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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

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ブログの文章力がない人が短期間で鍛える3つの方法を大公開!

  • ブログの文章力を鍛える方法を知りたい
  • 文章力のないブログの特徴は?
  • 文章が上手いブログの特徴は?

文章力に自信のない人でも、ブログの文章力を短期間で鍛える方法があります。

というのも、私自身始めたころは全く読まれなかったブログが、ここにある文章力を鍛える方法を学んだことでサイトアクセス数がグッと伸びたからです。

ここでは、文章力がないと判断されるブログの特徴と文章が上手いブログの特徴、短期間で文章力を鍛える方法を紹介しています。

この記事に書いてある文章の上手いブログ・下手なブログの特徴を掴み、文章力を鍛える方法を学べば、人を惹きつける文章が書けるようになりますよ。

では、さっそく見ていきましょう。

目次

ブログに必要な文章力とは

これからブログを始めようとしている、またはもうやっているけど文章を書くのが苦手という人から、「上手な文章を書く方法が知りたい」あるいは「ブログに必要な文章力を身につけたい」という声をよく聞きます。

自分に文章力がないと考えている人の多くは、小説家のような文章力を考えています。

しかし、ブログには小説家のような文章力や才能は必要ありません。

では、ブログに必要な文章力とは、どのようなものでしょう。

文章力=ニーズの分析

ブログに必要な文章力とは

  • いかにユーザーの興味を惹きつけられるか
  • 最後まで離脱しないで読んで貰えるか

です。

ブログを読む人のほとんどが、じっくり読んでいません。

大抵の場合、スマホなどで検索してヒットしたものをさらっと流し読みして、面白くなければすぐにそのサイトから離れてしまいます。

そこでブログでユーザーに長くとどまってもらうには、ユーザーが興味を持っている事必要としている情報抱えている問題などのニーズを分析して、読みたいと思われる文章を書くことが重要です。

文章力がないと判断されるブログの特徴7つ

ユーザーから「このブロガー文章力ないよね」「このブログおもしろくないよね」と言われる人のブログには、共通する7つの特徴がみられます。

以下からは、文章力がないと判断されるブログの特徴7つを順に解説していきますね。

【BAD】言い回しが難しい

文章力がないと判断されるブログは、言い回しが難しいことが多いです。

難しい言葉や専門用語をやたらと使ったり、回りくどい説明が多かったり。
するとユーザーは途中で読むのに疲れて離脱してしまいます。

【BAD】漢字が多い

文章力がないと判断されるブログは、漢字が多いのも特徴です。

文章の中にやたらと漢字ばかり書かれていたら、読みづらくて読むのをやめてしまいませんか?

例えば、

  • 出来ます→できます
  • 思います→おもいます
  • 下さい→ください

など、

本や新聞・手紙などでは漢字で書く言葉でも、ブログではあえてひらがな表記にすることで文章が読みやすくなります。

【BAD】指示語が多い

文章力がないと判断されるブログは、指示語も多く見られます。

指示語は、これ・それ・あれ・どれといった何かを指し示す言葉で、こそあど言葉とも呼ばれますよね。

指示語が多いと抽象的な文章になってしまい、意味がはっきり伝わりません。

【BAD】テーマが分かりづらい

テーマが分かりづらい文章も文章力がないと判断されます。

ユーザーは多くの場合、何かを知りたくてサイトを訪れます。

しかし、テーマがはっきりせず、無駄な話が多かったり何を言っているのかわからない文章だと、「このブログは結局何を言いたいのかわからない」「自分の欲しい情報はここにない」と判断して読むのをやめてしまいます。

【BAD】結論がはっきりしない

文章力がないと判断されるブログは、結論がはっきりしないことが多いです。

結論がはっきりしないとユーザーは読み終わった後に、「この人はいったい何を言いたかったのだろう」と未消化な気分になってしまいます。

満足のいかなかったブログには、また訪れようという気にはなれないですよね。

ブログでは、何を伝えたいのかはっきりさせることが大切です。

【BAD】語尾が単調

文章力のないブログは、語尾が単調なことが多いです。

~です。~です。~です。のように文末に同じ言葉が連続して書かれていると単調で面白くありません。

~ですね。~ました。~です。体言止めなど、文末を変えるだけでリズミカルな楽しい文章になります。

【BAD】自信がない書き方になっている

~と思います。~らしいです。など、自信のない曖昧な表現になっているブログも文章力がないと判断されてしまいます。

ユーザーは、知りたい情報の答えが欲しい、悩みや問題の解決策を知りたいと思ってサイトを訪れます。

それなのに、答えや結論がなく曖昧な内容だと、ここには自分の知りたいことが書かれていないと判断して離脱してしまいます。

文章が上手いブログの特徴6つ

サイトアクセス数が多いブログはそれだけユーザーの興味を引き付けているということですから、文章が上手いといえますよね。

では、文章が上手いブログとはどのようなものなのか。

次からは文章が上手いブログの特徴6つを見ていきましょう。

【GOOD】言い回しは短く簡単に

ブログでユーザーに好まれるのは、ストレスなく読める文章です。

そこで、回りくどい言い方や同じことの繰り返し、やたらと難しい言い回しを使うのはやめましょう。

言い回しはできるだけ短く簡単に、わかりやすい文章を心がけましょう。

読みやすいブログの書き方は、こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【GOOD】漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字はバランスよく

