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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

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読みやすいブログの書き方のコツは7つだけ!参考例文で解説してみた

  • ブログ記事には書き方がある?
  • ブログ記事のテンプレートって何?
  • 読まれるブログ記事を書くコツが知りたい!

アクセス数の多いブログ記事を書くには、書き方や手順を理解し実践する必要があります。

なぜなら、ブログ記事の書き方が分からないまま書いていても、アクセスを増やすことは出来ないからです。

実際に相談を受けていても、ブログ記事の書き方が分からないまま書き続けていて、アクセスが増えないと悩んでいる人は多いです。

そこで、ここではブログ記事の書き方やコツについてまとめました。また、ブログ記事のテンプレートも公開しています。

ぜひこの記事を読んで、多くのアクセスを得られる記事が作成できるようになってくださいね。

目次

【例文あり】読みやすいブログ記事を書くための7つのコツ

次の7つのことを理解しておくだけで、圧倒的に今までよりも読みやすいブログ記事が作れるようになります。

では、一つずつ見ていきましょう。

手順①対策キーワードを決める

読みやすいブログ記事を書くには、まず対策キーワードを決めることが大切です。

「対策キーワード」と聞くと、難しそうに感じるかもしれませんが、要はブログ記事の「テーマ」を決めるということです。

たとえば、「転職」について書こうと思ったとき、転職といっても、次のようにさまざまなテーマが考えられます。

  • 転職の難しさ
  • 転職の重要性
  • おすすめの転職方法
  • 転職のコツ

基本的には、テーマを絞るほど記事が書きやすくなるので、まずはテーマをどんどん絞っていきましょう。

絞る方法はとても簡単です。

「〇〇」というテーマを絞るときは、「〇〇の△△」や「△△の〇〇」といったように前後に修飾語を付けてあげるだけです。

さきほどもあげたように「転職」の場合には、「転職の難しさ」「おすすめの転職方法」などです。

ここからさらにもう一段階絞るなら、「××の〇〇の△△」というように前後にもう一つ修飾語を加えていきます。

「転職」なら、「30代転職未経験者の転職の難しさ」や「30代転職未経験者におすすめの転職方法」となります。

このように、テーマを絞っていくことでよりターゲット読者(本当に記事を読んで欲しい人)も絞られていくので、より伝わりやすく、読者に刺さりやすいブログ記事になるのです。

テーマを絞れば、対策すべきキーワードも見えてきます。

さきほどの「転職」の例で考えると、「30転職未経験者 転職 難しい」や「30代転職未経験者 おすすめ 転職方法」などが対策キーワードとなります。

そして、対策キーワードを一つに決めることによって、ここから解説する6つのコツ(リサーチ、タイトル決め、見出し作成、リード文、本文、校正)も簡単になります。

ブログ記事のキーワードの選び方について、別の記事で紹介しています。

なので、いきなり記事を書き始めるのではなく、何について書くのかをより具体的にして、1記事1テーマ1対策キーワードとなるようにしましょう。

ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

手順②読者ニーズや競合記事のリサーチを行う

ブログ記事を書くには、まずリサーチを行わなければなりません。

「ブログ記事がうまく書けない」と悩んでいる方の多くは、リサーチが十分にできていません。

ここでいうリサーチとは、次のような内容です。

  • 読者が今すぐに知りたい情報は何か?
  • 自分だけが知っている有益な情報はあるか?
  • 既出情報のなかで理解しにくい情報はあるか?
  • 読者が潜在的に(心のなかで)知りたいと思っていることは何か?

以上のような内容について、Yahoo!知恵袋やGoogleサジェスト、競合サイトのブログ記事などからリサーチを行います。

いきなり本文を書き始めるよりも、リサーチにたっぷり時間を使うことで自分のなかに知識が蓄えられ、情報が整理されていくことで、読者に伝わりやすいブログ記事が書けるようになるのです。

ブログ記事を書き始める前のリサーチ方法について、別の記事で紹介しています。

ぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。

手順③タイトルを決める

対策キーワードが決まり、リサーチができたら、いよいよタイトルを作成していきます。

この時、作成するタイトルは「仮タイトル」と呼び、のちのち変更する可能性があるタイトルとなります。

タイトル決めのポイントは、次のようなものです。

  • 記事の内容がおおまかに把握できるタイトルにする
  • 30文字前後で対策キーワードを必ず含める
  • 競合ブログ記事と比較して、読みたくなるようなタイトルにする

