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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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【失敗談あり】せどり開業(起業)で失敗する人の特徴と成功のポイント

  • せどり開業に失敗する人の特徴は?
  • せどり起業を成功させるには何をすればいいの?
  • せどり起業にはどんな準備がいるのか知りたい!

ここ数年副業を認める企業が増加していますよね。

副業でせどりをするビジネスマンが多くなり、なかには本格的にせどり起業する人も増えています。

せどり起業に成功し前職より数倍も稼ぐ人もいますが、開業した人すべてが上手くいく訳ではありません。

この記事では、せどり起業を失敗する人の特徴や失敗の経験談から、なぜ失敗するのかを解説します。

せどり起業を前にして多くの人が持つ疑問についても紹介しますので、せどり起業を成功させたい人もぜひ参考にしてくださいね。

目次

せどり起業・開業の失敗談!独立に失敗した人の実例を公開

ここでは、せどり起業・開業の失敗例を紹介します。

「会社に勤めるより収入が増やせる」と、せどり起業したはずなのに失敗してしまう人も多いのが現実です。

なぜ失敗してしまうのか、せどりで独立し失敗した人の事例から原因を見つけて、せどり起業・開業に必要なことを学んでいきましょう。

失敗談①リサーチ不足で顧客や市場のニーズを掴めなかった20代男性

せどり開業に失敗した20代の男性の失敗談を紹介します。

この男性は事前のリサーチが足りずにうまくニーズが掴めず、利益につなげられませんでした。

何を調べるべきだったのか、せどり開業失敗までの経緯、失敗の理由や男性が経験により学んだことを詳しくみてみましょう。

せどり開業に失敗した20代男性の例:起業・開業に失敗した経緯

自分でネットで調べて起業しました。

しっかりと調べてから起業したはずでしたが、スタートしてみたら仕入れ代、交通費、時間とあらゆる面で効率が悪かったです。

せどり起業に対する調べや考え方が甘く、粗利も出せず失敗に終わりました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

せどり開業に失敗した20代男性の例:起業・開業に失敗した理由は?

自分の大きな失敗理由は自分のリサーチ力不足だと思います。

特に「市場はなにを欲しているのか」「どの商品が売れているのか」が、わからないまま行動したことです。

そのため仕入れ値が高く、無駄をしてしまうことが非常に多かったです。

さらに、ビジネスの基本の「安く仕入れて高く売る」という基本ができていませんでした。

せどり起業について調べたつもり、ビジネスのノウハウを学んだつもりでいたので失敗したのだと思います。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

せどり開業に失敗した20代男性の例:失敗から学んだ起業・開業に必要なこととは?

仕入れ先を考えることが重要だと思います。

例えばブックオフや、フリーマーケット、ネットでもいいですがとにかく安く仕入れることです。

そこだけを注意すればいい感じにビジネスを始めることができると思います。

また、売り方にも気をつけたほうがいいと思います。

写真の取り方や、見せ方、マーケティングを学んでから開業するのが大切だと思います。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

