運営者プロフィール

森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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成功事例から学ぶ!学習塾の集客方法と5つのポイント

  • 学習塾の集客方法は?
  • 学習塾の集客事例を知りたい!
  • 学習塾の集客効果を上げるポイントを教えて!

学習塾の集客ではどんなに「悩んでいる生徒に勉強を教えたい」とアピールしても、生徒が来てくれるとは限りません。

学生が塾に行きたい理由はさまざまだからです。

さらに近年は塾の教え方も多様化していて、個別指導やオンライン授業などもあり、生徒の学習塾に対する選択肢も増えています。

ライバルも多いため、熱意だけでは集客が難しいのが現状です。

この記事では、学習塾の集客方法や集客効果を高めるポイントを紹介します。

生徒を集めることに成功した塾講師の事例を参考にしながら、入塾者の獲得を目指してくださいね。

目次

【成功事例】生徒が集まる!学習塾の集客に成功した体験談

学習塾の生徒集めに成功した塾講師の集客事例を紹介します。

生徒に足を運んでもらうためには、塾の周りの通ってもらえる範囲内で周知活動することが大事です。

また、教える分野を絞ったり教え方にこだわることで効果的な集客がしやすくなります。

学習塾の集客に成功した人が実践した宣伝方法や集客の成功ポイントから、集客のやり方をみていきましょう。

事例①チラシで地域住民からの認知を獲得した40代男性

最初に紹介するのは、チラシで地域住民からの認知獲得をした40代の男性の体験談です。

ホームページやWeb上の広告とチラシのポスティングの併用で、地道に集客に成功している地域密着型の学習塾の事例ですよ。

詳しく紹介していきます。

「地域密着型の学習塾」40代男性の事例:集客のためにおこなった具体的な施策は?

ホームページの充実とGoogleのリスティング広告の利用です。

小さな塾だったので、より直接的な方法の方が最初は良いだろうと考え、近所や沿線での対象地域に広告のポスティングも行いました。

ポスティングについては、最初のうちは一月に1度のペースで行っていました。

他にも無料の模試対策授業などのイベントを要所要所で開催をして、とりあえず足を運んでもらうことを目標にやっていました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

「地域密着型の学習塾」40代男性の事例:集客の結果を教えてください

最初の3ヶ月は問い合わせもなく、一件の入塾も無しで散々でした。

ただ、それ以降、ちらほらと問い合わせが来るようになり、一件の入塾を皮切りに月に1〜3件のペースで入塾者が増えていきました。

部屋を一つしか借りていなかったので、すぐに手狭になりました。

この調子ならもう一教室借りてもやっていけるかなと思い借りて、ポスティングも月に2回のペースで増やしてみました。

月の入塾ペースは変動はありませんでしたが、問い合わせ数は増えていきましたよ。

月に10件の問い合わせは確保できるようになりました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

「地域密着型の学習塾」40代男性の事例:結果から得られた成功の要因は?

ポスティングが一番効果的だったと思います。

最初はただの怪しい広告ですが、時間が経てば「ああ、あそこにある塾ね」という風に存在が認知されたことが集客成功につながったのかなと感じました。

また、一件の入塾から「怪しくはなく普通の塾だ」と口コミが広がっていって、ポスティング広告との相乗効果で、毎月の問い合わせにつながっていったのだと思います。

それとともにホームページの閲覧数も上がっていきましたので、地域密着の場合はやはりポスティングが有効なのだと思いました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

事例②医学部受験に特化した40代女性

次に医学部受験に特化した塾の集客に成功した40代の女性の体験談を紹介します。

少人数の受入れで医学部受験者だけをターゲットに絞ったことで、細やかな集客ができている事例です。

生徒獲得までの過程を詳しくみていきましょう。

「医学部受験専門塾」40代女性の事例:集客のためにおこなった具体的な施策は?

