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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

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ブログ記事の読みやすさは文章の書き方で決まる!初心者向け14の基本テクニック

  • ブログ記事を書こうと思っても、なかなか文章が書けない
  • そもそもどうやって書けばいいのか分からない
  • 自分の書いた文章が読みにくい

ブログ記事を書き始めてみると、ライティングがうまくできないと悩む方も多いです。

もしあなたがいまブログ記事のライティングに困っているなら、それはあなたの「国語力」が問題だと思い込んでいませんか?

ずばり、結論から述べると読みやすいブログ記事を書くには、国語力はほとんど必要ありません。

むしろ、国語力が高すぎることによって、かえって専門的な言葉や難読なワードを使いすぎることで、多くの人にとって読みにくいブログ記事になることもあります。

ブログ記事は書籍やコラムと比べると、少しライトな(誰でも読みやすい)記事に仕上げることが大切です。

そこで、この記事ではこれからブログを頑張りたいという方に向けて、これだけは押さえてほしいという14個の基本テクニックを紹介します。

目次

【初心者向け】読みやすい記事を書く14の基本テクニック

テクニック①文章構成に沿って書く

文章構成とは、文章を書く際に冒頭・中盤・文末でそれぞれ何を書くのかという流れを1つずつのブロックとして分けたものです。

白紙の状態でブログ記事を書こうとしても、頭の中は真っ白なので何を書いていいのか分からなくなってしまいます。

しかし、あらかじめ文章構成があれば、項目ごとに記事の内容を分けることが出来るため書きやすくなるということですね。

初心者でも簡単にブログ記事を書ける基本的な流れは以下の通りです。

  1. 導入結論
  2. 理由
  3. 具体的解説
  4. 最終結論

1.導入結論

記事の導入部分では「結論」を先に述べることが重要です。

なぜなら、ブログ記事は書籍とは違うからです。

書籍は自分で購入して読むことが多いため、面白くなさそうだったり役立ちそうになくてもある程度は読み続けようとします。

しかし、ブログ記事はインターネット検索を使って無料で探し出せます。

しかも、内容が気に入らなければ代わりになるものもすぐに見つけることが出来ますよね。

そのため、最初だけ読んですぐに読み進めるべきかどうかを読者に判断されてしまうのです。

つまり、ブログ記事は途中で離脱されやすい媒体であるということが分かりますね。

Webサイトを訪れてブログ記事を読もうと思っている読者は、何かしらの答えを求めています。

ブログ記事の読者が持つ「このブログ記事を読み進めて悩みを解決できるか」「答えを見つけ出すことは出来るか」というニーズを先に解決させてしまうのが重要と言えるでしょう。

読者が求める答え(ニーズ)がどこに書いてあるのか分からないと、すぐに離脱して他のサイトを訪れてしまいます。

読者に離脱されず最後まで読み進めてもらうためには、先に「結論」を述べる必要があるのです。

結論を先に述べることで、読者はブログ記事に期待を抱き本腰を入れて読み進められるようになるでしょう。

2.理由

「理由」では「導入結論」で書いた内容の理由を述べましょう。

なぜなら、結論を述べた後その理由を説明されないと、読者が疑問を抱いてしまうからです。

読者は疑問が積み重なってしまうと、そのブログ記事の内容に納得できなくなり離脱してしまいます。

読者が疑問を抱く前に理由を述べることで、納得して記事を読み進めることができ離脱を防ぐことが出来るようになります。

3.具体的解説

「具体的解説」では、理由で語ったことを具体的に説明しましょう。

理由を説明されても実践レベルでの具体的な内容が無ければ、どうやったらいいのか分からなくなってしまいます。

その「どうやったらいいのか」ということに対して解説をしていきましょう。

導入結論の理由をさらに具体的にするというイメージですね。

4.最終結論

最終結論は、その記事の「まとめ」です。

最初の導入結論で述べたことをまとめて締めるようにしましょう。

理由や具体的解説を踏まえたうえで再度結論を述べることで、読者の納得が得られますよ。

ブログ記事で読者の納得が得られると、その記事一つの満足度を上げるだけにとどまりません。

再訪の可能性を上げることにもつなげることが出来ます。

テクニック②キーワードを明確に決めて書く

ブログ記事の文章を書きやすくするために、おすすめなテクニックの2つ目は「キーワード」を決めることです。

キーワードを決めるということは、どんなテーマについて記事を書くのかを決めるということでもあります。

このキーワードについて、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 記事タイトルにキーワードを含める
  2. 見出しにキーワードを含める
  3. 本文にキーワードを含める