せどり起業・開業で失敗する人の4つの特徴

今何が売れているのかを分かっていないと、せどり開業してもうまくいきません。

商品の仕入れ先や仕入れ資金の確保も重要です。

収益を増やそうと最初から大きな商売を始めてしまうと、せっかく開業してもすぐに立ち行かなくなりますよ。

せどり起業・開業で失敗する人には以下のような4つの特徴があるので、詳しくみていきましょう

特徴①トレンドの変化に疎い

トレンドの変化に疎い人は「今のトレンドが何なのか」しっかりとアンテナを張り、トレンドに合わせた仕入れをすることができていません

顧客や市場のニーズを理解せず、リサーチもしないで「なんとなく売れそうだから」「安く手に入るから」と商品を仕入れています。

安く仕入れて販売価格を抑えられても、商品に需要がなければ売れることはありません。

売れる見込みのない商品ばかり持っていても、売上げには結びつかず仕入れ代の回収にもなりませんよね。

どの商品がいつ売れるのかといったタイミングを見極められない人は、不良在庫を抱えてしまい、せどり起業失敗のリスクを高めてしまうのです。

特徴②キャッシュフローを理解していない

キャッシュフローを理解していないことも、せどり起業・開業に失敗する人の特徴です。

キャッシュフローとはお金の流れのことを指しています。

せどりは仕入れた商品が売れなければ利益が上がらないため、キャッシュフローをしっかり理解できていなければ赤字になる可能性が高いです。

たとえば、売れる商品を一度にたくさん仕入れても売れるタイミングはバラバラです。

なので、仕入れ代の元をとるまでには日数がかかりますよね。

資金/仕入れ値/利益などを把握するキャッシュフローが理解できていないと、資金ショートを起こしてしまいます。

資金ショートとは手元の現金や預金不足により、仕入れ代や経費の支払い資金が足りなくなることです。

せどり起業・開業に失敗する人にはキャッシュフローができていないケースが多いですよ。

特徴③ひとつの仕入れ先に頼っている

次に紹介するせどり起業・開業に失敗する人の特徴は、ひとつの仕入れ先だけに頼っていることです。

たとえば、ひとつの仕入れ先しかないと仕入れ先から「値上げする」「取り扱い商品を変える」と言われたら従うしかありません

お客さまに販売するときに不本意な値上げや、販売商品の変更をする対策が必要となります。

仕入れ先が倒産してしまった場合、仕入れできずにせどり業もストップしてしまいますよ。

複数の仕入れ先があると、値上げしない業者/値上げ幅が低い業者/今までと同じ商品を扱う業者、をこちらから選べます。

仕入れ先に倒産され、せどり起業が失敗に終わるリスクも軽減できますね。

特徴④せどり開業を大きく始めてしまう

せどり開業を大きく始めてしまうことも、失敗する人の特徴ですよ。

せどりで独立する人は最初から多くの収益を得ようと考えてしまいがちです。

大きく始めるとそれだけたくさんの資金が必要になります。

思うように商品が売れない場合、赤字が続いてしまい仕入れ資金の確保ができません。

仕入れができないと事業は続けていけませんよね。

潤沢に資金を用意できるのなら別ですが、そうでないのなら目先の利益にとらわれると失敗してしまいます

せどり起業・開業が成功するためのポイント5つ

ここからは、せどり起業・開業が成功するためのポイントを紹介します。

どんな商品が求められているのかを調べることは大事ですが、資金計画も重要です。

どこから仕入れるのかもしっかり考えなければいけません。

リスクを抑える工夫や何度も買ってくれるお客さまも大切にするべきですよね。

5つのポイントを詳しく説明します。

ポイント①市場や顧客のニーズを徹底的にリサーチする

市場や顧客のニーズのリサーチはせどり起業・開業に成功するポイントのひとつです。

細かいところまで徹底的に調べていきましょう。

事例ではせどり起業失敗の原因として、リサーチ不足を上げていましたよね。

せどり起業・開業では、扱う商品や競合のせどり業者についても調べることが大事です。

今何が流行っているのかを知っておく必要もありますよ。

リサーチ項目を4つに分けて、詳しく紹介していきます

【リサーチ項目】商品リサーチを行う

商品に対する正確な知識をつけるために、しっかりと商品リサーチを行いましょう。

適正な仕入れや販売価格のリサーチ以外に、基本的な商品知識も大事です。

正しい商品管理ができていたり、ユーザーからの問い合わせにスムーズに対応できることは、リピーターを獲得するうえで大切だからです。

購入した商品が品質を保ったままお客さまの手元に届けられたり、商品に対して疑問を持つお客さまに的確に答えることができれば信頼してもらえます

「次もここで買おう」と良いイメージを持ってもらえますよね。

商品知識を身につけることで自信を持って販売でき、売上につなげられます。

【リサーチ項目】市場リサーチを行う

どんなに良い商品でも需要がなければ売れませんし、需要があっても適正価格で販売ができないと買ってもらえません。

なので、商品需要や商品の相場感を理解するために、市場のリサーチを行いましょう。

