運営者プロフィール

森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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ホームページは必要?後悔しないためにメリット・デメリットや目的を確認しよう

  • ホームページって必要なの?
  • ホームページを作ることでどんなメリットがあるか知りたい!

ネット上にはいろいろなホームページがあります。

世代を問わず、何か商品やサービスを購入する前には多くの人がネットで検索します。

就職活動や転職活動の時にもその企業についてネットで情報を集めますよね。

ホームページは企業や商品をアピールする1つの手段です。

それと同時に、集客や売上アップに繋げることができるのでWebマーケティングにも活用できます。

しかし、まだまだホームページがなぜ必要なのかを理解していない方も多いのではないでしょうか。

今回はホームページの必要性やメリット・デメリット、さらにはホームページの作成目的を具体例をあげて紹介していきます。

ホームページの必要性をきちんと理解し、目的を持って運営することで効果的なホームページ運営をおこなうことができますよ。

目次

ホームページの必要性とは?ホームページの存在意義を解説

そもそもホームページはどうして存在しているのか、という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

ネットの普及により、幅広い層の人々がネットを通して情報を収集する時代となりました。

物を1つ買うにしても、ネットで検索してから買う方が多いですよね。

ホームページは、情報を求めている消費者に対してニーズに合った情報を発信するために存在しています。

加えてマーケティング戦略やお客様とのコミュニケーションツールとしてもホームページを活用することができます。

情報を収集する側と発信する側、両者にとってメリットが大きいホームページの必要性についてさらに詳しく見ていきましょう。

必要性①検索をしてから買う時代になった

多くの方が商品やサービスを購入する際に、事前にその商品やサービスをネットで検索しています。

値段/口コミ/メリット/デメリット/企業の信用度など、消費者が知りたい情報はさまざまです。

自分に合ったものを失敗せずに選びたいという心理が働いているのですね。

商品やサービスを購入してもらうためにはネットでユーザーの知りたい情報を公開することが非常に重要となります。

その点ホームページは情報を届けるのに適しているので、ユーザーに対して効果的なアプローチができるというわけですね。

必要性②Webマーケティング戦略のひとつ

企業がホームページを作るのは、単に会社の情報を発信するだけが目的ではありません。

ホームページはWebマーケティングの戦略の1つとしても使われます。

たとえばホームページの中に「商品紹介」のコンテンツを作るとします。

そのコンテンツにアクセスする人はどんな言葉でどこからやってきたのかを調べることで、集客や売上アップ戦略のためのデータとして使うことができますよね。

また、ホームページには

  • より多くの人にホームページを訪問してもらう(集客)
  • 商品を知ってもらう
  • 商品の購買意欲を高める
  • 商品購入へと繋げる

といった効果もあります。

このようにお客さまに最終的に取ってほしい行動(コンバージョン)へとつなげるのに非常に重要な役割を果たしているのがホームページなのですよ。

必要性③お客さまとコミュニケーションをとれる

ホームページを作ることでお客さまとのコミュニケーションが取りやすくなる点は、ホームページを開設する上で大きな意味を持ちます。

一昔前まではお客さまとのコミュニケーションは「電話」や「コールセンター」を利用していた企業がほとんどでした。

でもそれだと「電話が繋がりにくい」「仕事の手を止められる」というように両者にとってデメリットが生じてしまっていました。

しかし、ホームページならサイト内で「お客様窓口」や「クレーム対応窓口」といった専用のページを作って対応することができます。

お客さまの中には「電話するのがめんどう」「電話ではハードルが高い」と思う方もたくさんいますので、メールフォームの方がアクションを起こしやすくなるでしょう。

このようにホームページがあることでお客さまとのコミュニケーションが取りやすくなるのですね。

コミュニケーションを通してユーザーのニーズを把握し、お客さまとの親密度があがることで信頼される企業になります。

信頼できる企業の商品は購入したいと思いますし、他の人にもおすすめしたくなりますよね。

お客さまとのコミュニケーションツールとしてホームページはとても役に立つというわけです。

中小企業や個人でも!ホームページを作る6つのメリット