①~③までのポイントを理解して記事を書くことで、軸のブレがない文章を書くことができます。

ここでは、一つずつ簡単に解説していきます。

記事タイトルにキーワードを含める

記事タイトルには必ずキーワードを含めるようにしましょう。

検索エンジンは、検索ユーザーがインターネットで検索しているキーワードに対して納得できる内容であるブログを上位表示させようとしています。

その上位表示させる指針の一つになるのが記事タイトルなのです。

記事タイトルは、その記事自体を一言で表すような「顔」であると言えるでしょう。

その「顔」である部分にキーワードが無いと、記事が納得できる内容なのかが伝わりにくくなってしまいます。

例えば「ブログの書き方」というキーワードでユーザーが検索する場合です。

この場合、記事タイトルが「ブログをどうやって書くのかを教えます」では良くありません。

伝えようとする内容は同じであっても、キーワードがすべて含まれていませんよね。

「ブログの書き方」というキーワードで検索しているユーザーに対する記事のタイトルには「ブログの書き方」というキーワードを含めたほうがいいのです。

このように記事タイトルにキーワードを含める方法は、検索エンジンに対して効果があるだけではありません。

一番大切にしなければならない、ブログの訪問者に対しても効果があります。

訪問者自身がインターネット検索で入力したキーワードが含まれているため、訪問者にとって分かりやすく伝えることにもつながります。

見出しにキーワードを含める

ブログ記事の途中にいくつかの見出しを付ける場合、その見出しにも適切にキーワードを含めるようにしましょう。

ただし、すべての見出しにキーワードを含める必要はありません。

すべての見出しにキーワードを含めてしまうと、検索エンジンに対して逆効果になってしまいます。

それだけでなく、ブログの読者は見出しを読んだだけで不自然に感じてしまいます。

見出しに無理矢理キーワードを含めるのではなく、読者に対して適切な表現を重視してキーワードを含めるように意識しましょう。

「ブログの書き方」のような複合的キーワードの場合、見出しに無理矢理キーワードを含めると不自然さが際立ってしまうことが多いです。

複合的キーワードの場合には「ブログ」という単独キーワードにして見出しに含めると良いでしょう。

単独キーワードであれば、すべての見出しに含めても違和感を感じにくくなります。

本文にキーワードを含める

ブログ記事の本文内にも適切にキーワードを含めましょう。

記事のテーマとキーワード・本文の内容が合致していれば、意識しなくても自然にキーワードが含まれた本文を書けるようになります。

ただし「キーワードが本文の何パーセントになるのか」という指針でキーワードを含めるのではありません。

あくまでも、自然にキーワードを含ませる書き方を重視するのが鉄則だと言えますね。

キーワードを本文に含めて書いたら、そのキーワードの部分を意識して何度も読み返しましょう。

そして「キーワードを入れ込み過ぎて不自然になっていないか」「キーワードにすべき部分なのに違う言い回しになっていないか」などを確認するようにしてください。

キーワード選定に悩んだときは、こちらの記事をぜひ参考にしてください。

テクニック③絞り込んだターゲット1人に対して書く

ブログ記事ではターゲットを1人に絞り込み、そのターゲット1人に対して語る必要があります。

なぜなら、不特定多数の人達に語っても聞く耳を持ってくれないからです。

例えば、学生時代に校長先生や担任の先生が「みなさん、おはようございます」と語り始めても真剣に聞いている生徒は少ないですよね。

しかし、全校生徒やクラス全員がいる前で「○○さん、おはようございます」と限定して語り始めたらどうでしょうか。

該当する生徒は話を聞かずにはいられなくなりますよね。

これはブログ記事でも同様のことが言えるのです。

ターゲットを絞らないで記事を書いても、結局は誰にも訴求できずに終わってしまいます。

ターゲットを絞り込んでその1人に対して記事を書くことで、より多くの人に対して強く訴求できるようになるのですね。

テクニック④記事テーマと記事タイトルからズレないように本文を書く

ブログ記事は、キーワードを含めた記事タイトルからズレることなく具体性のある内容にする必要があります。

なぜなら、検索ユーザーは検索結果から記事タイトルを見てクリックした時に、その記事を読んで自身が持つ悩みや欲求を解決できると期待しているからです。

にもかかわらず、キーワードを含めた記事タイトルから内容がズレていては、ユーザーが期待していた悩みや欲求の解決は出来なくなってしまいますね。

この、記事タイトルから内容がズレてしまうという現象は、ブログ初心者にありがちな問題です。

記事を書くことに慣れていないため、意識していないと書いているうちに記事テーマとずれてしまいます。

気が付いたころには、本文中に全くキーワードが入っていないという事態にまでなってしまうのです。

