運営者プロフィール

森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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SNSで稼ぐ方法まとめ!初心者が収益化する仕組みを徹底解説

  • SNSでお金が稼げるって本当?
  • どんな方法でSNSの収益化ができるの?
  • SNSで収益を得るコツが知りたい!

本記事で解説している通り、SNSを収益化してお金を稼ぐことは簡単なことではありません。

しかし、収益化の仕組みや収益化しやすいサービスを正しく知れば、あなたのSNSも収益化できます。

この記事では、初心者でもSNSで稼げる方法を紹介します。

SNSを収益化するコツも解説しているので、参考にしてくださいね。

また、よくある質問FAQも掲載していますので、併せてご覧ください。

目次

SNSでは稼げない?収益化が難しい理由を解説

今ではTwitterやインスタなど、SNSを利用している人はたくさんいますね。

SNSを使っている人の中には、「普段使っているSNSでお金を稼げたらいいな」と思ったことがある人もいるでしょう。

ですが、実際にはSNSで稼ぐことは簡単ではありません。

その理由について市場調査の結果を参考にしながら考えてみましょう。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

【結論】収益化できている人はほんの一握り

ズバリ結論から言うと、SNSを収益化できている人はほんの一握りしかいません。

自社アンケートに基づく表示※1

SNSを使って副業または自営業をしている方100名に行った当社のアンケート調査によると、55%の人が「SNSを使ってこれまで収益を上げられなかった」と回答しています。(※1)

自社アンケートに基づく表示※2

さらに、「収益を上げた」と回答した人でも、半数が最大月収は10万円以下でした。(※2)

調査人数は少ないものの、明らかにSNSをビジネス活用している多くの人が収益化できずに、悩んでいるということが分かります。

【理由】なぜSNSの収益化は難しいのか?

SNSは普段使っているため、基本的な使い方が分かっている人は多いですよね。

しかし、「SNSの収益化」となるとなぜこんなにもハードルが上がるのでしょうか?

