失敗しないオンラインスクールの作り方!メリット・デメリットや開設方法
- オンラインスクールの作り方が知りたい!
- 初心者だとオンラインスクールを開設するのは難しい?
- オンラインスクールで成功するにはどうしたらいいの?
オンラインスクールは手軽に開講できるとはいえ、何も考えずに安易に手を出すと失敗につながりやすくなりますよ。
生徒の集まるオンラインスクールを開講するためには、講座の内容はもちろん、市場や競合のリサーチなど入念な準備が必要不可欠です。
この記事ではオンラインスクールを始めたい方に向けて、オンラインスクールの作り方とメリット・デメリットを紹介します。
オンラインスクールで成功するためのコツも解説していますよ。
この記事を参考に集客できるオンラインスクールを作りましょう。
オンラインスクールとは?
オンラインスクールとは対面ではなく、インターネットを通じてレッスンや講座を行う教室のことです。
直接教室に通ってもらうのではなく、遠隔で教えることを目的としています。
対面のスクールと違って教室を構える必要がなく、ネット環境が整っている所なら場所を選ばすに開講できる点が特徴ですね。
毎週・毎月のように定期的に講座を開き、継続して通ってもらうのが一般的な形式です。
自分が持っているスキルやノウハウを提供できる場として多くの人がオンラインスクールを活用していますよ。
【ビジネス向け】オンラインスクールの作り方・始め方
オンラインスクールを作るには、コンテンツ以外にも必要な物や決めるべきことがたくさんあります。
初めてオンラインスクールを開設する方は何から始めたらいいのか悩みますよね。
ここではオンラインスクールの作り方を7つのステップで紹介しますので、ひとつずつ見ていきましょう。
オンラインビジネスを始めようとしている方は、こちらの記事で起業のコツを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
ステップ①ニッチな市場を見つける
オンラインスクールを作る際は、まず始めにニッチな市場を見つけましょう。
なぜなら、ニッチ市場では競合が少ないため価格競争に陥りにくく、高単価な設定でも集客が見込めるからです。
顧客数だけを見たら、マス市場と呼ばれる大きな需要がある市場の方が集客できるように感じますよね。
ですが、マス市場は競合が多いため、新規で始める人はインパクトや独自の強みがない限りなかなか成功しづらいのが現状です。
誰も開拓していない市場を見つけてオンラインスクールを開設することが成功の秘訣ですよ。
オンラインスクールを始める際には、入念に市場調査を行いましょう。
ステップ②競合を分析する
次に自社と同じ市場でオンラインスクールを開講している競合の調査をして、勝ち筋を見つけましょう。
より多くの集客を得て競合に勝つためにはどうしたらいいのかを明確にするための作業ですね。
競合を分析すれば自社との違いや差別化できるポイントも分かるのでマーケティング戦略にも活かせます。
より優れた内容のスクールにするためにしっかりと競合の分析を行いましょう。
ステップ③オンラインコンテンツの作成
市場調査や競合の分析を行ったら、次はオンラインコンテンツの作成です。
どんなターゲットに向けてどのようなテーマの講座やレッスンを行うのかを決めてコンテンツを作成しましょう。
すでに自身のブログやSNSでノウハウや知識についての投稿を行っている場合には、それらの投稿をまとめればすぐにコンテンツ作成ができますよ。
ここでは、オンラインコンテンツの基本となる2つの決めるべきことを紹介していきます。
オンライン講座の詳しい作り方はこちらの記事でまとめているのでぜひチェックしてみてください。
決めるべきこと:生配信型 or 録画型?
