オンラインレッスンのやり方解説!ZOOM・LINE・インスタなどツールまとめ
在宅時間を利用してオンラインレッスンを受講する人が増えている中、オンラインレッスンの講師になる人も増えていますよね。
- 自分のスキルを多くの人に役立てたい
- 在宅勤務が可能なオンラインレッスンに興味がある
このような思いでオンラインレッスンを始めてみようと思ってはいるものの、始めるためにどのような準備をすればよいのかよく分からないという方が多いのではないでしょうか。
この記事では、オンラインレッスンの始め方や、LINEやInstagramなど身近なツールを使ってできるオンラインレッスンの方法などをご紹介しています。
初めてオンラインレッスンに挑戦しようと思っている方が、「まずは始めてみよう」と前向きになれるような有意義な情報をお届けします。
オンラインレッスンとは?
オンラインレッスンとは、これまでは教室などで先生と生徒が対面して行っていたレッスンを、インターネットのビデオ通話サービスを通じて行うものです。
「その場所に行かないと習う事ができなかった」著名な指導者のレッスンも、オンラインなら自宅で気軽に受けることができますよね。
オンラインレッスンには、英語などの語学学習を始めヨガやピアノ、料理、ダンスなどの一般的なものから、演技やファッションコーディネートまで、今まではあまり見なかったものまであらゆるジャンルが存在します。
【簡単】オンラインレッスンの基本的なやり方
オンラインレッスンはレッスンの内容にもよりますが、ほとんどのケースで教室などリアルな場を必要としません。
ただし、代わりに次のような事前準備が必要となります。
オンラインレッスンを始めるための手順を、3ステップでわかりやすくご紹介していきます。
ステップ1:配信環境を整えよう
オンラインレッスンはインターネットを通じてサービスを提供するので、安心してインターネット配信ができる環境作りが必要になりますね。
インターネットで映像を配信する方法は主に2つあります。
1つはインターネット回線(現在は光回線が主流)を使用する方法と、2つめは携帯電話会社各社が提供するモバイル回線を使用する方法です。
光回線は申し込みが必要ですが、モバイル回線はスマホさえあればすぐに使うことができます。
ただしモバイル回線は、使用する時間によって回線が遅くなることもあるので、高速データ通信が可能な光回線を使用することをおすすめします。
オンラインレッスンができるツールを選択する
オンラインレッスンを配信する方法が決まったら、次にオンラインレッスンができるツールを選びましょう。
オンラインレッスンを配信するには、ビデオ通話ができるツールが必要です。
ビデオ通話ができるツールは数多くありますが、選ぶ時には注意すべき点があります。
例えばFaceTimeはAppleユーザー同士であればインストール不要でやり取りが可能ですが、Appleユーザー以外は使えません。
オンラインレッスンの受講者が全員Appleユーザーなら大丈夫ですが、Androidユーザーもいる時はFaceTimeは選ぶことはできませんよね。
このようにオンラインレッスンを受ける側の視点に立って、誰でも簡単にレッスンを受けられるようなツールを選ぶことが大切です。
安定した通信ができるインターネット環境を準備する
オンラインレッスンでは安定した接続が行えて、なおかつ大容量のデータを通信できる回線を選ぶことが必要になります。
携帯電話会社のモバイル通信は、すぐに使えるメリットがありますが、一方で通信料無料のプランに加入していないと速度規制がかかってしまいます。
大容量のデータを通信することを踏まえた場合では、インターネット回線(光回線)を選ぶのがよいでしょう。
インターネットを使用する方法にはこの他に、ケーブルテレビと電話回線があります。
ケーブルテレビはテレビ回線をインターネットに繋ぎますが、光回線ほどの通信速度はありません。