筆者である私が考察する3つの理由を紹介します。

  1. 参入障壁が低いから
  2. 基本戦略がないままスタートしているから
  3. 1つのSNSだけで収益化を目指してしまうから

理由①参入障壁が低いから

まず考えられるのは、SNSは誰でも使えるため簡単に参入することができる点です。

SNSは、操作自体は簡単で特別なスキルはいりませんし、インストールにお金もかかりません。

誰でも参入できるからこそライバルが多く存在し、競合との差別化が非常に難しいのです。

その結果、自身のオリジナリティが確立できず、ユーザーに見つけてもらえないアカウントができてしまうのです。

ユーザーに認知されなければ、当然収益化することもできません。

SNSは誰でもできるからこそ、稼げないビジネスになってしまっているのです。

理由②基本戦略がないままスタートしているから

また、参入のハードルが低いことに付随して、なんとなく始める人が多いのもSNSが稼げない理由です。

店舗をもってお店を始める場合、大半の人はお店の立地やターゲットなど計画を練って事業を始めるでしょう。

なぜなら失敗した場合に多額の負債を抱えるリスクがあるからですね。

しかし、SNSの場合は無料で簡単に始められるため、競合との差別化を図ったり、自らのオリジナリティを見出す前にビジネスを始めてしまうケースが多いんです。

そして、マーケティングの基本戦略がないまま、伸びないアカウントを運用し続けてしまうのです。

SNSビジネスでは「とりあえず始めてみた」という人が多いため、きちんとマーケティング戦略を立てて運用することが重要ですよ。

理由③1つのSNSだけで収益化を目指してしまうから

1つのSNSに絞ってしまうことも収益化につながりにくい理由の1つです。

現在ではSNSが普及しており、1人で複数のSNSでアカウントを持っている人もたくさんいますね。

それだけSNSが広まっているにもかかわらず、1つのSNSでのみ展開し収益化に結び付けていくのは大変難しいことです。

インスタは画像、Twitterは短文といったように、SNSにはそれぞれ得意なポイントがありますね。

そこで、あなたのビジネスの強みをもっともアピールできるSNSを1つ見つけて、その軸を基にほかのSNSへメディアミックスで展開させていくことが必要です。

SNS同士をリンクさせることで、より多くのユーザーから認知してもらえ、ビジネスを広げることにつながりますよ。

【仕組み図表あり】SNSで稼ぐ方法は4つ!収益化モデルとは

SNSで稼ぐと言っても、ただ投稿するだけでは収入を得ることはできません。

SNSで収入を得るためのおもな方法は、以下の4つです。

  1. 企業からPR案件をもらう
  2. 各SNSが提供している収益化サービスを活用する
  3. アフィリエイト広告を掲載する
  4. 自分の商品をSNSを通じて販売する
自社アンケートに基づく表示※3

当社が行ったアンケートでは、SNSで収益化する方法として最も多かったのはアフィリエイトでした。(※3)

アンケート結果をふまえたうえで、SNSで収入を得る4つの方法についてひとつずつ詳しくみていきましょう。

収益化方法①企業のPR案件

ひとつめは、企業から受けたPR案件をSNSに投稿することで収入を得る方法です。

PR案件とは、フォロワー数や動画の再生回数、商品の購入などに応じて収入が得られる収益モデルです。

あなたも実際に、SNSにあがったインフルエンサーの投稿をきっかけに、商品やサービスに興味を持ったり、購入の決め手になったという経験があるのではないでしょうか?

今では著名なインフルエンサーの影響はとても大きく、SNSを通しての消費も一般的になってきました。

そのため、企業側は商品やサービスの認知拡大や販促を目的として、SNSでのPRを依頼しているのですね。

企業のPR案件を上手く活用できれば、継続的に収入を得ることもできるのでおすすめです。

ただし、企業のPR案件を扱う場合は、以下2つの条件をクリアしている必要があります。

  • 一定数以上のフォロワーまたはファンがいること
  • ファンやフォロワーから信頼されていること

特にPR案件を扱う際は「信頼関係」が重要で、PR案件であることを明示した上でSNS発信をする必要があります。

なぜなら、あたかも自分のお気に入りの商品と受け取られるような投稿にしてしまうと、ステルスマーケティングとなり、投稿者も企業側もマイナスの印象をもたれてしまうからです。

