【事例あり】顧客獲得で中小企業診断士がやるべき集客方法6選
- 中小企業診断士として独立して成功したい!
- 中小企業診断士の具体的な集客方法がわからない
- 中小企業診断士の集客を成功させるためのコツが知りたい!
中小企業診断士は、さまざまな方面から経営のサポートをする国家資格です。
しかしクライアントが見つからず、集客に関して悩みを抱えている中小企業診断士も多いのではないでしょうか。
経営コンサルタントと名乗ると怪しいと思われたり、そもそも中小企業診断士がどういった業務をおこなっているのかあまり知られていなかったりというのが主な理由です。
そのため集客では、得意とする分野やこれまでの実績などを提示し、企業のどんなサポートをおこなっているのか、自身の強みを明確にする必要があるのです。
本記事では、自身の強みを効率的に伝える集客方法やポイントについて解説しています。
顧客獲得のための具体的な施策の参考になる事例も紹介しているので、ぜひチェックしてください。
【成功事例】現役中小企業診断士が実際に実行した集客事例を紹介!
中小企業診断士の集客方法はさまざまです。ここでは中小企業診断士の集客実例を紹介します。
事例から集客成功のポイントや効率的な施策のヒントを学びましょう。
事例①ニーズを分析、市場を見いだした50代男性
紹介するのは、現在中小企業診断士として活躍する50代男性の事例です。
ニーズや市場の分析、ポジショニングが大切だとわかる事例ですよ。
具体的にはどのようなことをおこなったのか確認して、自身の集客の参考にしましょう。
中小企業診断士(50代・男性)の事例:集客のためにおこなった具体的な施策は?
中小企業診断士として独立しようと考えたとき、一番初めにおこなったのは提携先を探して、そこから案件をもらう仕組みを作ることです。
提携先の探し方は、中小企業診断士のポータルサイトをはじめ、中小企業診断士協会からの情報、知人からの紹介、口コミ、各種業界の団体などあらゆる人脈をたどり、自身にメリットがあるような提携先を見つけることに注力しました。
もちろん、キックバックは必要になるので、成功報酬の◯%と相応の歩合を設定して紹介者にも十分メリットがある形にしたので、提携先との交渉ではそれほど苦労はなかったと感じてます。
※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。
中小企業診断士(50代・男性)の事例:集客の結果を教えてください
提携先を探すためにいろんな業界に顔を売っていたので、事業再構築補助金や助成金などの申請業務代行の小さな仕事を、たくさん紹介していただき忙しくしています。
サポートした企業からは今受けている案件以外のご相談も多くいただいており、案件が途切れることのないありがたい状況です。
また、ライターとして補助金・助成金関係の記事の作成及び監修などの継続的な依頼や、コンサル案件の話も提携先からの紹介で入ってきています。
効率化を図り、処理能力を高めたいと思っています。
※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。
中小企業診断士(50代・男性)の事例:結果から得られた成功の要因は?
世の中のトレンドを分析したり、集まりに顔を出したりしたり多くの時間を使ったことで、いい提携先を見つけることができました。
例えば、今は補助金バブルと言われています。この現状をふまえ、提携先に提案を続けていたので、スムーズに紹介へと話が進んでいったのではないかと考えています。
結論的には今、自身のスキルや能力と、活況を呈している業界がマッチしていれば、ほとんど営業することなく案件は獲得できると思いました。
ですから最初にしっかり時間をかけて、企業のニーズを分析したり、自分の得意な分野を伸ばしていったりすることが大切ですよ。
※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。
独立した中小企業診断士の案件獲得チャネルは2つ!