数名しか受け入れない医学部の塾を経営。

少人数制の塾のため、広告はほとんど出していない。

ホームページの内容や更新を徹底的に、わかりやすく見やすいように見直した。

塾の名前が珍しく、Googleの検索をすると上位に出てくるので目につきやすい。

また、頻度は少ないがインスタやTwitterでもコメントを書いたりした。

大学受験日やセンター試験の際には、学校付近まで出向き、手渡しでパンフレット、合格祈願グッズ、無料授業体験チケットを添えて配ったりした。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

「医学部受験専門塾」40代女性の事例:集客の結果を教えてください

ホームページと手渡しのパンフレットのおかげで、毎年順調に人を集めることができた。

また資料請求があった際は、関東だけでなく遠方からの希望も多かった。

なのでパンフレットだけではなく、医学部受験情報の資料や手紙のメッセージを添えて入塾してもらえるように工夫した。

入塾時期は多くは2. 3月から入ってくるが、夏辺りの途中入塾できるように、夏期講習などの講座を取り入れた。

ホームページも最近の様子がわかるようにマメに更新したりしたので、ホームページのおかげで希望通りの生徒を集めることができたと思う。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

「医学部受験専門塾」40代女性の事例:結果から得られた成功の要因は?

古っぽいホームページではなく、ここの医学部専門の塾に通いたいと思わせるようなインパクトあるホームページを作ったこと。

さらにブログのマメな更新によって、資料請求の数が増えたとも思う。

大きい宣伝はしていなく、パンフレットはシンプルだが、アットホームな雰囲気作りに気を配ったことも集客成功につながっていると感じている。

手書きでメッセージを書いたり、無料の授業体験レッスンチケットなどを添えて送ったりして、大手の学習塾との差別化を図った。

個人の少人数の塾に来たいと希望してくる学生を集客できるように工夫したことも、成功のポイントだと思う。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

事例③教育理念の周知を徹底し信頼を獲得した20代男性

周囲の人の信頼を獲得して塾の集客に成功した20代の男性の体験談です。

個別指導塾をしている男性は、教育理念をしっかり周知させることで生徒や保護者との信頼関係を築いています。

どんな方法で信頼を得られたのか、紹介しますね。

「個別指導塾」20代男性の事例:集客のためにおこなった具体的な施策は?

周辺地域や学校付近の住宅にパンフレット配りを実施しました。

複数人で手分けして各学校の学区内のご自宅のポストにパンフレット配布を試みました。

また、既に入塾している生徒に目ぼしい生徒を誘っていただいて、無料の授業体験を実施しました。

それにあたり、入塾手続きを済ませた方には入学金半額特典や、誘っていただいた生徒には図書カードをプレゼントしていました。

合格実績を塾校内や外の壁に張り出すことで、安心してお子様を当塾に預けていただける試みもしています。

さらに、サービス向上も意識しています。

塾で働くアルバイトの先生方や教室長と合同で月に一度、合同講師会をzoomで実施し、生徒に対するサービス向上や人材育成の重要性についてなどを話し合っています。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

「個別指導塾」20代男性の事例:集客の結果を教えてください

合計で150枚ほど近隣のご家庭のポストにパンフレットを入れさせていただいて、入塾や体験に多くの方がご来校されました。

実際に来られたお客様からの信頼も厚く、その生徒のご兄弟や従兄弟などが口コミを聞いてご来校されたケースもありました。

zoom合同講師会を通して、塾で働く社員やアルバイトの先生は、個人の教育理念を持ちながらも塾全体として掲げる目標や理念は崩さないまま、生徒一人ひとりに対して親身になって授業を展開することができました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

「個別指導塾」20代男性の事例:結果から得られた成功の要因は?

学校から近いため学校帰りに通いやすい点や、授業料金プランが良心的な部分が今回の要因だと感じています。

他には、個別指導な事もあって先生と生徒の距離が近いため、気軽に質問対応やその他相談、雑談ができることで信頼獲得に大きく貢献できたのかなと実感しています。

パンフレット記載事項に関する質問も電話も多くいただきました。

パンフレットを通して、私たちの活動を知ってもらうことができたのも一つの要因だと思っています。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

事例④紹介や口コミで生徒を増やした40代女性

次に紹介するのは、紹介や口コミで集客を成功させた事例です。

たとえば紹介や口コミで弟や妹をターゲットに集客すれば、生徒の卒業や遠方への進学で生徒数が減るリスク対策にもなりますね。

家庭教師として活躍する女性の事例を詳しくみていきましょう。

「個人塾(家庭教師)」40代女性の事例:集客のためにおこなった具体的な施策は?

