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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

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WordPressのメタディスクリプションが反映されない時の正しい対処法

  • 設定したメタディスクリプションが反映されていないのはなぜ?
  • メタディスクリプションが反映されていない時の対処法は?
  • 有効なメタディスクリプションを書くためのポイントが知りたい!

Webサイトのクリック率を上げるためには、メタディスクリプションが重要です。

なぜなら、メタディスクリプションはサイトに来てもらうための案内板の役割を果たしているからです。

しかし、設定したメタディスクリプションが反映されずに悩んでいる人は多いです。

そこで、ここではメタディスクリプションが反映されていない原因や対処法についてまとめました。

有効なメタディスクリプションを書くためのポイントも公開しています。

ぜひこの記事を読んで、有効なメタディスクリプションを検索結果ページに反映させてくださいね。

そして、これからメタディスクリプションを作成する方で、「書き方が分からない」と悩んでいる方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

目次

WORDPRESSで設定したメタディスクリプションが反映されない原因

WordPressで設定したメタディスクリプションが検索結果画面に反映されないという人は多いです。

メタディスクリプションが反映されない原因には2つあります。

All in one seo packが原因

WordPressでテーマを使用してブログ作成する際、テーマがSEO対策機能付きだとAll in one seo packを入れてメタディスクリプション欄に記入しても反映されません

All in one seo packは各記事にメタディスクリプションを個別に設定できる人気のプラグインです。

しかし、そのプラグインとWordPressの両方に書き込んだために重複してしまい、反映されなくなっているのです。

WordPressのテーマにはすでにSEO対策が施されているものが多いため、テーマとAll in one seo packの両方に記入することで干渉している状態と言えますね。

プラグインであるAll in one seo packかWordPressのテーマのどちらかだけに入力しなくてはならないケースもあるので注意しましょう。

Googleが原因

メタディスクリプションを完全にコントロールし、自分の作成したものが必ず反映されるようにすることはできません。

というのもGoogleが本文抜粋で作った文章を表示させることがあるからです。

メタディスクリプションの内容が検索ユーザーの意図に合っていないとGoogleが判断すると、そのような現象が起きてしまいます。

実際に、メタディスクリプションが検索結果に反映されるのは35.9%と言われています。

反映されないことのほうが多いですね。

残りの65%程度は、ユーザーの検索環境や検索キーワードなどに応じて最適な内容をGoogleが自動的に作成しています。

検索キーワードによっては、メタディスクリプションを自動生成で書き替えられることがコントロールできないのだと覚えておきましょう。

ただし「35%しか反映されないなら適当に書けばいいや」と思ってはいけません。

メタディスクリプションはSEO対策として重要な意味を持っているため、正しく書く必要があります

WORDPRESSで設定したSEOタイトルが反映されないのも同じ原因?

WordPressで設定したSEOタイトルが検索結果ページに反映されないのも、メタディスクリプションが反映されないことと同じ理由だと言えますね。

つまり「WordPressとプラグインに重複して記入したために干渉している」・「Googleが別のタイトルを表示させている」ということです。

コンテンツの内容に適しており簡潔かつ具体的に作成されたタイトルであっても、別の記事タイトルが表示されてしまいます。

なぜなら、検索キーワードとの関連性を明確に示す必要があるからです。

メタディスクリプションと同様に、SEOタイトルも完全にコントロールして反映させることは出来ないと覚えておきましょう。

では、WordPressで設定したメタディスクリプションが反映されない時は、どのように対処したらよいのでしょうか。

WORDPRESSで設定したメタディスクリプションが反映されない時の対処法

WordPressで設定したメタディスクリプションが反映されていない時の対処法を、All in one seo packを使用している場合としていない場合に分けてご説明します。

All in one seo packを使っている場合

All in one seo packを使用している場合は、以下の2つの方法で対処しましょう。

  • テーマヘッダー(header.php)を確認する
  • All in one  seo packが有効になっているか確認する

テーマヘッダー(header.php)を確認する

All in one seo packを使用していてメタディスクリプションが反映されていない場合は、まずテーマヘッダー(header.php)を確認しましょう。

なぜなら、WordPressテーマを構成しているテンプレートファイルの記述に問題があることが考えられるからです。

テーマ内の「header.php」というテンプレートファイルを修正すれば、反映されるようになります。

以下の手順で対処していきましょう。

  1. WordPressの「外観」→「テーマの編集」を選択して開く
  1. 右端にある一覧から「header.php」を開く

この時、もし「header.php」が無ければ親テーマにあることが予測されます。子テーマに移植したうえで作業を進めるようにしましょう。

  • header.phpの中の「<meta name=“description”~」や「<meta name=”keywords”~」の部分を削除する
  • 「</head>」を探し、直前に「<?php WP_head();?>」と記入する