今や大手企業はもちろん、中小企業や個人でもホームページを持つケースは多いですよね。

なぜ多くの企業や個人がホームページを持つのかと言うと、ホームページを持つことでさまざまなメリットを得ることができるからです。

ホームページを持つことで得られるメリットとしては、以下の6つがあげられます。

次はこの6つのメリットについて詳しくご紹介していきますね。

メリット①信頼感や安心感が高まる

1つ目のメリットは、ホームページがあることで企業に対する信頼感や安心感が高まるという点です。

と言うのも、近年は多くの人がネットを利用して情報を集めていますよね。

「商品やサービスの詳細」のほかにも「どんな会社なのか」「設立してどれくらいたつのか」「経営状態はどうなのか」などユーザーの知りたい情報はさまざまです。

ユーザーはホームページがあることで正確な情報を得ることができるのです。

実際にホームページのある会社とない会社であれば、ホームページのある会社の方が安心できますよね。

このようにホームページを作ることで正確な情報をユーザーに伝え、企業に対する安心感や信頼感を高められるのはホームページの大きなメリットと言えます。

メリット②新規顧客の集客が見込める

ホームページで情報を発信し続けることで、ネット利用者の中から新たな顧客の集客が見込めるのもホームページのメリットです。

ホームページは取り扱っている商品の情報やお得な情報などを掲載できます。なので、
「チラシ」のような使い方ができるのですね。

さらにホームページは年中無休で情報を発信し続けることができます。

今やネットを利用しない人の方が少なくなっていますので、ユーザーの求める情報を常に発信できるホームページは集客に向いているのですよ。

メリット③分析結果をマーケティングに活用できる

ホームページを作ると、そのホームページに訪れたユーザーについて分析することができます。

たとえば、「ユーザーがどこから入ってきたのか」「どんなワードで検索をしたのか」「アクセスの多い・少ない時間」といったことですね。

それらの分析結果をマーケティングに活用することで、集客率の向上や売上アップにつなげていけるのはホームページのメリットです。

ホームページなら365日24時間データを収集し分析することができるので、多くの情報を得ることができますよ。

ただし分析結果だけで今後の方向性を出すのではなく、そこに自分たちの予測も加えるようにしましょう。

そうすることでより自分たちが求めている結果を出せる可能性が高くなります。

ホームページから得た情報を1つのデータとし、マーケティングに活用していくといいですよ。

メリット④売上アップにつながる

4つ目のメリットは、ホームページを持つことで売上アップにつながるという点です。

ホームページは一度作れば、ネット上にずっと残り宣伝効果を持続することができます。

加えて地域などを特定することなく日本全国、さらには全世界に向けて商品の宣伝ができ、多くの人がいつでも目にする機会を提供できます。

ホームページを活用することで多くの人にアプローチすることができるというわけですね。

もちろんですが、ホームページを作ったまま放置していては意味がありません。

常に情報の修正や追加といった更新をしながら、ユーザーにとって価値のある情報を発信することで売上アップを狙えますよ。

メリット⑤パンフレットの代わりになる

ホームページを持つことで会社や商品のパンフレット代わりになる点もホームページの魅力のひとつです。

たとえば「会社情報」としてその会社の設立年月日/事業内容/従業員数などの情報が掲載されていると、その会社について知ることができますよね。

会社情報だけでなく、商品情報などを掲載すれば「商品のパンフレット」にもなります。

ホームページが会社や商品のパンフレットとして代用できることで、外回りの営業の際に今までのように紙の束をたくさん持ち歩く必要がなくなります。

ノートパソコンさえあれば、会社や商品の情報を紹介することができるようになるので、効率的に営業を行うことができますよ。

メリット⑥求人広告として活用できる

求人をおこなう際に専門の求人媒体に依頼すると、当然ながら費用が発生しますよね。

いい人材が集まらない場合には求人広告を出し続ける必要があるので費用対効果が低くなることもあります。

その点、ホームページを求人広告としても活用する場合には求人媒体へ依頼するよりも費用を抑えることができます。

ベースさえ作ってしまえば、求人に合わせて修正を行うだけでずっと使いつづけることもできるので経費削減につながりますね。

さらに自社のホームページなら求人媒体のように決まりきったフォーマットではありません。

オリジナリティのある求人広告を作れるので会社の魅力を最大限にアピールすることもできますよ。