以前アルバイトで塾の講師をしていたので、その時の元生徒や親御さんへご挨拶をしました。

周りの方や受験前のご弟妹さんに家庭教師が必要か、周りの方で家庭教師をつけたい人はいないかと、紹介頂けるようにお願いしたりして拡散を図りました。

また、TwitterやInstagram、Facebookでの投稿で家庭教師が必要な生徒さんを募りました。

入学、進級時期の春先や、受験前の秋頃などに力を入れて拡散に努めました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

「個人塾(家庭教師)」40代女性の事例:集客の結果を教えてください

シーズンごとが特に多くの新規の生徒が集まりました。

年間で少しずつ生徒さんが増えてくるようになりました。

生徒が卒業で辞めても、その生徒さんの妹さん、弟さんにも家庭教師をつけるという方が多かったです。

春や秋以外でも依頼が全くなかったわけではありません。

口コミやご紹介頂く形で生徒さんが増えていきました。

親御さん同士で紹介し合ってくださって指導が始まることも多かったですね。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

「個人塾(家庭教師)」40代女性の事例:結果から得られた成功の要因は?

柔軟性があったことだと思います。

たとえば、コロナ禍の時期はご自宅に伺っての指導よりもリモートでのレッスンがほとんどでした。

その際に親御さんともしっかりお顔を見て指導方針や計画をお話させていただき、不明瞭なことが一切ないという状況をつくり指導をスタートしました。

1回の指導の時間は短めで、回数を増やすという方法を取り入れたのも良かったかなと思っております。

柔軟性や誠実さは集客で大切なポイントだと感じましたよ。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

生徒集めに効果的!学習塾の集客方法8選

ここでは、学習塾の生徒集めに効果的な集客方法を紹介します。

学習塾の存在を知ってもらわなければ、生徒を集めることはできませんよね。

アナログな方法のチラシや情報誌を使った周知活動や、Webを利用する宣伝方法も集客効果が期待できます。

学習塾に効果的な8つの集客方法を詳しく説明しますね。

方法①【アナログ集客】チラシ・パンフレットの配布

家や学校から近くの学習塾に通わせたいと考える保護者は多くいます。

なので、学習塾に通える範囲内の学校周辺や新興住宅地など、エリアを絞ってチラシやパンフレットのポスティングをしましょう。

学習塾の集客ではチラシのポスティングで、通える範囲内に学習塾があると認知してもらうことが大切ですよ。

成功事例の男性のように、継続してポスティングを続けると怪しまれることもなくなり、信頼を勝ち取れますね。

ですが、ポスティングは時間と労力がかかり大変な作業です。

ポスティングを代行してくれるサービスもあるので、宣伝広告費に余裕があるなら利用を検討してみてください。

ここからは、チラシの作り方のコツを紹介していきますね。

【コツ】QRコードでホームページに誘導

チラシの紙面だけではどうしてもスペースが限られてしまい、学習塾の情報を詳しく載せられません。

塾を探す人の多くは学習塾の詳しい情報を知りたいと考えているので、チラシだけでは塾選びの参考にするには情報不足ですね。

なのでポスティングチラシから、ホームページへ誘導するのがコツです。

ホームページにはたくさんの情報が記載できます。

チラシにホームページの「QRコード」を載せてホームページに誘導すると詳しい情報を見てもらうことができますよ。

アルファベットの打ち込みが必要なURLではなく、QRコードを使うことで簡単にアクセスしてもらえますよね。

チラシから直接電話で問い合わせることにためらう人でも、ホームページなら気楽に問い合わせフォームを使ってくれます。

学習塾の内容をみてじっくり検討できるので、塾選びに悩む人にも喜んでもらえますね。

チラシのなかに分かりやすくQRコードを配置してホームページからの申し込みを増やしていきましょう。

【コツ】保護者がターゲット