電話回線は2000年頃まで主流で使われていましたが、2023年1月を目途にサービスが終了するので、おすすめできません。
これからオンラインレッスンに挑戦する方は、安心して動画配信やライブ配信ができるネット環境を整えましょう。
配信機材を用意する
次に、オンラインレッスンの映像を配信するための機材を用意しましょう。
配信に必要な機材は、パソコン、タブレット、スマホの3つです。
オンラインレッスンの講師は、画面が大きく作業がしやすいパソコンを用意しておくのがおすすめです。
毎回決まった位置での撮影であればデスクトップパソコンでもよいですが、配信場所を移動するような配信をする方には、ノートパソコンがおすすめですよ。
タブレットはカメラやマイクが内蔵されていて便利な面もありますが、他の機材を追加したい時などに対応ができないことがあります。
「いきなりタブレットやパソコンを購入するのはちょっと…」という方は、まずはスマホを使って配信してみましょう。
ただし、スマホを使ったオンラインレッスンは、画面が小さいため受講者の表情などがよく分からない場合があります。
なので、スマホだけでは満足いくレッスンができないという方は、タブレットやパソコンの購入を検討してみてください。
ステップ2:オンラインレッスンのリハーサルをしよう
オンラインレッスンでよくある失敗は、配信中に予期せぬ機材トラブルが起きてしまうことです。
なので、オンラインレッスンを始める前に必ずリハーサルをして下さい。
リハーサルを行うことでおおよそのレッスンの流れを把握することができ、流れが掴めると過度の緊張をすることなく、リラックスしてレッスンに臨めますよ。
そのほかにも本番前にリハーサルを行うことでさまざまなメリットがあります。
オンラインレッスンのリハーサルでは、次のことを重点的に確認するようにしましょう。
受講者に伝わりやすい表現の練習をする
リハーサルでは友人や知り合いなどに頼んで受講者側で配信を見てもらってください。
以前まで教室でレッスンをしていたという方であれば、親しい受講者の方に依頼してもよいかも知れませんね。
人は相手が目の前にいない状態で話をすると、自分が思っているよりも話し方が早くなってしまうことがあります。
また、画面を通じてよりわかりやすく伝えるためには、対面の時よりもジェスチャーを増やすことも大切になりますね。
そして、リハーサルを見てもらった後には必ず感想を聞いたり、アンケートを取ることも必要ですよ。
レッスンの内容が伝わりにくいなどの改善点を知っておくことで、実際のレッスンで受講者がスムーズにレッスンを受けることができます。
機材の調整や改善をする
いざ配信を行ってみると想像以上に外の音をマイクが拾ってしまったり、複数の電子機器を使用したり、配信を行う部屋の広さなどによってマイクがハウリング(※)を起こすことがあります。
外の音を拾わないようにカーテンを防音に変える、機材の位置を調整するなどの対処をしておきましょう。
画面の画質も明るすぎても暗すぎても見えにくいものですし、カメラの画角によっては受講者が見たい部分が見えにくいことがあるかも知れません。
音量や画質、画角の調整は受講者のストレスを大きく減らす大事な対策になるので、必ず行いましょう。
(※)ハウリングとは、スピーカーから流れる音をマイクが拾ってしまい、拾った音がスピーカーからまた流れてしまうことで「キーン」や「ブーン」などの不快な音が出ること。
ステップ3:オンラインレッスンを開始しよう
インターネットの配信環境が整い、リハーサルもして機材の調整も確認できたら、いよいよオンラインレッスンを始めてみましょう。
とは言え、オンラインレッスンを始める時にも、注意すべきことがいくつかあります。
ここでは、本番前に注意すべき3つのことを紹介します。
- 時間的な余裕をもつ
- 受講者へ気を配る
- アンケートを取って次につなげる
時間には余裕をもつ
