運営者プロフィール

森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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【実例あり】カウンセラーにおすすめ集客キャッチコピーの作り方

  • 自分のキャッチコピーなんて、難しいしなんだか恥ずかしい
  • 別にキャッチコピーはなくてもいいんじゃない?
  • 気軽に相談してもらえるようなキャッチコピーを作りたい!

誰かに話を聞いてもらいたいと思えることが悩みを解決する第一歩です。

解決に導くカウンセリングという手段に気づいてもらうためにも、短い文章でパッと目を引くことができるキャッチコピーは集客になくてはならない存在といえます。

しかし、キャッチコピーはコピーライターなどの専門職の人にしか生み出せないもので、自分で作るのは難しいのではないかと思っていませんか?

実は、むしろその分野に造詣が深い人の方が、よりすぐれたキャッチコピーを生み出すことができるのです。

自分の宣伝のようなキャッチコピーは恥ずかしくなってしまいますが、この記事を読んで作っていただければ、相手のために自分ができることを伝えられる、恥ずかしくないキャッチコピーができますよ。

また、優れたキャッチコピーはあなたのカウンセラーとしての質の良さを相手に伝えてくれます。

ターゲットから選ばれるカウンセラーとなるために、安心と信頼を感じてもらえるようなキャッチコピーがいいですね。

この記事から、キャッチコピーを作る手順やコツ、馴染みのある型を学び、自分に合ったキャッチコピーを作りましょう。

目次

集客できるキャッチコピーの特徴とは?

集客ができるキャッチコピーの特徴をあげてみましょう。

  • 意味がストレートに伝わる
  • すっきりとしていてわかりやすい
  • ターゲットの心に刺さる言葉が使われている
  • サービスの内容と一致している

キャッチコピーは短い文章のなかに多くの情報が詰め込まれています。

その言葉から想像できること、期待できることを読み手に感じさせるのがポイントです。

ターゲットが「これは自分の悩みのことを言っている!」と思えるような共感と、その悩みを解決できると思える言葉は深く心に刺さるでしょう。

奇をてらい過ぎて、誤解をさせるような言葉や簡単に読めない漢字、意味のわかりにくい外来語、一定の世代にしか通用しない流行語を使うと失敗する可能性が高いため、注意が必要です。

特徴を誇張してしまうことも、相談者が実際に利用して「キャッチコピーと違う」と感じる可能性があるので避けるべきでしょう。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事でキャッチコピーの考え方と書き方を解説しています。

悩まずできる!カウンセラーのキャッチコピーの作り方

ここからはキャッチコピーの作り方を具体的に説明します。

ここで解説する手順に沿って材料を集め、それを組み立てて骨組みを作るという段階です。

ひとつひとつ、順を追って考えていきましょう。

  1. 手順①ターゲットを決める
  2. 手順②ターゲットの悩みや不安を分析する
  3. 手順③自分の強みを探す
  4. 手順④ターゲットに伝えたい内容を決める
  5. 手順⑤ターゲットが得られるベネフィットを考える
  6. 手順⑥上記5つの材料を短い文章に落とし込む