独立した中小企業診断士が案件を獲得する方法は2つあります。
「提携先からの紹介」と「自分で直接受注する」方法です。
ここでは、この2つの案件獲得の経路について解説します。
中小企業診断士の集客において基本的なことなので、しっかり理解しておきましょう。
案件獲得チャネル①提携先からの紹介
ひとつめは、事例のように提携先からの紹介を受けるパターンです。
提携先は、中小企業診断協会や同業者、友人知人やほかの士業などが挙げられます。
提携先からの紹介による案件獲得は、新規顧客を開拓しなくていいというメリットがありますが、中間マージンが発生することもあるため単価は安くなります。
独立して間もないうちは認知度が低くクライアントから直接案件を依頼されることは少ないため、診断士同士で仕事を紹介されるケースが多いです。
中小企業診断士に限ったことではありませんが、よく知らない人に仕事を紹介する人は少ないですよね。
そこで大事なってくるのが紹介してくれる人と関係性をどうやって築いていくかです。
中小企業診断士協会に所属して、協会が主催する研究会や勉強会に顔を出し、積極的に自分の専門分野の研究成果を発表するのも効果的です。
案件を多く抱えている診断士から「そういえば、あの人ならその分野に精通しているな」といった理由で仕事を紹介してもらえる可能性もあります。
このように紹介によって案件を獲得するには、自身の専門性や強み、人柄をアピールする必要があるのです。
ビジネスとして軌道に乗るまでは、中小企業診断士だけでなく、ほかの士業の集まりにも参加し関係性を深めましょう。
案件獲得チャネル②自分で直接受注
もうひとつは、クライアントから直接案件を受注する方法です。
直接受注する場合、何もせずただ待っているだけでは、依頼や問い合わせがくることはありません。
そのため宣伝広告をしっかりとおこなう必要があります。
ホームページやブログを開設したり、講演活動や著書を出版したりと積極的に自身の強みをアピールしていきましょう。
認知度が上がり、個人の力で受注できるようになれば、中間マージンは発生しないので収入アップも期待できます。
実績が少ない新人のあいだは自分で直接案件を受注するのは難しいですが、将来的に直接受注で大きな利益を得られるように独立前から集客の方法を学んでおきましょう。
【コンサルタントの直接受注】中小企業診断士が個人で楽に集客する方法6選
中小企業診断士が個人で集客して直接受注を獲得するには、さまざまな集客方法を利用し、ホームページ訪問してもらうのが効果的ですが、集客に活用する媒体はどれも目的に合わせて運用するというのが大前提です。
たとえば、ホームページはビジネスの詳細を伝え、問い合わせを目的に運用するのに向いています。
SNSは、リアルタイムな情報の発信や、身近な内容の投稿で親近感を与えられますし、イベントやセミナーの開催は相談のハードルを下げることもできます。
ここからは、各ツールの特徴を活かして中小企業診断士がどのようにして個人で集客していけばいいのか、6つの方法をそれぞれ解説していきますね。
それぞれの集客方法の特徴を理解して、効率的にクライアントを獲得しましょう。
- 集客方法①Web集客:ホームページを開設する
- 集客方法②Web集客:ブログを書く
- 集客方法③Web集客:リスティング広告を運用する
- 集客方法④Web集客:SNSを活用する
- 集客方法⑤アナログ集客:経営者向けのイベントやセミナーを開く
- 集客方法⑥アナログ集客:Webやメディアで経営に関する執筆活動をする
集客方法①Web集客:ホームページを開設する
中小企業診断士が個人で集客するには、ホームページの開設が欠かせません。
最近はインターネットの普及にともない、ほとんどのクライアントがホームページを見て案件を依頼するかどうか決めるからです。
ホームページには、自身のプロフィールやストーリー、理念などを記載して自身のことをよく知ってもらいましょう。
そのほか、料金や業務内容、実績などもわかりやすく示しておけば、信頼感を得られて問い合わせへとつなげられます。
ホームページはファーストビューが大事なので、どんなことができるのか一目でわかるように工夫しましょう。
たとえばキャッチコピーは、訪問者に誰のどんな問題を解決できるのかを端的に伝えられますし、記憶にも残りやすいのでおすすめですよ。
また、ホームページをより多くの人に見てもらうには、検索したときに1ページ目に表示されている方が有利なのでSEO対策もしっかりおこないましょう。
ターゲットユーザーが検索しそうなキーワードを設定して、競合サイトの調査・分析は必須です。
それをもとに、ユーザーの興味関心に刺さる構成を考えてキーワードを盛り込んだ記事を作成すれば上位表示されやすくなりますよ。