上記の内容は、テーマを直接編集する行為のため、表示エラーなどが起きる場合があります。バックアップを作成した後、自己責任で行ってください

All in one seo packが有効になっているか確認する

All in one seo packのメタディスクリプション自動生成が有効になっている確認してみましょう。

  • まず、WordPressの管理画面にあるAll in one seo packの項目から「検索の外観」をクリックします
  • 次にコンテンツタイプ(Content Types)を選択してください
  • 投稿の中にあるメタディスクリプション(Meta Description)に「投稿抜粋」が指定されていれば自動抜粋が有効になっています

万が一、投稿コンテンツや区切りなどが指定されている場合には「投稿抜粋」に変更して設定を保存しましょう

All in one seo packを使っていない場合

All in one seo packを使用せずWordPressのテーマとの重複が無い状態で、メタディスクリプションが反映されていないのは、Googleが自動生成しているということです。

メタディスクリプションの内容が検索ユーザーの意図に合っていないとGoogleが判断しているということですね。

このような場合には、メタディスクリプションを書き直さなければいけません。

そのコンテンツを見る人が『どんなキーワードで検索するか』などをよく考えてメタディスクリプションを書き直すようにしましょう

書き直した後、クローラーと呼ばれる検索エンジンを巡回するロボットが確認すれば更新されます。

【注意】メタディスクリプションの反映には時間がかかる

メタディスクリプションが反映されるように修正しても、注意しておきたいことがあります。

それは、修正・変更した内容がすぐに反映されるわけではないということです。

なぜなら、Googleがリアルタイムでインターネット上のすべての変更を検知し対応できるわけではないからです。

修正・変更したメタディスクリプションを反映させるには、クローラーと呼ばれる検索エンジンの巡回ロボットのプログラムが、インターネット上のページにアクセスして変更内容を取得しなければなりません。