手順①誰にカウンセリングを行うのか?ターゲットを決める

「この人に来てほしい」「こういう悩みの人を助けたい」と具体的なターゲットを決めて、気持ちを伝えることで、その人に届くキャッチコピーとなります。

まずは、ターゲットはあなたの一番得意なこと、専門分野を活かせる悩みを持つ人に設定しましょう。

ターゲットが曖昧だと誰の心にも響かず、誰にも届かないキャッチコピーになってしまいす。

また、精神分析学、認知行動学、人間学などの専門知識があれば、それに特化したカウンセリングをおこなえます。

カウンセラー自身が、人に興味があり、人の話をよく聴くことができて、なおかつ相手の意見を尊重できる人ならば、話す方も安心できますよね。

このように、自分の経験、実績、得意分野からターゲットを絞り込みましょう。

ここから先は例として「30代の未婚女性」「将来に漠然とした不安がある」「悩みを相談できる相手がいない」という人をターゲットとして考えていきましょう。

手順②相談者(ターゲット)の悩みや不安を分析する

「きっとこんな悩みをもっているだろうな」といったような憶測では、ターゲットの心に近づけません。

インターネットで悩み相談やアンケート調査を実施するなど、相談者の本当の悩みや不安といった生の声を知ることで分析の信頼性は増します。

今回、一例としてあげたターゲットの30代の未婚女性の悩みをインターネット上でリサーチし、分析してみました。

仕事・給与アップのために転職すべきか
・キャリアアップしたい
・安定した仕事に就きたい
結婚・いつか結婚できるのか
・結婚して仕事を辞めるのがつらい
・結婚相手に借金がある
・彼氏と別れて結婚が絶望的になった
恋愛・理想が高く、彼氏ができない
・結婚するかわからない人とつきあえない
お金・仕事は好きだが賃金が安い
・体が弱くて収入が少ない
・貯金がない
世間体・同年代は結婚や出産している
・親や親戚など周囲の目が気になる
・既婚者の友達の会話についていけない
・子育てしながら働く友達と比べ、仕事だけの自分に落ち込む
・親の介護

悩みの種類と具体的な内容を探り、表にすることで30代未婚女性が求めている核が見えてきます。

ここからは将来への不安から、「自分を変えたい」「自信を持ちたい」「心を平穏に保ちたい」などが読み取れるでしょう。

この核をベースに、どのような言葉でひきつけることができるかを考えていきます。

手順③自分のカウンセリングだけが提供できる強みとは?USPを探す

自分だけの強み、それが「USP」です。

ターゲットが得られるベネフィットと自分の独自性をまとめたものがキャッチコピーには必要です。

自分だけが提供できる強みで差別化し、それをキャッチコピーに盛り込めば選ばれる理由をはっきりと示せるでしょう。

例えば、このような強みはUSPになります。

  • じっくりと相手の話を聞くことができる
  • 相手の気持ちに寄り添うことができる
  • 時間の融通がきく
  • 特定の症状に特化した専門知識がある
  • カウンセリングとともに日々の過ごし方、軽い運動や食事の提案ができる

相談者の心を強く揺さぶるような、独自性のあるキャッチコピーは強く印象に残るので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

手順④相談者(ターゲット)に届けたいことは?伝えたい内容を決める

届けたいことが明確に提示されているキャッチコピーは、ひと目で理解できるため心に刺さりやすいですよね。

なので、自身のカウンセリングのコンセプトをもとに、ターゲットに何を伝えたいのか決めておきましょう。

「誰にも相談できず、将来が不安」というターゲットには、このような言葉がプラスされると味方になってくれると感じるでしょう。

  • ひとりで悩まないでほしい
  • あなたを応援している

「私でも相談していいのかな?」「話を聞いてもらおうかな?」と心を動かすことができるので問い合わせや実際の相談につながりやすくなりますよ。

しかし、届けたいことを発信者の目線で書いていては伝わりません。

例えば「いつでも相談してほしい」「なんでも話してほしい」というような、だれにでも当てはまる言葉だけではターゲットがぼやけてしまいます。

ターゲットの目線で「こういう言葉ならうれしい」と思えるように考えてみてくださいね。

手順⑤カウンセリングでどう変われる?得られるベネフィットを考える

ベネフィットとはターゲットが商品やサービスから得られる良い変化のことでターゲットが感じる満足感や快適感を指します

カウンセリングを受けることで良い方向に変わるものがある、ということを示すとよいでしょう。

ターゲットが感じるベネフィットの例

  • なんでも話せる相手ができる
  • 気持ちが楽になる
  • ひとりではないと安心できる
  • 自分が本当はどうしたいかがわかる

ベネフィットの提示はターゲットに問題の解決やポジティブな気持ちを連想させ、集客につながります。

ここで気をつけていただきたいポイントは、メリットとベネフィットは違うということです。

この2つの違いについては記事の後半の「注意点①メリットとベネフィットは違う」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

手順⑥手順①から⑤の内容を短くまとめる

最後に①から⑤の内容を簡単にまとめましょう。

ターゲットの悩みを理解し、自分のUSPを取り入れ、ベネフィットを提示しながら、心に響く言葉を考えます。

これまでの例で上げてきたものをまとめると、このようなキャッチコピーができます。

  • 「自分らしい毎日を楽しく過ごすためのお手伝いをする、女性目線のカウンセリング」
  • 「〇〇療法の専門家が、ゆとりと健康をあなたの心へお届けします」
  • 「小さな悩みも話してください。私はあなたの応援団です」