SEOに強いホームページを自分で作るコツについては、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
集客方法②Web集客:ブログを書く
ブログを書くことも中小企業診断士の集客に効果的です。
たとえばアメブロなどの無料ブログであれば簡単に開設でき、すぐに記事を投稿できます。
更新もホームページより手軽に「どんなことができるのか」を読者のニーズに合わせて具体的に伝えられるため、悩みをもつクライアントとなり得る層からのアクセスを集めやすいです。
また、気軽に更新できるということは、リアルタイムな話題に対応できるということでもあります。
たとえば、補助金制度の改正があったときに、変更点をまとめ、分かりやすく解説するなど、いち早くユーザーに情報を伝えられるというメリットは大きいです。
ホームページには、実績やサービス内容、料金体系やアクセス方法などビジネスの詳細な内容を記載するのに対して、ブログではユーザーにとって有益な情報を発信して、潜在的なクライアントを集めましょう。
ブログで信頼を得られると、ホームページへと誘導できビジネスにつなげられますよ。
ブログ集客のコツについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧になってみてください。
集客方法③Web集客:リスティング広告を運用する
リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果に検索したキーワードに連動して表示される広告のことです。
中小企業診断士の集客をする際に、インターネット上でこのような広告を出してみるのもおすすめです。
「事業計画書 申請」「補助金 新規事業」など具体性のあるキーワードを設定し、顕在的なニーズを持つ人をホームページに誘導するのに効果的な方法ですよ。
リスティング広告はユーザーの目に留まりやすい場所に表示されるので、競争率の高い自然流入よりもアクセスを集めやすくなります。
費用は掛かりますが、ユーザーが広告をクリックしたときにだけ費用が発生する「クリック課金」を導入しているため、低予算でも始められます。
掲載したい媒体へ入稿し、審査が通ればすぐに広告を掲載できるため新規でも取り組みやすいですよ。
また、リスティング広告は、誰がどのキーワードで広告をクリックし、その後どういった行動をとったのかということが分かります。
そのため、結果が出なかったときに対策をとりやすいのもメリットです。
広告をクリックしたら表示されるランディングページも作成して、ユーザーにアクションを起こしてもらえるようにわかりやすく訴求しましょう。
集客方法④Web集客:SNSを活用する
SNSも集客する際に重要なツールです。
中小企業診断士の集客には、以下の2つのSNSがおすすめです。
SNSは、無料で登録でき、ブログよりもさらに手軽でリアルタイムな情報を発信できます。
ホームページやブログの更新情報を投稿したり、セミナーの様子を撮影して掲載したりといった情報の発信も簡単におこなえます。
ビジネスの内容ばかりではなく、コミュニケーションをとる目的でユーザーが共感できる内容を投稿すれば、潜在的なクライアントの心に留まりやすくなります。
また、発信する情報に一貫性を持たせると、「○○の人」というように認識されるようになるためブランディング効果も期待できますよ。
特にTwitterは、拡散力の高さから一気にファンが増えることもあるため、認知拡大に非常に効果的です。
こちらの記事でも、SNSをビジネスに活用する方法を詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。
2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています
集客方法⑤アナログ集客:経営者向けのイベントやセミナーを開く
経営者向けのイベントやセミナーを開くことも中小企業診断士が名前を売るのに効果的です。
イベントやセミナーであれば、個別相談ではなく大勢の参加者のうちのひとりとして受けられるので、参加のハードルが下がり、潜在的なクライアントを集められます。
また、顧客リストが作れるのも大きなメリットです。
後日DMを郵送したりメルマガを配信したりすると、自身の存在を思い出してもらえるきっかけにもなります。
イベントやセミナーから実際に集客につなげるためには、参加者にとって有益な情報を届けることが大前提です。
小さな企業の頼れるパートナーとして選ばれるように参加者のニーズを理解し、距離を縮めましょう。
