集客成功!パーソナルジムにおすすめのキャッチコピー例と作り方
- キャッチコピーが全く思いつかない
- キャッチコピーを作ってみたけれど、思うように集客できない
- キャッチコピーの作り方のコツを知りたい
キャッチコピーはいわばお店の看板のようなものです。
広告やホームページを見てくれた人が、最初に見るキャッチコピーで興味を持ってくれると、「このパーソナルジムに通いたい」と申し込みにもつながります。
では、入会を後押しするパーソナルジムのキャッチコピーとはどのように作るのでしょうか。
大切なのは、お客さまや生徒さんから選ばれるポイントを打ち出すことです。
この記事では、選ばれるパーソナルジムを目指して、集客につながるパーソナルジムのキャッチコピーの作り方を紹介します。
具体的なキャッチコピーの事例や、作り方のポイントもお伝えしているので、あなたのパーソナルジムのキャッチコピーにもぜひ応用して、魅力あふれるキャッチコピーを作りましょう。
パーソナルジムのキャッチコピーの作り方とは?
パーソナルジムのキャッチコピーはどのように作っていけばよいのでしょうか。
集客につなげるキャッチコピーを作るために必要なのは、パーソナルジムに通うことで得られるメリットやベネフィット、またお店のコンセプトや強みを明確にすることです。
そのためにも、まずはしっかりと自身のパーソナルジムや競合となるジムを分析をおこないましょう。
パーソナルジムに通うメリットやベネフィットは、その良さを引き立ててくれる上、普通のジムとの差別化にもつながります。
また、お店の強みやウリは、付加価値としてアピールできるでしょう。
これに加え「どれだけの効果があるのか」といった具体的なデータや、実際の利用者の声、トレーニングメニューに対する自信などを盛り込むことで、キャッチコピーの説得力を高めてくれます。
パーソナルジムのキャッチコピーは、これらのメリットやベネフィットといった要素を組み合わせて作ることで、よりお客様に響くキャッチコピーを作ることができますよ。
キャッチコピーの考え方や書き方のコツからまずは知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
集客力が上がるパーソナルジム・トレーナーのキャッチコピー例
作り方をイメージできるように、パーソナルジムやパーソナルトレーナーで実際に使われたキャッチコピーをご紹介します。
パーソナルジムならではの強みや、ターゲットを明確にしたキャッチコピーを作れば、集客にもつなげることができますよ。
では実際にどんなキャッチコピーが使われているのか、見ていきましょう。
実例①コンセプトを表現したキャッチコピー
理想なカラダを、あなたと私で
- キャッチコピーのターゲットは?
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ジムには興味はあるけど、運動がなかなか苦手で始められない20代の女性
- なぜキャッチコピーが必要だったのか?
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マンツーマンで頑張っていくということを、伝えたいと思い作成しました。
理想の体を目指して頑張っているのは、あなただけではなく、あなたのために私も精一杯頑張りますよという思いも込めています。 - キャッチコピーの成果は?
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狙い通りのターゲットの20代女性の入会が増えました。
ほかの人と一緒だとつい自分と比べてしまう方や、ほかのジムでメニューについていけなくて運動に対して自信がなくなってしまった方の来店につながっています。
※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。
実例②常識を否定するキャッチコピー
食べないダイエットは時代遅れ
- キャッチコピーのターゲットは?
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- 年齢的には40〜50代の主婦層
- ダイエットをしたくてジムに通っていたけど意志が弱くて続けられなかった人
- 食事制限とリバウンドを繰り返している人
- なぜキャッチコピーが必要だったのか?
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多くの方々がダイエット=「食べない」と思っています。
新しく顧客となった方々はダイエットをして我慢したあげく、ストレスがたまってしまい結局暴飲暴食をしてリバウンドをしてしまった方々です。
そうした誤解を解くために、しっかりと食材や時間帯、運動の割合を考慮して、食べながらダイエットをおこなってもらいたいという思いから、インパクトのあるキャッチコピーにしました。 - キャッチコピーの成果は?