文章が上手いブログは、漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字がバランスよく使われています。

漢字ばかりやひらがなばかりの文章は読みづらいですよね。

また「10個入りのりんごが五袋あります」のように数字・漢数字の統一性がないのも読みづらいです。

文章には漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字をバランスよく使うようにしましょう。

【GOOD】指示語の使用は最低限におさえる

これ・それ・あれ・どれなどの指示語を乱用すると、文章が抽象的になってわかりづらいです。

文章の上手いブログは、対象物を明確に書いていることが多いです。

指示語は最低限に抑えて、出来るだけ対象物ははっきりわかるように書きましょう。

【GOOD】テーマをはっきり決める

文章が上手いブログは、テーマがはっきりしています。

このブログでは何を伝えたいのかテーマをはっきりさせることで、ターゲットを絞ることができます。

またテーマを決めれば構成も立てやすく、テーマに沿った文章を書くことで、無駄のない文章、ユーザーに伝えたいことがはっきりわかる文章を書くことができます。

ブログのテーマ決めで悩んでいる方は、ぜひこちらの記事もチェックしてください。

【GOOD】結論は自信を持って伝える

文章を書く上で、はっきりした結論を持つことが最も重要です。

ユーザーは知りたい情報や、悩みや問題の解決策を得たくてサイトを訪れます。

そこで、明確な結論を自信を持って伝えてあげると、サイトを訪れたユーザーの満足度は飛躍的にアップします。

文章を書くときには何を伝えたいのかをはっきりと決めて、その結論を自信を持って伝えましょう。

【GOOD】読者目線で語りかけるような会話文を意識

文章が上手いブログは、読者目線で語り掛けるような会話文で書かれていることが多いです。

ブログでは、硬く難しい文章や自分の考えや知識ばかりを述べているような文章は好まれません。

ユーザーに読まれるブログを書くためには、読者目線になって友人同士で話しているような会話文で書くことを意識しましょう。

語り掛ける会話文にすることで、ユーザーはより親近感を感じて、この人のブログをもっと読みたいという気持ちになります。

ブログの文章力がない人が短時間で文章力を鍛える3つの方法

ブログの文章力がない人が文章力を鍛えるために、やるべきことが3つあります。

以下で紹介する3つのことを徹底して繰り返せば、短時間で確実に文章力は鍛えられます。

では、やってみましょう!

スキルアップ①ブログの過去の文章をリライトする

文章が上手いブログ=多くのユーザーに読まれるブログは、簡潔にストレスなく読める文章で書かれています。

そこでまず過去の文章がどうであったか目視・音読で読み返します。

繰り返し読み返すことで、誤字脱字や無駄な文章、言い回しがおかしな文章に気付きます。

読んでいて無駄なものは徹底して削っていきましょう。

無駄な言葉が削られ簡潔にまとまった文章は、グッと読みやすくなっていることが分かるはずですよ。

スキルアップ②ブログの文章を140字で要約する

ブログの文章力がない人が短時間で文章力を鍛える2つ目の方法は、文章を140字で要約して書くことです。

これは、ブログの文章を簡潔に書く練習になります。

TwitterなどのSNSをやっている人は、Twitterの投稿を利用するのも一つの手です。

簡潔な文章を書く練習にもなりますし、ブログの宣伝にもなって一石二鳥ですよ。

そもそもブログって何文字で書くべきなのかと悩んでいる方は、こちらの記事をあわせてチェックしてください。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