ホームページを通して会社を知ってもらうことで、人材のミスマッチも起きにくくなる点もポイントです。

このようにホームページを求人広告として活用することにはメリットが多いのですね。

ホームページを持たない理由とは?3つのデメリットを解説

ホームページを持つ企業が多い中で、ホームページを持たないという選択をした企業も少なくありません。

ホームページにはメリットだけでなくデメリットもあります。なので、しっかりとデメリットも把握した上でホームページを持つかどうかの判断をする必要があります。

次はホームページを持つことでのデメリットについて見ていきましょう。

デメリット①目的がなければ運用しても意味がない

企業であっても個人であっても、目的がないのにホームページを作成しても意味がありません。

と言うのも、目的もなしにとりあえず作ってるところが多いから作ってみようといった考えでは期待した効果が得られないからです。

「集客や売上アップ」「データ収集」「ブランディング」など明確な目的をもつことで、ホームページのコンテンツやイメージ作りも変わってきます。

そうすることでより消費者に届く情報を発信することができるのですね。

目的を持たずにただホームページを作成しただけでは、手間やコストばかりかかって自分へのリターンがまったくないということになりますので気をつけましょう。

デメリット②維持費がかかる

ホームページを作成するのには当然ですがコストがかかります。

そして、ホームページは作って終わりではありません。

ホームページを維持・運営するためにはサーバーやドメイン費用、SSL費用や更新費用などさまざまな費用が発生します。

内容によって月に数万円で済む場合もあれば、数十万円かかる場合もあります。

ホームページの作成や維持・運営にかかる費用をデメリットととらえて、ホームページを持たないという会社も少なくありません。

ホームページにかかるコストがネックとなっている場合には、代行業者に依頼する管理項目を可能な限り減らしたり、複数の業者の見積りを取るなどしてコストを抑えるのもひとつの方法ですよ。

デメリット③片手間での運用は難しい

ホームページの運用は片手間でできるものではありません。

更新頻度が低かったり価値を感じられないコンテンツばかりではホームページを作った目的を達成するのは難しくなります。

効果的なホームページ運営を行うためには、ユーザーのニーズに合った価値のあるコンテンツを作成したり、SEO対策が必要となります。

そのため規模や状況によっては運用する専任の担当者が必要となる場合もあるでしょう。

ホームページを作成した後の運用のことを考えると、人材不足などの理由からホームページを作らないというところもあるのです。

売れるホームページは「目的別」で設計するのがポイント

売れるホームページを作るために大切なポイントは「何のために作るのか」という点です。

「集客」「商品やサービスの紹介」「問い合わせを増やす」など、何がしたくてホームページを作るのかという目的を明確にしなければいけません。

なぜなら、目的を明確にしないとホームページの訪問者数が伸びなかったり、売上が上がらなかったり、問い合わせや相談件数が少ないといったことにつながってしまうからです。

せっかくホームページを作っても望んだ結果を得られなければ意味がありませんよね。

さらに、目的に合わせて「ターゲットは誰なのか」をはっきりさせることも大切です。

「男性?女性?性別関係なく?」「年齢層は?」など、具体的に誰に向けて情報を発信したいのかもはっきりと定める必要があります。

ホームページの目的やターゲットを明確にすることで、ホームページの雰囲気やコンテンツ内容、アプローチ方法などが変わってきます。

目的やターゲットを事前にしっかりと決めておくことで成功するホームページを作ることができますよ。

ホームページの代表的な目的例を4つ紹介

売れるホームページは目的を持って設計することが大切とお伝えしましたが、実際にどのような目的があるのか気になりますね。

ここではホームページを作成する際の代表的な目的を4つご紹介します。

これからホームページを作成しようと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

目的①問い合わせを増やしたい

まずひとつ目の目的が問い合わせを増やすことです。

問い合わせをしてくるお客さまは、自社や商品に興味を持ってくれている方です。

すでに自社や商品に興味を持ってくれているので成約につながる可能性も高くなります。

成約につながる可能性の高いお客さまを増やすことで、売上アップや申し込み数アップという成果を得られるのですね。

また、お客さまからの問い合わせを通じてお客さまの必要としている情報が何なのかを知ることもできます。よりお客さまのニーズに合うように改善することで集客率を高めることもできます。