SNS自体の信用も落ち、収益化が難しくなってしまうので、PR案件であることを明記するなどして商品やサービスを紹介しましょう。

収益化方法②SNSの収益化ツール

SNSで収入を得るふたつめの方法は、SNSの収益化ツールを使って稼ぐ方法です。

それぞれのSNSには申請することで利用できる収益化サービスがあります。

動画の再生回数や広告のクリック数によって収益が得られるシステムですね。

例えば、ライブ配信などの投げ銭やインスタの画像販売、インスタショッピングなどがSNSの収益化ツールとして有名です。

SNS自体は無料でいつでも利用できるので、初期投資があまりかからず、働く時間や場所を選ばなくていいというメリットがあります。

SNSの収益化ツールについては、この記事の後半で詳しく紹介しているので、参考にしてください。

収益化方法③アフィリエイト

3つめの方法は、アフィリエイトで収入を得る方法です。

アフィリエイトとは、インターネット上での成果報酬型の広告を意味します。

個人のサイトやブログに広告を貼り、ユーザーがその商品やサービスを購入すると報酬が発生する仕組みですね。

また、SNS独自のアフィリエイトのサービスもあります。

たとえば、Instagram(インスタグラム)の「Affiliate Commerce(アフィリエイトコマース)」などですね。

Instagram(インスタグラム)内の「商品タグ機能」を使い、商品をタグ付けし、そのタグを通して商品が購入されると、企業側から報酬が支払われる仕組みです。

Instagram(インスタグラム)の中で商品の購入と支払いまで完結する「チェックアウト機能」により、誰のどの投稿からの購入が多いのかが明確になっています。

ユーザーが多く拡散力のあるSNSでアフィリエイトをすることで、ブログやサイトでのアフィリエイトよりも幅広くアピールできるメリットがありますね。

さらに、フォロワーが増えてファン化すれば長期的な収益化も期待できます。

ただし、SNSによってはアフィリエイト広告のリンクを直接掲載できないこともあります。

アフィリエイトをおこなう時には、SNSの利用規約などをチェックしてからにしましょう。

収益化方法④自分の商品をSNSを通じて販売する

自分の持っているスキルを販売し、得意なことでお金を稼ぐこともできます。

たとえば、イラストを描くことが好き、パソコンが得意なので動画の編集ができる、ハンドメイドで洋服を作ることができるなどのスキルですね。

インターネットが普及した現在では、趣味や特技を商品としてネット上で売ることができます。

スキル販売に特化した専用サイトもあるので、少し紹介します。

スクロールできます
サービス名coconala
(ココナラ)
minne
(ミンネ)
Snapmart
(スナップマート)
TIME TICKET
(タイムチケット)
販売できるものビジネススキルから占いなど多岐にわたるハンドメイド品写真や画像専門スキル(30分単位で自分の時間を売れる)
販売手数料22%10.56%30~60%
※条件により変動
15~25%+税
※売上金額により変動
メリット販売できるスキルの種類が豊富初期費用、月額利用料が無料SNS感覚で気軽に投稿できる短時間で働ける
デメリットすぐに仕事に結びつくとは限らないクーポンやメルマガといった販促ツールはない投稿した写真が必ず売れるとは限らないWeb関連など、人気ジャンルが偏っている

自分にあったサイトを見つけて、ぜひあなたのスキルを売ってみましょう。

今からでも稼げるSNSはどれ?4大SNSの違い比較

「Twitter」や「Instagram」など、多くのSNSが存在しますが、収益化に適したSNSはどれでしょうか。

自社アンケートに基づく表示※4

当社が行ったアンケートによると、収益化するためにビジネス利用されているSNSは「Twitter」が29%でもっとも多い結果となりました。(※4)

次いで「Instagram」が24%、「YouTube」が23%という結果でした。(※4)

短い動画が人気の「TikTok」はわずか5%にとどまっています。(※4)

では、「Twitter」/「Instagram」/「YouTube」/「TikTok」ではどうやって収益化するのでしょうか。

次の項目で表にまとめているので、参考にしてください。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

【まとめ表】各SNSの稼ぎ方一覧表

当社アンケートの結果をもとに、各SNSの特徴をまとめました。

バズりやすさTwitter>TikTok>Youtube>Instagram
フォロワー獲得難易度TikTok<Youtube<Instagram=Twitter
スクロールできます
YouTubeInstagramTwitterTikTok
収益化の難しさ収益化に条件がある収益化につながる熱量の高いフォロワー獲得に時間がかかる新規ユーザーが少なく、フォロワー獲得に時間がかかる収益化の方法が少ない
こんな人におすすめ動画を通して人を楽しませたい人
根気強く動画編集ができる人
流行に敏感な人
美容やエンタメなど得意分野がある人
まめに情報を発信できる人最新のトレンドを反映できる人
リズムに合わせた動画づくりが得意な人

この表を参考に、Instagram、YouTube、Twitter、TikTokで稼ぐ方法を詳しく紹介します。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