オンラインレッスンは講師(あなた)と受講者によって成り立っています。
講師側が準備万全でも、オンラインレッスンが初めての受講者は戸惑うことが多いものです。配信にはトラブルが付き物と考えてください。
開始時間が遅れてしまう、通信が途切れてレッスンが中断してしまうことなどが想定できるため、特に最初は時間の余裕を持つことが大切です。
受講者へ気を配る
リアルで行っていたレッスンとは違い、オンラインレッスンは自宅で手軽に受けられるという大きなメリットがありますよね。
しかし、そのメリットが時には「集中力が途切れてしまう」「レッスンに身が入らない」などの状況を生み出してしまうことがあります。
また、講師側の配信状況は良好でも、受講者側はトラブルに見舞われている可能性もありますよ。
なので、配信が始まってからの数分間は、「声は聞こえていますか?」「画面は見づらくないですか?」など受講者に声をかけて、配信トラブルが起きていないかとチェックするようにしましょう。
アンケートを取って次へ活かす
オンラインレッスンレッスンができたら、最後は受講生にアンケートの協力を依頼しましょう。
受講者はお金を払ってレッスンを受けているので、シビアにアンケートに答えてくれます。
厳しい声に落ち込んでしまう日もあるかも知れませんが、その声を無視せず改善していけばレッスン内容はより良いものになっていきますし、「きちんと声が届く」ことで受講者からの信頼を得ることができるでしょう。
【必須】オンラインレッスンに必要なものを紹介
オンラインレッスンを行うために、揃えておくべきものには何があるのでしょうか。
オンラインレッスンの環境を良くする機材は数多くありますが、最初から全てを購入するのは難しいですよね。
なので、これだけは持っておきたいオンラインレッスンで必須のアイテムをご紹介します。
パソコンやタブレット
必須アイテムの1つ目はパソコンやタブレットです。
画面が大きいパソコンやタブレットを使用することで、レッスンの内容がわかりやすくなるだけではなく、受講者の様子もはっきりと見ることができます。
また、レッスンの内容によっては特殊な機材を使うこともありますよね。
タブレットの多くは特殊機材に対応していないので、特殊機材を使う予定がある方は始めからパソコンを使用することをおすすめします。
また、オンラインレッスンの音や映像にとことんこだわりたいという方も、最初からパソコンを用意しておくのがよいでしょう。
Wi-Fi(ワイファイ)環境
必須アイテムの2つ目は、インターネット(特にWi-Fi)環境です。
Wi-Fiはインターネット周辺機器を無線LANによって繋げる接続方法の一つです。
Wi-Fiにはモバイル回線を使用したもの(モバイルWi-FiやポケットWi-Fiなどと呼ばれる)と、自宅などで光回線に接続する据え置き型のWi-Fiルーターの2種類があります。
モバイルWi-Fiはモバイル回線を使用しているため、通信速度が遅くなる、通信規制が入りやすいなどが起こりやすくなりますね。
一方でWi-Fiルーターなら、大容量を安定した速度でインターネットを使用することができます。
やはり、レッスン中に音声や映像が途切れてしまうのは、受講者離れの大きな要因になってしまうので、オンラインレッスンでは安定した配信ができる光回線、そして据え置き型のWi-Fiルーターを選ぶことをお勧めします。
マイク
必須アイテムの3つ目はマイクです。
現在発売されているパソコンやタブレットに付いているマイクは高性能のため、基本的には新たに買い足す必要はありません。
ただし、楽器のレッスンなど「音」を重視したものであれば、楽器の音を撮る用に高性能のマイクを買い足しておいてもよいでしょう。
スタジオなどで使用されているコンデンサーマイクは、高集音力で周囲の音やノイズを拾わず楽器の音を高音質で撮ることができますよ。
Webカメラ
必須アイテムの4つ目はWEBカメラです。