さらには、今後の商品開発につながるヒントが問い合わせから得られることだってあるのですよ。

問い合わせを増やすコツは、こちらの記事を参考にしてください。

目的②新規のお客さんを集客したい

新規のお客さんの集客のためにホームページを作成する企業は数多くあります。

自社のサービスや商品の情報を発信し、ネット検索をしている方の中から新規のお客さんを集めるということを目的としています。

企業が店舗展開しているなら、そのお店に足を運んでもらえるようホームページにアクセスした方だけにクーポンを発行するという方法もありますね。

また、ホームページでの集客にはSEO対策は欠かせません。

と言うのも、お客さまが検索をした際にホームページが上位に表示されることで集客効果があがっていくからです。

集客を目的としたホームページを作る場合には、しっかりとSEO対策を行っていきましょう。

自分でSEO対策をする方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

目的③商品やサービスを紹介したい

自社の商品やサービスを知ってもらうことを目的としてホームページを作成する会社もあります。

商品やサービスを知ってもらうためには広告宣伝を行う必要があります。広告宣伝の方法にはCMや雑誌などがありますが、時間枠やスペースなどが限られており詳細を伝えることはなかなか難しいですよね。

その点ホームページなら商品やサービスについて詳しく発信することができるので、より深くお客さまへ情報を届けることができます。

さらに常に最新の情報を発信することができます。

商品やサービスの認知度をあげることで集客や売上につなげていくというわけですね。

ホームページ以外にも、自分の商品を売る場所はあります。

こちらの記事では、Instagramで商品を売る方法を解説しているので、興味のある方はぜひチェックしてください。

目的④信用度を上げたい

会社としての信用度を上げるためにホームページを作成することもあります。

会社概要/沿革/経営者の理念や経営方針/社長や社員、会社の写真などを掲載しているホームページですね。

自社のさまざまな情報を細かくホームページ上で伝えることで、見る人に安心感を与え、信用度を上げることができるのです。

今はインターネットを通じて情報を得ている方が多いので、ホームページがないとなかなか信用を得るのが難しいのですね。

これらの情報は、お客さまはもちろんのこと、会社に興味を持っている人や就職希望者、会社主催のセミナーの参加者に対しても非常に効果的です。

ひとりひとりに一から伝えていくことはとても大変ですが、ホームページならさまざまな人に情報を伝え、会社の信用度をあげることができるのですよ。

売れるホームページに共通する特徴はコレ!

ホームページを作るならばしっかりと効果が出るものを作りたいですよね。

そのためには売れるホームページの特徴を理解する必要があります。

売れるホームページには、以下の5つの特徴があります。

  • 目的が明確になっている
  • ブレないコンセプトがある
  • サイトマップの設計に力を入れる
  • コンテンツが充実している
  • わかりやすいトップページになっている

売れるホームページは目的やターゲット、コンセプトが明確です。ホームページを作る目的や誰に何を伝えたいのか、何をしたいのかがはっきりしているので、ユーザーにも伝わりやすいのですね。

また、サイトマップがしっかりと設計されているのも特徴です。

ホームページを訪れても自分の知りたい情報がどこにあるのかが分かりづらければユーザーは離脱してしまいますよね。

ホームページを訪れた方にとって見やすく分かりやすい設計を心掛けることがコツですよ。

充実したコンテンツも売れるホームページには欠かせません。

ユーザーの知りたい情報をひとつでも多く提供することでアクセス数やユーザー数アップにもつなげることができますよ。

そして、売れるホームページの特徴として基本中の基本ともいえるのが「わかりやすいトップページ」です。

ページを訪れたユーザーにホームページ内の情報を見てもらうために、一目でわかるようなトップページを作るようにしましょう。

トップページの作り方についてはこちらの記事でさらに詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

最後にホームページの必要性についてご紹介してきたことを、簡単にまとめます。

  • 目的やターゲットを明確にすることで効果的なホームページが作れる
  • 新規顧客の集客やWebマーケティングに有効活用できる
  • ホームページを持つことで信頼感や安心感を高められる
  • パンフレットや求人広告としての活用ができる

近年ネットで検索をしてから商品やサービスの購入を行うことが一般的になってきたので、ホームページの必要性はとても高まっています。

Webマーケティングやコミュニケーションツールとしても機能するので、ホームページの役割は非常に大きいと言えますね。

ホームページには「維持費がかかる」「片手間での運用は難しい」といったデメリットもありますが、目的を持って正しく運用することで期待する効果を得ることができますよ。

売れるホームページを作成できれば、今後の会社の発展にもつながります。

「うちにもホームページが必要だ!」と思った方は、さっそく作成に取り掛かってみてくださいね。

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