運営者プロフィール

森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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【事例つき】案件が取れない?!ITコンサルタントの集客方法と成功のコツ

  • 思うように顧客が集まらない…
  • ITコンサルタントとしてより多くの案件を受注したい!
  • どうしたら競合のITコンサルタントとの差別化を図れるのだろうか?

ITコンサルタントといっても、その業務範囲は非常に広範囲です。

それゆえ効果的な集客方法を身につけなければ、思うように集客できません。

ではITコンサルタントにとって「効果的な集客方法」とは、どのような集客方法なのでしょうか。

ここではITコンサルタントにおすすめの集客方法と成功のコツを、実際の事例とともに紹介します。

顧客を獲得できるITコンサルタントを目指しましょう。

目次

【事例紹介】顧客獲得に成功したITコンサルタントの集客方法を公開

まずはじめに、ITコンサルタントの顧客獲得の成功例を紹介します。

実際のITコンサルタントがどのような集客施策で案件を獲得しているのかを見ていきましょう。

集客効果を得られた要因も紹介しているので、参考になる内容となっていますよ。

事例①SEO対策を施した集客用WEBページを作成したITコンサルタント

こちらで紹介するITコンサルタントの30代男性は、SEO対策を施した集客用WEBページを作成することによって顧客獲得に成功しました。

ユーザーの動向を捉えた対策が大切であるとわかる事例です

顧客獲得のヒントを事例から見ていきましょう。

ITコンサルタント30代男性:集客のためにどのような施策を行いましたか?

集客用の特設Webページを開設し、インターネット経由での集客経路を設けました。

Webページには自社の強みなどを盛り込み、他社との差別化を図っています。

検索の上位に表示させることが必要になるため、社内にあるSEOの知見を盛り込みました。

電話番号の他に問い合わせフォームを設置し、お悩み事項などの相談を受け付けられるようにして集客導線を確保しました。

問い合わせフォームから送信された内容は、営業部隊のメーリングリスト宛に届くよう設定することで、問い合わせに対して営業部隊が即座に動けるようにしています。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

ITコンサルタント30代男性:施策を行った結果を教えてください

集客用に設置した特設Webページ経由で新規顧客からの問い合わせを頂けるようになりました。

また、特定の内容に絞ったWebページにしたため、顧客からの相談はある程度決まった範囲におさまる内容となり対応がしやすくなりました。

特設Webページ経由で実際に契約までこぎつけられたのは全体顧客に対してまだ5%程度の結果です。

ですが、販路を拡大できるという点ではコストパフォーマンスの高い結果になったと思います。

営業部隊が能動的に営業活動を行う以外の集客が出来るようになりました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

ITコンサルタント会社経営30代男性:集客効果を得られた要因は何だと思いますか?

ITシステムに関して悩みを抱えたお客様は、Googleなどの検索エンジンから対応してくれる業者を探す傾向にあります。

なので、特定のキーワードでSEO対策を行ったWebページは開いていただける確率が高いと感じました。

また、複数の内容を網羅的に記載するのではなく、ある程度テーマを絞ったページとしたことも良かったと思います。

ピンポイントでその内容にマッチするお困りごとを持ったお客様に響き、集客効果を得られました。

問い合わせフォームの設置も集客につながった要因のひとつだと考えています。

電話で話すことに抵抗がある方もいらっしゃいますが、問い合わせフォームであればとりあえず送信してみようと感じて、問い合わせの敷居を下げる効果がありました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

