【事例つき】サッカースクール(教室)起業で効果的な3つの集客方法
- サッカー教室で起業したいけど、どうやって生徒を確保するの?
- サッカー教室の効果的な集客方法が知りたい
- 起業をして宣伝もしているのに、なぜか人が集まらない
自分で1万枚チラシを作ってポスティングしたけど、問い合わせがあったのは1件だけだったし、サッカー教室の入会までに至らなかったというのはよくある話です。
ですが、サッカー教室での集客に効果的な方法とポイントを抑えた集客方法を実践すれば、今より確実に集客率をあげられますよ。
ここでは、サッカー教室の集客でおすすめの3つの集客方法と大事な5つのポイント、集客に失敗しているサッカー教室の4つの共通点を紹介しています。
また、実際に起業した人の集客事例も紹介していますので、参考にしてくださいね。
この記事を読んで実践していただければ、あなたのサッカー教室の認知拡大につながりますよ。
サッカー教室の運営に役立つ!実際に起業した人の集客事例
ここでは、実際にサッカー教室を起業した人の集客実例を紹介します。
成功例を参考にサッカー教室を起業するに、何をどうすればうまく集客できるのかが具体的にイメージしましょう。
集客するための施策やうまくいくためのポイント、集客の結果は良かったのかなども参考にしてくださいね。
ターゲットを明確にして集客した50代の男性コーチのケース
今回紹介する実例は、「純粋に興味を持ってサッカーをやりたい子どもたち」と、ターゲットを明確にして集客した人のお話です。
ビジネスにおいて大事な他社との差別化もしっかりできており、当初予定していた人数を上回る集客に成功しています。
詳しくみていきましょう。
50代男性が起業したサッカー教室の事例:集客のための具体的な施策は?
まず、地元のサッカー協会にアナウンスするとともに、サッカー教室のポスターを作成して地域周辺に周知を図った。
また、全スタッフが出席のもと説明会を数回開催して、サッカー教室を開催する意図と目的を説明し、質疑応答もおこなって保護者からの理解を得た。
なお、地元の習い事や教室と比較し、参加費用を格安にして、誰もが気軽に参加できるように配慮した。
地元大学のサッカー部にも協力を呼びかけ、ボランティアスタッフとして参加してもらえたので、万全な指導体制で臨めたと思う。
※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。
50代男性が起業したサッカー教室の事例:集客の結果はどうでしたか?
地元サッカー協会からの協力を得られたうえ、ポスター配布の効果もあり、当初予定していた参加人数を上回る結果を得ることができた。
説明会では全スタッフが出席し、少年団になじめない子供たちの保護者と顔を合わせ、質疑応答で不安を払拭できたため、クレームなどは一切なかった。
参加費用を格安にしたことで、収支はマイナスとなったが、軌道に乗るまでは致し方ないと思っている。
地元大学のサッカー部のボランティアは大変好評だったため、学生たちにとっても有意義なサッカー教室となった。
※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。
50代男性が起業したサッカー教室の事例:集客がうまくいったポイントは?
サッカー教室を開催する意図は、サッカーが広く普及したことに伴い、勝敗に固執する少年団が増えたことから、技術はなくても純粋に興味を持ってサッカーをやりたい子どもたちが排除されていく傾向が見受けられたから。
その子どもたちに目を向けて、レジャー感覚で気軽に遊びに来るような雰囲気を作ったことが、良い結果につながったのではないかと考える。
今後の課題としては、収支計画をどのようにしていくかであるが、補助金の申請も視野に入れて運営していく予定である。
※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。
【集客戦略】サッカー教室の集客でやるべき3つの集客方法
ここではサッカー教室のWeb集客とアナログ集客について、コツとあわせて紹介をします。
実例では、主にアナログ集客に力を入れていましたが、Webでの集客もサッカー教室を広く知ってもらうのに効果的ですよ。
ぜひ、参考にしてくださいね。
集客方法①Webサイトを作成する
1つめの集客方法はWebサイトを作成することです。
自分が何かを始めたいときや購入を考えているときに、まずWeb検索して情報収集をするのではないでしょうか。
サッカー教室へ入会したいと考えている人も同じで「どんなサッカークラブがあるのか」「評判がいいサッカークラブはどこなのか」などを、Webで検索するケースが多いのです。
そのため、サッカー教室の詳細が分かりやすくまとめられているWebサイトを作ることで、入会してもらうための安心材料となりますよ。