SNS①Instagram(インスタグラム)で稼ぐ

まずはインスタグラムで稼ぐ方法を紹介します。

インスタグラムは画像や動画を投稿したり、フォロワーとコミュニケーションを取ったりするだけでなく、収益を得ることができますよ。

3つの方法を紹介するので、インスタグラムを収益化したいと考えている方は参考にしてくださいね。

インスタ収益化方法①商品PRやアフィリエイト

インスタグラムでは企業から商品のPR案件を受けたり、アフィリエイト広告を設置したりすることで報酬を得ることができますよ。

企業の商品PRは企業側からこの商品をPRして欲しいという依頼を受け、インスタグラムで商品を紹介することで報酬を得る方法です。

また、アフィリエイトはインスタグラムを通じて紹介した商品やサービスが売れたら報酬をもらえるやり方で、成功型報酬とも言われます。

どちらも一定数のフォロワーがいなければ案件の獲得自体が難しいので、まずは熱量の高いフォロワーを獲得しましょう。

また、商品PRもアフィリエイトもアカウントのイメージとかけ離れた案件や怪しい案件を受けてしまうとフォロワーが離れていく原因になりかねません。

案件の依頼が来たら、よく考えて受けるかどうかを決めましょう。

自社サイトや公式LINEへの誘導

インスタグラムから自社サイトや公式LINEへ誘導し、商品やサービスを販売する方法でも収入を得られますよ。

インスタグラムで自社の商品やサービスをPRし、フォロワーが商品やサービスを購入してくれることで収益につなげていく手法です。

2021年6月からインスタグラム内でもショップをオープンさせることができるようになったので、ネットショップとしてのインスタグラムの可能性はさらに広がっていくでしょう。

また、LINEに誘導し、LINEをメルマガとして活用することでも商品やサービスを販売できます。

インスタグラムは多くの人にアピールすることが得意ですが、LINEは1対1のコミュニケーションに向いています。

そこで、インスタグラムからたくさんの人を集客し、LINEで個々に商品の販売をすることで段階を踏んだアプローチが可能になりますよ。

特にLINEを使った商品販売の場合、ステップ配信という手法を用いて自動化して販売することができます。

実際に筆者である私もLINEを使ってオンライン商品を販売しており、ECサイトを作るよりも簡単な仕組みでビジネスを成立させることができています。

インスタグラムからLINEへ誘導する収益化手法は、自身で作成した商品やサービスがある方にはおすすめの方法ですよ。

インスタグラムで商品を売る方法はこちらの記事に詳しくまとめているので参考にしてください。

またインスタグラムからLINEに誘導したいという方はぜひこちらの記事も参考にしてください。

企業Instagramアカウント運用のサポート

企業のインスタグラムアカウントの運用をサポートすることも収益になります。

インスタグラムの普及に伴って、「インスタグラムを導入したいけど運用の仕方が分からない」という企業はたくさんあります。

そこで、自身のインスタグラムでの実績を企業にアピールし、アカウント運用をサポートすることで報酬を得られますよ。

きちんとした運用実績があれば、企業側にも安心感を持ってもらいやすいでしょう。

あくまでも運用代行なので主観的な発信ではなく、企業側の意見をきちんと取り入れた投稿をすることが大切ですよ。

運用代行は、インスタグラムでフォロワーをたくさん獲得したことがある方にはおすすめの収益化手法といえますね。

SNS②Twitter(ツイッター)で稼ぐ

2つ目に紹介するのはTwitterの収益化についてです。

当社が行ったアンケートではTwitterでの収益化が第1位でした。

では、Twitterを使ってどのように収入を得ていくのか、さっそく見ていきましょう。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