学習塾のチラシは保護者をターゲットに作ると効果的な集客ができますよ。

一般的に子供が興味を持って学習塾のチラシを目にすることはありません。

保護者が見るケースがほとんどだからです。

なので、「子供の学力を上げたい」「勉強の習慣を付けて欲しい」と悩む保護者に向けたチラシ作りをすると保護者に響きやすくなります

幅広い層にアピールしようとするとチラシの伝えたいことが抽象的になってしまい、何をいいたいのか分からなくなりますよね。

ターゲットを絞ると伝えることも明確になります。

【コツ】独自性のあるデザイン

学習塾の集客に効果的なチラシ作りのコツは、独自性のあるデザインにすることです。

いくらチラシを配っても読んでもらえなければ集客にはつながりません。

生徒や保護者に読んでもらえるように工夫することが大事です。

たとえば、整った印刷文字よりもあえて手書きで作ってオリジナリティーを出したり、写真や文章ばかりでなくマンガやイラストを使うと内容が分かりやすくなります。

ただし、チラシを作るたびに違う印象になってしまうと別の学習塾の宣伝と間違えられてしまうのでデザインには一貫性を持たせましょう。

学習塾のチラシはインパクトのあるデザインで、生徒や保護者の目を引くことが大切です。

方法②【アナログ集客】無料体験やイベントの実施

実際に学習塾を直に感じてもらうことが、学習塾の集客には効果があります。

学習塾の授業の無料体験やイベントなどを通じて、生徒に塾の良さを理解してもらい入塾につなげていきましょう。

ですが、無料体験やイベントでは入塾のメリットばかりをアピールしてはいけません。

「無理に勧誘された」とネガティブな印象を参加者が持ってしまうからです。

無料体験では生徒が塾に求めていることであり、塾に通った後に得られるプラスの未来を提示することが大事ですよ。

たとえば「学習塾で学んだらワンランク上の学校に合格できる」「勉強のコツが分かって勉強が好きになる」といったイメージです。

無料体験やイベントは集客には有効ですが、売り込み感が強くならないように注意してください。

ここでは、学習塾集客イベントの例を3つに分けて紹介します。

【塾集客イベント例】体験入塾

学習塾の授業を体験してもらうと、生徒は塾が自分に合っているかを肌で感じることができ、入塾のきっかけを作れます

塾が合わない場合を心配して入塾に踏み切れない人のなかには、お試しで授業が受けてみたいと考える人も多いですよ。

塾生獲得のためには、まず体験入塾を企画して実際に授業を受けてもらいましょう。

教室に行きづらいと感じる人には、自宅で体験できるようにオンライン開催をすれば気軽に授業を受けてもらえますね。

授業を体験したら、塾に入ることを迷っている人も安心して入塾してくれる可能性が高いです。

【塾集客イベント例】模試の受験と対策授業

模試の受験と対策授業も、塾集客のイベントとして利用できます。

成功事例の男性も、無料の模試対策授業を開催して集客していましたね。

実力を試すために模試を受ける生徒は多くいるので、無料で模試が受けられたり模試対策の授業を受けることができるなら、塾に関心を持ってくれますよ。

模試の集客イベントでは入塾へつなげるために、模試の結果から強化するべきポイントなどを伝えておくことが大事です。

アドバイスを聞いた生徒が弱点を無くすために入塾することも期待できます。

保護者からも「しっかりとサポートや分析をしてくれる塾」といったポジティブな印象を持ってもらえますよね。

模試や対策授業などをきっかけに塾を訪ねてもらい入塾につなげていきましょう。

【塾集客イベント例】夏季・冬季講習

学校が長期休みになる夏休みや冬休みを利用し、短期間だけに限定した講習を行うこともおすすめです。

期間限定の講習は、短期間だけ授業に参加してもらい入塾を検討してもらうことができる体験教室のような役割で使えますよ。

夏休みや冬休みは、「1学期で思うような成績が残せず夏休み中に挽回したい」「3学期に向けてしっかり学び直したい」と考える学生が多くなる時期でもあります。

しつこく勧誘されることを心配して体験授業を受けられない人でも、夏季限定・冬季限定などと「この期間だけ」という講習なら、気軽に参加してくれますね。