スマホとタブレットにはWebカメラが内蔵されています。ノートパソコンにも内蔵されていることが多いですが、価格が安いものは内蔵されていないこともあります。
デスクトップパソコンにはWebカメラがない機種もあるので、内蔵されていなければ別途購入する必要があります。
Webカメラは、種類によって画角や画質・解像度、設置方法などが異なります。
レッスンの内容によって選ぶべきWebカメラは違いますが、動きのあるレッスンならオートフォーカス機能が付いたものがおすすめです。
また、映像の動きのなめらかさを表す数値にfpsというものがあります。数値が大きいほど滑らかに見え、人が見て自然だと感じるのは30fpsが目安とされます。
スポーツなどの動きの大きなオンラインレッスンに挑戦する方は、カメラの性能をしっかり検討しましょう。
イヤホンやヘッドフォン
必須アイテムの5つ目は、イヤホン(またはヘッドフォン)です。
スマホやタブレット、パソコンから受講者の声をそのまま流してしまうと、講師側のマイクが拾ってしまう可能性があります。
いらない音を拾ってしまうと受講生に不快感を与えてしまうので、イヤホンやヘッドフォンを使って受講者の声が流れないようにする必要がありますよね。
なお、Bluetooth接続のイヤホンやヘッドフォンは、ダンスなど動きのあるレッスンでは重宝する一方で、タイムラグが発生しやすく不便な点もあります。
特に激しく動くようなレッスンでない限り、有線のイヤホンやヘッドフォンを使用することをおすすめします。
オンラインレッスン用ツール
必須アイテムの6つ目は、オンラインレッスン用のビデオ通話ツールです。
オンラインレッスン専用のツールもありますが、LINEやZoomなどでもオンラインレッスンを行うことができますよ。
オンラインレッスンで使えるツールについては、次で詳しく説明します。
オンラインレッスンで使えるおすすめのツール5選
オンラインレッスンを行うためには、専用ツールをインストールして使わなければならない、と思っていませんか?
実は、普段使っている身近なコミュニケーションツールを利用して、オンラインレッスンを行うことができます。
ここでは、オンラインレッスンで使えるおすすめのツールをご紹介します。
Zoom(ズーム)
Zoomは1対1のテレビ電話から、複数人でのオンライン会議が可能な無料のビデオ通話サービスです。
在宅で仕事をする人が増えたことにより注目されるようになりましたが、ミーティング機能を利用してオンラインレッスンの場として活用することができますよ。
Zoomはホスト側(オンラインレッスンなら講師側)がアカウント登録をすれば、ユーザー側(受講者)はアカウント登録の必要がありません。
アプリをインストールするだけで使用できるので、手軽にオンラインレッスンを始めたい受講者には嬉しいツールでしょう。
なお、無料版では参加者が3人以上になると通話時間が40分と制限があります。
3人以上の受講者がいる場合や、レッスン時間が40分以上になると有料版を使用する必要があるので注意してください。
LINE(ライン)
日本人のほとんどが使っているLINEなら、わざわざ受講生にインストールを依頼する手間もなく、オンラインレッスンを始めることができます。
使い方も簡単で、友達登録をしてグループを作成したら、後はビデオ通話で繋げるだけでOKですよ。
背景にぼかしを入れたり、通話をしながらYouTubeの動画を見ることも可能で、最大で500人まで参加することができます。
ただし、LINEでのオンラインレッスンでは音声や映像のタイムラグが比較的発生しやすいので、音楽関連のレッスンをされる方は注意が必要です。
Instagram(インスタグラム)
Instagramは「インスタ映え」という言葉が流行するなど、写真に特化したイメージを持っている方が多いですよね。