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集客につながりました。
現在、ダイエットで食事制限をおこない、苦しんでいる人からの問い合わせも増えています。
食べながらダイエットできるとあってモチベーションにもなりますし、なにより健康的な習慣が身に付いたと好評をいただいております。
※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。
掛け合わせて作る!パーソナルジムのキャッチコピー例
ここからはパーソナルジムのコンセプトや強みなどの要素を掛け合わせてキャッチコピーを作る方法を紹介します。
各要素を掛け合わせることで、お店の強みやウリを強調したり、ターゲットに響きやすいキャッチコピーを作れますよ。
組み合わせの実例を分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
特徴×付加価値:完全個室×女性専用ジム
- 完全プライベート空間で女性だけ!安心・安全の身体づくり(完全個室×女性専用ジム)
- 女性だけの空間で、心も身体もキレイになれる(女性専用ジム×エステ)
パーソナルジムは、自分だけの専属トレーナーが自分にあったトレーニング法でサポートしてくれる場所ですが、それだけでは他のパーソナルジムと変わりありません。
他のパーソナルジムにはない、このお店ならではの特徴や付加価値をつけることで、お店の集客にもつながります。
最近では、パーソナルジムとスパやエステなどリラクゼーションできる空間を併設した施設も増えています。
女性専用ジムという特徴を持っているジムであれば、身体を鍛えるだけでなく、エステで肌がキレイになるという付加価値がキャッチコピーで分かると、ターゲットである女性にも響きやすくなるでしょう。
このように、パーソナルジムの特徴に見合う付加価値を分析し、キャッチコピーに落とし込めば、他のパーソナルジムとの差別化を測ることができるのです。
メリット×ベネフィット:マンツーマン指導×フッ軽な夏になる
- いつの間に?!マンツーマンだからできる!夏までに内緒で叶える理想のカラダ(マンツーマン指導×フッ軽な夏になる)
- 1対1の徹底指導!目標体重まで最短距離で走ろう(マンツーマン指導×効率よく痩せる)
メリットとベネフィットを掛け合わせたキャッチコピーの場合、このお店だからこその強みを打ち出すことが大切です。
例えば、パーソナルジムか普通のジムにするか迷っている人には、「パーソナルジムだからこそマンツーマン指導で効率よく結果を出せる」とメリットを伝えることで、パーソナルジムを選ぶきっかけになるでしょう。
身体を鍛えるだけなら普通のジムでも十分なので、いかに「理想の身体になるためには、このパーソナルジムが必要不可欠だ」とお客様に思わせることが大切なのです。
そして、ベネフィットとしてその先の未来もわかりやすく伝えます。
例えば、上のキャッチコピー例の「夏までに内緒で叶える」は、夏のイベントを想起させ、それまでに痩せておけばどんなお誘いにも「フッ軽」でいられるますよという、パーソナルジムに通った後のイメージが伝わってきますよね。
このようにお客様のメリットとベネフィットがキャッチコピーで一目見て分かれば、「このパーソナルジムに通って理想を手に入れたい!」と思わせることができるのです。
コンセプト×寄り添う:一緒に頑張る×あなたのために
- 理想なカラダを、あなたと私で(一緒に頑張る×あなたのために)
- あなたの身体のお悩み解決!一緒に叶える人生イチ輝くカラダ(悩みの解決×一緒に頑張る)
自身のパーソナルジムのコンセプトはキャッチコピーでしっかり伝えましょう。
というのも、お客様は「なぜパーソナルジムに通うべきなのか」といった部分がはっきりしていると、納得し共感しやすいからです。
コンセプトから「自分の悩みが解決できるかもしれない」「トレーナーと同じ目標に向かって頑張れる」といった答えとなるメッセージを伝えられるとよいですね。
また、はじめてジムに通おうと思っている方は、一般的なスポーツジムとパーソナルジムとの違いがわからないずどちらに通えばいいのか迷っている可能性もあります。
ですから、パーソナルジムの特徴であるマンツーマン指導を「一緒に」「わたしと」「ともに」といったお客様に寄り添う言葉を使うことで、スポーツジムとの差別化が図れますね。
パーソナルジムのコンセプトを分かりやすくキャッチコピーに盛り込んだうえで、お客様に寄り添う言葉を使うと「あなただけの特別感」も生まれ、より共感を得られやすくなりますよ。
最新情報×オファー:痩せる筋トレ×返金保証
- 筋トレで痩せる!目標体重に届かなければ返金いたします(痩せる筋トレ×返金保証)
- 仕事帰りに楽しむ!遊びながら鍛えられるパーソナルジム、当日予約も大歓迎!(楽しんで鍛える×当日予約OK)
次に紹介するのは、パーソナルジムがお客様に対して条件を提示する「オファー」をキャッチコピーにする作り方です。