例えば「ブログの書き方」というキーワードで検索した場合、検索ユーザーが求めているのは「ブログの書き方」であり、他の情報ではありません。

ブログの書き方というキーワードが含まれる記事タイトルの内容に「ブログの作り方」の情報が入っていても必要とされないという事ですね。

この場合は「ブログの書き方」の記事に「ブログの作り方」などの他の情報を盛り込むのではありません。

「ブログの書き方」の内容を深く掘り下げて具体的に書くことが必要なのです。

ブログを書くうえで重要なことは、ユーザーの悩みや欲求を解決するための価値あるコンテンツを目指すことです。

ユーザーの悩みや欲求を解決するコンテンツにするためには、記事タイトルから内容がズレないようにして具体的な内容で書くようにしましょう。

テクニック⑤レイアウトでリズムある書き方をする

ブログ記事のレイアウトを工夫するだけで、今まで読まれなかった記事でもどんどん読み進めてもらえるような劇的な変化をもたらしてくれます。

なぜなら、ブログに初めて訪問してきたユーザーはブログ記事をパッと見ただけで読み進めるかどうかを判断するからです。

レイアウトが悪い最大の要因は、リズムのない書き方になっていることだと言えるでしょう。1段落が1行ばかり、3行ばかりだったりといった具合ですね。

例えば、以下のようなレイアウトが悪い例だと言えます。

ブログの書き方のテクニックとしては、
同じ行数ばかりの段落を連続させすぎると
読み進めることにストレスを感じ始めます。

なぜなら、単調で変化がないため、
そのストレスがどんどん積もり、
そのブログ記事から離脱したくなるからです。

これを以下のように少し変えるだけで読みやすく進めることができる文章になります。

ブログ記事のテクニックとしては、
同じ行数ばかりの段落を連続させすぎると
読み進めることにストレスを感じ始めます。

なぜなら、単調で変化がないからです。

ストレスがどんどん積もり、
そのブログ記事から離脱したくなるのです。

このように、同じ行数の段落を連続させず行数を変化させて、バランスよくリズムのある書き方をするようにしましょう。

数回連続してしまうような場合には文章を調整して、段落の行数を変化させるようにしてください。

さらに「囲み枠」や箇条書き、画像、動画などを入れることで、よりレイアウトのリズムが良くなります。

レイアウトのリズムが良くなると、最後まで読んでもらいやすくなります。

今は役に立つブログ記事はインターネット上にありふれていて、たった数秒で探し出すことも出来ますよね。

例えブログの内容が役に立つものであったとしても、すぐに他を探し出せる環境であるため1つの記事に固執する必要がないということです。

レイアウトが悪い記事は読者が読みにくいと感じてしまい、次の訪問も見込めません。

1回の訪問だけでなくその後の訪問につなげるためにも、レイアウトは非常に重要な役割を担っているということですね。

ブログ記事を最後まで読み進めてもらえるように、読者目線で読みやすいレイアウトになるよう工夫しましょう。

テクニック⑥1段落は4行以内にする

ブログ記事を読み進めてもらうためには、1つの段落の行数も非常に重要です。1段落は4行以内にして、段落の間には適度な空行を入れるようにしましょう。

なぜなら、最後まで読み進めてもらいやすくなるからです。

例えば、ブログ記事が利用規約や同意書のように空行がなく、文字が埋め尽くされた書き方であったらどう思うでしょうか。

パッと見ただけでその先を読み進める気力がなくなり、嫌になってしまいますよね。

ストレスを感じてまで読み進める人は少ないです。すぐに離脱して他の記事を探してしまうでしょう。

ブログ記事では、常にその先を読み進めてもらえるように工夫して書かなければなりません。

1段落を4行以内にして読み進めることにストレスを感じることがないようにすれば、最後まで記事を読み進めてもらうことが出来るようになるでしょう。

テクニック⑦1行は30文字前後を超えたら改行する

ブログ記事では、1行の文字数は30文字を超えないようにしましょう。なぜなら、文章は短い方が頭に入りやすいからです。

人は文字を読む時に、横への目の移動が長くなるとストレスを感じる傾向にあります。ストレスを感じないようにするには、目の移動距離を短くしましょう。

目の移動距離を短くするには、1行の文字数を30文字にするのが望ましいです。

一文を長くしないためには、以下の2つのポイントを意識しましょう。

  • 読点「、」は一文に1回までにする(多くても2回までに抑えましょう)
  • 「~が」、「~て」、「~で」の単語はなるべく使わず文を切るようにする。

これらのポイントを押さえて、一文が長くならないようにしてください。

テクニック⑧カギ括弧「」を使い臨場感を出す

ブログ記事には臨場感が必要です。なぜなら、臨場感を出すことでリアルに感じられるようになるからです。

