーのターゲットや目的、キャッチコピーを作ったことによって得られた成果も紹介しています。
スポーツ教室ならではのキャッチコピーばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
パーソナルジムのキャッチコピー作りについてはこちらの記事にまとめています。
実例①シンプルさを重視したキャッチコピー
未来を変えるスポーツ塾
- キャッチコピーのターゲットは?
-
男女問わず、20~30代のスポーツが趣味の人
- なぜキャッチコピーが必要だったのか?
-
インパクトのあるキャッチコピーで集客に繋げたかったからです。
一目でわかりやすく、目に留まりやすいシンプルなキャッチコピーを心がけました。
- キャッチコピーの成果は?
-
スポーツに興味のある方からの問い合わせが増え、若いターゲット層の集客につながりました。
※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。
実例②掛け声を使ったキャッチコピー
みんなで楽しもうぜ!!!
- キャッチコピーのターゲットは?
-
15歳未満の運動が好きな女性をターゲットにしました。
おもにみんなで楽しめるボール系のスポーツをやっている人向けです。
- なぜキャッチコピーが必要だったのか?
-
シンプルなキャッチコピーで「みんな=多数の人とコミュニケーションを取る」「楽しもうぜ=交流やつながり、出会いがある」というイメージを伝えたかったからです。
- キャッチコピーの成果は?
-
15歳未満の方はもちろん、50代~60代の方も集まりました!
若年層が集まると予想していましたが、実際には年齢層が上の方も集まり、びっくりしています。
※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。
実例③得られることを明確に表したキャッチコピー
他の子に差をつける
- キャッチコピーのターゲットは?
-
幼児や小学生の子どもを持つ親御さん
- なぜキャッチコピーが必要だったのか?
-
「うちの子もできる!」と保護者に自信をつけさせたかったのでキャッチコピーをつけました。
- キャッチコピーの成果は?
-
見学や体験のお問い合わせが増え、実際の申込にもつながったので、集客効果がありました。
※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。
【一覧】スポーツ教室・クラブのキャッチコピー例まとめ
ここからはスポーツ教室・クラブのキャッチコピーの例を紹介します。
年齢層別に「教室の種類×おすすめの型」に分けてまとめました。
ターゲットにより効果的なキャッチコピーが変わるので、参考にしてくださいね。
未就学児×スポーツ教室×権威性
- 〇〇先生監修のスポーツメソッド採用!
- 元プロ選手が指導します!
競技にもよりますが、トップクラスで活躍するアスリートは小さい頃からその才能を見出されていることが多いですよね。
そこで、高い水準の指導を求める未就園児の親世代をターゲットにする場合は、教室の威厳が高まるようなキャッチコピーを作りましょう。
両親がそのスポーツをしたことがないなど専門の知識がない場合は、「スポーツ教育で有名な〇〇教授監修」という言葉を入れると、クラブの信頼度が高まりますよ。
また、両親がそのスポーツの経験がある場合でも、「指導者が全員元アスリート」ということをアピールすれば、高度なレッスン内容にも対応できるスクールだと感じてもらえます。
高いレベルの教室であることをアピールするなら、専門性やコーチ陣の質の高さといった教室の権威性を前面に打ち出しましょう。
小学生×水泳教室×付加価値
- 心と体を育むことをモットーにする水泳教室です
- 体づくりは水泳で!
水泳は泳げるようになるだけでなく、体が強くなるなどの理由から小学生に根強い人気の習い事ですね。
なので、水泳教室に通う理由はただ泳げるようになりたいからだけではないことを意識してキャッチコピーを作りましょう。
「泳ぐ楽しさを知ってほしい」「競争心を育てたい」「体力をつけたい」など、ターゲットが水泳教室で得たいと思っているものをキャッチコピーに打ち出すのがポイントです。
また小学生になると子ども自身がキャッチコピーを目にする機会もあるので、擬音を使ったりシンプルで分かりやすいものにすると、子どもの心に響きやすくなりますよ。
社会人×テニス教室×短時間
- 1ヶ月でしっかり上達するテニス教室
- 初心者でも安心!3ヶ月集中レッスン
仕事が忙しくてもスポーツをしたい人に向けてキャッチコピーを作るなら、短時間でできることをアピールしましょう。
短い時間で出来ることが分かれば、仕事が忙しくても通うハードルが下がりますね。
さらに、短い期間であってもどのくらい上達できるのかが明確に分かれば、入会を迷っている人の後押しになりますよ。
「仕事終わりでも通える」など、営業時間が長いことをアピールするのもおすすめです。
社会人は学生と違って自由に使える時間が限られているため、短時間で楽しめることをアピールすればより集客効果が期待できますよ。
シニア×エアロビクス×簡単・楽
- エアロビクスで元気な毎日を!