ITコンサルタントが集客できない原因とは?案件が取れない3つの理由

ITコンサルタントが廃業してしまう大きな要因として、うまく集客できずに案件を獲得できないことが挙げられます。

ここでは、ITコンサルタントが案件を取れない3つの理由について詳しく説明していきます。

案件が取れない原因を改善して、効果的な集客につなげていきましょう。

理由①「業界×ITスキル」の差別化ポイントがない

ITコンサルタントの案件が取れない1つ目の理由として、差別化ができていないことが挙げられます。

ITコンサルタントといっても、業務領域は非常に広範囲です。

ITコンサルタントが案件を獲得するためには、差別化ポイントを持って顧客のニーズを満たすアプローチが必要になります。

「何でもお任せください」といったスタンスでは、顧客に訴えかけるものがぼやけてしまうため、効果的な集客ができません

ITコンサルタントとしての差別化ポイント(得意分野や強み)を持っていないことが、案件が取れない理由となっているのです。

理由②サービス内容が伝わっていない

ITコンサルタントの案件が取れない2つ目の理由として、サービス内容が伝わっていないことが挙げられます。

どんなにコンサルティング内容が良かったとしても、サービスの内容が伝わっていなければ、顧客はITコンサルタントに依頼しようとはなりませんよね。

サービス内容が伝わらない原因としては差別化ポイントがなく、他のITコンサルタントとどう違うのかが明確にされていないことがあげられます。

顧客にとっては「あなた」に依頼したいとする強い理由がないので、集客できないのです。

また、専門知識を詰め込みすぎて顧客にうまくサービス内容が伝わっていないケースもあります。

顧客に専門用語で説明してしまうのが良い例で、顧客にとって分かりにくい言葉ではサービス内容は伝わりません

顧客に分かりやすくITコンサルティングのサービス内容を伝えることは集客において重要です。

理由③潜在層のクライアントにアプローチできていない

潜在層のクライアントにアプローチができていないのも、ITコンサルタントが集客できない原因です。

ターゲットのなかには「自分自身の抱える問題点」や「問題をITコンサルタントが解決できること」に気づいていない方もいます

ITコンサルタントを必要としている人へのアプローチ方法では、そもそもITコンサルタントの必要性に気づかないクライアントを集客できません。

集客ではITコンサルタントの必要性を感じているものの、具体的な行動に移せていない人たちや、そもそもITの活用に消極的な人たちへアピールする必要があるのです。

ITコンサルタントにとって潜在層の開拓も集客を増やすために大切なポイントです。

ITコンサルタントに効果的な6つの集客方法【WEB&アナログ】

ITコンサルタントの効果的な集客は、WEBとアナログの両方から戦略を立てることが重要です。

WEBでの集客は、広くユーザーの目に触れることによって圧倒的に認知度を高めるのに役立ちます。

一方、対面によるアナログでの集客は、ITコンサルタント自身の印象を直接評価してもらいやすいので、好印象を得られれば信頼性があがって高い集客効果を得られますよ

WEBとアナログの両面からどのように集客すべきか、詳しく見ていきましょう

WEB集客①ホームページを作成する

ITコンサルタントの集客においてもホームページの作成は効果的です。

なぜなら、ホームページを作成すればITコンサルティングのサービス内容や自身の実績を分かりやすく紹介できるからです。

コンサルティングという形のないサービスだからこそ、詳細な情報をホームページに掲載してユーザーからの信頼感を得ることが重要になります。

さらにホームページでブランディングを取り入れれば、認知度やイメージを向上させる効果も期待でき、競合との差別化も図れます。

SNSやブログと連携することによって、フォロワー数を増やし、集客導線を増やせる点もホームページを集客に活用するメリットですね。

集客できるホームページを作るコツは、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、参考になさってください。