まず前提として、人は自分の知らない新しいものに目が行きやすい特性があります。
ですから、意外性のあることや最新情報を盛り込むと、目を引くキャッチコピーとなるでしょう。
さらに、そこにオファーを付け加えると効果的です。
ビジネスで使われるオファーの意味は、商品やサービスを販売するときに、お客様に提示する条件のことを指します。
具体的には、「返金保証」「割引」「特典」などが挙げられますね。
お店独自のオファーがあれば、そのパーソナルジムの魅力をより引き立ててくれるでしょう。
例えば上の例のように、「遊びながら鍛える」というのは、黙々と筋トレをするような従来のジムのイメージとは違うので、「どんなジムなの?」と興味を引きますよね。
そこに当日予約OKで、仕事帰りにでも気軽にいけるというオファーも付け加えると、通いやすく試してみようという気持ちになるのです。
興味を引くようなワードをキャッチコピーに盛り込むことで、パーソナルジムの魅力もお客様に伝わりやすくなりますよ。
メリット×時短:リバウンドしない身体×最短3ヶ月で
- たった3ヶ月で叶える理想の身体!リバウンドなんか怖くない!(リバウンドしない身体×3ヶ月)
- プロの指導で目標達成!一日30分、たった2ヶ月で-5キロ(プロの指導×2ヶ月)
メリットと時短というキーワードを掛け合わせたキャッチコピーは「結婚式までに5キロ痩せたい!」「夏までに腹筋を割りたい!」といった、期限付きの目標を持って通う人にぴったりです。
期限がなければ自分でのんびりと筋トレやトレーニングをすれば痩せられる可能性もありますが、明確な期限がある場合は、効率的にトレーニングをしないと目標を達成するのは難しいですよね。
結婚式などの大切なイベント前は、特に時間も限られているので、パーソナルジムでプロに任せることで、必要なトレーニングだけを行い、効率よく目標を達成できるのです。
また具体的な数字を提示することで、未来がイメージしやすくなりますよね。
こういった時短で効率よく結果を出したいというお客様のニーズと、パーソナルジムに通うメリットを掛け合わせたキャッチコピーは多くのお客様の心に響くでしょう。
ターゲット×簡単さ:筋トレ初心者×5分でOK
- 5分だけ時間をください!はじめての筋トレでも無理なく続けられます(筋トレ初心者×5分でOK)
- 忙しい人でも手軽に。いつでも手ぶらでジム通い(忙しい人×手ぶらで来られる)
次に、ターゲットと簡単さを掛け合わせたキャッチコピーの作り方を紹介します。
キャッチコピーを作るうえで、ターゲットを絞ることは大切です。
ターゲットにあうキャッチコピーであれば、お客様の心にも刺さりやすくインパクトを与えることができますよ。
また、ターゲットを絞ったうえで、そのターゲットが持つ不安を取り除いてあげることができれば、パーソナルジムの魅力もより伝わります。
ターゲットを絞るためには、お客様のニーズを分析することが必要不可欠です。
例えば、「痩せたい部位」「時期」「年代」を掘り下げてみると、お客様のニーズを把握しやすくなりますよ。
- 下半身痩せ(痩せたい部位)
- 出産後のダイエット(時期)
- 50代からのダイエット(年代)
このように顧客ニーズを分析すると、ターゲットを絞りやすくなるのでおすすめです。
そしてターゲットに「簡単さ」をアピールできれば、パーソナルジムへ通うハードルが下がり身近に感じてもらえるでしょう。
パーソナルジム・トレーナーのキャッチコピー作りのポイント
パーソナルジムやトレーナーのキャッチコピーを作る際のポイントを紹介します。
以下の5つのポイントをおさえると、よりインパクトのあるキャッチコピーとなり、お店の集客にもつながりますよ。
では詳しく見ていきましょう。
- ポイント①Before・Afterはストーリーで語る
- ポイント②根性論ではなく数字で語る
- ポイント③リアルなお客様の声で信頼度を高める
- ポイント④オファーで価値を高める
- ポイント⑤トレーナーの人柄を表現する
ポイント①Before・Afterはストーリーで語る
ポイント1つ目は、Before・Afterをストーリーにしてキャッチコピーに取り入れることです。
「ストーリーテリング」とも言いますが、物語はイメージしやすく共感されやすいことを利用し、相手に自分を印象付けたい時にはストーリーにして伝えるのが効果的です。
キャッチコピーを作る時にも「失敗からの成功」や「落ち込んでいたけれど、プラスの未来を手に入れた」などストーリーを語ることで、相手に刺さりやすいキャッチコピーを作れます。
例えば、「ここでは絶対に挫折させません!あなたと一緒に頑張るトレーナーが徹底サポートいたします!」というキャッチコピーはどうでしょうか。
「一度普通のジムで挫折した経験があっても、パーソナルジムなら一緒に頑張ってくれるトレーナーのサポートがあるので継続して頑張ろうと思える」というストーリーは、挫折経験のあるお客様には共感を得られやすいのです。
