
経営コンサルタントが怪しいといわれる理由とは?見極め方も紹介
- 経営コンサルタント、本当のところはどうなの?
- 経営コンサルタントの良し悪しを見極めたい?
- 安全な経営コンサルタントの特徴は?
時代の変化や今の経営状況に悩み、「経営コンサルタントを入れてみようかな」と考える方もいますよね。
相談する上で気になるのが、経営コンサルタントの信頼性です。
「経営コンサルタント」と調べてみると、「怪しい」「意味がない」などの言葉が並び不安になる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、経営コンサルタントが怪しいといわれる理由や、経営コンサルタントを見分けるためのポイントを紹介します。
経営コンサルタントの見極め方を知って、後悔しない経営コンサルタント選びをしましょう。
経営コンサルタントは意味がない?実態を解説


経営コンサルタントとは、企業の経営に関するコンサルティングを主な業務とする職種で、企業の成長を支援する役割を果たしています。
「コンサルティングファーム」と呼ばれる企業形態で運営されているケースや、個人で仕事を請け負っているケースもありますよ。
自分たちのニーズに合った経営コンサルタントへ依頼すれば、会社の課題を克服し、成功への道筋を描くことができるでしょう。
ですが、コンサルタントの質はその会社や個人によります。
後悔しないためには、経営コンサルタントがどのようなものであるか、その見分け方を知っておくことが大切ですよ。
ここではコンサルティングを依頼して「意味がなかった」と後悔しないように、もう少し詳しく経営コンサルタントについて知っておきましょう。
資格がなくても経営コンサルタントを名乗れる
たとえば、弁護士や司法書士などのいわゆる「士業」や、医師そして教員などの場合は、公的な基準のもと、資格や免許を取得する必要がありますね。
しかし、経営コンサルタントには必須の資格がありません。
極端な話、実力がなくても経営コンサルタントと名乗ることができるのです。
さらに経営と言っても、新規事業の立ち上げやWeb化の促進、広告戦略など、さまざまな分野があり、コンサルティング会社によって得意分野が異なります。
自社の経営に対する考えと、コンサルティング会社の実力や提供できる戦略がマッチしなければ、期待するような成果を得るのは難しくなるでしょう。
経営コンサルタントは実力や信頼性をはかるための公的な基準がなく、質にばらつきがあることを前提に、しっかりとリサーチすることが大切です。
他にも、さまざまなコンサルタントについて、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。




費用の根拠や内訳が見積もりを取らないと分からない
経営コンサルティング会社の多くが、依頼してくる会社に合わせた見積もりを作成するので、公式ホームページにはプランの最低金額だけを記載しているケースがほとんどです。
そして契約形態や報酬体系はコンサルティング会社によって違い、価格の相場が幅広いのが特徴です。
なので比較検討する際に、「同じようなサービスなのに、なんでこんなに価格に差が出るの?」と不安になるケースもあるでしょう。
もちろん問い合わせをすれば、報酬の目安や内訳を明確にしてくれるコンサルタントが多いですが、中には曖昧なまま契約に至ってしまうケースもあるので注意が必要ですよ。
経営コンサルタントが怪しいといわれる3大理由


経営コンサルタントは、「怪しい」「信用できない」といわれることもありますよね。
取り扱う商材が「コンサルティング」という目に見えるものではないことに加え、評価基準がわかりにくいなど、「怪しい」といわれるにはさまざまな理由があります。
ここでは、経営コンサルタントが怪しいといわれてしまう理由を詳しく説明していきます。
コンサルタントの開業を目指している方は、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。


理由①過去の経歴や実績が分かりにくい
経営コンサルタントの取り扱っている商材は「形のない」サービスのため、有形商品のように目で見て確かめることができません。
そのため、信頼性を判断するためには、経営コンサルタントの経歴や実績が重要な要素になりますね。
ですが「●●社勤務、社内の賞を多数受賞」と書かれていても、その真偽をリサーチする手段がなかったり、あったとしても時間がかかったりするケースが多いでしょう。
公表されている経歴や実績に偽りがないかどうかを精査するのが難しいことが、経営コンサルタントに対する不安を招く原因になっているのです。
理由②経営コンサルタントの仕事を評価するのが難しい
経営コンサルタントには、業界やビジネスの専門知識のほか、経営学や法律など幅広い知識が求められます。
ですが、経営コンサルタントを依頼する側の会社は、そこまで高い経営や法律に関する専門知識を持ち合わせていないケースが多いですよね。
コンサルティングを依頼したとしても、経営コンサルタントの業務は専門外の領域なので、その業務についての評価が難しいケースもあるでしょう。
業務内容や、コンサルの成果が出ているのかが分かりにくいことが、経営コンサルタントを信用できないと思わせている一因です。
理由③失敗の定義が分かりにくい
経営コンサルタントの仕事は、経営を改善するためのアドバイスや戦略の提案を行うことなので、「何をもって失敗とするのか」という定義があいまいです。
たとえば、経営コンサルタントが提案した戦略が実行されたとしても、予期しない市場変動やリソース不足で、計画通りの成果が出ないこともありますよね。
このような場合、コンサルタントの責任か、それとも外部要因や企業内部の問題が原因かを明確にするのが難しいことが多いです。
「提案内容は理にかなっているが、現場が適切に対応できなかったので、結果が出なかった」「提案した施策には一定の期間が必要で、まだ成果が現れていないだけだ」のように、責任逃れをされる可能性もあるでしょう。
経営コンサルタントの失敗であることを証明するための、具体的な線引きがないため、結果として「信頼できない」「怪しい」と思われてしまうのですね。
失敗の基準が不明確であることが、経営コンサルタントに対する信頼感を損なう原因のひとつです。
安全な経営コンサルタントを選ぶには?見分ける5つのポイント