自社ブログへの誘導

Twitterは短い文章での発信に特化したSNSですね。

そこで、文章がベースというTwitterの特性を活用して自社サイトに誘導し、商品やサービスを販売する方法で収益化できますよ。

ブログのみの場合、流入は検索エンジンが基本になります。

しかし、検索エンジンで上位に表示されるようになるにはある程度の時間が必要です。

一方、Twitterは情報のスピードが速く、バズった投稿はあっという間に広がりますね。

Twitterで商品やサービスの宣伝を行い集客し、ブログに誘導してさらに詳細を伝え販売につなげる方が、ブログだけの運用より収益化に結びつけやすいんです。

Twitterは他のSNSよりも炎上の可能性が格段に高いからこそ、爆発的に伸びるチャンスも秘めていますよ。

SNSとブログを掛け合わせる集客方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

有料NOTEへの誘導

有料のNOTEを開設し、Twitterと連携させてNOTEの購入へ誘導することも可能です。

NOTEとは、文章メインの投稿を発信、共有できるサービスで、ブログよりも開設が簡単なため初心者にもおすすめのサービスです。

NOTEなら、ブログのようにサーバーをレンタルしたり、プログラミング言語の知識を学んだりする必要はなく、無料の会員登録をするだけで始められますよ。

また、NOTEにはツイートを記事に埋め込む機能もあるので、ツイートした中からフォロワーの反応が大きいものを記事にすれば、フォロワーが読みたい内容を調査する時間も短縮されますね。

SNS③Youtube(ユーチューブ)で稼ぐ

続いて、2018年ごろからYoutuberという職業が一般でも認知されるようになった「YouTube」での稼ぎ方を紹介します。

小学生のなりたい職業にランクインするなど大人気のYouTubeですが、実際はどうやって報酬を得るのでしょうか。

収益化の方法を3つ紹介します。

動画再生による広告収入

YouTubeでの動画再生による広告収入は聞いたことがあるかもしれませんね。

広告収入は、チャンネル視聴者が広告を一定時間以上見てくれたり、広告をクリックしてくれたりすることで報酬が発生しますよ。

YouTubeで広告収入を得るためにはYouTubeパートナープログラムに加盟し、収益化する必要があります。

ただし、この収益化設定をできるようにするには、以下のような条件があります。

  • チャンネル登録者数が1,000人以上いること
  • 直近12ヶ月間でのチャンネル視聴時間が4,000時間以上
  • 広告を掲載するのにふさわしいチャンネルであるか

現在では、芸能人や著名人でもYouTubeで配信している人はたくさんおり、人気ジャンルは市場競争がかなり激化しているため、広告収入で稼ぐのはなかなか難しくなっていることは覚えておきましょう。

このようにYouTubeで広告収入を得るための条件を満たすには、ある程度実績のあるチャンネルになる必要がありますよ。

スパチャやメンバーシップなどの直接課金

ライブ配信などで視聴者から「投げ銭」といわれるシステムを使い直接課金してもらうスパチャや、視聴者が月額料金を払うことで特典をもらえるメンバーシップもYouTubeを収益化する上で大きな収入源になりますよ。

スパチャもメンバーシップも配信者に直接課金するシステムなので、いかにたくさん応援してくれるファンを集められるかが重要です。

ファンとのコミュニケーションを積極的にとったり、ファンのニーズを分析したりしましょう。

直接課金してくれるファンを大切にしていくと安定した収入につながりやすいですよ。

企業Youtubeアカウント運用のサポート

YouTubeに進出する企業もたくさん存在するので、企業のYouTubeアカウントの運用をサポートすることでも収益化が目指せます。

企業側はYouTubeアカウントの再生回数を上げたり登録者数を伸ばしたりして欲しくて運用代行を頼むので、再現性が求められる仕事です。

そこで、自身のYouTubeチャンネルでの成功例をアピールしたり、過去に請け負った運用サポートの実績を伝えたりすることで競合と差をつけ、企業側から依頼をもらいやすくしましょう。

