アメブロはもう集客できない?集客できるおすすめツールやコツとは
- アメブロでの集客はもう古いの?
- アメブロは検索に引っかからないって聞いたけど、本当?
- アメブロで集客するコツが知りたい!
アメブロでも集客はもう古いと考えていませんか。
確かに、アメブロは無料ブログなので検索上位に表示されにくいという特徴があります。
また、スキマ時間で手軽に見られるInstagramやTwitterなどのSNSの方がアメブロよりもいいね数を集めやすいため、アメブロでの集客は古いと言われたりします。
ですが、コツさえつかめばアメブロでもまだまだ集客できますよ。
この記事では、アメブロで集客するためのコツやおすすめの集客ツールを紹介しています。
最後まで読んでいただければ、あなたもアメブロで集客できるようになりますよ。
使って損はない!アメブロとは?
アメブロは、株式会社サイバーエージェントが運営するレンタルブログサービスです。
アメーバブログを省略して、アメブロという名前で親しまれています。
一般人だけでなく、多数の芸能人や著名人がアメブロを利用しているので、ご存じの方も多いでしょう。
アメブロは無料で利用でき、パソコンの知識がない初心者でも始めやすい仕様になっています。
また、「フォロー」や「いいね」機能があったり、仮想空間サービスの「アメーバピグ」とも連携できます。(※1)
ユーザー同士のコミュニケーションが取りやすいので、ただのブログとしてではなく、SNSのように使えるのがアメブロの特徴ですね。
そして、以前は禁止されていた商用利用も現在は解禁されています。
アフィリエイトだけでなく、メルマガやセミナーの告知もできるようになったので、アメブロはビジネスにも活用されていますよ。
アメブロの使い方や開設方法についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。
「アメブロは集客できない」と言われるワケとは?
無料で手軽に利用できるアメブロは、日本国内における利用者数もとても多いブログサービスです。
利用者数が多ければ、集客にも向いていそうな気がしますよね。しかし、アメブロは集客には向いていないと言われています。
なぜアメブロは集客に向かないのでしょうか。
ここでは、アメブロが集客できないと言われる4つの理由をみていきましょう。
理由①ライバルが多すぎるから
1つ目の理由として、アメブロは誰でもできる手軽さゆえにライバルが多いことがあげられます。
パソコンのスキルがない初心者でも、簡単にブログを開設できるのがアメブロですね。
なので、あなたが始めようとしているブログジャンルにもライバルが多数いると考えられます。
さらに、人気ブロガーとしての地位を確立している人がいた場合には、強力なライバルとなりますよね。
ライバルとの差別化ができる魅力的なブログを作らなければ、ほかのブログに埋もれてしまいアクセス数を稼げません。
ライバルが多く、集客方法を工夫しなければいけないため、アメブロは集客に向いていないと言われているのです。
理由②検索に弱いから
インターネットで何かを検索する際、ほとんどの方が1ページ目に表示されたサイトを見ますよね。
何ページも進まないと表示されない下位のサイトでは、検索したときに閲覧者の目に触れる可能性が低くなります。
2つ目のアメブロが集客できないと言われる理由は、Google(グーグル)やYahoo!(ヤフー)などの検索エンジンで検索した時に上位表示されにくいからです。
というのも、Google(グーグル)やYahoo!(ヤフー)では同じドメインのサイトが複数ある場合、表示する数に制限を設けています。
これは、ページ内に表示されるサイトの多様性を高めることを目的としており、同じページ内にさまざまなサイトを表示するためです。
アメブロのドメインはすべてameblo.jpとなるので、SEO対策をしっかりとおこなわなければ上位表示を狙うのは難しいのです。
集客に繋げるためには、ブログを上位表示させることが欠かせません。
しかしアメブロユーザーのなかにはSEO対策をしない方も多く、上位表示されにくいため「アメブロは検索に弱く集客しにくい」と言われてしまうのです。
理由③想定するターゲットがユーザーにいないから
想定しているターゲットとアメブロユーザー層にズレがあることも、集客できない理由のひとつです。
ターゲットとアメブロユーザー層がズレていると、ブログの内容もユーザーのニーズに合わないものになってしまいます。
ユーザーのニーズに合わない記事ばかりのブログでは、どんなに記事を増やしたところで集客できません。
Amebaによると、アメブロのユーザーは女性が7割を占めています。(※2)
年代は30〜50代が中心で、特にママ世代が多いのが特徴です。
アメブロの公式ジャンルの参加数を見ても、子育て関連のブログ数が圧倒的ですね。