いかがでしょうか?集めた素材をうまく組み合わせることで、なん通りものキャッチコピーが作れます。

より自分のサービスや特徴を表現できる組み合わせを探してみてくださいね。

読みやすいブログ記事を書くための基本テクニックはこちらの記事からチェックできます。

カウンセラーのキャッチコピー作りを成功させる4つのコツ

ここでは、ターゲットにもう一歩踏み込んだキャッチコピーとなるコツをお伝えしていきます。

どういったキャッチコピーがターゲットの心に刺さるのか、4つのポイントを通して考えてまいりましょう。

先ほどお伝えした手順で集めた材料をコツに当てはめていけば、よりターゲットと距離が近いキャッチコピーが生まれますよ。

コツ①心のモヤモヤを引っ張り出す

自分が求めているものや誇りに思っていること、本当は変わりたいと思っていることなどに気づかせてくれるキャッチコピーは、ハッとさせられて印象に残りますよね。

ターゲットにこのような気づきを与えられると、サービスや商品を知らなかった潜在的な顧客を見込み客にすることができます。

例えば「もうそろそろ○○を手に入れてみませんか?」のように呼びかける形で興味をひきつけたり、「○○をすることで、○○となる」と願望を刺激すると効果的でしょう。

自分では見過ごしていたモヤモヤに気づかされることで、あなたとの距離が縮まり相談しやすくなりますよ。

コツ②限定性をアピールする

「あなただけのための○○」や「プレミアムな○○」といったような限定性や特別感に、人は魅力を感じます。

少し価格が高くても、他社では受けられないサービスや自分だけのスペシャルメニューなどで尊重されていると感じ、価格以上の価値を感じられます。

競合サロンにはないゆとりや極上感があれば、さらにロイヤルティも高まるでしょう。

こちらの記事では、スノッブ効果の意味や具体例、ヴェブレン効果とバンドワゴン効果との違いを解説しています。

定性や希少性に価値を感じさせるスノッブ効果について知れば、より効果的なキャッチコピーが生み出せますよ。

コツ③キャッチコピーの型を使う

良いキャッチコピーは語呂が良く耳に馴染みやすいですよね。

しかし、初心者が一から作るのは難しいので、まずは型を真似してみましょう。

使われているテクニックを参考に、独自のキーワードとターゲットに刺さる型を組み合わせて考えてみてください。

ここではカウンセラーにおすすめの型を使って、いくつか例文をご紹介していきます。

  • カウンセラーにおすすめの型:背中を押す
  • カウンセラーにおすすめの型:呼びかける
  • カウンセラーにおすすめの型:ビフォー・アフターを提示する

カウンセラーにおすすめの型:背中を押す

今の自分を変えたい、次のステップに進みたいと思っている相談者にピッタリなのが「背中を押す」型です。

  • 「さぁ、ついに羽ばたくとき」
  • 「さぁ、ついに新しい自分に生まれ変わる」
  • 「さぁ、ついに時は満ちた」

など、今よりもっと良くなる、といったポジティブなイメージを持てるキャッチコピーは、今の場所が自分にとって窮屈なものだと気づくきっかけになります。

居心地の悪い場所は卒業し、新しいステージでもっと輝く未来を感じさせてくれるキャッチコピーになりますよ。

カウンセラーにおすすめの型:呼びかける

誰にも言えない、相談相手がいないといった人には、「呼びかける」型が受け入れられやすいでしょう。

自分のイメージや人の目を気にしている人は、弱音を吐いたり悩みを打ち明けたりする相手がいないかもしれません。

  • 「モヤモヤ気分にお悩みの方へ」
  • 「心の断捨離をしたいと考えている方へ」

こんなことで悩んでいるのは私だけ?モヤモヤしてしまって自分らしくいられないなどの不安を取り除いてもらえそうですね。

このように、ターゲットを絞りこんでその人に呼びかけるようにキャッチコピーを作りましょう。

自分事と感じてもらうことで次へのアクションにつながりやすくなりますよ。

カウンセラーにおすすめの型:ビフォー・アフターを提示する

相談をすることで得られる変化は、相談者のベネフィットとして印象付けられます。

  • 「他人優先から自分優先に」
  • 「息の詰まる毎日だったが、深呼吸できるゆとりができた」

相談によって意識が変わり、小さいけれど確実な一歩を踏み出せる、と感じてもらえると良いでしょう。

コツ④数字を活用する

具体的な数字が示されていると、人は感覚的にひきつけられてしまいます。

そしてその数字に対して「多い、少ない」「早い、遅い」などの判断を無意識に下しているのです。