では、Webサイトを作成するときに抑えておきたいコツを4つ紹介しますね。
【集客のコツ】キーワードに「サッカー教室+地域名」
ホームページやブログなどサッカー教室のWebサイトを作成する際には、「サッカー教室+地域名」のキーワードを盛り込みましょう。
他の習い事にもいえることですが、通う教室を探すとき、まずは自宅周辺にある教室を探しますよね。
なのでWebサイトを作成するときに「サッカー教室+地域名」のキーワードを対策すれば、ターゲットを絞って効率よく集客できます。
コンテンツに拠点となる場所の名称や住所、最寄り駅などを教室までのアクセス方法として記載するのも有効ですよ。
しかし、どのページにも地域名をたくさん入れればいいというわけではありません。
コンテンツとの関連性が薄いキーワードは逆効果になるので、不自然にならない程度でキーワードに入れましょう。
【集客のコツ】問い合わせや申し込みまでがわかりやすい導線設計
せっかくWebサイトを閲覧してもらえても、申込みや問い合わせにつながらないのではもったいないですよね。
ですから、分かりやすい導線設計でWebサイトを作ることが重要です。
例えば「サッカー教室を体験しに行きたいな」と思ってもらっても、問い合わせ先がわからないと、他のサッカー教室に生徒が流れるリスクが高まります。
特にサッカー教室を探しているのは親であるケースがほとんどなので、「子どもを預けるのに信用できる教室なのか」「スポーツを通して心身ともに成長できるのか」など、教室の細かい部分まで確認をしたい方は多くいますよ。
Webサイトの構成は、多少こだわりも必要かもしれませんが、デザインにこだわりすぎてユーザーに分かりづらいWebサイトにならないように気をつけましょう。
問い合わせを増やす方法の詳細は、こちらの記事で紹介していますので、参考にしてください。
【集客のコツ】コンテンツを充実させる
Webサイトのコンテンツには、ユーザーが必要としている情報を詳しく掲載しておきましょう。
例えば、以下のようなものがあげられます。
- 入会金や月謝などの料金形態
- 未就学児コース/小学生コース/中学生コースなどのコースの種類
- 対象年齢は何歳から何歳までか
- コーチや練習場所の紹介
- おおまかな練習メニュー
また上記に合わせて、課題を解決できるトレーニング法などの動画や、生徒が入会してからどのくらい成長したのかわかるビフォー・アフターの動画を乗せるのも効果的です。
コンテンツの作り方については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。
【集客のコツ】SEO対策をする
SEOとは検索エンジン最適化のことで、SEO対策は検索エンジンで検索した時にサイトを上位表示させるための対策です。
Webサイトを多くの人に見てもらうためには、SEO対策が必要不可欠です。
例えば他サイトにホームページのリンクを貼ってもらう「被リンク」の獲得や、ユーザーが検索するであろう的確なキーワードを選定するなどの対策が必要になりますよ。
SEO対策をしっかりできて、検索エンジンで上位表示されるようになれば、24時間サッカー教室を宣伝してくれる媒体が完成します。
検索上表示を狙い、Webサイトで効率よくサッカー教室の集客をしていきましょう。
集客方法②SNSを活用する
SNSを集客に活用するのも有効な手段の1つです。
SNSは、誰でも無料で始められることが大きなメリットですよね。
また、他ユーザーとのコミュニケーションも取りやすい媒体ですので、うまく活用すれば集客につなげられますよ。
ここでは、サッカー教室の集客にSNSを活用するコツを4つ紹介しますね。
【集客のコツ】ターゲットによってSNSは使い分ける
SNSはターゲットによって使い分けることが重要です。
なぜなら一言でSNSといっても、それぞれのSNSに特徴や利用者層の違いがあるからです。
例えば、総務省の「令和2年度通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によるとFacebookは30〜40代の利用者が多いというデータがあります。
また、Instagramは10〜40代の利用者が多く、男女比率でいうと女性の利用率が高いです。
Twitterでは、10代の利用率が69.0%、 20代では69.7%とほかの年代と比較して突出しています。(※1)
このようなことを踏まえると、サッカー教室の宣伝で、ターゲットが小中学生なら、利用者層が若いTwitterやInstagramの利用がおすすめですよ。
他にもFacebookは、基本的に実名登録のため信頼性が高いのが特徴です。
子どもが習い事を始めるなら保護者の理解を得る必要があるため、信頼性の高いFacebookで発信活動も行うと効果的な集客が見込めるでしょう。