まずは、期間限定の講習会を開催して塾に足を運んでもらい入塾につなげていきましょう。

方法③【アナログ集客】紹介制度

既に学習塾に通ってくれている生徒に、友達や知り合いを紹介してもらうことも有効な集客方法です。

紹介されて塾に来てくれた生徒は、学習塾の説明を聞いているのではじめから信頼してくれるケースが多く、入塾率が高いのが特徴です。

集客に成功した20代の男性の事例にもあるように、紹介してくれた生徒と紹介されてきてくれた生徒の両方に特典があると集客効果は上がります。

「特典が付くなら紹介したい」と考える生徒もでてきますよね。

ですが、紹介した生徒や紹介によって入塾した生徒の特典が違ってしまうと不公平になるので、紹介制度には学習塾内で明確なルールを決めておきましょう。

方法④【アナログ集客】地域の情報誌に掲載

地域の情報誌には生活に必要なお得な情報が載っているため、読んでいる人はたくさんいます。

地域の情報誌は学習塾の集客にも効果的で、塾の情報を掲載すると保護者の目にも留まりやすくなりますよ。

学習塾が近くにあることに気づかなかった保護者も、情報誌がきっかけで塾に興味を持ってくれる可能性がありますよね。

チラシやパンフレットのポスティングも学習塾の集客には有効ですが、他のチラシに紛れ込んで見てもらえずに捨てられることもあります。

情報誌ならば、発刊を待っている読者もいるので学習塾の情報をしっかり載せてアピールすると集客につながりやすくなりますよ。

方法⑤【Web集客】ホームページやブログ

Webで集客するためにはホームページやブログの開設が大事です。

ブログは長い文章や画像が載せられるため、学習塾の詳しい説明なども載せることができ、教室の日記を書くように授業の様子なども記事にできるからです。

ホームページは複数のページで構成されているので、他のどの方法よりも多くの情報を載せられます。

学習塾の授業内容や講師の紹介、イベントの案内などさまざまな情報を漏れなく伝えることができますよ。

開設するときは、ホームページを見た生徒や保護者がすぐに問い合わせできるように、問い合わせボタンを分かりやすくして各ページに配置してください。

画面表示やキーワードについてもコツがあるので詳しく見てみましょう。

【コツ】スマートフォンで閲覧できるようにする

最近はホームページを見るときにパソコンよりスマートフォンを使っている人の割合が増えました。

なのでホームページを作るときに、レスポンシブデザインが使用されることが主流になっています。

レスポンシブデザインとは、閲覧するデバイスの画面サイズに合わせてホームページ画面の表示を最適化するWeb手法のことです。

前々からホームページを作っていたのに更新せずに放っておいた場合は、画面表示がスマートフォンに対応できていないことがあるので注意してください。

パソコン向けの表示画面になっていると、スマートフォンでは見づらいためすぐにページ離脱されてしまいますよ。

また、更新していないイメージがついてしまうと学習塾の信用も落としてしまいます。

生徒を募集しているのか、休業中なのかわからないと「塾へ行ってみよう」とはならないですよね。

学習塾のホームページでは見やすさや信頼度を意識するのがコツです。

【コツ】キーワードに「地域名+塾」を設定する

学習塾の所在地や周辺の地域名を、ホームページやブログのキーワードに入れると集客につながりやすくなりますよ。

ホームページもブログも、検索されなければ集客効果は得られません。

学習塾を探す人は通える範囲内の塾を探すので「地域名+塾」と検索をかけます。

なので、しっかりとキーワードに地域名を入れることが重要です。

「地域名+塾」というキーワードを意識しましょう。

ちなみに「地域名+塾」に、高校受験/小学生/個別指導など、目的や塾の形態などをプラスするキーワードもよく使われています。

キーワードを3つ使うとさらに検索結果が絞られるので、ターゲットからキーワードを考え活用していきましょう。

方法⑥【Web集客】SNSの活用

このようなSNSが学習塾の集客にはおすすめです。

学習塾で通常行われている授業の様子やお知らせなど、情報の定期的な発信をして集客しましょう。