臨場感を出すために効果的なのが、カギ括弧「」を使ってセリフや考えをブログ記事中に盛り込む方法です。

以下の2つの文章を比較して見ると分かりやすいですね。

  • 会社に出勤したら上司に今日は臨時ボーナスが出るぞと言われて喜んだ
  • 会社に出勤したら上司に「今日は臨時ボーナスが出るぞ」と言われて喜んだ

この2つの文章の違いは、上司の言葉にカギ括弧が付いているだけですよね。

このように、セリフ部分にカギ括弧を付けるだけで臨場感のある文章になるだけでなく、読みやすくすることもできます。

セリフに限らず、自分の考えや心の中の言葉をカギ括弧で表現しても同様の効果が得られますね。

ブログ記事でのカギ括弧の使い方については、別記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

テクニック⑨漢字を密集させない書き方を心がける

ブログ記事では漢字が密集しないように意識して書くようにしましょう。なぜなら、漢字が密集していると読みにくくストレスを感じてしまうからです。

ストレスを感じてしまうと、その先を読み進めようとする気力が失われてしまいますね。

漢字が多く密集していると、パッと目に入ってくる記事への印象が硬くなってしまいます。

普段使っている漢字であっても、あえてひらがなやカタカナにしてみましょう。そうすることでその先を読み進めてもらえる可能性がグッと高まります。

ただし、ひらがなやカタカナばかりになってしまうのも読みにくくなるので逆効果です。

バランスよく漢字やひらがな・カタカナを使いながら、読みやすくなるように工夫しましょう。

テクニック⑩長文になる時は小見出しを付ける

ブログ記事が長文になってしまう場合には、小見出しを付けるようにしましょう。なぜなら、ブログ記事を読む時はサッとスクロールして読む人が多いからです。

サッとスクロールしている時に長い文章が出てくると、そのブログ記事を読む気力が無くなってしまいます。

しかし、スクロールしている時に気になる小見出しを見つけると「読んでみようかな」という気持ちにさせてくれます。

また、小見出しを付けることで、文章が分割されるので長い文章になりません。

文章が長くならないと読み進めることにストレスを感じなくなるため、最後まで読んでもらえるようになりますね。

テクニック⑪同じ語尾を連続して使いすぎない

文章の語尾は連続して同じものを使わないように意識しましょう。

なぜなら、同じ語尾が連続してしまうと文章が単調になり違和感を抱いてしまうからです。

語尾を修正する前の文章を以下に挙げます。

その会社で働きだして2年後、日ごろの働きぶりが認められて主任になることが出来ました。
その日から、これまでに無かった業務が増え、家に帰るのは毎日22時を過ぎるようになりました。
残業代は増えましたが、家族との時間は無くなってしまいました。
さすがに、そんな毎日を過ごすことに嫌気がさしてきました。

いかがでしょうか。

4つの文章の語尾すべてが「~した」となっていますね。

では、語尾を修正したものを見てみましょう。

その会社で働きだして2年後、日ごろの働きぶりが認められて主任になることが出来ました。
その日から、これまでに無かった業務が増え、家に帰るのは毎日22時を過ぎていたと記憶しています。
残業代は増えましたが、家族との時間は無くなってしまったのです。
さすがに、そんな毎日を過ごすことに嫌気がさしてきました。

最初の例文と比べると、2か所の語尾が修正されていますね。語尾を修正したことで、単調さがなくなり違和感がなくなりました。

これは「~した」という語尾に限ったことではありません。「です」「ます」など他の語尾でも同じです。

同一語尾を連続して使いすぎないように意識しましょう。

同一語尾をどれだけ連続したら良くないのかという、明確な決まりがあるわけではありません。ただ、同一語尾は3回以上連続すると違和感を感じやすくなります。

3回以上にならないように、意識して文章を書いたり読み直すようにしてください。

また、連続していなくても隣接して多用すると違和感を感じてしまう場合もあります。

同じ語尾になってしまうのは、文章を書いている本人は気づきにくいです。

しかし、語尾を意識して読み返すと違和感に気づくことができます。

読み返した時に違和感を感じたならば、なるべく同一語尾が連続しすぎない・隣接して多用しないように修正しましょう。

テクニック⑫分かりやすい言い回しを心がける

文章はスッキリと分かりやすい言い回しになるように書くことが重要です。

なぜなら、文章を読み終えた後に結局何が言いたいのか、頭の中に残りにくくなってしまうからです。

例えば、以下のような文章が分かりにくい言い回しです。

ブログ運営に取り組んでいるのであれば、正しいブログの書き方を学ぶことは大切なことですから、そのスキルを身につけることで、濃い読者が増える可能性が高まるので、まずは正しいブログの書き方を学び、ライティングスキルを高めましょう。