SNSをはじめ、ネット上では「経営コンサルタントは怪しい」という声をよく耳にしますよね。
そのため「安全な経営コンサルタントを選ぶにはどうすればよいのか」と悩む方もいるでしょう。
そこで、ここでは経営コンサルタントを見分けるためのポイントを紹介します。
ポイント①第三者から実績の信頼性を聞く
経営コンサルタントかを見分けるポイントは、経営コンサルタントが自称する評価ではなく、クライアントなど第三者からの評価を聞くことです。
その人の本当の実績や評価を、本人発信の情報から得るのはなかなか難しいものですよね。
クライアントからの評価や口コミは、経営コンサルタントの実績や信頼性を直接確認できる貴重な情報源になります。
経営コンサルタントに限らず、人は誰でも、情報発信の際に自分自身を良く見せようとしてしまいますよね。
コンサルタント会社やコンサルタント自身のホームページに掲載されているお客さま事例やクライアントの声をしっかりと確認して、経営コンサルタントの実力や信頼性を客観的に判断しましょう。


ポイント②評価されている分野と内容を見極める
経営コンサルタントが、どのような分野と内容で評価されているのかを見極めることも大切です。
どんなに実力のある経営コンサルタントへ依頼したとしても、得意分野や専門領域が、自分の分野や理想に合わなければ、その実力を発揮できません。
依頼したい仕事の分野や内容と、経営コンサルタントの評価がマッチングしているかどうかが、コンサルティングの成果を左右しますよ。
経営コンサルタントの多くが、得意分野をしっかりと提示しているので、参考にしながら自社と合うコンサルタントを選ぶといいでしょう。
また経営コンサルタントの得意分野を調べる際は、どんな分野で活躍する企業がどんな内容のコンサルティングを依頼したのかをチェックするのがおすすめです。
公式ホームページのお客さまの声や口コミをリサーチして、その経営コンサルタントのリアルな実績から、本当の得意分野を見極めましょう。
ポイント③料金が明確
料金が明確であることも、安全な経営コンサルタントかを見分ける際のポイントです。
料金体系を明確に提示してくれる経営コンサルタントなら、透明性があり、信頼できますよね。
ただし、ホームページに記載されている料金は、目安の料金であることがほとんどです。
経営コンサルタントは依頼してきた会社に合わせて、プランや戦略を立てていくことが基本で、最終的にいくらかかるのかは話を聞いてみないと判断できないケースも多いからです。
経営コンサルタント会社のほとんどが、資料送付、相談などの手順を踏んでから、見積もりで料金を提示してくれます。
そもそも目安となる料金がなかったり、何も相談せず料金を提示してきたりする経営コンサルタントでは、あとから追加費用が発生したり、コンサルティング内容と費用に相違があったり、トラブルのもととなるので注意しましょう。
ポイント④専門的知識に基づいた提案をしてくれる
専門知識やスキルがあるかどうかは、経営コンサルタント選びの大切な判断材料となります。
なので、専門的知識に基づいた提案をしてくれる経営コンサルタントは、信頼できる経営コンサルタントと言えます。
また、経営コンサルタントに依頼したことによる成果は、目に見えません。
提案をもらう際には、提案の効果や成果を客観的に評価しやすくするために、目標や成果をできるだけ具体的な数値で提示してもらうといいでしょう。
ただし、クライアント側もある程度の経営の知識を持ち、コンサルタントからの提案内容が適正であるかどうかを見極められるようにしておくことが重要です。
クライアント側が経営に関する知識を持っていれば、ミスコミュニケーションやトラブルを防ぎ、正しい経営判断を下せるようになります。
専門的な知識をもとに、その会社に合った具体的な提案をしてくれる経営コンサルタントなのかどうかを、しっかりとチェックしましょう。
ポイント⑤雰囲気や相性が合うか
自身と経営コンサルタントの雰囲気や、相性が合うかどうかも重要です。
雰囲気や相性の合わない経営コンサルタントに依頼しても、信頼関係が築けずにいい結果にはつながりません。
経営コンサルタントの雰囲気や、自分との相性を見極めるためにも、契約を結ぶ前に担当コンサルタントとしっかりと会話をすることが大切です。
会話の中で以下のような違和感を覚えた場合には、一度立ち止まってその経営コンサルタントに頼んでいいのかを見直す必要がありますよ。
- 質問に対して、具体性に欠けたあいまいな返答しか返ってこない
- 小難しい専門的な用語ばかりを多用する
- 会うたびに、担当コンサルタントがコロコロと変わる
- 簡単な質問をしたときに、上から目線の態度を取る
経営コンサルタントの雰囲気や、自身との相性を慎重に見極めて、信頼関係を築ける経営コンサルタントを見つければ、納得のいく結果へつながるでしょう。


まとめ
この記事では経営コンサルタントが怪しいといわれる理由と、経営コンサルタントを見分けるポイントを紹介しました。
改めて、これまで解説してきたことを振り返ってみましょう。
- 経営コンサルタントは資格がなくても名乗れるので、中には怪しい者や無能な者もいる
- 費用の根拠や内訳が不透明で、仕事に対する評価や失敗の定義が難しいことが、経営コンサルタントが怪しいといわれる原因
- 信頼できる経営コンサルタントかどうかを確かめるには、第三者からの評価や口コミを参考にするといい
- 料金に透明性があり、専門的知識に基づいた提案を行ってくれる経営コンサルタントは信頼できる
- 会話の中で、返答の仕方や態度などに注目して、雰囲気や相性が合う経営コンサルタントを選ぶことが大切
正しい見分け方を身につけないと、経営コンサルタントに依頼すること自体、意味ないものになってしまいます。
この記事を参考に、ぜひ後悔のない経営コンサルタント選びをしてくださいね。