ほとんどの場合はメタディスクリプションを変更後、早ければ24時間以内、遅くても1週間かからずに反映されます

しかし、何週間経っても変更が反映されていないのであれば、以下のような原因が考えられます。

外部リンクがない

クローラーはリンクを辿ってやってきます。

どこからもリンクされていないページはクローラー自体が情報を取得する方法がなく、ページに訪問できません。

そのため、変更したことを把握できないのです。

変更したことを把握できなければ、当然ですが変更内容を反映させることは出来ませんよね。

リンクされている数が多いページはそれだけクローラーが訪れる機会が多いため、変更の反映が早くなるでしょう

更新頻度が遅い

更新頻度が遅いサイトでは反映が遅くなります

なぜなら、インターネット上の大量の情報をなるべく効率的に対応していこうとすると、クローラーは更新頻度の遅いページへの巡回を減らさなくてはならないからです。

そのため、更新頻度が遅いサイトは徐々にクローラーの巡回コースから外れてしまうのですね。

SEO対策において更新頻度や外部リンクが大切だと言われている理由は、この点においても言えるでしょう。

変更内容が反映されるまでは長く見積もっても2~3週間の余裕を持つようにしてください

それ以上経っても反映されない場合は、更新ミスかメタディスクリプションの内容が適切でないことが予測されます。

有効なメタディスクリプションを書くポイント

せっかく良いコンテンツを作成しても、有効なメタディスクリプションでないとGoogleが自動生成してしまいます。

自動生成されなくても、有効でないメタディスクリプションは記事の魅力を検索ユーザーに十分に伝えることが出来ません。

記事の魅力が伝わらないと、クリック率も上げることが出来ませんよね。

有効なメタディスクリプションを書くためには、ポイントを押さえることが必要です。

有効なメタディスクリプションを書くポイントは以下の4つです。

  1. 文字数
  2. 記事内容を簡潔にまとめる
  3. タイトル(TITLE)キーワードを入れ込む
  4. 関連キーワードや複合キーワードを入れ込む

①文字数

メタディスクリプションは文字数が大切です。

なぜなら、文字数がGoogleの表示基準を超えると「…」と表示されて全文表示されなくなってしまうからです。

Googleの検索結果に表示される文字数は120文字程度となっているので、それを目安に書くようにしましょう。

ただし、120文字はパソコンで検索結果を見る場合です。

スマートフォンで検索する場合は表示される文字数が70文字程度とパソコンと比べて少なくなってしまうので注意してください

現在はスマートフォンで検索が増えているため、スマートフォンでの検索を視野に入れておくべきですね。

しかし、スマートフォンでの検索を考慮しても70文字程度で書く必要はありません。

少ない文字数でメタディスクリプションを設定してしまうと、より多くのキーワードで引っかかる可能性が少なくなり、機会損失につながりかねません。

スマートフォンでの検索を考慮すると、メタディスクリプションの前半部分70文字程度までに重要な内容を盛り込むようにしましょう

後半の文字数で補足するようなイメージでメタディスクリプションを作成すると良いですね。

②記事の内容を簡潔にまとめる

メタディスクリプションはクリックを促すための広告のようなものです。

潜在的な訪問者に訴求できる大チャンスですね。

そのため、メタディスクリプションではタイトルでは伝えきれない「記事の全体像」を分かりやすく提示するようにしましょう。

重要なことは、検索ユーザーが求めている情報が記載されていることを示すことです。

検索ユーザーが求めている情報とコンテンツの全体像を伝えられる文章を考えましょう。

③タイトル(TITLE)キーワードを入れ込む

メタディスクリプションにはタイトルキーワードを入れ込みましょう

タイトルキーワードを入れ込むと検索された時に『太文字』で表示されるので、クリック率を上げることができます。

検索ユーザーは何らかのキーワードで検索して自分の求めている情報を得ようとしますよね。

その時、目印となるタイトルキーワードが太文字で書いてあると、文章の中でパッと目立たせることが出来るのです。

目立ったタイトルキーワードは、検索ユーザーの目を引くことが出来ます。

結果として、タイトルのクリック率向上につながるということですね。

④関連キーワードや複合キーワードを入れ込む

タイトルキーワードと同じように、関連キーワードや複合キーワードもメタディスクリプションに入れ込みましょう

タイトルだけでは引っかからないワードをメタディスクリプションに入れ込むことで、検索上位に表示される可能性を高めることが出来ます。

ただし、不自然にならないように入れ込むことが大切です。

「このコンテンツには何が書いてあるのかな?」や「自分にとって役立つ情報かも!」と検索ユーザーに思わせることが必要ですね。

タイトルを補足しつつ、検索ユーザーが「読んでみたい」と思える内容になるように意識してください

おすすめメタディスクリプション評価チェックツール

作成したメタディスクリプションを評価してくれるチェックツールがあるので活用して見ましょう。

それは、「メタディスクリプション(meta description)評価チェックツール」です。

メタディスクリプション(meta description)評価チェックツールは、メタディスクリプションの「文字数」・「キーワード出現率」・「先頭キーワード状況」を競合10位の平均と比較チェックし、評価してくれる無料SEOツールです。

この評価ツールを使用すると、自分の作成したメタディスクリプションが上位10位の平均の傾向と同じか違うかを〇×で判定してくれます。

さらにコメントも表示してくれます。

コメントを参考にして、対策したいページのメタディスクリプションを最適化しましょう。

まとめ

メタディスクリプションは、読者に記事の内容を伝えクリック率を向上させたり検索結果を上位表示させるために重要です。

WordPressで設定したメタディスクリプションが反映されない原因には、プラグインであるAll in one seo packと重複している可能性と、Googleが自動生成している可能性のどちらかが考えられます。

WordPressで設定したメタディスクリプションが反映されない時の対処法は、All in one seo packを使用している場合と使用していない場合で異なるので注意しましょう。

All in one seo packを使用している場合の対処法は以下の2つです。

  • テーマヘッダー(header.php)を確認する
  • All in one seo packが有効になっているか確認する

All in one seo packを使用していない場合は、有効なメタディスクリプションに書き直しましょう。

コンテンツに外部リンクが無かったり、サイトの更新頻度が遅いと反映されるまでに時間がかかる可能性があるので注意してください。

有効なメタディスクリプションを書くポイントです。

  • 文字数は120文字以内にして重要な内容は前半に書く
  • 記事の内容を簡潔にまとめる
  • タイトル(TITLE)キーワードを入れ込む
  • 関連キーワードや複合キーワードを入れ込む

繰り返しになりますが、メタディスクリプションが反映されない原因にはAll in one seo packが原因の場合とGoogleが自動生成している場合の2つが考えられます。

有効なメタディスクリプションを正しく設定することが出来れば、クリック率を向上させることが出来るでしょう

ぜひ、有効なメタディスクリプションでブログの収益アップを目指してくださいね。

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