ターゲットに情報を届けるために、活用するSNSをうまく使い分けて集客率を高めてください。
SNSの使い分け方は、こちらの記事でも詳しく解説していますので、サッカー教室のような個人でビジネスを始める際、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています
(※1)総務省 令和2年度通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
【集客のコツ】ホームページへの導線をつくる
ユーザーがSNSの投稿をみて「もっと詳しい内容が知りたい」と思ってくれても、SNSからホームページへ飛べるリンクがないと、わざわざ「検索エンジンで検索する」という手間をとらせてしまいますよね。
興味関心が高いユーザーなら検索してくれるかもしれませんが、そうでないユーザーなら「また今度でいいかな」などと見てもらう機会をなくしてしまう可能性があります。
そうならないためにも、Webサイトの情報をSNSにしっかりと記載して、ホームページへの導線をつくりましょう。
例えば、TwitterやFacebookならプロフィール欄にホームページのURLを貼り付けることもできますし、投稿内にも直接URLを貼り付けられます。
Instagramは、プロフィール欄とストーリーズというリアルタイムの投稿ができる機能にURLを貼り付けられますが、投稿内にはURLを貼ることができないため注意が必要です。
ホームページを訪問したくなるような文言とデザインで、ユーザーを誘導しましょう。
もっと詳しくSNSとホームページの連携方法が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【集客のコツ】地域の話題にも触れる
SNSに投稿する際は、拠点となる地域の話題をいっしょに投稿するのもおすすめです。
初めて会った人でも共通の趣味や話題があると、親近感が湧いて仲良くなれることもありますよね。
その地域の人にしかわからない話題や、お店の話題を投稿することで、ユーザーが親近感を抱いてくれる可能性があります。
親近感を抱いてもらえればアカウントを覗いてくれる可能性も高くなるので、宣伝とのバランスをうまく取ってアピールしていきましょう。
【集客のコツ】口コミを活用する
SNSでの口コミは信憑性が高いと感じている人が多いので、強い影響力があります。
ですから、SNSの口コミをうまく集客に活用していきましょう。
良い口コミであれば、強力な宣伝になり集客につながりますよ。
口コミで多くの人に知ってもらえれば、広告費が削減できるためその分、別のことに資金を充てられるというメリットもあります。
反対に悪い口コミであっても、生徒のリアルな声として受け止め改善に活かすことで、より良いサッカー教室にしていくことができます。
口コミを宣伝や今後の経営方針に利用して、集客していきましょう。
集客方法③チラシをポスティングする
最後に紹介するのはチラシをポスティングする集客方法です。
広い範囲でのアピールができず、制作費用や手間がかかりますが、拠点となる地域にダイレクトに宣伝できる有効な方法です。
ぱっと目につくデザインのチラシを作成すれば、ターゲットの目に留まる確率も高くなります。
ここでは、チラシをポスティングする際のコツを3つ紹介しますね。
【集客のコツ】QRコードをつける
ユーザーの手間を少なくするためにチラシにQRコードをつけるのがおすすめですよ。
チラシにホームページのURLが記載されていても、そのURLを検索エンジンに入力する必要がありますよね。
ユーザーにとってはその作業が面倒だと感じてしまうのです。
しかし、QRコードならスマートフォンのカメラで読み込めば、ホームページに簡単にアクセスできます。
ですから、そんなにサッカー教室に興味がなくても「ちょっとどんな感じかみてみようかな」というユーザーにも見てもらえる可能性があります。
少しでも多くの人にホームページを見てもらうためにも、チラシにはURLではなくQRコードも載せるようにしましょう。
【集客のコツ】目につくキャッチコピーを考える
「生徒募集」とだけ書かれている広告をよく見かけますが、これでは誰のための教室なのか分かりません。
そのため、サッカー教室のコンセプトやターゲットが伝わる目につくキャッチコピーを作る必要があります。
サッカー教室に入ることで得られるうれしい未来や、ユーザーにとって魅力的なワードを入れてターゲットに魅力を伝えましょう。
例えば、「小学校入園前の体を動かしたい子どもたち!一緒にボールを蹴って遊びませんか?」「なかなかシュートが決められない方へ、マンツーマンで徹底指導!」など、誰に向けた何ができる教室なのかわかると特定のターゲットにうまく訴求できます。
ユーザーがどんなことに興味があるのか、どんな悩みがあるのかを考えてキャッチコピーを作ることで、魅力的なチラシになりますよ。