信頼感を得られると、多くのクライアントを獲得できるようになりますよ。
集客方法⑥アナログ集客:Webやメディアで経営に関する執筆活動をする
紹介した事例のように、経営に関する自身の得意分野で執筆活動をするのも中小企業診断士の集客におすすめです。
たとえば、経営の専門家として、自身のオウンドメディアを運営して記事を執筆したり、クラウドソーシングを介してWebやメディアに記事を寄稿するといった活動です。
オウンドメディアで読者が求める情報を提供できれば、ファンが増えて顧客を獲得できるチャンスが広がるでしょう。
企業向けコンテンツへの記名記事の寄稿は、認知度アップや信頼の獲得につながります。
また、執筆活動を通して書く力だけでなく、調査力や分析力、構想力やサマリー力などのスキルが自然と身につきます。
これらは、クライアントから相談を受け、的確なアドバイスを求められる中小企業診断士にとって大事な力です。
執筆活動によって、自身の能力をアピールしてクライアントからの信頼を得ることができれば、新たな仕事の依頼も期待できますよ。
マーケティングから心理学まで!中小企業診断士の集客5つのポイント
中小企業診断士の集客を成功させるためには、集客方法とあわせて押さえておきたいポイントがあります。
ホームページへ集客するためには、強みを持ち潜在的なクライアントに自身の存在を印象づける必要があるからです。
ここからは、中小企業診断士の集客をする際のポイントを5つ解説します。
おすすめの資格も紹介しているので参考にしてください。
- ポイント①小さな依頼から大きな依頼につなげる
- ポイント②近い業務の資格取得で専門性を高める
- ポイント③コミュニケーション力を磨く
- ポイント④トレンドからニーズを先読みする
- ポイント⑤プロフィールの顔写真は統一する
ポイント①小さな依頼から大きな依頼につなげる
中小企業診断士の場合、たとえ小さな依頼であっても、そこから大きな依頼へとつなげられる可能性があります。
小さな依頼とは、融資を受けるための事業計画書の書き方のアドバイスや、単発のコンサルティングなどが挙げられます。
このような小さな依頼を受けて、クライアントからの信頼を獲得できれば将来的に顧問契約や紹介につながる可能性があるのです。
また、小さな依頼でもたくさん受けると経験も積めますし、その実績をアピールポイントにもできます。
はじめから大きな案件を得るのは難しいので、小さな案件からしっかりと対応してステップアップしていきましょう。
ポイント②近い業務の資格取得で専門性を高める
中小企業診断士に近い業務の資格を取得すれば、専門性を高められるので集客に効果的です。
専門性の高い得意分野がはっきりしていると、クライアントが中小企業診断士を選びやすくなるからです。
また、資格をもっているとできることの説得力が増し、信頼度も上がるので自身をアピールしやすくなります。
ここでは、中小企業診断士と相性のいいおすすめの資格を3つ紹介します。
普段の実績や強みから、自身に合った資格の取得を目指してみてください。
【おすすめの資格】中小企業診断士×社労士
中小企業診断士とともに社労士の資格を取得すれば、労働分野の専門性を高められます。
社労士は労働環境の課題に対してより具体的な提案ができる労務管理の専門家です。
そのため、中小企業診断士として経営コンサルのアドバイスをおこなう際に、社労士の観点も踏まえたアドバイスができるようになります。
たとえば、最近では働き方改革や副業解禁による就業規則の見直しについて考えている企業も多く、経営面の改革だけでなく労働環境も同時に整えたいクライアントから喜ばれるでしょう。
社労士の資格を生かして厚生労働省管轄の助成金にも特化していることをアピールするのも効果的ですよ。
こちらの記事では、社労士の集客方法について詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
【おすすめの資格】中小企業診断士×税理士
税理士も中小企業診断士と相性の良い資格です。
税理士は税に関する書類作成や節税のアドバイスなどをおこなう資格なので、お金に関する経営上の問題にも切り込めるようになります。
また、中小企業では税理士に財務管理を任せることがよくあるので、税理士として仕事を受け、その際に中小企業診断士として企業に提案できるというメリットもあります。
税理士の業務に携わるとともに、中小企業診断士として今後の経営についても言及できるので、仕事量の増加が期待できるのです。
また、中小企業診断士1次試験の「財務・会計」科目は、税理士資格をもっていると試験が免除されるので、資格を取得しやすくなるというメリットもあります。
税理士の集客方法については、こちらの記事をご覧ください。