しかし最近は、Instagramの生配信サービス(インスタライブ)を活用してオンラインレッスンを行っている方が増えています。
インスタライブは生配信なので、リアルタイムでのレッスンが可能となっていますよ。
また、Instagramでは動画投稿によるオンラインレッスンもできます。
こちらはリアルタイムではないのですが、コメントを通じて受講者とやり取りを行うことができます。
どちらも公開アカウントで行うと誰でも閲覧することができてしまうので、非公開アカウントを作成して「承認制」にするのがよいでしょう。
Skype(スカイプ)
以前までは講師側、受講者側双方がIDを取得する必要がありましたが、現在は講師がリンク作成していれば受講者はサインアップ・ダウンロード不要で参加が可能となっています。
ただし、Skypeはデータ通信量が大きいので、受講者が多くなるほど、配信が不安定になります。
また最近は、オンラインレッスン専用のアプリの開発が進み、教材を講師と受講者が共有できるツールも誕生しています。
Skypeでは画像や音声の共有はできても教材の共有は不可なので、特に英会話などの語学系では使い勝手が悪いと感じる方もいますね。
Google Meet(グーグルミート)
Google Meetは、主に検索エンジンサービスを提供しているGoogleが行っているオンライン会議サービスになります。
最大の特徴はアプリのインストールの必要がなく、Webブラウザ上で起動が可能な点ですね。(Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Apple Safariに対応)
また、主催者はGoogleのアカウントが必要になりますが、受講者は必要ありません。
URLをクリックするだけで簡単にレッスンに参加することができます。
Google Meetのデメリットは、無料版では録画機能を使用することができない点です。
他のビデオ通話サービスでは無料で録画機能が使えるものもあるので、生配信だけではなく、レッスンを録画して動画機材として販売したい方には、おすすめできません。
オンラインレッスンで用意しておくと安心なものは?
オンラインレッスンは、スマホ1つあれば始めることができます。
しかし、レッスンの内容などによっては必須のアイテム以外にも、用意しておくとレッスンがスムーズに行えるものがあります。
ここでは、オンラインレッスンで用意しておくと便利なもの、安心なものをご紹介します。
三脚
ピアノや料理のレッスンで手元を見せたい時、スマホやタブレットをそのまま立てかけて使うのは不安定ですよね。
三脚はスマホやタブレットをしっかりと支え、見せたい部分を安定して見せることができますよ。
スマホを立てて使う場合にはスマホスタンドでもよいでしょう。スマホスタンドは100円ショップでも様々な形状のものが販売されているので、ぜひ購入を検討してみてください。
ヘッドセット
ヘッドセットとは、ヘッドフォンにマイクが付いたような形をしたものです。
ヘッドフォンで周囲の雑音を遮断することができ、なおかつマイクで自分の声をダイレクトに届けることができます。
英会話などの語学レッスンを始め、ボーカルや楽器のトレーニングなど「音」を重視するレッスンで必須のアイテムです。
ただし、ヨガやダンスなど動きを伴いながら指示をするレッスンでは、ヘッドセットよりも軽いイヤホンマイクがお勧めです。
広角レンズ
広角レンズとは焦点距離が短いので、画角を広く映すことができるレンズですね。
狭い部屋でダンスやヨガのレッスンをすると、画角がないのですぐにフレームアウトをしてしまうことがあります。
広角レンズがあれば、部屋を広く映すことができるので、このような悩みを解消することができます。
スマホやタブレットでも広角レンズを採用していることが多いですが、インカメラの動画撮影では広角撮影ができないことが多いので気を付けてください。
スマホでオンラインレッスンはできる?