オンライン講座には「生配信型」と「録画型」の2種類があるので、どちらの形式で講座を開設するのかを決めましょう。
生配信型は、双方向のコミュニケーションが取れるのがメリットですが、時間に制限があるのがデメリットですね。
対して録画型は、講座を作成してしまえばいつでも受講してもらえるのがメリットです。
ただ、生徒とのコミュニケーションが図れないので疑問点の質問ができずに満足度が下がる可能性がある点がデメリットとしてあげられます。
生配信型も録画型もそれぞれメリット・デメリットがあるので、ターゲットに合わせて講座の形式を選びましょう。
特に1人の架空人物を設定して考える「ペルソナ」を決めれば、生活スタイルまでイメージできるのでよりその人に合った配信方法が選べますよ。
決めるべきこと:販売価格
オンラインコンテンツをいくらで販売するのかも決めるべきことの1つです。
相場をしっかりリサーチして受講料の金額を決めましょう。
競合の販売価格を把握して自分の価格帯と照らし合わせるのがポイントですよ。
ただし競合より安くすればいいわけではありません。
安さを売りにすると価格重視の生徒ばかりが増えたり、安さゆえに気軽に予約をして後からキャンセルするなど、生徒の質が下がる可能性があります。
講座の価値があがれば、適正価格で設定しても生徒は集まります。
大切なのは価値のある講座を作ることですよ。
こちらの記事では、価格の決め方を徹底解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
ステップ④プラットフォームの選択
オンラインコンテンツの作成が終わったら、コンテンツを提供するプラットフォームを選択します。
自分自身で一からオンラインスクールを構築することもできますが、WEBに関する専門的な知識やスキルが必要です。
なので、初心者の方やWEBに詳しくない方はプラットフォームの活用がおすすめですよ。
プラットフォームならWEBに関する知識がなくても登録するだけで簡単に始められます。
まずは講師としての名前を覚えてもらい、生徒がついてきたら自分自身のオンラインスクールを構築するのもいいですね。
オンラインレッスンのやり方や、オンラインスクールの開設におすすめのプラットフォームはこちらの記事を参考にしてみてください。
ステップ⑤集客導線の設計
次は新しい生徒が自分のスクールにたどり着くための導線を考えましょう。
プラットフォーム内には似たビジネスを教えている人が他にもいるので、集客導線を設計しなければ見つけてもらったり申込につなげられないからです。
ホームページやブログ、SNS(Twitter/Instagram/Facebook/LINE)など複数の導線を持っておきましょう。
特に拡散力のあるSNSを活用すると、オンラインスクールを知ってもらうきっかけを作れます。
オリジナルのハッシュタグを作ったり、口コミ投稿用のURLを共有するなどして見つけてもらいやすくなる工夫を取り入れましょう。
SNSによってユーザー層も異なるので、自分のビジネスのターゲットとなる層がいるSNSを活用するのが集客のコツですよ。
ステップ⑥テスト販売を行う
生徒に提供するためのオンラインスクールが出来上がったら、いきなり本販売をするのではなく、テスト販売を行います。
テスト販売とは言え実際に生徒とのやり取りがでてくるので、構築しているときには見えていなかったことにも気づけます。
設定した受講料が適正かどうかも分かりますね。
テスト販売から見えた課題をクリアしてから本販売に進めることで、オンラインスクールを実際に開講してからの失敗が少なくなりますよ。
ステップ⑦オンラインスクール開始
いよいよオンラインスクールの開講です。
オンラインスクールを始めると生徒の反応や教室の雰囲気などがわかってきます。
講師側の「伝えたいこと」と生徒側の「知りたいこと」がうまく噛み合うようにコミュニケーションを取りましょう。
実際にレッスンや講座を受けている生徒の反応をもとに、新しいコンテンツ作りやスクールの改善をしていけばリピーターや新規生徒の獲得に役立ちますよ。
オンラインスクールを始めるデメリット
パソコンやスマホがあれば好きな場所で開講できるオンラインレッスンですが、やはりデメリットもあります。
今は無料で視聴できる動画が数多く配信されているので、受講する価値があると感じてもらえなければ有料のオンラインスクールは選んでもらえません。
そしてオンラインで配信するのが難しい業種もあります。
整体やマッサージなどは直接施術を受けるものなのでオンラインでは難しいですよね。