アメブロで集客するためには、アメブロのユーザー層に向けて、ニーズのある情報を発信することが大切ですよ。
(※2)Ameba
理由④アメブロ離れの傾向があるから
アメブロが集客できないと言われる理由の4つ目は、ユーザーがアメブロを利用する機会が減っていることです。
近年では、ブログよりも手軽に利用できるInstagramやTwitterなどのSNSが主流になっていますよね。
実際にアメブロのいいね数より、Instagramや Twitterの方がいいね数が多いのが現状です。
Instagramや Twitterのように簡単に投稿できるSNSが多くある中で、ブログという手段を使うユーザーが少なくなっているのですね。
しかし、商用利用が解禁されたことやコロナ禍で副業や在宅ワークが広く浸透したことから、アメブロは起業家たちに注目されています。
Amebaが出している数字では、2024年現在、月7,500万人の利用者がいるとしています。(※2)
そのためアメブロをうまく活用することで、まだまだ集客ツールとしての役割は期待できますよ。
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【集客力アップ】アメブロ集客が成功する6つのコツ
アメブロが集客しにくいと言われる理由をみてきましたが、ポイントを押さえればアメブロでもしっかりと集客できます。
ここからは、アメブロでの集客を成功させるための6つのコツを紹介します。
コツを押さえて、アメブロで集客を成功させましょう。
- コツ①アメブロ集客の効果を分析する
- コツ②SEO対策を意識する
- コツ③各サービスと連携をする
- コツ④アメブロ記事に#(ハッシュタグ)をつける
- コツ⑤アメブロのリブログ機能を使う
- コツ⑥アメブロの目的を明確にする
コツ①アメブロ集客の効果を分析する
まず、大切なのはアメブロで書いた記事を分析することです。
アメブロでの集客効果を分析することで集客に繋がるブログ運営のヒントが見つかります。
そこで、アメブロのアクセス解析機能を活用しましょう。
アクセス解析機能を使えば、以下のような分析ができますよ
- 日にちごとのアクセス数
- アクセスされている時間帯
- どんなデバイス(スマートフォンなのかパソコンなのか)からのアクセスが多いのか
- アクセス経路(検索エンジンからなのか、SNS経由なのか)
読者のニーズやベストな投稿時間帯など、現状の集客効果を分析して次の記事に活かせば、さらにアクセス数を伸ばしていくことができますよ。
アメブロのアクセス解析のやり方について詳しく知りたい方は、こちらの記事 をご覧ください。
コツ②SEO対策を意識する
ユーザーが検索した時にまず目を通すのは、1ページ目ですよね。
よほど興味があることでなければ、何ページも進んで見ることはありません。
そのため、SEO対策を意識して記事を作成することが、アメブロの集客を増やすためには非常に重要になってきます。
では、ユーザーが検索したときに自分のブログが1ページ目に表示されるにはどうしたらいいのでしょうか。
上位表示されるためのポイントは以下の3つです。
ブログの記事やタイトルにキーワードを盛り込むことで検索に引っかかりやすくなります。
例えば、ブログタイトルが「わたし(名前)のブログ」だった場合、ただの趣味のブログになってしまい、検索エンジンにも引っかかりません。
しかし、「目指せ月収50万円!〇〇のSNS収益化までの道のり」にすれば、「SNS」「収益化」というキーワードで検索に引っかかりやすくなります。
さらに、SNSやWordpressへリンクを設置すれば、新たな集客経路ができます。
特にWordpressはSEOに強いので、アメブロのデメリットを補えますよ。
SEO対策には質の高い記事も欠かせません。
読者がブログを読みに来る目的は、知りたい情報を調べたり、悩みを解決したりするときです。
読者のニーズに応えられる記事を書くことで、読者は「またこのブログを読みたい」という気持ちになり、集客に繋がりますよ。
コツ③各サービスと連携をする
アメブロでの集客を上げるためには、SNSやWordPressなど他のサービスとの連携をしましょう。
SNSやWordPressなどと連携することで、SNSやWordPressを見ている人がアメブロにも足を運んでくれるようになります。
なので、より多くの人に見てもらえるのですね。
例えば、Instagramは写真や画像がメインなので、より視覚に訴えることができます。
文章だけよりも効果的にアピールできるので、アメブロでは伝えきれなかった魅力を読者に伝えることができます。
SNSなら費用もかからず、アクセス数が稼げるのでおすすめですよ。
アメブロとの連携におすすめなツールは記事の後半でも紹介していますので、参考にしてくださいね。
コツ④アメブロ記事に#(ハッシュタグ)をつける
