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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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集客力が上がる塗装業のキャッチコピーとは?

  • 塗装業のキャッチコピーの作り方が知りたい!
  • キャッチコピーでお客さんが集客できるの?
  • 塗装業のキャッチコピー作りで気を付けるポイントは?

「塗装の広告にキャッチコピーを使いたい」というもののどうしたらキャッチコピーが作れるのか迷いますね。

この記事では塗装業に特化したキャッチコピー作りのポイントや、コツを紹介しています。

コツを知れば、自社でもお客様の心に届いてしっかり集客につながるキャッチコピーを作ることができますよ。

ぜひこちらの記事を参考に、集客力が上がるキャッチコピーをつくってみましょう。

目次

【目的別】塗装業・塗装屋のキャッチコピーの作り方

ここでは目的別に塗装業のキャッチコピーの作り方を紹介します。

キャッチコピーの作り方を覚えておけば、チラシやホームページだけでなく自社のイメージ作りにも応用でき、活用の幅が広がりますよ。

ぜひ参考にして、集客や自社ブランディングに役立ててくださいね。

キャッチコピーとは何かについてはこちらの記事を参考にしてください。

チラシ・ホームページで集客したいとき

塗装業のチラシ・ホームページの集客では、特徴/自社の強み/お客様のベネフィットを押さえることが大切です。

ポイントを押さえると、キャッチコピーをぱっと見ただけで「自分に関係がある」「この業者がいい」と思わせることができます。

特徴はそれだけでは価値がまだない要素で、強みは他との比較の上でお客様の利益になるもの、ベネフィットはお客様の利益になる経験や満足感です。

塗装業で具体的な例をあげていきましょう。

  • 特徴:塗装に使う色見本が多い
  • 強み:カラーバリエーションが豊富で他店では揃えにくいものも用意
  • ベネフィット:何万通りの色からニーズに合ったものが選べ、満足のいく仕上がりになる

自社の良い点、お客様が満足できる点を見つけ出し、チラシやホームページに一目でわかる形にしていきましょう。

ホームページを集客に役立てる方法については、こちらの記事に載せていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

知名度を上げたいとき

  • シンプルな言葉
  • 差別化のポイントを探る
  • インパクトを持たせる

知名度を上げたいときは、このようなポイントをアピールしましょう。

知名度を上げたいときは、興味を持ってもらいキャッチコピーを読んでもらうことが大切です。

人が一度に認識できる文字は13文字といわれています。

たとえば有名なキャッチコピーである、「100人乗っても大丈夫!イナバ物置」。

「物置の耐荷重は●●㎏、頑丈なフレームで作られています。断熱材入りもあって、設置工事もできます。」などと説明をされるよりも、簡潔でインパクトがあり印象に残りやすいですね。

情報を詰め込んだ長い文章では、多くの情報から何が伝えたいか読み解く必要があるため結局読まれなくなってしまうので注意してください。

自社の商品はどんな特徴があるのかを分析したうえで、短い言葉をつかってインパクトのあるキャッチコピーを作りましょう。

ブランド力を上げたいとき

  • 自社の理念や姿勢
  • 方向性

ブランド力を上げるときは、このようなポイントをアピールしましょう。

ブランドとしてのキャッチコピーは「自社が社会に何を伝えたいか」を提示する役割があります

たとえば塗装業の大手である株式会社オンテックスでは「オンテックスの一貫体制」をホームページに掲載し、塗装の最初から最後まで責任を持ち続ける企業姿勢を表しています。