この文章だと、ダラダラとした感じになり頭の中に残りにくい印象になりますね。

これを分かりやすいように修正した文章が以下のようになります。

ブログ運営に取り組んでいるのであれば、正しいブログの書き方を学ぶことは大切です。
なぜなら、ライティングスキルを身につけることで、濃い読者が増える可能性が高まるからです。
まずは正しいブログの書き方を学び、ライティングスキルを高めましょう。

修正後の例文は、修正前と比べるとダラダラとした印象が無くなりますね。言いたいことが頭の中に入ってきやすい印象となります。

このように、文章をスッキリとした分かりやすい言い回しにすることで、読者に理解されやすい文章を作ることが出来ます。

テクニック⑬無駄な文章を削る

ブログ記事を書き上げた後、読み返していると必要のない言い回しや重複表現が見つかることは多いです。

必要のない言い回しや重複表現がある場合は、ブログ記事のボリュームが減ることを恐れず思い切って文章を削ってみましょう。

無駄な文章が多い記事は、読者に記事の要点が伝わりません。

さらに、読み続けることにストレスを感じてしまうため、離脱するだけでなく再訪問も見込めないでしょう。

読者にブログ記事の内容を伝えるためには、読みやすく分かりやすい文章であることが必要です。

さらに、読みやすい文章は読み終えた後に読者に満足感をもたらしてくれるでしょう。

テクニック⑭読点を適切に打って読み進めやすくする

読点「、」が適切に使用されていないと、読み進めることにストレスを感じてしまいます。

例えば、以下の文章は読点の位置によって意味が異なってしまうものです。

  • 「ここでは、きものを脱ぎましょう」
  • 「ここで、はきものを脱ぎましょう」

このように、読点の位置によって「着物」と「履物」という2つの意味に取ることが出来ますね。

読点の位置によって意味を間違えて受け取った場合、その先を読み進めていくとつじつまが合わなくなってしまいます。

読点を打つか漢字にして、読みやすくなるように修正しましょう。

ブログ記事を書いている本人は、意味合いを把握しているため読点が無くてもスムーズに読み進めることが出来ますよね。もちろん、読んでいてストレスを感じることもありません。

しかし、読者はこのブログ記事を初めて読む人が多いです。

読点が適切でない文章では、読み進める途中で一瞬止まって考えなくてはなりませんね。その一瞬止まって考えるというストレスが蓄積すると、離脱してしまうのです。

どんなに内容が充実している素晴らしいブログ記事でも、最後まで読んでもらえなければ意味がありません。

読み進めやすさは、内容以上に重要だといっても過言ではありません。

ブログ記事を書く時や読み返す時には、読点を適切に使用して読み進めやすくなるように意識しましょう。

まとめ

この記事で紹介した読みやすいブログ記事を書くための基本テクニック14個について、もう一度おさらいしておきましょう。

  1. テクニック①文章構成に沿って書く
  2. テクニック②キーワードを明確に決めて書く
  3. テクニック③絞り込んだターゲット1人に対して書く
  4. テクニック④記事テーマと記事タイトルからズレないように本文を書く
  5. テクニック⑤レイアウトでリズムのある書き方をする
  6. テクニック⑥1段落は4行以内にする
  7. テクニック⑦1行は30文字前後を超えたら改行する
  8. テクニック⑧カギ括弧「」を使い臨場感を表現する
  9. テクニック⑨漢字を密集させない書き方を心がける
  10. テクニック⑩長文になる時は小見出しを付ける
  11. テクニック⑪同じ語尾を連続して使いすぎない
  12. テクニック⑫分かりやすい言い回しを心がける
  13. テクニック⑬無駄な文章を削る
  14. テクニック⑭読点を適切に打って読み進めやすくする

これらのテクニックを駆使して、読みやすく、内容が伝わりやすいブログ記事を書いてみてください。

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このサイトでは他にも、ブログ運用に関する記事を掲載しているので、そちらも確認してみてください。

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