アメブロで書いた記事に#(ハッシュタグ)をつけることも集客を増やすコツです。
これまでは検索エンジンを使って情報を収集する方法が主流でしたが、SNSの台頭によりハッシュタグで検索するユーザーが多くなりました。
そのためハッシュタグがついている方が記事を見てもらえる可能性が上がりますよ。
ハッシュタグを効果的につけるポイントは、関連#(ハッシュタグ)を有効活用することです。
人気のあるハッシュタグはユーザーが検索してくれやすい反面、同じハッシュタグをつけている記事が多くあることを意味します。
ひとつのキーワードで何千件、何万件もの記事がヒットするでしょう。
その中であなたの記事を見つけてもらうのは難しいですね。
なので、メインとなるキーワードと関連していて、一番数の少ないハッシュタグを付けることが効果的なのです。
ライバル記事が少ないので、関連#(ハッシュタグ)からの流入が期待できますよ。
また、アメブロには通常のハッシュタグのほか、星マーク(☆)がついた公式ハッシュタグもあります。
公式ハッシュタグのランキングページで上位になれば、より多くのアクセスが期待できます。
通常のハッシュタグとアメブロの公式ハッシュタグをうまく活用して、アメブロの集客に繋げていきましょう。
コツ⑤アメブロのリブログ機能を使う
アメブロのリブログ機能を使えば集客力をあげられます。
リブログ機能とは、他の人のアメブロ記事を自分のブログに貼り付ける機能のことですね。
あなたの記事が他の人のブログにリブログされれば、そちらのブログからの集客も見込めるというわけです。
また自分と同じようなテーマのブログをリブログすることで、自分のブログを見てもらう機会も作れますね。
リブログはアメブロの機能なので、相手に許可を取る必要はありません。
ただし、リブログは基本的には相手の記事に共感して、他の人にも読んでもらいたい時に使うものです。
相手のファンを奪うようなリブログはやめましょう。
リブログ機能は集客に繋がるので、リブログするだけでなく、誰かにリブログされるようなブログを目指すことも大切ですよ。
コツ⑥アメブロの目的を明確にする
アメブロで何をやりたいのか、目的を明確にすることも集客力をあげるためのポイントです。
商品やサービスの成約までしたいのか、それともセミナーの情報を発信するだけの補助的な役割にしたいのか、何を目的にするのかによって記事の内容や選ぶ集客ツールも変わってきます。
例えば、日記のようにとりとめのないことを書いているブログに、いきなり自己啓発セミナーの案内が出てきたら、読者は不信感や不快感を覚えますよね。
ですが、普段から自己啓発の話を載せているブログにセミナー案内を載せたら、読者は興味を持ってくれるでしょう。
また商品やサービスを売るにしても、買って欲しいばかりにブログ内に購入ボタンがたくさんあるブログでは押し売り感があり、警戒してしまいますよね。
まずはメルマガに誘導するだけなど、ワンクッション置くことでユーザーに安心感を抱いてもらえます。
どんな目的でブログを書いているのかをはっきりさせれば、ユーザーに響く記事内容や効果的なアプローチ方法が見えてきますよ。
おすすめのアメブロ集客ツール2選
ここまでは、アメブロで集客を増やすためのコツを見てきました。
次は、アメブロでの集客に使えるおすすめツールを紹介します。
アメブロを他のツールと連携することで、さらなる集客効果が期待できますよ。
集客ツール①拡散力の高い「SNS」
まず注目したい集客ツールは「SNS」です。
Instagram/Twitter/FacebookなどのSNSは拡散力が高いのが特徴です。
令和3年の総務省の調査では、10代~40代で8割、50代〜60代で6割の方がSNSを利用しているという結果がでました。(※3)
世代を問わずSNSを利用しているのがわかりますね。
つまりSNSを活用すれば、より多くのユーザーに自分のアメブロを知ってもらう機会が増えるのです。
SNSで記事のシェアをしたり、アメブロのプロフィール欄にSNSボタンを設置すれば、集客に繋がりますよ。
また、普段アメブロを使っていないユーザー層にも効果的にアプローチできるのもSNSのメリットです。
ユーザー層や各SNSの特性を理解することで、より効果的に集客できますよ。
各SNSとの連携については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
(※3)令和3年度 情報通信白書 年齢階層別ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況
2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています
集客ツール②SEOに強い「WordPress(ワードプレス)」
SEOにも強いWordPress(ワードプレス)もアメブロの集客におすすめです。