責任/実績/信頼などのキーワードで、ブランド力の向上を図っていると考えられますね。

ブランドを意識したキャッチコピーは自社全体のイメージを左右するため、働く人の感覚として違和感がないかという点も大切な要素です。

というのは企業の姿勢と働く人の意識がうまく合致していないと、お客様にもズレた印象を持たれてしまい信頼につながっていかないためです。

会社の姿勢や方向性を探り、サービスや商品、企業内の意識に統一感を持たせていきましょう。

【企業例】塗装業・外装塗装のキャッチコピー6選

ここでは塗装、外装塗装の業者に特化したキャッチコピーの例を見ていきましょう。

塗装に適した時期からのアプローチや数字を使うことで信頼感の持たせるキャッチコピー、ブランディングにつながるキャッチコピーも挙げています。

ぜひ自社のキャッチコピー作りの参考にしてください。

『この地球をオドロキで彩ろう』日本ペイント株式会社

塗料メーカートップの日本ペイント株式会社のキャッチコピーです。

こちらは企業の宣言としてのキャッチコピーで、ブランディングに関わってきます。

シンプルで端的な言葉ですが「オドロキ」とすることで塗装がもたらす楽しさと、塗装がイメージを変える力があることまで伝わってきますね。

『気候が安定している春がおすすめ!外壁・屋根塗装リフォーム』エディオン4月チラシ

家電量販店エディオンのチラシのキャッチコピーです。

塗装は雨になると作業が日をまたぐことになるため、季節感や限定感から説得力のあるキャッチコピーになっています。

春がおすすめと限定性を出して適度な煽りもあり「今しかない!」という気持ちからお客様の行動を促すキャッチコピーです。

『施工実績223,000棟 2022年3月末現在』株式会社ペンタくん

塗装業者として施工実績を載せて会社の信頼度を高めたキャッチコピーです。

ホームページに前年度までの施工件数を掲載することで、古い情報のまま載せていないことがわかり信頼度がさらに高まりますね。

実績から見て安心できる会社を選びたいというお客様の集客も期待できます。

『60年安心して暮らせる我が家へ』日本外装リフォームネットワーク ガイソー

お客様目線でベネフィットを明示したキャッチコピーです。

信頼感も持たせることができ、良い印象を持たれますね。

見た人にとって「なぜ60年安心して暮らせるのか?」との疑問からその根拠になる部分まで自然と読み進めてもらうことができます。

『特許取得 保証20年』株式会社オンテックス

「特許取得」をキャッチコピーに使うことで他店と差別化でき、さらに「保証20年」と謳うことで、サービスへの安心感のあるキャッチコピーになります。

信頼性や権威づけになる「特許」や「No.1」などの文言は虚偽になると企業への信頼がなくなってしまうため、使う際は注意しましょう。

『真っ当な塗装は』株式会社コーホーペイント

こちらもインパクトのある言葉で印象に残るキャッチコピーです。

企業のまっすぐな企業姿勢を感じると同時に、疑問に思わせることでサービスの内容まで読み進めてもらいやすいというメリットがありますね。

面白いキャッチコピーについては、こちらの記事を参考にしてください。

かっこいい言葉はいらない!塗装屋のキャッチコピー作りのコツ3つ

かっこいいキャッチコピーを作ることで集客が上手くいくわけではありません。

なぜなら、お客様は企業の姿勢や塗装技術の高さを一番に知りたいわけではなく、お客様自身のニーズに応えてもらえるかが一番知りたいことだからです。

ここでは塗装業のキャッチコピーで押さえるべき3つのコツを紹介します。

お客様のニーズを探り、本当に見た人の心に響くキャッチコピーを作っていきましょう。

コツ①世代交代を意識する

塗装業のキャッチコピー作りでは、お客様の年齢の変化に合わせてキャッチコピーも変えることが大切ですよ。

なぜなら、家は住む人が親世代から子の世代に世帯主が変わるタイミングがあり、塗装業の選び方も変わるからです。

たとえば親世代は地域でのつながりで塗装業者を選んでいたとしても、子世代ではネットで他社との比較の上で検討されるケースが多くあります。

つまりSNSやホームページ、ブログなどのWeb上のキャッチコピーにも力をいれないと、検討の対象から外れてしまう可能性があるのです。

世代交代と塗装を頼むタイミングが重なるケースも多いため、塗装業のキャッチコピー作りでは若い年代にも刺さるアプローチが必要になりますね。

塗装業のWeb集客の方法リフォーム会社の集客方法について、こちらの記事にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

コツ②掲載する媒体に合ったものを作る

掲載する媒体に合ったキャッチコピーを作ることも重要です。

パンフレットやチラシ、ホームページと媒体によって必要なキャッチコピーは変わってきます。

たとえばパンフレットやチラシの場合、見た瞬間に「自分に関係がある」と思えるキャッチコピーで、すぐ行動に移せる「季節限定や期間限定」や「割引」などの訴求が適していますよ。

それに対してホームページの場合は、その会社が信頼できるかを判断する場といえます。

施工事例や自社のサービスに対する思い、実績や業績を掲載することで信頼獲得に努めましょう。

媒体によってお客様にとって欲しい行動が異なるため、キャッチコピーも目的にマッチした言葉を選ぶのがコツです。

コツ③口コミを活用する

自社のサービス後のお客様の感想やアンケート、ホームページや塗装業の紹介ページなどで挙がった「お客様の声」をキャッチコピーに活かしましょう。

他社サービスと検討される中で、口コミは重要な集客を左右するポイントだからです。

口コミを使ったキャッチコピー例としては、「93%のお客様が満足!」「価格と品質で選ばれています」などがあげられます。

他にも施工の早さ、技術力が高いこと、品質保証がある点やカウンセリングの質の高さなど、口コミで評価されているポイントをキャッチコピーに活かしてください。

お客様の声から自社独自の強みを知ることもできます。

自社では気づいていなかった良い点を知ることで、お客様のニーズにより近いキャッチコピーを作れますね。

自社のサービスに対するお客様の声を大切に、お客様の満足している点や不満点も分析するなど商品やサービスに役立てましょう。

まとめ

これまで塗装業のキャッチコピーについて説明しました。

一度まとめてみましょう。

  • 塗装業のキャッチコピーは目的別に作る
  • キャッチコピーは目的によって表現を変えて活用する
  • 塗装業のキャッチコピー作りのコツは世代交代を意識すること
  • 媒体によって表現を変えたり、口コミを活用したりして集客のあるキャッチコピーを作る
  • キャッチコピーを作る際は掲載する数字が古くないかをチェック
  • 虚偽のキャッチコピーはNG
  • お客様の目線に立ってキャッチコピーを考えることが大切

塗装業にとってキャッチコピーは集客には欠かせない重要な要素です。

自社の特徴や強み、お客様のニーズを探ったうえでキャッチコピーを作り、検証を重ねてくださいね。

自社を成功に導くキャッチコピーが見つかるはずです。

キャッチコピーについてより知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

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