スキルアップ③ブログの文章をテンプレートに当てはめて考える

短時間で文章力を鍛える3つ目の方法は、文章をテンプレートに当てはめて考えることです。

これは、テーマや結論をぶれることなくはっきり伝える練習になります。

読みやすいブログのテンプレートは大きく分けて

  • リード文
  • 本文
  • まとめ

の3つで構成します。

テンプレ①リード文

まずはリード文=導入部分です。リード文は始めにユーザーが読む部分です。

リード文を読んで、「面白そう!」と思ったり、「このブログには私の知りたいことが書いてある」と判断すればユーザーは先に読み進めるでしょう。

でも、リード文を読んで「つまらない」「ここには私の欲している答えがない」と判断すれば、本文へは進まずそのまま離脱してしまいます。

いくら本文の内容が良くても、導入部分で読む必要がないと判断されてしまっては、その先を読んで貰うことはできません。

ここで、ユーザーの気持ちをグッと引き付け、このブログを読みたいと思わせることが大切です。

リード文のより詳しい書き方は、こちらの記事で解説していますよ。

テンプレ②本文

本文はまさにブログの核となる部分です。

長くつらつらと書きつづられた文章は、読みづらく途中で嫌になってしまいます。

そこで、本文は見出しを上手く使って一まとまりの内容ごとに区切りながら書くと、見た目にも読んでいても分かりやすい文章になります。

また、本文は全部読まれない可能性があるので、記事の結論は最初に書くようにします。

結論が最初にわかることで、ユーザーに伝えたいことが確実に届きますし、欲しかった答えが早く見つかれば先へ読み進めようという気になります。

テンプレ③まとめ

まとめブログの最後の部分です。

スマホでササッと検索した文章を読む人は、全文をじっくり読むことはほとんどありません。

とりあえずどんな内容か知りたい場合などは、本文はサッと目を通すだけということもあるでしょう。

そこで、まとめにブログ全体の総括を端的に書くようにします。

まとめがしっかり書けていると、ユーザーはブログの内容を理解できますし、読み落としたところをもう一回読んでみようと本文をきちんと読み直すきっかけにも繋がります。

なぜブログを書き続けることが一番の練習になるのか?

文章力を鍛えるといっても、小説なのか、ブログなのか、商品を売るためのキャッチコピーなのか、どのような文章を書くかによって鍛える文章力も変わってきます。

そして、文章力は自分で実践して書かなければ身に付きません。

ブログの文章が上手くなりたいのであれば、とにかくブログを書き続けることが一番の練習になります。

ブログを書き続けることで、ブログの型やブログに適した文章力の特徴が身に付いてきます。

はじめのうちは上手く書けないかもしれません。でも失敗を恐れることはありません。

何度も繰り返し書いているうちに、間違いなく文章力は上がってきます。

ブログの文章力を鍛えるおすすめの本4選

最後に、ブログの文章力を鍛えるおすすめの本4選を紹介します。

ブログの文章力を鍛えるには自分でブログを書き続けることが一番ですが、自分一人で書き続けていても何を書けばいいのか、どう書けばいいのかわからなくなって、手が止まってしまうこともあるでしょう。

そんな時はプロの力を借りましょう。

書くことのプロが指南することから、上手い文章が書けるヒントが見つかるかもしれません。

伝え方が9割

引用元:Amazon

コピーライターの佐々木圭一さんの著書です。

伝えることが得意でなかった著者が、紆余曲折を繰り返す中で伝え方には技術があるということを発見、そこから人生が一転したという伝え方のテク二ックをわかりやすく解説しています。

この本では、より相手に伝わりやすい文章を書く方法が学べます。

伝わる・揺さぶる!文章を書く

引用元:Amazon

この本では、「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」7つの視点から、読み手の心を動かすことができる文章の書き方が学べます。

自分の思っていることを上手く相手に伝える方法を知りたい、という人におすすめの1冊です。

「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記

引用元:Amazon

普通の会社員だった著者が月200万PVの人気ブロガーになるまで、どのようにブログを立ち上げ、どんな方針で運営してきたのか「自分メディア」を作る方法が書かれています。

ブロガーを目指しているなら、成功例も学べるので読んでおきたい1冊です。

自分の個性を打出したブログを書きたい人におすすめです。

もっとブログの書き方が学べる本を知りたい方は、こちらの記事もチェックしてください。

キャッチコピー力の基本

引用元:Amazon

この本では、コピーライターである著者が自身の経験に基づいて、キャッチコピーのテクニックを元に、“刺さる・掴む・心に残る“言葉の選び方、磨き方、使い方を教えてくれます。

相手の心に残る文章の書き方を学びたい、という人におすすめです。

キャッチコピーの作り方は、こちらの記事でも解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

まとめ

ブログの文章力がない人が、短期間で文章力を鍛えるポイントをまとめます。

ブログ文章力とは、いかにユーザーの興味を惹きつけられるか、最後まで離脱しないで読んで貰えるかです。

そのためには、ユーザーが興味を持っている事や必要としている情報、抱えている問題などのニーズを分析することが重要です。

短時間で文章力を鍛えるには、

  • 過去の文章のリライト
  • ブログの文章を140字で要約
  • ブログの文章をテンプレートに当てはめて考える

の3つの方法が有効です。

文章力は書かなければ身に付きません。

ブログの文章が上手くなりたいのであれば、とにかくブログを書き続けることが一番の練習になります。

今回ご紹介した、文章が上手いブログ・下手なブログの特徴文章力を鍛える方法に留意してブログを書き続ければ、確実に文章力は上がります。

人気ブロガーを目指し、がんばって実践してくださいね。

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