WEB集客②ブログで情報発信する

SNSほど文字数を気にすることなく、まとまった情報を発信できるブログは集客に活用できます。

自身の仕事ぶりといった最新の情報はもちろん、ITコンサルタントとしての仕事内容専門知識ノウハウについて定期的に発信しましょう。

また、潜在層へのアプローチとして、クライアントの悩みをもとに記事を投稿するのも集客に効果的です。

たとえば「飲食店 業務効率化」「アパレル 在庫管理」などキーワードをもとにすると検索されやすくなりますよ。

クライアントの課題に対してどんな風にITを活用して解決するのか、その解決法を発信するのもよいでしょう。

ブログを見たユーザーがアクションを起こしやすいように、ホームページへのリンクも忘れずに記載してくださいね。

こちらの記事では、ブログ集客に役立つ記事の書き方や無料のSEO対策について解説しています。

WEB集客③SNSを活用する

今やSNSによる評判はあっという間に拡散される時代となりました。

実際に各企業がSNSを使ってキャンペーンを行ってきた例もたくさんあるほどです。

無料で始められ、さらに拡散されやすい点において、SNSの活用もITコンサルタントの集客におすすめですよ。

セミナーの様子やユーザーにとって有益な情報などを、ブログよりもリアルタイムに情報発信できます

また、フォロワーがつけばつくほど情報が拡散されやすくなり、認知度のアップにもつながります。

ブランディングを図るといった側面からも、SNSの活用は見逃せません。

ホームページやブログなどと連携しながら、自身の統一した世界観を構築すれば、競合との差別化のアピールにも有利に働きます。

SNS集客についてはこちらの記事を参考にしてください。

WEB集客④ポータルサイトに登録する

ポータルサイトに登録して仕事を獲得することも、集客のみならず実績を上げるためにも有効な手段となります。

ITコンサルタントの集客におすすめのポータルサイトは、以下の通りです。

  • Professionals On Demand
  • コンサルポータル
  • BTCエージェント for コンサルタント

これらのサイトは無料で登録できる点と、コーディネータやエージェントによるフォローやサポートが受けられるのがメリットです。

得意分野をアピールして、しっかりと集客へつなげていきましょう。

手数料が発生するので直接契約よりも利益は少なくなりますが、独立したばかりのITコンサルタントにとっては、心強い味方となりますよ。

アナログ集客⑤口コミや紹介で集客する

自分の仕事ぶりを口コミや紹介によって周囲の人たちに広めてもらえたら、これほど嬉しいことはありませんよね。

クライアントによる口コミや紹介は、自分の評価がクライアントの人間関係を通じて広まるため、仕事を依頼する側や依頼される側の双方にとって信頼性が高いのがメリットです。

クライアントと親しくなれば「お客さんを紹介していただけませんか?」と言ってみるのもよいでしょう。

もしも「そこまでの実績がない」という場合は、異業種交流会への参加もおすすめです。

交流会への参加で人脈を作り親しくなれば、話を聞いてもらいやすくなるでしょう。

また、親しくなることのメリットとして、クライアントの紹介もしてもらえる可能性がある点も見逃せませんよ。

口コミや紹介での集客は、顧客の満足度が高いことが大切です。

一つ一つの案件を誠実に対応し、顧客に満足してもらえるサービスを提供することが口コミや紹介を増やすポイントですよ。

アナログ集客⑥セミナーを開催する

ご自身の経験と知見を活かして、セミナーを開催するのも有効な集客方法です。

ITコンサルタントといっても幅広い業務領域があるので、クライアントとなりうる人たちに、自分がどの業務領域にいるのか、知ってもらう必要があります。

そのため、ご自身の経験と知見を広くアピールできる点において、セミナーを開催することは有効なのです。

セミナーの参加者の中には、経営に関する課題や悩みを抱えている人が少なからずいます。

セミナーを開催することで信用が得られれば、受注につながることも可能となりますよ。

ITコンサルタントのマーケティング戦略!クライアント獲得のコツ6つ

ITコンサルタントがクライアントを獲得するためには、専門性を高め、強みを持つことが大切です。

さらに、ITコンサルタントを利用するハードルを下げる工夫もしましょう。

ここではクライアント獲得の6つのコツについて解説します。

コツ①ITコンサルタントとしての強みを明確にする

業務領域の広いITコンサルタントにとって自分の強みを明確にすることは、差別化の観点から重要です。

ITコンサルタントの差別化ポイントは、ITコンサルタントとしての強みは自身の得意とする「業界」と「業務領域」を持つことです。

例えば業界といえば「金融業/製造業/流通業/運輸業」などが挙げられますね。

各業界のコンサルタントを受け持つ際、業界専門の経営知識は欠かせません。

得意な業界を持ち、それに精通することはITコンサルタントにとって強みとなります。

また、ITスキルは次のような業務領域から見た分野になりますが、これらはほんの一例です。

  • ERPコンサルタント:「人・モノ・金」を管理して生産性の向上を目指す
  • CRMコンサルタント:顧客情報を管理・分析し、それをもとに戦略を立てる
  • SCMコンサルタント:サプライチェーンのコスト削減や業務の効率化などをサポートする
  • IT戦略コンサルタント:経営戦略の側面からITを捉え、その導入をサポートする
  • セキュリティコンサルタント:情報資産を守るために、セキュリティに関するソリューションを提供する