数字が入っているとなんとなく気になってしまいますよね。

  • 「10月1日から10月15日の限定メニュー」
  • 「お申し込み先着10名様に○○プレゼント」
  • 「30歳代女性の5人に1人はこんな悩みを抱えている」
  • 「相談者満足度は99%」

このように具体的な数字があると「期間が短いから早く申し込もう」「限定数があるから希少価値が高い」など、数字の印象から得られる価値で、期待や緊急性、興味、信頼を感じてもらえます。

また、限定数や年齢といった数字を示すのも、ターゲットが損をしたくないと思ったり、自分のことを言われているという感覚になったりするので、ぜひ取り入れてみましょう。

実例から学ぶ!カウンセラーの集客できるキャッチコピーを大公開

まずは集客に成功したキャッチコピーの実例を2つ、ご紹介いたします。

1つ目はターゲットを20代の韓国好きな女性としています。

若い人だけでなく誰にでもわかりやすいキャッチコピーの実例です。

2つ目のターゲットは30代から50代の女性です。

カウンセラーの信条を、擬音を使ってうまく表現しています。

どちらの実例も、伝えたいことがしっかりと伝わっているキャッチコピーですので、ぜひ参考になさってくださいね。

では、1つ目の実例からみていきましょう。

実例①20代韓国好きな女性に向けたキャッチコピー

今なら〇〇円今すぐに

キャッチコピーのターゲット層は?

20代の若者です。韓国系のアカウントですので若い女の子が多いです。

なぜこのキャッチコピーにしたのでしょうか?

正直早く契約つながる集客をしたかったから。

事実として、正直早く契約が欲しいのもあり、いち早く新しいものを取り入れたい若者に訴えかけるようにこのキャッチコピーにしました。

正直早く契約つながる集客をしたかったから。

キャッチコピーでどのような効果がありましたか?

「今だけ」と期間を限定するだけでなく料金提示後、さらに限定感をあおったのが1番良かったのかなと思っています。

このキャッチコピーでキャンペーンを打った後、メッセージなどで問い合わせが多く入り、通常の契約も多くなりました。

※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。

実例②何ができるのかを明確に伝えたキャッチコピー

「サクッとガッツリやっちゃいます!」

キャッチコピーのターゲット層は?

もともと興味を持ってくださる方は女性が多いため、ターゲットは女性、年齢的には30代から50代。

普段は自立していて何の問題もないと感じているけれど、心の深い部分に漠然とモヤッとしたものを抱えている方。

なぜこのキャッチコピーにしたのでしょうか?

自分の時間があまりとれないこの世代の女性に安価で提供するため、とにかく短時間でガラッと変わることができるということを伝えたかった。

キャッチコピーでどのような効果がありましたか?

「サクッとガッツリ」というように、ほんの数分で体感やご自分の変化がわかるという声が多数あった。

時間があまり取れない方でも短時間で対応でき、結果的に数分前まですごく悩んでいたことが何だったのか思い出せないという方もいたので、キャッチコピーの手ごたえを感じている。

※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。

【注意】キャッチコピーを作るときに注意すべき3つのポイント

キャッチコピーは読んでくれた人に伝えたいことを理解してもらい、興味や関心をもってもらうツールです。

訴求するポイントがズレているキャッチコピーは読んでも何も響かないどころか、かえって悪印象を与えてしまいかねません。

ここでは注意すべき3つのポイントをお伝えし、失敗しないキャッチコピーを作るための秘訣を解説していきます。

注意点①メリットとベネフィットは違う

このサービスや商品を利用して「結果、どうなるか」というベネフィットがキャッチコピーには重要です。

ベネフィットはよくメリットと混同されるため、この2つの違いはしっかり理解しておく必要があります。

まずメリットは、商品やサービスの特徴や良いところや機能的な価値を指します。

例えばカウンセリングの場合「話を聞いてもらえる」というのが大きなメリットではないでしょうか。

一方、こうしたメリットから導き出される結果がベネフィットです。

先ほどの「話を聞いてもらえる」というメリットからは「いつでも相談できる相手がいて気持ちが楽になり、孤独ではないという安心感を得られる」という感情や恩恵が得られます。