どのSNSも使用料無料で簡単に使い始めることができます。

生徒や保護者とのコミュニケーションツールとしても使用できますよ。

SNSはスキマ時間でも投稿できるので、ホームページやブログの更新時間が取れなくても、いち早く情報発信ができるのもメリットです。

保護者が塾選びをするときに教室の雰囲気を知るため、写真メインのインスタグラムを利用するケースが多くあります。

生徒や保護者の許可なく顔が分かるような写真を載せてしまったら、個人情報が守られていない塾として不信感を与えてしまうので、使う写真はしっかり確認してください。

また、パンフレットやホームページ・ブログなどの掲載内容とSNSの内容がかけ離れてしまうと、生徒や保護者はどれを信用してよいか分からなくなります。

一貫性のある文章や画像を心がけましょう。

SNSの活用方法を詳しくまとめたので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

方法⑦【Web集客】口コミ・学習塾比較サイト

学習塾の集客では口コミ・学習塾比較サイトの活用も効果的です。

口コミサイトや学習塾の比較サイトを見ている段階なので、ターゲットの塾へ通う・通わせる意欲が高く、入塾につながりやすいからです。

さらに学習塾を決める際には子供との相性やサポート力、先生の品質などを口コミから判断する方も多いですよね。

口コミサイトや比較サイトで、しっかりと自分の学習塾の強みをアピールできれば入塾につながります。

しかし口コミサイトに記載されるのは、自分が期待するような内容ばかりではありません。

評判を下げてしまうような口コミもあるため、ネガティブな口コミに対しての対応の仕方を塾内で決めておくとスムーズに処理ができますよ。

たとえば悪い口コミへ、具体的な解決策や改善の意志を返信すると信頼度アップにつながります。

口コミや学習塾の比較サイトで自分の塾の強みをアピールしたり、適切な対応をして集客していきましょう。

さらに詳しく4つの学習塾のサイトについて紹介していきます。

【口コミ・学習塾比較サイト】塾ナビ

塾ナビは学習塾・予備校に特化していて、塾探しをする人にとって利便性が良く、利用者が多いポータルサイトです。

そのため、掲載すれば学習塾の知名度や認知度アップが期待できます。

しかし塾ナビへの掲載は有料となるので、集客にコストをかけたくない方は注意してくださいね。(※1)

(※1)掲載希望申し込みお問い合わせ|口コミ・ランキングで比較【塾ナビ】

【口コミ・学習塾比較サイト】塾シル

塾シルは塾・学習塾の無料検索サイトです。

コース料金やオンライン授業の有無など目的やニーズに合う検索ができ、掲載情報の質が高いのが特徴ですよ。

掲載だけなら無料でできて、紹介ページ作りも無料で代行してくれるので広告としての利用にはコストがかかりません。

ですが、生徒からの資料請求やその他のアクションがあれば代金が発生するので、確認が必要です。(※2)

(※2)塾シルへの掲載について|小学生・中学生・高校生の塾選びをサポート【塾シル】

【口コミ・学習塾比較サイト】ジュクサガス

ジュクサガスは口コミ投稿のクオリティが高いのが特徴です。

生徒本人からのリアルな口コミで客観的に塾の見極めができることや、入塾・口コミ投稿への特典が充実していることから塾を探す生徒に人気があります。

掲載には7つの料金プランがあるので、自分の学習塾にあったプランを選びましょう。(※3)

(※3)プランと料金|ジュクサガスinfo(インフォ)|学習塾様専用サイト

【口コミ・学習塾比較サイト】eー塾選び

eー塾選びは幼児から高校生までが対象で集団・個別といった授業形態からの検索ができます。

塾の比較方法・塾や講師との接し方などの知識が学べるので、幼児・小学生の保護者が多く利用するポータルサイトです。

基本掲載だけなら無料で登録できます。

有料掲載にすると年間12,000円で自社のホームページ・コメントを掲載できます。(※4)

(※4)eー塾選び|「基本掲載」登録フォーム

方法⑧【Web集客】リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果上位に表示される広告のことです。