「業界に対して豊富な知識があること」と「専門分野が確立していること」は自身のウリであり、顧客から選ばれるポイントです。

ここでは、ITコンサルタントの強みとして次のような例を詳しく紹介します。

【例】Iot×建設業

Iotとは”Internet of Things”で、直訳すると「モノのインターネット」となります。

あるモノと別のモノとが、コンピュータを介さずに、直接インターネットでつながり合うことです。

建設業界は人手不足の状況にあり、危険な作業を伴うこともあって若い世代から敬遠され、新しい人材が育ちにくいのが現状です。

ドローンによる測量やロボットの活用、建設機械や重機の自動化は、作業者にとって危険な作業を減らすとともに、省人化につながります。

省人化は、人件費を抑えることができるのもメリットです。

また、昨今では「働き方改革」が叫ばれていますよね。

作業者の業務改善だけでなく健康管理までも、Iotで実現できる可能性は十分あります。

このように、建設業界において業務の効率化や安全性を確保するためのIotを導入するための知識を持てば、ITコンサルタントとしての強みになるでしょう。

【例】AI×アパレル業

アパレル業は、流行の移り変わりが激しいため、それによって売れ行きも左右されます。

現代ではAIを用いて、過去の売上データを分析したり、大量の画像から服の色や柄、そしてデザインなどを解析したりして、需要予測を行うことが可能となりました。

需要予測によって、コスト削減や過剰在庫の問題が解決できると考えられます。

AIの活用でアパレル業の課題解決に取り組める点を売りにするのもおすすめです。

【例】サイバーセキュリティ×医療業

CTやMRIなどの医療機器は、病院内のネットワークによってつながっています。

もしも、その病院がサイバー攻撃を受けた場合、患者データの漏えいや消失が発生したり、医療機器が正しく機能しなくなるおそれがあるでしょう。

また、アクセスが遮断された場合も、通信が途絶えることによって、医療機器に影響を及ぼしかねません。

いずれにせよ、このような事態に陥ると、患者の生命に関わるおそれがあります。

医療業も専門性の高い業界です。

医療に関する知見とサイバーセキュリティのノウハウを持っていたら、大きな強みになりますよ。

コツ②ITコンサルティングの無料相談を行う

悩みを抱えている潜在クライアントは一定数います。

潜在クライアントの中には「相談したくても、どこの誰に相談すればよいか分からない」といった人たちも多いです。

コンサルタントとの相性が合わなかったり、怪しいコンサルタントに依頼してしまったりしないか、という不安もあるでしょう。

それに加え、金額が不透明なことも、相談をためらう理由となりますよね。

そこで、ITコンサルティングの無料相談を行えば、潜在クライアントも気軽に相談できるので、アクションを起こすためのハードルを下げられます

さらに、無料相談で良い提案ができれば、成約につながる可能性が高くなりますよ。

コツ③資格を取得して専門性を高める

資格を取得して専門性を高めることもクライアントの獲得に役立ちます。

専門性を高めればさまざまな状況に対応できるようになり、難易度の高い案件を受注できたり、クライアントへのアピールにもなるからです。

経験や知識を積み上げることで、自身の仕事に対するポリシーにも磨きがかかり、仕事に対する自信も深まりますね。

強みが見つからない…」「強みとなるほどの自信がない」と悩んでいるならば、資格を取得して、専門性を高めるといいでしょう。

クライアントからの信頼度も高まるため、クライアントから選ばれるITコンサルタントになれますよ。
   
ここでは、ITコンサルタントにおすすめの資格を紹介します。

ITコンサルタントにおすすめの資格:ITストラテジスト

ストラテジスト(Strategist)とは、英語で「戦略家」を意味します。

簡単に言えば「IT戦略を立案する人」で、具体的にはITを活用した経営戦略を立案し、業務改革やイノベーションを主導する立場の人のことです。

ITストラテジストの資格は、システムアナリスト試験と上級システムアドミニストレータ試験とを統合して、2009年に認定が開始されました。

高度なIT知識と経営知識、そして高いコンサルティング能力が問われる資格です。

情報処理技術者試験の中でも「スキルレベル4」に属している難易度の高い試験で、合格率は例年15%台と、狭き門になっています。

ITコンサルタントとして高いレベルの能力を有している証明になりますね。

ITコンサルタントにおすすめの資格:ITコーディネータ

ITコーディネータは、経営とITの両方において幅広い知識を持った、IT経営を実践する専門家のことを指します。

「経営とITの橋渡し役」と例えられる資格で、2001年に認定が開始されました。

経営戦略に関わる点では、ITストラテジストの資格と似通った点もありますが、ITコーディネータの方がより実践面に重きを置いています。

「営業/経理/生産管理」といった、さまざまな業種で活躍できる資格で、IT経営のために必要な知識を習得できるのがメリットです。

また、ITストラテジストに比べて、難易度は高くないので、ステップアップの一環としてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ITコンサルタントにおすすめの資格:中小企業診断士