【おすすめの資格】中小企業診断士×ITストラテジスト
ITストラテジストとは、ITの責任者として経営者目線で企業のIT戦略を企画し、実行する職種です。
中小企業にとってIT課題の解決は常に求められており、中小企業診断士とともにITストラテジストの資格があれば、ITを駆使した経営のアドバイスが可能です。
さらに、IT分野に強い中小企業診断士であることを証明できるので仕事の幅も広がります。
また、ITストラテジストの資格試験の内容は中小企業診断士の知識と親和性が高く、資格試験を突破しやすいというメリットもあります。
インターネットが普及している現在、経営もITも任せられるコンサルタントは頼れる存在として多くのクライアントから求められるでしょう。
ポイント③コミュニケーション力を磨く
中小企業診断士は、コンサルタントとして企業にかかわることが多い職業です。
企業経営者からアドバイスを求められる場面も多いので、コミュニケーション能力も必要になります。
アドバイスする際は、安心感や信頼感を与えることが大事です。
ですから質問の仕方を工夫したり傾聴のスキルを高めたりして、相手が抱える問題をきちんと把握しなければなりません。
不安を解決したくて相談してきたクライアントにアドバイスをして、今後の展望を見いだしてもらえれば、リピーターとして引き続き案件を依頼される可能性が高くなりますよ。
そのためにはまず、クライアントの現状や、抱えている問題などを適切にヒアリングする必要があります。
状況に合わせた適切な質問の仕方には、相手に自由に回答してもらう「オープン・クエスチョン」と二者択一や三者択一などで答えてもらう「クローズド・クエスチョン」という手法があります。
クライアントに安心して仕事を任せてもらえるように、しっかりとしたコミュニケーション能力を磨きましょう。
ポイント④トレンドからニーズを先読みする
中小企業診断士の集客では、世の中のトレンドを踏まえることも大事です。
トレンドからニーズを先読みすれば、これから求められる分野が見えてきます。
たとえば、現在では以下の2つのようなニーズがうまれています。それぞれのニーズについて見ていきましょう。
【ニーズ例】オンラインコンサル
テレワークが普及したことで時間を有効に使いたいと考える人も増えています。
これらのことから、中小企業診断士に対してもオンラインコンサルのニーズが高まっていると考えられます。
問い合わせから相談まで、すべてオンラインで完了する仕組みがあれば案件を獲得しやすくなるでしょう。
【ニーズ例】補助金・助成金の申請
事例でも助成金や補助金のニーズが高いと紹介しましたね。
そこで、「補助金や助成金に特化した中小企業診断士」としてこれまでの実績とともに自身をアピールしましょう。
企業の置かれている状況によって適切な補助金や助成金は異なるため、アドバイスをもらいたい多くの経営者から選んでもらいやすくなります。
また、補助金・助成金が採択されたあとも書類作成のサポートや、今後のリスクに備える対策のアドバイスなどもできると喜ばれるでしょう。
トレンドやニーズを意識すれば、これから需要が増える業界や競合が少ない分野などに自身のポジションを確立することもできるのです。
世の中の流れを把握して、これから増えると考えられるニーズをしっかりと見極めましょう。
ポイント⑤プロフィールの顔写真は統一する
プロフィールの顔写真はどの媒体でも統一するようにしましょう。
そうすることで、自身の顔を多くの人に認識してもらいやすくなるからです。
また、中小企業診断士の集客において、自分の顔を知ってもらうことは安心感や親近感をもってもらうために大事です。
印象のよい写真でなければ「この人に仕事を任せよう」と思ってもらえません。
より良い印象の写真を用意するために、写真はスマホや手持ちのデジカメではなくスタジオでプロに撮影してもらうのがおすすめですよ。
まとめ
最後に、中小企業診断士の集客について簡単にまとめます。
- 中小企業診断士の案件獲得方法は、提携先からの紹介と直接受注の2つ
- 個人で集客する際は、ホームページやSNS、イベントの開催などさまざまな集客方法の特徴を理解して、目的に合わせておこなう
- 中小企業診断士の集客のポイントは、強みを明確にする
- 安心感や信頼感をもってもらうために、コミュニケーション能力を磨く
- プロフィールの顔写真は統一し、印象の良い写真を用意する
中小企業診断士として成功するためには、世の中のトレンドからニーズを先読みして、自身の強みを生かせる分野を見極めることが大事です。
研究会に出向いたりWebを活用したりとその強みをしっかりアピールして、まずは小さな依頼からステップアップしていきましょう。