- 簡単な運動から始めてみませんか?
年齢を重ねても健康でいたいシニアに向けたエアロビクス教室の場合は、簡単さや楽さを強調するといいですね。
特にシニア世代は思うように動けなかったり、ケガの心配など運動することに対して不安を抱く人もいます。
なので、シニア世代の運動に対する不安を軽減できるように、気軽にできることをアピールするのがおすすめです。
キャッチコピーには「今よりも健康になれる」「生き生きした毎日を送れる」など、エアロビクスをすることで得られる未来を盛り込んでみましょう。
お手軽にできるエアロビクスで明るい未来が手に入るとアピールできれば、集客につながりますよ。
スポーツ教室・イベントのキャッチコピーに使える3つの要素
スポーツ教室やイベントの集客につながるキャッチコピーを作るには、伝え方はもちろん、キャッチコピーを通して何をアピールするかも大切です。
キャッチコピーの作り方やキャッチコピー例まとめでも紹介したように、付加価値や実績、権威性などの要素はアピールするのにおすすめの要素ですね。
そのほかにも、スポーツ教室やイベントのキャッチコピーで使える要素があるのでご紹介します。
要素①教室やクラブの設備
せっかく通うなら、古い施設よりも設備が整った場所でスポーツをしたいですよね。
利用する施設の設備や営業時間をキャッチコピーに組み込むことで集客につながりますよ。
特にスポーツをすると汗をかくので、シャワー室が完備されているかどうかを重視する人は多くいます。
また、24時間営業のスポーツクラブなら自分の通いたいときに行けるので大きなアピールポイントになりますね。
教室を運営する側にとってはシャワーがあったり営業時間が長かったりということは当たり前かもしれませんが、スポーツ施設に来たことがない人は知らないこともあります。
教室の設備をキャッチコピーに盛り込むことで、「シャワーを浴びて帰れるなら行ってみようかな?」「仕事帰りにも寄れるなら続けられそう」と感じてもらえて、集客につながる可能性がありますよ。
要素②『第〇回』で歴史の長さをアピール
スポーツ教室主催で開催しているイベントや大会がある場合は、長年開催されていることをアピールすることで、信頼性が高まりますよ。
今年から始まったイベントは歴史が浅いため、来年以降もずっと続くのか分かりませんよね。
しかし、歴史ある大会なら大会自体や開催団体への安心感を持つことができ、集客につながります。
ただし、歴史の長さをキャッチコピーに盛り込むなら、過去の大会やイベントの情報を公式ホームページにきちんと残しておきましょう。
実績をきちんと残すことで、利用者からの信頼感がアップし、イベントや大会への参加につながりますよ。
要素③会員や参加者の声
実際にスポーツ教室に通っている会員や参加者の口コミは、スポーツ教室に参加するかどうかの重要な判断材料になります。
運営側が教室のメリットをたくさん並べるよりも、実際に現在教室に通っている会員やイベントに参加してくれた人のリアルな声の方が信憑性があるため、魅力が伝わりやすくなるからです。
会員からの口コミを集めることで、第三者から見た教室の強みや特徴を見つけることもできるので、間接的にキャッチコピーに活かすこともできますよ。
口コミをキャッチコピーに使う際には、「選ばれ続けて〇年以上!」「顧客満足度95%」など、具体的な数値を入れたキャッチコピーにすると信頼度が上がるのでおすすめです。
会員や参加者の声をうまく活用すれば、教室に参加するか迷っている人の心に刺さるキャッチコピーが作れますよ。
まとめ
最後にこの記事の内容をまとめます。
- スポーツ教室・スポーツクラブのキャッチコピーは型に当てはめると考えやすい
- ターゲットを明確にすることで、心に残るキャッチコピーになる
- スポーツ教室やスポーツクラブのキャッチコピーは、手軽にスポーツができることや短時間でできることをアピールすると効果的
- 有名選手や実績をアピールしたキャッチコピーを活用すると信頼感や安心感につながる
- 付加価値や権威性のほか、設備や教室の歴史、利用者の口コミもキャッチコピーに使える要素
キャッチコピーは、スポーツ教室やスポーツクラブを知ってもらうきっかけになります。
読んだ人の心に響くキャッチコピーを作れれば「もっと詳しく知りたいな」「どんな教室なのか見てみよう」と次の行動へとつながっていきますよ。
この記事を参考に集客につながるキャッチコピーを考えてくださいね。