サッカー教室の集客で、キャッチコピー作りに悩んでいる方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
【集客のコツ】集客の目的を明示する
チラシをポスティングすることでユーザーにどんな行動をとってほしいのかを明確にする必要があります。
なぜなら、「サッカー教室に体験にきてほしいのか」「入会してほしいのか」「問い合わせをしてほしいのか」などの目的によって、記載するべき内容は変わってくるからです。
例えば「いつでもお問い合わせください!」と書いているのに問い合わせ先の記載がなかったり、「当日参加もOKです!」と書いているのに開催場所が書いてなかったら何を伝えたいのか分からずターゲットも困惑してしまいます。
体験に来てもらいたいなら「いまなら体験入会された方に特典プレゼント!」などと明記するなどして、ユーザーに目的が伝わるようなチラシつくりを意識しましょう。
サッカー教室を成功させる!集客に大事な5つのポイント
サッカー教室の集客を成功させるには、押さえておきたいポイントがあります。
ここでは大事なポイントを5つ紹介しますので、参考にしてくださいね。
ポイント①競合のリサーチ
競合が、「どのくらいの価格帯でどんなサービスを提供しているのか」「どんなコンセプトで運営しているのか」などを徹底的にリサーチしていきましょう。
サッカー教室の競合として考えられるのは、Jリーグのジュニアスクール、地域や大手のスポーツクラブ、少年団などがあります。
また、習い事は基本的に自宅から近く、通い続けやすい距離で探す方が多いですよね。
そのため、サッカー教室だけでなくその他の習い事も競合となる可能性として視野に入れておく必要があります。
そこから、「自分のサッカー教室の強みはなんなんのか」「適切な価格設定はいくらか」「参考にすべきポイントはどこなのか」などを決定していきます。
競合をしっかりリサーチ・分析して自分のサッカー教室の運営に役立ててくださいね。
ポイント②ニーズの把握
ユーザーがどんなニーズを持っているのか把握することも、大事なポイントの1つです。
「サッカー教室に入るんだから、将来サッカー選手になりたいんだろう」などという思い込みで運営を開始してしまうと、ユーザーのニーズとズレが生じて集客が難しくなってしまいます。
サッカー教室への入会を検討している人のニーズは、「プロチームのユースセレクションに合格したいから個人技を磨きたい」「運動が苦手だからみんなとたのしく体を動かせる場所がほしい」「人とコミュニケーションを取る苦手意識をなくしたい」など事情はさまざまです。
また、未成年の子どもがターゲットならば、親のニーズも考える必要があります。
ターゲットがどんなことを望んでいるのかSNSなどでアンケートを採り、データを集めてニーズを把握しましょう。
ポイント③ターゲットの明確化
ターゲットを明確にして絞り込み、サッカー教室のコースを分類したりすることで、集客がしやすくなります。
例えば、サッカー教室のターゲットは、未就学児なのか、小学生なのか、大人なのかなど年齢による分類はよくされていますよね。
それに加えて、「完全初心者向け」「ある程度の基礎ができている人向け」などサッカーのレベルでも分類するとよりターゲットを絞れますよ。
またレベル分けをすることで、「せっかく興味を持ってサッカーを始めたけど周りのレベルについていけなくてやめた」といった結果を防ぐ効果もあります。
ターゲットを明確にして、ユーザーが通いやすいサッカー教室を目指しましょう。
ポイント④メリットを伝える
サッカー教室に通うことで得られるメリットをイメージしやすいように伝えることで、入会のきっかけを作れます。
自分のクラブだけが提供できる価値も合わせて伝えられると、より強力なアピールになるでしょう。
例えば、周辺地域の子どもたちが中心に活動する少年団のチームを例に見てみると、学校単位で活動している所が多いですよね。
学校も参加している少年団であれば、学校からそのまま通えるので親の送迎が必要ない点は親の視点からすれば助かるのではないでしょうか。
子どもからしても、同じ学校のよく知っている友だちとサッカーができるのは、安心して楽しく通えるポイントですよね。
このように、自分のサッカー教室を選んでもらうことで、どんなメリットがあるのかしっかり伝えられるようになりましょう。
ポイント⑤ブランディングをする
最後に紹介するポイントは、ブランディングをすることです。
ブランディングとは、信頼や価値を高めるための活動のことで、ビジネスを成功させるためには重要なポイントです。
ブランディングをするためにはまず、客観的に見たときの自分のサッカー教室の強みを理解する必要があります。
