運営者プロフィール

森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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個人事業主がホームページを持つべき5つの理由と作成手順を詳しく解説

  • 個人事業主にホームページは必要?
  • ホームページを作るのって難しそうだし、SNSだけでいいかな?
  • 個人事業主がホームページを作る時におすすめのドメインやサーバーってあるの?

今の時代、SNSを使う人が多いのでホームページは必要ないと思っていませんか?

手軽なSNSと比べるとホームページは作成や運営に時間やコストがかかり、ハードルが高く感じますよね。

しかし、ホームページを持つことで集客力を強化できたり、信頼性を高められたりとさまざまなメリットがあるのですよ。

この記事では、個人事業主がホームページを持つべき理由について解説しています。さらに、ホームページの作成手順や作成のコツも紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

この記事を読んで集客できるホームページを作っていきましょう。

目次

【集客強化!】個人事業主がホームページを持つべき5つの理由

ホームページ作成は大変な作業だからと、後回しになっていませんか?

ですが、集客力を強化することにおいてホームページはとても大きな役割を果たします。

そのため個人事業主ほどホームページを持った方がいいのですよ。

ここでは個人事業主がホームページを持つべき5つの理由を一緒に見ていきましょう。

理由①新規顧客の獲得

1つ目の理由は、ホームページを作ることによって新規顧客の獲得につながるからです。

顧客が知りたい情報をホームページに掲載することで、検索エンジンを通して新規顧客を獲得することができるのです。

インターネットの普及により、何か調べたいときや商品やサービスについて知りたいときに検索を行う方は多いですよね。

引用:令和3年 通信利用動向調査

実際に令和3年の総務省の調査では、「情報検索」を目的としてインターネットを利用する人の割合が75.1%という結果がでました。

これはSNSや電子メールの利用に次ぐ高い割合です。(※1)