「悩みごとの相談、受け付けています」とカウンセラーから当たり前のことを言われるよりも、「あなたの気持ちが軽くなるよう、いつでもご相談ください」と言われたほうが、自分の心情に寄り添ってくれているように感じるというわけですね。

このように、メリットではなくターゲットが得られる恩恵や感情というベネフィットを盛り込むことで、キャッチコピーから臨場感が伝わります。

心に刺さるキャッチコピーを作るためには、ベネフィットとメリットの違いを理解しておくことが大切なのです。

注意点②難しい言葉を使わない

専門用語や難読漢字が多用されたキャッチコピーは、見ても何を言っているのかが頭に入ってきづらいですよね。

ですから、キャッチコピーはひと目で理解できるような簡潔さが求められます。

子どもにでもわかる言葉と表現を使うと良いでしょう。

カウンセラーとの相性をはかる目安として、キャッチコピーは大きな役割を果たします。

そのため、専門用語や難しい漢字が多く含まれていると、カウンセリングでも難しい言葉ばかりの話を聞いても理解できるのか、自分の話を理解してもらえるのかという不安がでてきます。

不安を感じるカウンセラーに相談することは、ないといってもいいでしょう。

また、難しくなくても漢字よりもひらがなの方がやわらかい印象を与えます。

「頑張ろう」よりも「がんばろう」の方が、優しく背中を押してくれているように感じますよね。

せっかくのウリやベネフィットがピンとこない表現だったり、漢字ばかりで威圧感を感じさせたりするような言葉では、どんなにいいことが書いてあってもターゲットの心には届かないでしょう。

ささいなことですが、キャッチコピーに優しさや思いやりが感じられると、相談してみようかなと思ってもらえますよ。

注意点③自己中心的なキャッチコピー

自分が使いたい言葉や表現は自己満足となってしまいます。

また、資格や実績などは権威性や信頼感は高まりますが、ターゲットのニーズとずれている場合は集客につながりません。

読んだ人がどう感じるか、という客観的な視点を大切にしましょう。

独りよがりのキャッチコピーでは相手に響かないですし、「自慢したいだけ」「自分に酔っている」と悪い印象を与えてしまう可能性もあります。

相手が「頼れそう」「信頼できそう」と感じてくれるよう商品やサービスのメリットではなく、ベネフィットを意識しながら作ってみてくださいね。

キャッチコピーだけじゃない!セラピストやキャリアカウンセラーの集客方法とは?

カウンセラービジネスを開業して集客に困っている方の多くは、「キャッチコピーが良くない」「ホームページのデザインが悪い」など何か一つの原因だと思いがちです。

しかし、実際に集客がうまくいかない原因は複合的な問題であることが大半です。

集客の悩みを解消するためには、自分のビジネスの強みや差別化要因をしっかりと分析した上で、集客戦略を立てていく必要があるのです。

こちらの記事では、実際にカウンセラービジネスで集客に成功した方や失敗した方の実例を踏まえながら、集客戦略について解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

また、カウンセラーやセラピストの開業で失敗する原因と成功する秘訣をまとめたこちらの記事も、ぜひ参考になさってください。

まとめ

この記事でご紹介したキャッチコピーに必要な要素や、作るときのポイントをまとめてみましょう。

  • わかりやすく簡潔な文章で表現する
  • ターゲットに合ったUSPとベネフィットが大切
  • 限定性や数字といったテクニックを使う
  • 読む人の視点を意識して作成する
  • 手順や型を利用してターゲットにより近づいたキャッチコピーを作る

カウンセラーに相談する、ということは「風邪を引いたから病院に行く」といった感覚ではなかなかできません。

キャッチコピーでカウンセリングの気軽さや、相談することの大切さが伝わると、より多くの人が興味を示してくれるでしょう。

そしてこの記事を参考に、読んだだけで癒されるようなキャッチコピーを作ってください。

安心できるキャッチコピーと、期待を裏切らないカウンセリングで、相談者の心を優しく解放してあげてくださいね。

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