WordPressで作るブログは、検索エンジンのクローラーが評価しやすい構造になっているのでSEOに効果的です。
また、WordPressはプラグインの種類も豊富なので、サイトマップの作成などSEO効果の高いプラグインを簡単に追加できます。
記事の更新や追加も手軽にできるので、SEOに大切な良質なコンテンツ作りにも向いていますね。
WordPressのブログとアメブロそれぞれに誘導リンクを貼ることで、どちらからも集客を見込むことができますよ。
アメブロはSEOに弱いという特徴がありますが、WordPressとの連携でその弱点をカバーできますね。
アメブロとWordPressはそれぞれにメリット・デメリットがあるので、うまく使い分けて集客を増やしていきましょう。
アメブロとWordPressの連携についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
【注意】アメブロ自動化ツールの利用は認められていない
自動的にフォローやいいねをしてくれる自動化ツールをご存じでしょうか。
自動化ツールを使えば、指定したキーワードや条件をもとに自動でフォローやいいねをしてくれるので、フォローバックなどで手軽にアクセスを増やせます。
しかし、アメブロでは自動化ツールの使用は認められていないので注意しましょう。
Ameba(アメーバ)の利用規約には、以下のような記載があります。
『Amebaは自動化ツール等を利用したサービスの利用を認めていません。開発者の意図しない動作を可能にするようなツールの利用はおやめください。』(※4)
自動化ツールを使うことは、Ameba(アメーバ)の規約違反なので、アカウントが消される可能性もあります。
また、自動化ツールを使ってフォロワーやいいねの数を増やしても、実際の読者が増えるわけではありません。
一時的にフォロワーやいいねが増えるだけで、次には繋がらないので本当の意味での集客にはなりませんよ。
アメブロでは自動化ツールの利用は認められておらず、使うメリットもないのでその点は覚えておきましょう。
(※4)Ameba ヘルプ
起業家なら注意すべきアメーバブログの商用利用とは?
アメブロ内で商品を売ったりアフィリエイトをすることは以前は禁止されていました。
しかし、2018年12月にアメブロの商用利用が解禁され、自社商品の販売やセミナーの告知、アフィリエイトなどが可能になりました。
ただし、今後の利用規約の改訂でルールが変わる可能性もあり得ますので、注視しておく必要がありますよ。
アメブロの商用利用についてはこちらの記事で分かりやすく解説しています。
アメブロ集客は古い?アメブロとWordPress(ワードプレス)を比較
最近では、アメブロよりもWordPress(ワードプレス)の方が集客が見込めると言われています。
アメブロとWordPress(ワードプレス)にはどんな違いがあるのか、以下の表に簡単にまとめました。
アメブロ | WordPress(ワードプレス) | |
---|---|---|
料金 | 無料 ※広告を外すなどの機能は別途 | 無料 ※ドメイン取得とサーバーレンタルの費用は別途必要 |
SEO | △ | 〇 |
特徴 | ・手軽に始められる ・SNSに近いコミュニティ機能がある | ・デザインのテンプレート数が多い ・カスタマイズの自由度が高い ・プラグインの種類が豊富 |
アメブロはメールアドレスさえあれば、無料で簡単にブログを開設できます。
SNSに近いコミュニティ機能があるので、ブログを初めてすぐでも集客できる可能性がありますよ。
しかし、アメブロはSEOには強くないのでより多くのアクセス数を集めたい場合には、SEOを意識して記事を作成するなど工夫が必要です。
対して、WordPressはデザイン性が高く、カスタマイズ機能もとても充実しています。
自分の思い通りのサイトを作りたい人に向いていますね。
独自ドメインを利用できたり、もともとSEOに強い作りになっているので集客効果が高いのがWordPressの特徴です。
こちらの記事でアメブロとWordPressの違いを詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
この記事を読んで、アメブロでの集客のコツが分かりましたね。
最後にこの記事で紹介した内容をまとめます。
- アメブロが集客できないと言われている理由はライバルが多く、検索に弱いから
- アメブロの集客効果を分析し、SEO対策をしっかりと行うことが集客のコツ
- #(ハッシュタグ)やリブログなど、アメブロの機能をうまく使うと集客アップに繋がる
- アメブロの集客におすすめなツールはSNSとWordPress
アメブロでは集客できないと言われますが、コツさえ掴めばアメブロでもしっかりと集客できます。
この記事を参考にして、アメブロでの集客を目指しましょう。