ユーザーは知りたいことをキーワード検索するので、検索結果画面に出てくるリスティング広告は自分の興味や関心が高いものばかりです。

クリック率が高く宣伝効果がありますよ。

リスティング広告はクリック数や広告の表示回数など、さまざまな分析ができ、より効果的な広告に改善できます。

学習塾でリスティング広告を出すときには、塾探しをする人が検索するであろうキーワードを設定しておきましょう。

塾を探す人にダイレクトにつながることができますよ。

ただしクリックされても何の契約にも至らないケースでは、広告費の支払いだけが発生し、かかる経費がマイナスになってしまいます。

成約につなげる努力は必要ですよ。

勧誘するときは、個々の生徒にあったプランを考えて誠実な対応を心がけましょう。

【学習塾集客のアイディア集】集客効果を高める5つのポイント

学習塾の生徒集めでは、生徒がどんな目的で入塾したいのかを理解して集客すると効果が上がります。

生徒が塾の必要性を感じていない時期に集客しても効果はありませんよ。

何を得意とする塾なのかをアピールすることも必要です。

いろいろなツールを使って効率の良い集客ができるように工夫をしていきましょう。

ここからは、学習塾の集客効果を高めるための5つのポイントを紹介します。

ポイント①ターゲットからニーズを分析する

集客のターゲットとする生徒や保護者がなにを求めているかを分析することが、集客効果を高めるポイントです。

生徒が多いからといってよい塾とは限りません。

学習塾と相性が合わないと感じながら通っている生徒もいます。

塾が合わない場合は思うように成績が伸びないことが多く、やる気をなくしてしまう生徒も出てきます。

生徒がどんな目的を持っているのかを分析して「この塾なら〇〇が学べる」「△△に特化した塾」と、差別化を図ることが大事です。

ここでは、それぞれ目的の違うターゲットについてみていきましょう。

【ターゲット例】合格したい学校がある人

どの学校に行きたいのかが明確なら、合格できる可能性が高い塾を選びますよね。

医学部受験に特化した塾の集客に成功した女性講師のように、特化できれば塾周辺に限らず遠くの地域からでも問い合わせの可能性もあります。

この女性の事例は少数受け入れという点でも、別の大きな塾との差別化に成功していました。

合格したい学校が決まっている生徒を集客するときは、合格するために必要な勉強に特化することで生徒のニーズに応えられますね。

【ターゲット例】学力アップしたい人

学力アップしたいと考える生徒は、特に目標を持っている訳ではないけど勉強に不安を抱えているケースが多いですよ。

勉強の不安を解消したいと望んでいます。

たとえば「勉強の習慣がなく効率の良い勉強方法が分からない」「学校の授業についていけるか心配」と悩んでいますよ。

学校の授業については、あらかじめ予習をすることで生徒はこれから受ける授業に対応できますよね。

塾の授業を通して勉強のコツや楽しさを教えれば、生徒は勉強の習慣が身につきます。

結果として、自然と学力アップにつながりますよ。

生徒がなぜ学力を上げたいのか、理由からニーズを見つけることが大切です。

【ターゲット例】集団行動が苦手な人

集団行動が苦手な場合は、人前に出ると話せなくなったり質問すらできない生徒や、集団の中では集中できない生徒もいます。

個別指導だと生徒は周りを気にする必要がないので、集団行動が苦手な生徒さんから選ばれやすくなります

授業で取り残されることもなく、自分のペースで勉強を進めることができますね。

大勢のなかでは無理だけど少人数なら大丈夫という生徒には数名だけのグループ指導、先生と一対一では居心地が悪いという生徒にはオンライン授業など、さまざまな形態をとって生徒のニーズに応えていきましょう。