オンラインレッスンは、スマホひとつで始めることが可能です。
しかし、受講者とのやり取りが小さい画面になることや、通信速度などの問題を抱えることになると先ほどお伝えしました。
レッスンがわかりにくかったり、すぐに回線が落ちてしまうようなことが続くと、受講者から飽きられてしまう可能性は否めません。
ごく親しい人を集めて少人数で行うなどの場合は大丈夫かも知れませんが、新規で受講者を集めてオンラインレッスンを行うのであれば、あまりおすすめできません。
オンラインレッスン成功のコツ!受講のハードルを下げる5つのポイント
今からオンラインレッスンを始めようと思っても、すでにレッスンを開始している同業者がたくさんいる中で選んでもらうのは並大抵のことではありません。
オンラインレッスンを成功させるには、受講者が「このレッスンなら私も学べそうだな!」と思えるようなレッスンを開催することです。
オンラインレッスンの受講のハードルを下げるための5つのポイントをご紹介します。
受講者が簡単に設定できるツールを使う
興味のあるレッスンを見つけても専用のアプリをインストールしたり、アカウントを取って色々と設定をする必要があると、面倒くさいと感じてしまう人は少なくありません。
しかし、元々使っていたツールであれば、このような壁はないも同然ですよね。
実際にオンラインレッスンの受講者の中には、「いつも使っているLINEでレッスンが受けられるから」という理由で始めた人も多いです。
準備して欲しい機材を明確にする
オンラインレッスンの申し込みをしていざレッスン当日を迎えたのに、講師から「〇〇が必要です」「▲▲がないと不便ですよ」と言われたら、やってみたいと思う気持ちが萎えてしまうのではないでしょうか。
オンラインレッスンはここ数年で一気に普及してきましたが、それでもまだ「今回が初めてだから不安だな。。。」という方が多いのが現状です。
事前に準備しておくもの、あったらよりレッスンが受けやすくなる便利なものを案内しておくことは、受講者だけではなく講師側も安心してレッスンを始められます。
事前にオンラインレッスンの内容を共有しておく
新しくオンラインレッスンを受ける人の中には、「レッスンの雰囲気」や「自分に合っているのか」などを不安に感じてしまうことがあります。
そこで、事前にオンラインレッスンの内容を紹介する動画を提供しておくと、受講者の不安を取り除くことができますよ。
「始めてみたけれどやっぱり合わなかった」とすぐに辞めてしまうことも防ぐことができるので、講師側にもメリットがあるでしょう。
予備日を設ける
機材トラブルや受講者の都合などによって、予定していた日に配信ができなくなることもあります。
レッスンでは必ず予備日を設けておくのがよいでしょう。
万が一配信が中断しても、予備日に仕切り直しができる体制を整えておけば受講者にとっても安心材料になりますよ。
わかりやすい決済システムにしておく
オンラインレッスンの決済システムは、誰でも簡単に使えてわかりやすいものがよいでしょう。
オンラインレッスンの決済方法で便利なのはクレジット決済やキャリア決済です。
クレジット決済ならクレジットカード番号の入力のみ、キャリア決済なら使用している携帯電話会社のキャリア決済を選ぶだけで決済ができます。
また、LINE PAYやPayPalなどに代表されるモバイル決済もお勧めです。
スマホ(またはタブレット)があらかじめクレジットカード、電子マネーと紐づけされているので、QRコードやバーコードを読み込んだり、専用の読み取り端末にかざすだけで決済が完了します。
LINEを利用したオンラインレッスンを行っている方の中には、レッスンの申し込みから決済までをチャット画面上で完結しているケースもありますね。
オンライン講師だけじゃない!ネットビジネスを始めようと思ったら
近年は働き方の意識が大きく変わり、オンライン講師の道を希望する人は増えています。
しかし、人に教えるスキルを持っていないと講師になるのは難しい面もあり、なかなか手を出せないという方も多いでしょう。
これからの未来は、インターネットに関連するビジネスが中心になっていくことは避けられません。
オンラインレッスン以外にもネットビジネスは数多くあります。詳細は別記事で詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。
まとめ
こちらの記事を読んでいただいて、「オンラインレッスンを始めることはそれほど難しくない」と分かっていただけましたか?
最後にこの記事の要点をまとめます。
- オンラインレッスンができる配信環境を整える
- オンラインレッスンを行うツールを決める
- 必要な機材、あると便利で安心できる機材を揃えておく
- スマホでもできないことはないが、パソコンがおすすめ
- リハーサルが重要で、画質や画角、音声の調整を行う
- 受講者が使いやすいツールの選択やわかりやすい決済方法を提供する
オンラインレッスンは誰でも始めることができます。
しかし、誰でもできるからこそ、受講者の立場に立ってレッスンを振り返ってみることが大切ですよね。
多くの受講者から選ばれる素敵な講師を目指して下さいね。