客観的な強みを把握するために、在籍中の生徒やその保護者になぜこの教室に入ろうと思ったのかを聞いてみるのがおすすめですよ。
数あるスクールの中から実際に自分の教室を選んでくれたポイントは強みとなり得るので、SNSなどのメディアを活用してしっかり伝えていきましょう。
また、コーチのセルフブランディングも忘れてはいけません。
ブランディングを徹底的に行い、ユーザーに「ここじゃないとだめ!」という気持ちになってもらえるように活動していきましょう。
難しく感じるかもしれませんが、サッカー教室の目的や始めるきっかけになったことなどを発信して、自分の考えを知ってもらうことから始めるといいですよ。
ブランディングの詳しいやり方は、こちらの記事で紹介していますので参考にしてくださいね。
【注意】人が集まらないサッカー教室によくある4つの共通点
ここでは、人が集まらないサッカー教室によくある共通点を4つ紹介します。
ぜひ、あなたのサッカー教室にも当てはまる点がないか確認してみてください。
一つ一つ改善していけば、理想のサッカー教室に近づけるはずですよ。
共通点①知名度に頼りすぎている
プロで活躍していた選手や有名な指導者がいることを、アピールするだけでは生徒を集めるのは難しいです。
なぜならサッカー教室を探している人は教室に通うことでどんな体験ができるのか、どんな嬉しい変化が得られるのかというベネフィットに共感して申し込みをするからです。
つまり集客では、知名度のある人が何を教えてくれるサッカー教室なのか、生徒はどう変化できるのかを伝える必要があります。
生徒を集めるために、自分の過去の実績や所属チーム名のブランドばかりを強調しがちですが、ユーザーの目線に立って具体的なベネフィットを提示するようにしましょう。
共通点②集客にお金をかけすぎている
集客にお金をかけすぎても、サッカー教室の運営は失敗してしまいます。
もちろんビジネスを成功させるために、集客が大切なのは大前提です。
ですが、集客ばかりに費用をかけてしまうと、予算が合わず必要な備品や場所の費用が足らなくなってしまうことも考えられますよね。
例えばホームページの作成を外注して、立派なホームページを作るとなるとその分高い費用が必要になります。
しかしユーザーが必要としているのは、サッカー教室についての知りたい情報が分かりやすく記載されているシンプルなホームページです。
現在はWordPress(ワードプレス)やJimdo(ジンドゥー)など、自分でホームページを作れるツールがたくさんあります。
費用をかけるところ、抑えるところを予算内でしっかり計算して運営していきましょう。
共通点③体験レッスンで終わってしまう
体験に来てもらっても、入会へ促すようなアピールができないと体験レッスンだけして、入会をしてもらえないことはよくある話です。
そうならないためにも、ユーザーにどんな課題があるのか、どんな練習をすればもっと良くなるのかをていねいに伝えてみましょう。
サッカー教室でおこなっている練習メニューに、その課題を解決できる取り組みがあることを伝えられれば魅力的に感じてもらえるはずです。
また、サッカー教室への入会方法や料金形態、コースの詳細が分かりやすい書類を体験後に手渡すのもおすすめですよ。
体験レッスンを生かして、入会へつなげるアピールを心がけてみましょう。
共通点④問題点が把握できていない
最後は、問題点が把握できていないということです。
問題点を把握するためには、PDCAサイクルを回しましょう。
PDCAサイクルとは簡単にいうと、計画→実行→評価→改善の作業を繰り返し行うことで、改善点を見つけるのに適している手法です。
「ただ集客ができていないだけ」「ただ興味を持たれていないだけ」という風に何が原因かを把握できていない状態で放置していては状況は良くなりませんよね。
まずは「なぜ集客できていないのか」「なぜ興味を持ってもらえないのか」と、ユーザーの視点になって考えてみましょう。
考えられる問題点がいくつか挙げられたら、PDCAサイクルを何度も繰り返して考えた原因が合っていたのか、または違う原因なのかを突き詰めていきましょう。
まとめ
最後に、サッカー教室を成功させるために大事なポイントをまとめます。
- ターゲットとサッカー教室の目的を明確にする
- おすすめの集客方法は、「Webサイトの作成」「SNSの活用」「チラシをポスティング」の3つ
- 地域の話題を盛り込み、親しみを持ってもらえるようなSNS運用をする
- ターゲット地域の競合をリサーチしたり、ニーズを把握することが大切
- ブランディングをおこない、教室に通うことのメリットを伝えて唯一無二のサッカー教室になる
- 体験レッスンで終わってしまわないように、入会へつなげるアピールを忘れない
ユーザーのニーズを常に考えて経営をつづけていけば、集客後の経営も安定するはずです。
ぜひ、ユーザーが満足できるサッカー教室を目指して運営してくださいね。