仮にあなたの事業や商品・サービスを知らない人であっても、キーワードでホームページにたどり着く可能性も高いわけです。

新規顧客が多く獲得できれば、収入は安定し、事業を発展させることができますよ。

こちらの記事で新規顧客の獲得に役立つ、集客できるホームページのコツを詳しく紹介しています。

(※1)令和3年 通信利用動向調査

理由②営業ツールになる

2つ目の理由は、ホームページが営業ツールになるからです。

どんなに体力に自信のある人でも24時間ずっと営業することはできませんよね。

ですが、ホームページがあれば24時間365日いつでもあなたの事業を知ってもらえます。

さらに、展開しているサービスや商品を具体的に紹介したり、Q&Aをあらかじめ掲載することもできますね。

見込み顧客ひとりひとりに直接営業しなくても、インターネット環境があれば、顧客の方から検索してアクセスしてくれるわけです。

また、ホームページに問い合わせフォームや資料請求フォームを設置すれば、24時間対応でき、顧客に不便を感じさせません。

いつでも受付できることで機会を損失することがないのもホームページ作成の大きなメリットと言えますね。

個人事業主にとって、事業を成功させるためには新規顧客の獲得は重要です。

ホームページは営業ツールとしての役割を担ってくれるので、新規顧客の獲得に役立ちますよ。

理由③信頼性につながる

ホームページがあることで事業の信頼性があがることが個人事業主がホームページを持つべき3つ目の理由です。

個人事業主は、どうしても大手企業よりは信頼度が下がってしまいます。大手企業の方が認知度が高く、社員数や資本力の点で安心感がありますよね。

そこで、個人事業主はホームページから信頼性を獲得する必要があるのです。

ホームページにあなたの身分がきちんとしていることやこれまでの実績や経歴を掲載することで、信頼性に繋げられるのですね。

その上で顧客に「このホームページには知りたい情報が載っている」「魅力的な商品やサービスがある」と思ってもらえるようなホームページを作りましょう。

あなたの情報をきちんと開示し、顧客のニーズを満たすホームページを作ることで、信頼性がアップしますよ。

理由④自分の資産になる

4つ目の理由はホームページが自分自身の資産になることです。

紙媒体の広告と違い、ホームページは自分で削除しない限りウェブ上に残り続けますよね。なので、ウェブ上に公開してしまえばいつでも消費者からアクセスしてもらえます。

コンテンツと呼ばれるホームページ内の情報を充実させることでホームページが資産となるわけです。

また、自身の経歴や仕事内容を載せておけば、ポートフォリオとしても使えますね。

ポートフォリオをホームページに載せることで、あなたがしてきた仕事や対応できる仕事を分かりやすく提示でき、集客にもつながります。

ホームページをつくれば、コンテンツやポートフォリオ自体が資産として残り続けるのですよ。

理由⑤自由に表現できる

SNSは手軽に情報発信できるものの、様式が決まっているので自分でカスタマイズするのは難しいですよね。

たとえば、Instagram(インスタグラム)は見栄えをよくするために画像を統一した方がいいですし、Twitter(ツイッター)も一つの投稿には文字数の制限があります。

その点、ホームページはレイアウトやデザインなど自分好みに自由に表現できるのが特徴です。

なので「あなたらしさ」が詰まった独自のホームページが作れるのですね。

自分の事業や商品・サービスの価値が効果的に顧客に伝われば、ブランディングにも役立ちます。

あなたのホームページにしかない、「あなたならではのもの」をアピールするには、自作のホームページが適していますよ。

今は自分好みに自由にレイアウトできるホームページ作成ソフトも多くありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

【わかりやすく解説!】個人事業主がホームページを自作する手順

個人事業主でもホームページを作った方がいい理由が分かりましたね。

ですが、ホームページ作成はハードルが高そうと思った方もいるのではないでしょうか。

そこで次は、どうやってホームページを作るのか作成の手順を一緒に見てみましょう。

おすすめのレンタルサーバーも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

手順①サーバーを契約する

まず始めにすることは、サーバーを契約することです。

サーバーとは、ネットワーク上でデータを保管するための倉庫と考えると分かりやすいでしょう。

顧客が情報を探してあなたのホームページを見にきたとします。見たい情報は保管庫であるサーバーに保存してあるので、サーバーを経由して顧客のパソコンやスマホに表示されるのです。

ウェブ上でホームページを見るためにはサーバーが必要不可欠なものということが分かりますね。

では、ホームページを作るときには、どんなサーバーを選んだらいいのでしょうか。

次の項目で、レンタルサーバーの選び方やおすすめのサーバーを詳しく紹介します。

レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを選ぶ際のポイントとなるのが次の項目です。

  • 費用
  • 機能
  • セキュリティ面
  • サポート体制

無料で利用できるレンタルサーバーもありますが、利用料金とサーバースペックは比例することが多いので、ある程度お金はかけた方が良いでしょう。

サーバーの利用料金は、月額料金とは別に初期費用がかかることもあるのでしっかりと確認してください。

また、つながりにくいホームページはユーザーの離脱率に繋がるので、ページの表示速度が安定したものがおすすめです。

そして、個人事業主は何かあった場合にはすべての対応をしなければいけないので、セキュリティ面が充実したレンタルサーバーが安心ですよ。

さらに、何かトラブルが生じた際にすぐに対応できなければ、ホームページの信頼性に関わります。

なので、問い合わせフォームやバックアップなどのサポートが充実しているサーバーを選びましょう。

レンタルサーバー会社も数多くあり、提供しているプランもさまざまです。サーバーの機能もいろいろありすぎて分からないという方も多いかと思います。

次は個人利用におすすめのレンタルサーバーを紹介していきます。

個人で使うのにおすすめのレンタルサーバー

ここからは、個人利用におすすめのレンタルサーバーを5つご紹介します。

費用や容量、どんな人向けのサーバーなのかについてまとめましたので参考にしてくださいね。

スクロールできます
conoha WING
(コノハウィング)
Xserver
(エックスサーバー)
ロリポップ!さくらの
レンタルサーバ
お名前.com
初期費用無料無料0円~1,650円
※プランによる
無料無料
月額費用※1年契約の場合月額911円~月額1,100円〜月額132円~月額131円〜月額1,078円〜
容量最大500GB最大400GB最大1.2TB最大900GB400GB
セキュリティ対策独自のSSL無料独自のSSL無料共有SSLあり独自のSSL無料独自のSSL無料
サポート体制◎(メール、チャット、電話対応あり)◎(メール、チャット、電話対応あり)△(プランによってメール、チャットのみ)◎(メール、チャット、電話対応あり)△(当面の間、メール、チャットのみ)
おすすめな人国内最速で高性能なレンタルサーバーが欲しい人高性能で高品質なレンタルサーバーが必要な人簡単で安定したレンタルサーバーが欲しい人広告なしでシンプルなホームページを作りたい人国内シェアNo.1の使いやすさを求める人