また、動画の編集だけでなく、企画やターゲットの分析などYouTubeチャンネルに関する業務がひと通りできるとより企業側からの信頼を得やすくなりますよ。

YouTubeのアカウント運用サポートは、YouTubeチャンネルに対する知識がある方にはおすすめの収益化ですね。

SNS④TikTok(ティックトック)で稼ぐ

ショート動画でおなじみのTikTokではどんな方法で収益化できるのでしょうか。

TikTokは若者を中心に人気のあるSNSですが、実はほかのSNSと比べると収益化しにくいとも言われています。

ですがやり方さえ分かれば、TikTokでも収入を得ることは可能ですよ。

どんな収益化の方法があるのかみてみましょう。

動画再生による広告収入

TikTokはYouTubeと違って動画再生による広告収入はありません。

ただし、アメリカ版TikTokには「TikTok Pulse」という広告分配サービスがあります。

今後日本のTikTokでも「TikTok Pulse」が利用できるようになる可能性はありますが、現時点では利用できないため、TikTokで稼ぎたい方はほかの方法で収益化する必要がありますよ。

投げ銭による直接課金

TikTokでも2021年3月から投げ銭システムが導入されました。

TikTokで収益化したいなら、ライブ配信をして投げ銭をしてもらうのが1番効果的です。

しかし、TikTokでライブ配信をするには、明確な数値の公表はありませんが一定以上のフォロワーが必要なため、ある程度TikTok上での知名度がなければいけません。

また、ライブ配信は普段のショート動画と違い生配信なので、ライブ配信に慣れていないとなかなか投げ銭をもらえない可能性があります。

10代、20代に人気なTikTokで収益化したいなら、ライブ配信に力を入れてみましょう。

外部サイトへのアフィリエイト

TikTokでアフェリエイトをするなら、商品やサービスをTikTokで紹介し、TikTokのプロフィールに商品リンクを貼ったり、ほかのSNSやブログへ誘導したりして購入してもらう方法があります。

TikTokはショート動画がメインのSNSなので、商品やサービスの紹介にはあまり向きません。

そこで、TikTokではユーザーの興味関心を集めて、その詳細を別SNSで解説するという手法が効果的です。

たとえば、TikTokからYouTubeや公式LINEなどへ誘導して、最終的に商品購入ページに誘導するなどの方法が考えられます。

また、ほかのSNSに比べてTikTokを使ったアフィリエイトはライバルが少ないので、成功すれば稼げる可能性が高いですよ。

企業TikTokアカウント運用のサポート

若い世代に人気のTikTokですが、企業の参戦はまだまだ多くありません。

TikTokに参入したくてもTikTok運用のノウハウがないため参戦できない企業に向けて、アカウント運用代行をすることでも収益につなげられますよ。

TikTokは若者の利用者が多いので、若者層をターゲットにしている商品を展開している企業のTikTok参戦は増えていく可能性があります

TikTokのノウハウを活かして収益化するなら、運用サポートはおすすめですよ。

SNSで収益を得るための4つのコツ

ここまで収益化しやすいSNSや動画配信アプリについてご紹介してきました。

しかし、ただSNSで配信するだけではお金は稼げません。

SNSでより多くの収益を得るためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。

次は、SNSで収益を得るためのコツを4つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

コツ①セルフブランディングを行う

まずは自分のSNSのブランディングをしっかりおこなうことが大切です。

SNSは街頭広告やテレビCMと違い、ユーザーがハッシュタグやキーワード検索で投稿を見にくるので、ユーザーに直接アプローチすることができます。

たくさんある投稿の中であなたの投稿を見てもらうためには、SNSにおいて「あなたのポジション」を確立することが重要なのですね。

そのためには「あなたのポジション」を誰にどうやって伝えるのかを明確にしましょう。

たとえば、”節約レシピ”を投稿するにしても家族向けなのか一人暮らし向けなのかで発信する内容や発信の仕方が変わってきますよね。

また、1つのアカウント内で写真や動画の雰囲気を統一することも大切です。

ただし、あまりに普段の自分とかけ離れたブランディングをしてしまうとSNS自体が継続できなくなる可能性があるので注意しましょう。

ブランディングをしっかりとおこなうことで、他のユーザーとの差別化が図れて、より多くのユーザーに見てもらうことができますよ。

セルフブランティングのやり方については、こちらの記事で紹介しています。

コツ②質の良いフォロワーを増やす

SNSのフォロワーを増やせば、それだけSNSでお金を稼げる可能性が高くなります。

広告を目にする人が増えることはもちろん、SNSのフォロワーが増えることで企業のPR案件を受けやすくなるというメリットもありますよ。

さらに、SNSによっては一定数のフォロワーを獲得すると新たな機能を開放することができます。

たとえば、過去のInstagramではフォロワー1万人未満のアカウントでは、ストーリーズにURLリンクを追加する機能が使えないという制限がありました。(現在は制限なし)