リサーチには、インターネットショップで出品需要や価格相場を調べる方法や、リサーチツールを使って商品需要や適正価格などを調べる方法があります。

仕入れ前に商品にどれだけの需要があるか、いくらなら売れるのかを調べると、売れ残るリスクを抑えられますよ。

市場リサーチで「どんな商品に需要があるのか」「商品がいくらで売買されているのか」などを知っておくことは大事です。

【リサーチ項目】競合リサーチを行う

競合するせどり業者を調べることも大事です。

ライバルがすでに、同じ商品を低価格で販売しているケースがありますよ。

仕入れ値が安く「利益が出そうだな」と売りに出しても、競合する業者がさらに安値で出品していたら、お客さまはそちらに流れてしまいます

同じ商品なら少しでも安く買いたいと考えますよね。

なので、競合がどんな商品をいくらで売っているのか、把握する必要があります。

しっかりと競合のリサーチをして改善点を見つけ出し、修正していくことが大事です。

市場の全体像や競合との関係はSTP分析が有効です。こちらの記事にやり方をまとめてあるのでご覧ください。

【リサーチ項目】トレンドリサーチを行う

トレンド感のある流行の商品は利益が出やすい特徴があります

なので、トレンドのリサーチは商品の仕入れや販売のために必要です。

ですが、トレンド商品を取り扱っていても、流行が過ぎると売れなくなるのでトレンドを見極めた仕入れや販売が大切です。

目測を誤ると不良在庫を抱えてしまうリスクが高まります。

流行の変化は思いのほか早いので、週単位で入れ替わることもありますよ。

常にトレンドを意識してしっかりリサーチをしていきましょう。

ポイント②事業計画をしっかり組んでキャッシュフローを正しく理解する

どんな職種であろうと起業・開業するなら事業計画をしっかり組む必要があります。

そして、お金の流れであるキャッシュフローの解釈が違っていたらスムーズな事業運営につながりません。

ここでは円滑に事業が進み、せどり起業・開業が成功するための、キャッシュフロー改善のコツを紹介していきます。

【キャッシュフロー改善のコツ】支払いはクレジットカードを利用する

仕入れ代金の支払いにはクレジットカードの利用をおすすめします。

なぜなら、クレジットカード払いにすると、支払いが1~2カ月遅くなるので資金管理がしやすくなるからです。

商品の仕入れを現金にするとすぐに支払いが発生し、商品が売れるまでの間資金不足になる可能性がありますね。

クレジットカード払いで仕入れをすれば、売上の現金化が多少遅れても対応しやすくなります。

大量に仕入れの際に分割払いを使えるところもクレジットカードのメリットですよ。

クレジットカードで資金管理のバランスを取ることが、キャッシュフロー改善のコツになります。

【キャッシュフロー改善のコツ】回転率の高い商品を仕入れる

利益ばかりを重視し安価に仕入れられる商品ばかりを扱っていたのでは、売上が上がるまでに時間がかかることがあります。

キャッシュフローの改善には、商品の回転率を上げることが大切です。

商品の回転率が高くなれば資金の回収もしやすくなります。

安く仕入れて適正価格で売れることに加え、回転率が高い商品を仕入れるとすぐに売れて現金化のスピードも上がりますよ

回転率の目安は販売して1カ月以内に売れることです。

どんな商品が回転率が良いのかを意識した仕入れをしてキャッシュフローを改善してください。

【キャッシュフロー改善のコツ】不良在庫を処分する

出品してから一定の期間が過ぎてもなかなか売れない商品も出てきます。

売れる気配がない商品をずっと抱えていても、保管に経費がかかったり仕入れた商品自体も無駄なものになってしまいますね。

なので値段を下げて販売し在庫処分をしましょう。

始めに設定した利益は見込めませんが、残ってしまった在庫を現金化できます。

キャッシュフローの改善では、必要以上に在庫を抱えず無駄なところに資金がいかないように注意することがコツです。

ポイント③仕入れ先を複数もつ

せどり起業・開業を成功させるためには、複数の仕入先を持つことがポイントです。

せどりには、店舗せどりと電脳せどりの2種類があり、仕入れ方の違いで分かれています。

それぞれにおすすめの仕入先を以下の表にまとめました。

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店舗せどり電脳せどり
特徴リサイクルショップや古本屋などの実店舗からの仕入れインターネットからの仕入れ
メリット・実物が見れるので安心して仕入れができる
・仕入れ後即出品できる
・大量仕入れしやすい
・自分の都合に合わせていつでも仕入れできる
・商品比較/金額比較がその場ででき効率が良い
・自宅でできる
デメリット・仕入れに出向くため時間や体力がいる
・移動にガソリンや電車代などの経費が必要
・店舗営業時間しか仕入れできない
・仕入れ先の店舗/商品が多すぎて選ぶのに苦労し慣れていないと手間がかかる
・仕入れた商品が届くまで日にちがかかる
・仕入に送料などの経費がかかることもある
おすすめの仕入先・家電量販店
・リサイクルショップ
・ディスカウントストア
・ショッピングモール
・Amazon
・楽天市場
・Yahooオークション