サイトの機能性を重視するなら「conoha WING(コノハウィング)」「Xserver(エックスサーバー)」「お名前.com」がおすすめです。

費用の安さやコスパを重視するなら「ロリポップ!」や「さくらのレンタルサーバ」がいいでしょう。

レンタルサーバーのプランもさまざまなので、自分の作りたいホームページに合わせて選ぶのがポイントです。

また、高品質なレンタルサーバーは費用が高くなりがちなので、月額費用を抑えるために年間払いなどのお得なプランで契約するのもおすすめですよ。

手順②ドメインを取得する

サーバーが決まったら、次はドメインを取得しましょう。

ドメインとは、インターネット上でのコンピュータを特定するための文字列のことで、インターネット上の住所のようなものです。具体的にはURLの”www.”のあとの部分のことですね。

ドメインが住所でホームページはその上に建つ家と考えるとわかりやすいでしょう。住所がなければ家は建てられませんね。

ドメインの構成は以下のように作らなければいけません。

  • 3文字以上63文字以下まで
  • 半角英数字文字(A~Z、0~9)と半角のハイフン「-」が使用可能

また、似たようなスペルは見間違いや打ち間違えが起こりやすいので注意が必要ですよ。例えば、「1とl」「cとk」「oと0」「kとK」などは間違えやすい例ですね。

ドメインの種類もいろいろありますので、次はドメインの選び方についてご紹介します。

ドメインの選び方

ドメインの最後に「.com」や「.jp」とあるのを見たことがありますよね。この部分をトップレベルドメインと言い、目的や用途などに違いがあります。

おもなドメイン末尾の種類と特徴を簡単にまとめたので、参考にしてください。

.jp日本を表すドメイン日本に住所を持っていれば取得可能

日本国内のドメインのため、信頼度はNo.1
.com商用サービスや企業向けのドメイン個人や組織関係なく、誰でも取得可能

企業でも多く使われており、もっとも実績がある
.netネットワークサービス向けのドメイン誰でも取得可能
ネットショップなどネットワークサービスに多い
.org組織や非営利団体を表すドメイン組織団体が使う目的で作られたが、制限は特になく、だれでも利用できる
.info情報発信や口コミ向けのドメイン口コミなどの情報を発信するホームページにおすすめ
.blogブログを意味するドメインブログ型のホームページにおすすめ

何を選べばいいのか分からないなら「.com」が無難ですよ。

なぜなら、「.com」は認知度が最も高いドメインでありながら、信頼度No.1である「.jp」よりも取得費用が安いからです。

なお、一度決めたドメインを変える際は別途料金がかかるので、ドメインは慎重に決めましょう。

また、ドメインを変更すると検索エンジンからの評価がリセットされてしまうので注意が必要ですよ。

コンセプトに近いドメイン名を付ける

ドメイン名は覚えやすいように、短く分かりやすいものがおすすめです。

ホームページのコンセプトをドメインに入れると、ホームページを訪れる顧客にも分かりやすくなりますよ。

たとえばですが「qwertyuiop.com」などの文字の羅列だと覚えにくく、怪しいサイトに見えてしまいますね。

ですが、「family-asobi.com」でしたら、家族で遊べる場所を紹介しているサイトだと一目で分かります。

分かりやすいドメイン名なら、検索もしてもらいやすくなります。ドメイン名で検索エンジンからの流入も見込めるので、SEO対策としても役に立ちますよ。

ドメイン名でメールアドレスも取得

ドメイン名がきまったら、ホームページのメールアドレスもドメイン名で取得するのがおすすめですよ。

というのも、Gmailやyahoo!メールなどのフリーメールは、フリーメール自体のサービスが終了してしまうリスクがあります。実際にこれまでもエキサイトメールやライブドアメールがフリーメールのサービスを終了していますよ。