このようにSNSではフォロワーを増やすことで、収益化の仕組みが作りやすくなるわけです。

ただし、収益化にはただやみくもにフォロワーの数を増やすのではなく、あなたの投稿にアクションをしてくれるエンゲージメントの高いフォロワーが必要ですよ。

ブランディングをおこないながら、ターゲットとなる人達が求めている情報を提供したり、コミュニケーションを取ったりして、ファンになってくれる質の高いフォロワーを獲得していきましょう。

Instagramのフォロワーに関しては、こちらの記事をぜひ参考にしてください。

コツ③SNSを分析する

SNSにはそれぞれ特性があるので、特性にあった発信をしなくてはいけません。

そのためにはSNSを分析しましょう。

たとえば、Instagram(インスタグラム)は画像の投稿が圧倒的に多く、画像から情報を得ることに向いています。

一方、Twitter(ツイッター)は文字での投稿が大部分を占め、気軽に投稿できることから、情報が速くて臨場感のある投稿を見ることができます。

SNSを分析し、それぞれの特性に合わせた発信をすることで、より効果的にユーザーにアピールすることができますよ。

また、SNSはハッシュタグで流行を知ることができるので、投稿しようとしているジャンルのトレンドをつかんでおきましょう。

Instagram(インスタグラム)ではどんな投稿が多いのか、Twitter(ツイッター)でバズっているのはどんなツイートなのかを知ることは、収益化に役立つヒントになりますよ。

こちらの記事内で集客におすすめなSNSやその特徴を紹介しているので、参考にしてみてください。

コツ④何よりも自分が楽しむ

SNSで情報を発信するとき、忘れがちなのが「楽しむこと」です。

自分が楽しくないことを発信したり、価値を感じないものを紹介しても熱量の高いフォロワーを獲得することはできません。

なによりもSNSでの情報発信を楽しみ、その楽しさに共感を示してくれるフォロワーを集めることが重要です。

もし楽しくSNS運用ができていない、嘘や偽りに苦しみながらSNSを運用しているとしたら、そんなSNS運用は長く続けることができないでしょう。

そんなときはポジショニングやターゲットユーザーを再度確認して、今の自分を受け入れてくれる人に向けた発信をしていきましょう。

SNSで稼ぐときのよくある質問FAQ

SNSで稼ぐ方法や稼ぐコツは分かりましたか?

ここではSNSを収益化する際によくある質問をまとめました。

SNS収益化の疑問を一緒に解決しましょう。

質問①SNSで収益化できたら税金はどうなる?

SNSを収益化した場合の税金はどうなるのでしょうか。

ある程度まとまったお金をSNSで稼げるようになったら、忘れてはいけないのが税金のことです。

税金の知識がないままSNSで収益化すると、最悪の場合、脱税になってしまう可能性もあるので、きちんと押さえておきましょう。

【回答①】収入が一定額を超えると確定申告が必要

基本的に、副業で得た収入が20万円を超えた場合には確定申告が必要です。

また、配偶者の扶養に入ったままで収入を得る場合もありますね。

その場合、年収103万以上になると所得税がかかり、年収130万以上になると健康保険や年金を納めなくてはいけません。

該当の年収をギリギリ超えたくらいの年収で配偶者控除から外れてしまうと、損をしてしまうこともあります。

本業と副業で条件は変わりますが、収入を得た以上税金が発生するケースもあるということは念頭においておきましょう。

質問②SNSコンサルって怪しいけど意味あるの?