仕入先に出向いたりインターネットを見ることで、流行りの傾向も分かってきます。

仕入先が複数あると、お客さまのニーズに合わせた商品を見つけられるので売上につながりやすいですよ。

ぜひ参考にしてくださいね。

ポイント④まずは小規模からスタートする

せどり起業・開業を成功させるなら、小規模からスタートしましょう。

大きく始めてしまうと初期の仕入れ費用や、軌道に乗るまでの運営費を準備するのが大変ですよ。

商品は売り出したらすぐに売れるという訳ではないので、量が多いと仕入れ資金の回収にも時間がかかり、資金不足になる可能性もあります。

なので失敗のリスクを減らすために、最初は小さく始めることが大事です。

資金不足にならないように毎月の仕入れ費用の限度を決めておくと、余分な仕入れをすることもなくなります。

どのくらい仕入れたらどれだけの収入になるのか、安定した資金管理が可能です。

順調に資金運用ができるようになってから徐々に商売の規模を広げてくださいね。

ポイント⑤ブランディングでファンやリピーターを獲得する

ファンやリピーターを獲得すれば安定した売上げができます。

自身のせどり業のブランディングを行い、ファンやリピーターを獲得していきましょう。

ブランディングすると競合するせどり業者との差別化が図れ、独自の強みをアピールできます。

お客さまに「ここにしかない」「〇〇ならここで買おう」と感じてもらえて、ファンやリピーターになってもらえる可能性が高いです。

ブランディングは自分の得意分野を使い、持っている知識を活かして行くと上手くいきます。

商品選びに迷っているお客さまに専門的なアドバイスができること/どこよりも丁寧な梱包・発送/親切な対応、なども強みになりますよね。

難しく考えずに、まずは自分が興味のあるジャンルでのブランディングをすることをおすすめします。

ブランディングについてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。

せどり起業(開業)者向けFAQ!よくある質問6選

ここからは、せどり起業・開業を考える人に向けて、開業前によく質問されている事柄について紹介します。

開業方法や資格などについて「難しいのでは」と最初に心配する人が多いです。

資金の不安や扱う商品を何にするか、仕入れ先も気になるところですよね。

質問の多い6つについて説明していきます。

  1. せどり起業・開業の方法とは?
  2. せどり起業・開業で必要な資格とは?
  3. せどり起業・開業で独立するために必要な資金はどのくらい?
  4. せどりの開業届はいつ出せばいい?適切なタイミングは?
  5. せどり初心者は何から始めたらいい?おすすめのジャンルは?
  6. せどりの仕入れ商品を見つけるのにおすすめのリサーチツールは?

せどり起業・開業の方法とは?

せどり起業・開業は、個人事業主として開業する/法人として開業する、という方法があります。

個人事業主としてせどり起業・開業する場合、以下のような流れで開業をします。

  1. 開業から1カ月以内に開業届を出す
  2. 確定申告の方法を申請する
  3. 扱う商品によって必要な資格を取得する

個人事業主で開業するのにはそんなにハードルは高くはありません。

しっかり利益を出すことができて仕事量も増え、人を雇う段階になってから法人化を考えることをおすすめします。

せどり起業・開業で必要な資格とは?

せどり起業自体は資格がなくてもできますが、取り扱う商品によっては資格が必要になります。

簡単に表にまとめます。

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資格内容/注意点商品例
古物商許可・中古商品をビジネスとして売買するときに 必要な資格
・新品は基本的に不要だが一部例外があるの で注意が必要
・絵画
・衣類
・アクセアリー
・カメラ
・パソコン
・バッグ
・ゲームソフト
・本他取り扱いできる商品の種類は多い
酒類小売業免許・酒類を販売するための資格
・免許取得には時間がかかる
・日本国内の中小酒造メーカーが作った酒
・輸入酒
医薬品店舗販売業許可・医薬品を販売するための資格
・許可を取るには実店舗、薬剤師が必要なので、せどりのための取得例はほとんどない
・医薬品は売ることができないが、医薬部外品は日本の商品なら許可は不要
・医薬部外品の商品例サプリメント/うがい薬/日焼け止め/殺虫剤など

古物商許可は中古品を売り買いするためのもので、多くの商品が扱えます。

ただし、一般的に言われている新品と古物商許可の定義での新品には違いがあるので気を付けなければいけません。

たとえば、新品のCDをCDショップで購入して仕入れた場合は、中古品になってしまいます。

開封していなくてもお店から普通に購入しているものなので、業者から仕入れた新品とは違い中古とみなされ古物商許可が必要な商品になるのです。

資格を必要とするのに取得せずに販売すると法律違反になります。

ご自身が扱う商品にどんな資格が必要か、事前に確認することを忘れないでくださいね。

せどり起業・開業で独立するために必要な資金はどのくらい?