その点、独自のドメインで取得したメールアドレスなら、契約し続ける限りずっとメールアドレスを使い続けられるので安心です。

また、ホームページでの問い合わせがフリーメールだとプライベート色が強くなり信頼性に欠けてしまいます。

大企業はメールアドレスに企業の名前が入っていることが多いですね。

ホームページのドメイン名を作るときには、メールアドレスも一緒に取得すると、ホームページの信頼性もあがりますよ。

手順③サイトを構築する

サーバーを契約して、ドメインを取得したら次はサイトを作りましょう。

顧客獲得にはどんなホームページを作るのかが非常に重要ですね。

サイト構築の手順をひとつずつ確認しましょう。

ホームページの構成を考える

ホームページは自由にレイアウトできるからこそ、構成が大切になります。

まずはどんな内容をホームページに掲載したいのか書き出してみましょう。

運営者情報事業内容は、顧客の信頼感を得るためにも必要なコンテンツですね。

商品販売をするためのホームページなら、口コミお問合せフォームがあれば顧客も安心して購入できますよ。

ホームページの目的によって、どんなことを掲載すべきかが変わります。

ターゲットを明確にして、ホームページの目的を整理することが構成を考える上で大切なポイントになりますよ。

効果的なウェブコンテンツの作り方は、こちらの記事に詳しく載っているのでぜひご覧ください。

ホームページを作成する

ホームページの構成が決まったら、いよいよホームページを作成しましょう。

ホームページの作成には、HTMLやCSSといったプログラミング言語で記述する必要があります。

HTMLは、タグという特殊な文字列で文章や文字を囲むことで、タイトルや見出しを構成できます。CSSは、文字の大きさやレイアウトを指定できるプログラミング言語ですね。

HTMLとCSSはそれぞれ得意とする分野が違うので、組み合わせて使われます。

ただ、HTMLやCSSは専門的な知識が必要になるので、初めてホームページを作成する方にはCMSを利用したホームページ作成がおすすめですよ。

CMSならプログラミング言語を知らなくても、誰でも簡単にホームページが作れます。代表的なCMSがWordPress(ワードプレス)ですね。

ホームページの作成だけでなく、更新や追加も手軽にできるので初心者でもすぐにホームページ運営ができますよ。

また、ホームページを作成する際、サイトマップは必ず作成しましょう。

サイトマップがあれば、知りたい情報がホームページのどこにあるのかすぐに分かり、訪問者がストレスなく情報を探すことができますよ。

こちらの記事では、サイトマップの作り方とサイトマップ作成におすすめのツールを紹介していますので、参考にしてくださいね。

ホームページを公開する

ホームページの作成ができたらいよいよウェブ上に公開して、全世界の人に見てもらいましょう。

作成したホームページのデータをサーバーにアップロードすることで、ホームページが公開できます。

アップロードにはサーバーのFTP機能FTPソフトを利用しましょう。FTPソフトはフリーソフトもあるので、始めやすいですよ。

そして、ホームページを公開したら全てのページがきちんと見られるか、見にくくないかをさまざまな端末やブラウザから確認してください。

不具合のあるホームページや見にくいホームページはユーザーの離脱を招き、集客の妨げとなります。もしも何か不具合や見にくい点があれば、すぐに修正を行いましょう。

個人事業主のためのホームページ作成5つのコツ

ホームページの作成の手順は分かりましたか?