SNSの収益化について色々調べていくうちに、SNSコンサルという言葉を目にしたことがあるかもしれません。

SNSコンサルは効果があるのか疑わしいと思っている方もいるでしょう。

ここでは、SNSコンサルがどんなことをしてくれるのかもきちんと押さえましょうね。

インスタコンサルを検討されている方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

【回答②】うまくいかないと悩む時間があるならコンサルを受けるべき

アカウント運用がうまくいかないと長い時間悩むのなら、お金を払ってでもプロに依頼して収益化につなげた方が効率的な場合もありますよ。

SNSコンサルとは、SNSを運用する際にアドバイスや相談を担ってくれて、さらにアカウント戦略や改善点も提示する仕事のことです。

現代ではインターネットで検索すればあらゆる情報を得ることができますね。

ですが、数多くある情報の中から本当に有益な情報を選び出すことがなかなか難しい時代になってもいます。

SNS運用についても、検索すればさまざまな情報が出てきますね。

その中からアカウント運用に必要な情報を見抜き、得た情報をきちんと活用するには経験がなければ難しくなっています。

失敗しながら経験を積むのも大切ですが、効率よくSNSで収益化するなら、SNS運用のプロであるSNSコンサルの力を借りる手もありますよ。

ただし、SNSコンサルは資格等がなく、誰でも名乗ることができます。

そのため、過去の実績を見るなどして有能なSNSコンサルかどうかを見極める必要がありますよ。

SNSコンサルをうまく活用することで、SNS収益化の近道を作りましょう。

質問③SNSで収益化できないのは才能がないから?

SNSで投稿し続けてもフォロワーが増えず、収益化に結びつかない場合、SNSをやる才能がないと言えるのでしょうか?

Twitterで面白いことを呟いたり、インスタで映えるような画像を撮ったりすることはできない!と悩んでSNS収益に踏み出せない方もたくさんいるでしょう。

また、すでにSNSを収益化してるけど、なかなかアカウントの認知が進まない方も参考にしてくださいね。

【回答③】一定レベルの収益化までは才能は必要ない

ある程度のレベルの収益化を目指すのなら努力をすることで成功に近づくことができますよ。

一定レベルまで成功したい場合に大切なのは才能ではなく、日々投稿を続けたり、アカウントの分析をしたりして努力をし続けることです。

一定のレベルまでたどり着く近道は、あなたのアカウントと似ていて成功しているアカウントを見つけて、よいところをどんどん真似していくことですよ。

成功しているアカウントのよいところは積極的に取り入れていきましょう。

ただし、参考にしたアカウント以上に抜きん出た成果を得たいなら、真似するだけではなく、あなたのアカウントにしかないオリジナリティを出すことが大切です。

SNSの収益化を成功させるのに必要なのは才能ではなく、日々の努力を欠かさないことですよ。

まとめ

この記事では、SNSで収益化する方法を紹介しました。

最後にこの記事の内容をまとめます。

  • 戦略をきちんと練ることでSNSの収益化は可能になる
  • 収益化にはいくつか方法があり、SNS独自の収益化ツールもある
  • ブランディングを行い、質の高いフォロワーを得ることが収益化につながる
  • アカウント分析とマーケティング戦略が収益化には欠かせない

SNSで稼ぐには、継続した投稿やフォロワーを多く獲得するといった地道な努力が必要です。

この記事を参考にして、あなたのSNSを収益化につなげましょう。

【アンケート調査の概要】

当サイトが独自に調査したアンケートの概要です。ご参照して、今後のSNS収益化にご活用ください。

■調査概要
調査元:仕組み化学習サイト「シクミ」による独自調査
調査人数:100名(男性49名女性51名)
調査対象:全国の10代~60代の男女
調査期間:2023年3月6日(月)〜2023年3月10日(金)
調査方法:インターネットリサーチ

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