中小企業のクライアントに対して、経営の分析やアドバイスを行って解決に導くのが、中小企業診断士です。

経営コンサルタントの国家資格であり、また働きながら取得できる資格とあって、社会人の間で根強い人気があります。

中小企業診断士の資格を持ったITコンサルタントだからこそできる、ITを活用した経営戦略や業務改善の提案は自分の強みにできます

こちらの記事では、中小企業診断士がやるべき集客方法について解説していますでの、ぜひ参考にしてください。

コツ④具体性のある実績を分かりやすく掲載する

ホームページやブログ、SNSアカウントのプロフィールなどに実績を記載する際は、具体的にわかりやすく書いておくのもクライアント獲得のためのコツです。

多くの実績を並べることよりも、顧客が実績を見てITコンサルタントの実力を評価できることが大切だからです。

たとえば流通業のIT支援を行った実績があるとします。

そのまま「流通業のIT支援を行いました」だけでは、どんなことをしたのかがユーザーには伝わりませんよね。

「〇〇会社で流通システムの支援を行い、その結果年間30%のコスト削減につながった」といったように、具体的に記載すればホームページを見たユーザーは業務内容や実績をイメージしやすくなります。

顧客に伝わるように、実績は具体的にわかりやすく記載しましょう

コツ⑤問い合わせフォームや資料請求フォームをつける

事例でも紹介したように、ユーザーがすぐにアクションを起こせるよう集客導線を確保することが顧客獲得のポイントです。

顧客の興味を下げずに集客できるよう、ブログやホームページには問い合わせフォームや資料請求フォームを用意しましょう。

ホームページやブログの専用フォームは問い合わせの窓口として24時間機能するため、営業時間外でも集客に役立ちますよ。

ただし、単に問い合わせフォームや資料請求フォームをつけるだけでは不十分です。

ユーザーがせっかく問い合わせや資料請求をしてくれたのに、すぐに対応できなければ、信頼性も下がって案件獲得のチャンスを逃してしまいます。

問い合わせに対して、すぐにリアクションできる仕組み作りもしておきましょう

コツ⑥ブログやホームページのSEO対策を行う

顧客を獲得するためには、ホームページやブログなどの存在を知ってもらう必要がありますね。

たとえば「(得意分野)+ITコンサルタント」をキーワードに検索して、自分のホームページが上位に表示されていれば顧客に見てもらいでしょう。

ですが、自身のホームページがGoogleやYahoo!といった検索サイトで上位に表示されなければ、ユーザーはホームページやブログを見てはくれません。

なので、検索上位表示のための対策であるSEO対策をすることは、顧客獲得のために押さえておきたいコツです。

ユーザーのニーズに合ったキーワードを選定してホームぺージ内のコンテンツに盛り込んだり、見やすいデザインにするなどしてしっかりと対策していきましょう。

SEOに強いホームページを作るコツは、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。

ITコンサルタントが得意分野を絞ることの必要性とは?

ITコンサルタントは、競合が数多くひしめいている職種でもあります。

なので、繰り返しになってしまいますが、得意分野がなければ競合との明確な差別化を図ることができません。

要はライバルと比べられた際に、選ばれる強い理由が必要なのです。

中には、得意分野を絞るとかえって可能性が狭められてしまうと考える人もいるでしょう。

しかし、あれこれと欲張ってしまうとよりも得意分野に集中した方が、専門家を求めている顧客から選ばれやすくなりますよ。

「○○といえば××(名前)」のように認知されれば、より効果的に集客できるようになるのです。

まとめ

ここまで、ITコンサルタントの効果的な集客やクライアント獲得のコツについて紹介しました。

最後にこの記事の内容をまとめて振り返ってみましょう。

  • ITコンサルタントが案件を取れないのは、差別化ポイントがなくサービス内容が伝わらないことや潜在層にアプローチができていないから
  • ITコンサルタントの集客方法は、WEBとアナログの両方を駆使することが大事
  • WEB集客のコツは、ホームページ/ブログ/SNSを上手く使い分けること
  • アナログ集客では、口コミ/紹介/セミナーの開催が効果的
  • クライアントを獲得するためには、自分の強みを明確にし専門性を高めることが重要
  • ITコンサルティングの無料相談は、潜在層がアクションに踏み切るためのハードルを下げるのに有効

ITコンサルタントの集客のためには、WEB媒体の効果的な使い分けはもちろん、人と人とのつながりも積極的に築いてください。

また、強みを持ち、競合との差別化を図るために、自身の専門性も高めましょう。

学んだことをもとに日々のアップデートに励んでみてくださいね。

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