ここからは個人事業主がホームページを作るためのコツを5つご紹介します。

より効果的なホームページを作るために、ぜひ参考にしてくださいね。

コツ①コンセプトは明確にしておく

ホームページ作成で重要なのは、ホームページのコンセプトを明確にすることです。

ホームページを作る前に、なぜホームページを作ろうと思ったのか、誰をターゲットにしたホームページなのかなどを明確にすることで、ブレない内容にすることができます。

ひと口にホームページといっても、

  • 会社の紹介をするためのコーポレートサイト
  • 商品を販売するためのECサイト
  • 顧客を商品契約に誘導するLP(ランディングページ)

など、いろいろな種類がありますね。

まずはどんな目的のためにホームページを作りたいのかを明確にする必要があります。

そして、コンセプトが決まれば、コンセプトに沿った内容のホームページを作ることができますね。

コンセプトの考え方や具体的なコンセプト作りの方法は、こちらの記事に掲載していますので、参考にしてください。

コツ②写真やテキストは自分で用意する

ホームページに掲載する写真やテキストは自作のものを使いましょう。

写真は無料の画像素材サイトもたくさんあるので手軽にダウンロードできます。しかし、自分で撮影したり、作成するのがおすすめですよ。

こだわりの技法を使った商品を紹介するページに、無料サイトの画像を貼ったら、商品のよさは伝わらないですよね。

自分で商品を作る過程を撮影してホームページに掲載すれば、顧客にオリジナリティをアピールできて、ブランディングにもつながります。

文章も他のサイトにあるものをそのまま使ってしまうと、著作権法に引っかかる恐れがあるので、自分で作成するようにしましょう。

また、ホームページ全体のデザインや様式といったtone&manner(トンマナ)を揃えると、ホームページに統一感が生まれ、顧客に好印象を与えられます。

写真やテキストもホームページにオリジナリティを出すためには重要な要素なので、自分で用意したものを使用するようにしましょう。

コツ③スマホでも見やすいデザインにする

ホームページはパソコンに限らず、スマホやタブレットなどあらゆる端末に対応できるようにしましょう。

スマホでホームページを見た時に、画像のサイズが大きすぎて見にくかった経験はありませんか?

見にくいホームページは途中で読むのをやめてしまう人がほとんどです。

せっかくホームページを作成しても見てもらえなければ意味がありませんよね。

また、途中で離脱してしまう人が多いホームページは検索エンジンの上位から弾かれる傾向があります。なので、SEOの観点からも不利になってしまうのですよ。

スマホは移動中でも気軽に見ることができるので、パソコンだけでなくスマホでも見やすいデザインにすることが離脱率を下げるコツですよ。

コツ④SNSからホームページに誘導して集客につなげる

ホームページだけでは集客が難しい場合、SNSも活用しましょう。

SNSには他の人と投稿を共有する機能があるので、ホームページに比べて口コミや情報が広く拡散されやすい特徴があります。

そのためホームページだけよりも、より多くの人に知ってもらうことができます。

SNSで商品を紹介してホームページとリンクしておけば、SNSからの流入が見込めますね。

SNSは無料で手軽にできるので、広告費を抑えながら宣伝できるのもおすすめな理由のひとつですよ。

SNSでの集客について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

コツ⑤ブログを活用する

個人事業主には、ホームページだけでなく、ブログも作ることをおすすめします。

ブログを書くことで集客につながるからですね。

ブログ記事にはたくさんのキーワードを盛り込めるので、ユーザーが検索した際に見つけてもらいやすくなります。また、ブログはホームページよりも専門的な知識を書くことができ、ターゲットを絞った記事を投稿することも可能です。