パーソナルジムを利用して、どんな素敵な未来が待っているかを語ると共感されやすく、相手にも印象に残るキャッチコピーを作ることができますよ。
ストーリーテリングに関して詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ポイント②根性論ではなく数字で語る
ポイント2つ目は、根性論ではなく、説得力のある数字をキャッチコピーに盛り込むことです。
パーソナルジムであれば、目標達成した期間や、身体の変化を分かりやすく数字で語ることで説得力のあるキャッチコピーとなります。
例えば、「頑張って痩せました!」というキャッチコピーでは、何を頑張ってどれくらい痩せたのか曖昧でよく分かりませんよね。
しかし「3ヶ月の筋トレで、5キロ痩せました!」というように具体的な数字を盛り込むと説得力も増し、イメージもしやすくなります。
このように、具体的な数字で語ることで、お客様にパーソナルジムの効果を印象付けられ、説得力も増すので積極的に取り入れましょう。
ポイント③リアルなお客様の声で信頼度を高める
3つ目のポイントは、お客様のリアルな口コミで信頼を得ることです。
広告やお店のホームページを見て、コンセプトやウリが分かっても「実際の所はどうなのか」と気になる人も多いですよね。
そこで、キャッチコピーにお店と利害関係のないリアルなお客様の声を盛り込むことで、安心感や信頼感を高めることができます。
これはウィンザー効果といってビジネスにもよく使われている心理効果の一つです。
例えば、「トレーナーが気さくで話しやすい」といった声は、お店側が伝えられるものではなく、利用したお客様だけが伝えられるお店のメリットですよね。
こういった、リアルなエピソードをキャッチコピーとして打ち出すことで、より心に響くキャッチコピーを作ることができますよ。
ウィンザー効果はこちらの記事で詳しくお伝えしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント④オファーで価値を高める
4つ目のポイントは、オファーでパーソナルジムの価値を高めることです。
オファーとは、返金保証や毎日の食事サポート、月額支払い可能、トレーナー担当制など、お店側が提供できるサービスや条件のことです。
これらはパーソナルジムとしての強みにもなり、キャッチコピーに盛り込むことでユーザー価値を高めるためにも効果的ですよ。
返金保証について考えてみると、効果がなければ返金するということは、それだけパーソナルジムとしての実績に自信があるという証拠にもなりますよね。
「絶対に裏切られない」というお客様の信頼を得ることができるので、選ばれる理由にもなるのです。
オファーをうまくパーソナルジムの強みとしてキャッチコピーに打ち出すと、入会へのハードルが下がり、集客にもつなげられますね。
ポイント⑤トレーナーの人柄を表現する
5つ目のポイントは、トレーナーの人柄をキャッチコピーで表現することです。
マンツーマン指導のパーソナルジムでは、トレーナーとの関係性はモチベーションを維持するのに重要です。
実際にパーソナルジムを選ぶ基準として、トレーナーとの相性を重視する人は多い傾向にあります。
ですから、どんな人が指導にあたるのか、トレーナーの実績や人柄がキャッチコピーから伝われば安心感につながりますよ。
トレーナーが持っている資格や性別、指導は厳しいけど徹底的にサポートがあったり、逆に優しい指導で和やかな雰囲気だったりと「どんなトレーナーが指導してくれるのか」をキャッチコピーで分かるようにすると、お客様に安心して選んでもらえます。
特にトレーナーの専門資格はその知識をサービスとして提供します。
パーソナルジムは、一般的なジムよりも会費が高いことが多いですが、資格をアピールすることは、お客様がお金を払う価値があると判断する要素にもなりますよ。
しかし、トレーナーの人柄を表現するにあたって、お店やトレーナー自身の得意なことを押し付けるのは厳禁です。
あくまでお客様がどんな指導者や、指導方法を求めているのかリサーチした上で、お客様目線で考えていきましょう。
まとめ
今回は集客力を高める、パーソナルジムのキャッチコピーの作り方についてお伝えしてきました。
最後にここで紹介してきたことを簡単にまとめます。
- パーソナルジムの集客を考えるのであれば、ターゲットの心に刺さるキャッチコピーが必要
- パーソナルジムのキャッチコピーの作り方は、「コンセプトや強み」「付加価値」「証拠」の要素を掛け合わせて作る
- 集客につなげるためには、リアルな体験談や、具体的な数字などパーソナルジムの効果に説得力を持たせることが大切
キャッチコピーは、パーソナルジムの魅力や効果を分かりやすくお客様の心に届けてくれます。
この記事を参考に、より心に刺さるキャッチコピーを作り、お客様から選ばれるパーソナルジムを目指しましょう。
キャッチコピーの作り方の基本的な考え方やコツは、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。