個人事業主として起業・開業するための資金の目安は120万円~180万円程です。

これは1カ月30万円の利益を出す場合の目安の金額です。

せどりで目指す利益率は30%といわれているので、利益の計算式は「売上〇万円×利益率30%=利益30万円」です。

売上げの計算式は「利益30万円÷利益率30%=売上100万円」となり、約100万円売上る必要があります。

仕入金額や諸費用などもあるため、本来はもっと複雑な計算となりますが、2~3カ月分の仕入れ代120万円~180万円用意することがひとつの目安として考えられます。

せどりの開業届はいつ出せばいい?適切なタイミングは?

せどりの開業届は、せどりが副業から本業になり事業所得が得られるタイミングで提出するのが適切です。

開業届は基本開業1カ月以内に届け出するよう決められています。

ですが開業届をしておくと、個人事業主となり屋号が持てたり青色申告できるメリットがあるので、期限を守って提出することをおすすめします。

せどり初心者は何から始めたらいい?おすすめのジャンルは?

  • 本/コミック
  • おもちゃ/ゲーム
  • CD/DVDなど音楽関連商品
  • 家電
  • 美容用品/日用品
  • パソコン周辺機器/オフィス関連品

せどり初心者にはこの6つのジャンルから始めることをおすすめします。

本やゲームソフト、DVDなどは昔からせどりの定番なので、商品が多く仕入れもしやすいですよ。

おもちゃは子供が遊ぶ時期が限られているのでリユースされることが多い品物です。

家電は利益が大きいジャンルで、自分でも使っている商品もあるので扱いやすいですよね。

美容・日用品、パソコン関連などは日々使うものなので少しでも安く購入したい人が多いです。

たくさんのジャンルがあり迷ってしまいますが、普段から自分が興味のあるものを選ぶと他のものよりは知識がある分少しは楽に始められますよ。

せどりの仕入れ商品を見つけるのにおすすめのリサーチツールは?

  • ニュータイプデルタトレーサー
  • keepa
  • リーファ
  • マカド

この4つのリサーチツールをせどりの仕入れ商品を見つけるためにおすすめします。

せどり業は利益の出る商品を仕入れて売ることが大事です。

ですが、自分の判断で利益の出る商品を見極めるのは難しいのでリサーチツールを使いましょう

仕入れる前にその商品が「売れるものなのか」「仕入れ値より高く売れるのか」などが分かれば失敗は防げますよね。

リサーチツールでは、商品の需要/出品者の数/在庫の数/利益計算など、さまざまなリサーチができます

月々の利用料が2,000円~5,000円程必要ですが、利益を上げるための効果的なリサーチができるので、ぜひ使ってくださいね。

まとめ

せどり開業で成功するためのポイントを紹介しました。

最後に簡単にまとめます。

  • せどり起業・開業に失敗した人は、トレンドが掴めずうまく資金流用ができていない特徴がある
  • 仕入先の言いなりになったり規模を大きく開業することもせどり起業・開業に失敗した人の特徴
  • せどり起業・開業成功には、商品/市場/競合他社/トレンドなどをしっかり調べて理解しておくことが大切
  • せどり起業・開業成功にはキャッシュフローの理解が重要なので、支払い方法/仕入れ/不良在庫を無くす、などの改善をしていく
  • 仕入先を複数にし有益な仕入れ/小規模に起業/自社のブランディングも起業・開業に成功するためのポイント
  • せどり起業・開業には、個人事業主として開業届提出/必要に応じた資格取得/運転資金2~3カ月分の用意が必要

せどりを行うには、今何が求められているのかを常に意識することが大切です。

せどり起業・開業を成功させるために、この記事をぜひ参考にしてくださいね。

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