さらにアクセス解析を使えば、人気のある記事が分かるので、どんな層向けの記事を書けばいいかも分かりますよ。

検索上位のブログをホームページと連携すれば、かなりのアクセスを見込めますね。

ホームページとブログは集客のアプローチ方法が違うので、両方やっておいて損はないですよ。

ビジネスブログについて、こちらの記事で解説しているのでぜひご覧ください。

サイト運営に失敗しないための注意点

せっかくホームページを作っても、サイト運営に失敗してしまったら集客効果も期待できません。

ここからはサイト運営に失敗しないために注意すべき点を4つ紹介します。

先ほど紹介したホームページ作成のコツとあわせて実践すれば、多くの人に見てもらえる効果的なサイト運営ができますよ。

注意点①ホームページを作って満足しない

ホームページを作ることがゴールではありません。

せっかく作ったホームページですから、集客して収益化までつなげたいですよね。

そのためには、ホームページの分析がとても大切です。

アクセス解析をしてターゲットを明確にしたり、競合するホームページと比較して自身のホームページの強みや弱みを把握しましょう。

分析した内容をもとに、改善を行っていくことでユーザーのニーズを満たすホームページを作れるようになりますよ。

注意点②デザインにこだわりすぎない

ホームページのデザインは他のホームページとの差別化や集客において、重要な役割を果たします。しかし、デザインのこだわりすぎには気をつけましょう。

なぜなら、自分の好みを押し出しすぎるとユーザーにとって見づらいホームページになってしまう可能性があるからです。

例えば、小さめの文字サイズはオシャレになるかもしれませんが読みにくいですね。
   
また、色の組み合わせにも気を配りましょう。

「ベースカラー/メインカラー/アクセントカラー」の3色を基本に配色すると、統一感が出て見やすくなります。

ベースカラー全体の70%を占める面積が一番広い色
ホームページの基礎となる色
メインカラー全体の25%ほどメインとなる色
ホームページの印象を決める色
アクセントカラー全体の5%に抑える変化を付ける色
強調したいところにつける色

「メインカラー」はホームページのメインとなる色をイメージして決めましょう。

かわいいホームページにしたいならピンク系、カッコいいホームページならモノトーン系など、コンセプトに合うものがいいですね。

「アクセントカラー」は使いすぎると見慣れてしまい、変化をつけることができなくなるので注意しましょう。

あくまでもユーザー目線で、見やすく情報を探しやすいホームページを作るのがポイントですよ。

注意点③情報の更新を怠らない

ホームページ上の情報は常に新しいものに更新しましょう。

古い情報をいつまでも載せておくと、現状とは異なる情報となり顧客からの信用を失いかねません。

例えば、営業時間が変わったらすぐにホームページを更新しないと間違えて来店する顧客がいるかもしれませんね。

ホームページ上でイベントやキャンペーンの告知をした時も、終了したらすぐにホームページを更新しなければ顧客に誤解を与える可能性があります。

また、SNSと連携している場合にはどちらも同じタイミングで更新しなければ、双方で食い違いが生じてしまい、顧客を混乱させてしまいます。

SNSの方が手軽だからといって、ホームページを疎かにしてはいけませんよ。

ホームページは頻繁に更新し、常に新しい情報を掲載するようにしましょう。

注意点④事業概要は正確に記載する

ホームページの信用度を高めるためにも、事業概要は正確に書きましょう。

事業概要ページは顧客に事業のことを伝えるために必要なページです。

どこの誰がやっているか分からないサービスでは、誰だって怪しいと思いますよね。住所や電話番号、メールアドレスなどを顧客に開示することで顧客の安心感につながります。

また、住所や電話番号を記載しないと特定商取引法に抵触する恐れがあるのですよ。

ただ、自宅開業している個人事業主の場合は、個人情報の観点から住所や電話番号を開示したくないと感じる方もいるでしょう。

そんな方はバーチャルオフィスやシェアオフィスを活用するといいですよ。

バーチャルオフィスは「仮想オフィス」として住所を借りるだけなので、都会の一等地でも格安で借りることができ、近年人気が集まっているサービスです。

シェアオフィスも他の人や会社とオフィスをシェアして使うので、コストを抑えて事務所を用意することができますね。

自身の情報をきちんとホームページに記載し、信頼を得られるホームページにしましょう。

まとめ

この記事を読んで、個人事業主がホームページを作るべき理由とホームページ作成の手順が分かりましたね。

最後にこの記事で紹介した内容をまとめます。

  • ホームページは新規顧客の獲得や信頼性を高めるのに役立つ
  • ホームページは自由に表現できるのでブランディングしやすく、営業ツールやポートフォリオとしての役割も果たす
  • セキュリティの高いレンタルサーバーや、ドメインの末尾を信用あるものにすると顧客は安心する
  • ホームページをSNSやブログと連動させることで、集客力を高められる
  • ホームページは作って終わりではなく、分析や改善を行って情報の更新を行っていくことが大切

ホームページの作成は大変だと思われる方も多いでしょう。

しかし、個人で事業を始める時の課題である、新規顧客の獲得や事業の信頼度を上げるためにもホームページは必要ですよ。

この記事を読んで、あなたもホームページを作ってみましょう。

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