ポイント②1つの集客に固執しない

学習塾の集客では1つの集客方法だけにこだわらず、複数を組み合わせた方がさらに集客効果が高まりますよ。

たとえば、以下の組み合わせがあります。

  • SNS×ブログ
  • 情報誌×ホームページ
  • チラシ×YouTube×ホームページ

SNSとブログを連携させると学習塾の認知度アップや素早い情報発信ができますよ。

情報誌からホームページにアクセスしてくれる人は、学習塾への関心が高い人が多く集客のチャンスです。

チラシからユーチューブやホームページに誘導して、学習塾の様子を詳しく知ってもらうことも生徒獲得につながります。

それぞれの集客方法の特徴によって、うまく組み合わせることが集客力を高めるポイントですよ。

初心者におすすめのブログ・SNS集客をこちらの記事にまとめたので参考にしてください。

ポイント③集客する時期を絞る

時期を絞った生徒募集をすると集客効果を上げることができます。

年間を通じてだらだらと集客するのではなく、生徒が塾に行きたいと考えるタイミングを計って集客することが大事です。

生徒が塾に行きたくなるタイミングは、勉強に不安を抱えたり成績が下がった時、重要な試験に向けて勉強したいときなどです。

詳しくみていきましょう。

【タイミング】新学期や入学の時期

2月~3月の新学期や入学の前に学習塾の生徒の集客をおすすめします。

なぜなら、新学期や入学を控えて勉強についていけるかを心配する生徒や保護者が増えるからです。

一方で新学期や入学を機に心機一転勉強を頑張りたいと考える人も多いです。

つまり新学期の勉強が不安な人やその反対でやる気がある人などが、塾に関心を持つ可能性が高くなる時期でもあります。

なので、2月~3月のタイミングの集客でしっかりと学習塾をアピールすると、情報が届きやすく入塾の可能性も高くなりますよ。

【タイミング】考査期間の前後

考査期間の前後も学習塾の集客におすすめのタイミングです。

考査とは生徒の成績を調べるための試験のことで、中間テストや期末テストなどの定期テストを指します。

生徒が良い成績をもらうためにテスト順位を上げたいと願ったり、テスト結果が悪くてもっと良い点を取りたいと悩むことが多くなる時期です。

なので考査期間の前後に集客をすると学習塾に興味を持ってくれる確率も上がります。

塾に通ったら学力が上がると生徒にイメージしてもらうことも大事ですよね。

問い合わせがあったときに具体的なテスト対策などを伝えることができたら、より成約につながりやすくなりますよ。

【タイミング】大学入学共通テスト

大学入学共通テストの時期も集客効果が上がります。

大学入学共通テストと聞いて、近い将来「自分もこのテストを受けるんだな」と想像する生徒もいます。

なのでこのタイミングで学習塾の集客をすると、大学進学を目指す生徒の心に届きやすくなり入塾の可能性も高まりますよ。

また、生徒だけではなく保護者のなかにも子供の大学受験を見越して今から塾に行かせようと考える人も出てきます。

大学入学共通テストの時期は学習塾の集客におすすめのタイミングです。

ポイント④強みがわかるキャッチコピーをつくる

学習塾のキャッチコピーは見た人の注意を引き付ける大切な役割を持っています。

キャッチコピーの付け方で集客力は大きく変わりますよ。

学習塾の強みを明確に打ち出したインパクトのあるキャッチコピーを作りましょう。

ひと目で塾の強みが分かるキャッチコピーを付けると、目にした人は気になって何が書いてあるのか読みたくなります。

「志望校合格率〇%」「苦手科目を得意に変える」など、学習塾の過去の実績を数字で示したり生徒の課題を解決できることを訴えていくのも有効です。

生徒や保護者に対して、「塾では積極的に自分から取り組む力を養える」というようなベネフィットを呼びかけることも大切ですよ。

ポイント⑤集客効果を測定する

実際の集客方法に効果が出ているのかを測定することは重要です。

ポスティングしたチラシからどれくらいの反応があったのか、ホームページのアクセス数やコンバージョン率の分析をしましょう。

コンバージョン率とは、塾を探す人がホームページから塾への問い合わせ/体験授業/入塾の申し込みなど、塾経営者側が望んでいる行動をとってくれる確率を指します。

チラシの反応率やホームページのアクセス数、コンバージョン率が低い場合は、内容やアプローチの仕方を改善する必要がありますよ。

口コミの集客効果の測定では、良い口コミより悪い口コミの方が見る人は信じやすいです。

悪い口コミは広がりやすいので丁寧に返信して対処しておき、改善するべきところは真摯に受け止めて改めましょう。

集客したままにせずに分析や改善を続けていくことが、集客効果を高めることにつながりますよ。

まとめ

この記事では学習塾の集客方法を紹介しました。

最後に生徒集めに効果的な集客方法や、集客効果を上げるポイントを簡単にまとめます。

  • 学習塾の生徒募集にはチラシ配布や地域情報誌からホームページに誘導したり、イベントの開催で塾に足を運んでもらうことが大切
  • ホームページやブログ/SNS/口コミサイト/リスティング広告などのWeb集客は学習塾の周知や入塾申し込みにつなげるために有効なので積極的に活用する
  • 学習塾の生徒集めには生徒のニーズを理解し応えることで集客効果が上がる
  • 複数の集客方法を組み合わせたり集客のタイミングを計って生徒を集めると、より効果的に集客できる
  • インパクトのあるキャッチコピーで学習塾を注目させて集客する
  • 学習塾の集客の効果は、分析/検証/改善を繰り返し行う必要がある

自分の学習塾と合った集客方法とタイミングを意識して、効果的な集客をしていきましょう。

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