ネットを通してのやり取りなので意外と簡単にキャンセルできてしまう点もデメリットの1つです。
オンラインならではのデメリットを理解して正しく対処していくことが大切ですよ。
オンラインビジネスのメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので併せてご覧ください。
オンラインスクールを始めるメリット
オンラインスクールは自宅からでも配信できるため、レッスンや講座を行うための会場を押さえる必要がありません。
なので、会場の使用料や会場までの交通費などがかからずに低コストで開講できます。
会場を探す手間や会場までの移動時間も必要ないので、時間を有効活用ができる点もメリットですね。
さらに、ネット環境があれば日本はもちろん世界中のどこからでも参加してもらえる集客範囲の広さもオンラインスクールの大きな魅力ですよ。
ポイントはココ!勝ち組オンラインスクールになるためのコツ
オンラインスクールで成功するためにはいかに生徒を集客できるかが重要です。
すでにオンラインスクールを始めている競合他社がいる場合には、新規でオンラインスクールを始めても埋もれてしまうケースもあるでしょう。
勝ち組のオンラインスクールになるためには何をしたらいいのか、ここでは3つのコツを紹介します。
コツ①SEO対策に取り組む
プラットフォーム内だけで顧客の集客を行おうと思っても限界があります。
なので、自社のホームページやブログなどのアクセス数を増やしてより多くの見込み顧客に見てもらう必要があります。
自社のホームページやブログのアクセス数を増やすために欠かせないのが、検索サイトで上位表示させるためのSEO対策ですね。
検索サイトで上位表示されれば、まだ自社の存在を知らない人の目に留まる可能性が高くなるからです。
見込み顧客が検索しそうなキーワードを選定したり、ユーザビリティを意識したページを作るなどしてSEO対策に取り組みましょう。
コツ②口コミ数を増やす
商品やサービスを購入する際に口コミを参考にする人は多いですよね。
オンラインスクールも同様で、良い口コミが多ければその分だけオンラインスクールの信頼性もあがり、受講の決め手にもなります。
そのため既存の生徒からの口コミを増やすこともオンラインスクールを成功させる上で重要です。
受講生のリアルな声が届けられるのでオンラインスクールの雰囲気などが伝わり、より深くスクールの魅力を伝えることができますよ。
また、口コミには多くのキーワードが含まれるので、口コミが増えるとSEO対策にも効果的です。
安定した集客を行うためには口コミが大事なポイントとなるので、レッスンや講座の満足度を高め、受講生との信頼関係を築いて口コミを増やしていきましょう。
こちらの記事ではGoogleビジネスプロフィールの口コミを増やす方法について紹介しています。
コツ③レベルアップ講座を用意する
オンラインスクールを成功に導くためには、新規の生徒だけではなく、リピーターとなって継続的に受講してくれる生徒を獲得することも大切です。
そのためには、生徒の学びたい意欲にスイッチを入れるレベルアップ講座を用意しましょう。
「初級・中級・上級」のようにレベルに応じた講座を用意すれば新たな学びがあるので、ひとつの講座を受講し終えたとしても継続して利用してくれる可能性が高くなります。
次の講座につながるように生徒のモチベーションを維持することと、講師目線ではなく、生徒目線で講座を作り満足度を上げることがコツですよ。
初心者向けのオンライン教材の作り方はこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
まとめ
最後にこの記事で紹介した、オンラインスクールの作り方についてまとめます。
- オンラインスクールを作る際は市場調査や競合の分析が大切
- プラットフォームを活用すればすぐにオンラインスクールを始められる
- ホームページやブログ・SNSなどプラットフォーム以外の集客導線を作ることも重要
- 勝ち組オンラインスクールになるにはSEO対策と口コミを増やすことが大切
オンラインスクールは今後も需要が期待できるビジネスです。
オンラインスクールを開始するまでの流れを把握するとともに、講師側だけではなく生徒目線で考えることがオンラインスクール作りにおいて大切ですよ。
この記事で紹介した内容を参考にして、オンラインスクールでの成功を手に入れてくださいね。
こちらの記事では、オンラインビジネスの始め方について紹介しているのでチェックしてみてください。