仮決めでも良いので記事を書く前にタイトルを決めましょう。

タイトルを決めずに、文章を書き出してしまうと、まとまりのない文章となり、「結局何が言いたかったのか分かりにくいブログ記事」となる可能性が高くなります。

読者にとって内容が分かりにくいブログ記事は、Googleから見ても低評価な記事となり、結果的に検索上位に表示されない記事になってしまいます。

なので、対策キーワードとリサーチの結果をもとに、まずは仮タイトルを決めましょう。

ブログ記事のタイトルの付け方について、別の記事で紹介しています。

ぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。

手順④見出し構成を決める

仮タイトルを決めたあとは、見出し構成を行います。

見出し構成とは、「記事の骨組み」となる部分です。

たとえば、骨組みが傾いている建物にどんなにステキなインテリアを飾っても、過ごしやすい部屋にならないように、ブログ記事も骨組みが記事の読みやすさを大きく左右します。

読者に伝わりやすいブログ記事を書くために、おすすめな構成方法は「PREP法」を使うことです。

PREP法とは、

  • Point(主張)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例・根拠)
  • Point(再主張)

この4つから成り立っています。

もともとPREP法は、プレゼンや文書作成・面接などのビジネスシーンでよく用いられており、伝えたい情報を相手に分かりやすく効果的に伝えるための手法です。

たとえば、「30代転職未経験者におすすめな転職方法」についてのブログ記事を書くとしたら、次のような構成が考えられます。

【主張】30代転職未経験者におすすめな転職方法は転職エージェントを利用すること
【理由】転職エージェントを利用することで、自分の強みを活かした転職ができる
【具体例】筆者である私自身が、30代のときに転職エージェントを活用したことで、年収1.5倍の転職に成功した
【再主張】30代転職未経験者が転職するなら転職エージェントの利用がおすすめ

このように、PREP法を利用して見出し構成を作成することで、伝わりやすいブログ記事の骨組みが完成するのです。

ブログ記事を分かりやすくするための構成の作り方について、別の記事で紹介しています。

ぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。

手順⑤冒頭(リード文)を書く

記事の見出し構成が完成したら、次は冒頭文(いわゆるリード文)を作成しましょう。

リード文はブログ記事のなかでも、一番最初に読者の目に触れる部分です。

このリード文の良し悪しが、「ブログを読み進めるかの判断」を大きく左右しているといっても過言ではありません。

リード文は読者をグッとひきつけ、「もっと読みたい!」「このブログ記事は自分が今読むべきことが書いてあるはずだ!」と思わせることが大切です。

人の第一印象が出会って数秒で決まるように、ブログ記事の第一印象も最初の1〜3文で判断されます。

リード文を「単なる文章の一部」と考えるのではなく、第一印象を決める「あいさつ文」だと思って書きましょう。

ブログ記事のリード文について、こちらの記事を参考にしてみてください。

手順⑥本文を書く

事前準備を入念に行い冒頭部分が書けたら、いよいよ本文を書いていきます。

本文も「手順④見出しを作る」の項目で紹介したPREP法を用いて書いていきます。

たとえば、「30代転職未経験者に転職エージェントがおすすめ」についてPREP法を用いて本文を書くと、次のようになります。

【主張】
30代転職未経験者が転職するなら、転職エージェントを利用することがおすすめです。

【理由】
その理由は大きく3つあります。

まず1つ目は転職活動の時間が短くなることです。

2つ目に自分の強みをしっかりと把握して、年収アップにつながる転職ができることです。

そして、3つ目に転職に対する不安を取り除いてくれて、無理のない転職ができることです。

【具体例】
実際に筆者である私自身が、恥ずかしながら30代で初めて転職しました。

初めての転職だったので、何から始めてよいのか分からず、むやみやたらに転職サイトで求人を探していました。

そんなとき、転職エージェントというサービスがあることを知りました。

最初はどんなサービスなのか分からなかったので、少し疑う気持ちもありましたが、実際にサービスを使用してみると、転職サイトと違い、担当者との面談で自分の強みを客観的に理解することできました。

私の場合、以前はIT企業に勤めていましたが、周りの技術力の高さについていけず、自分は「ITが向いてないんだ」と思いこんでいました。

しかし、担当者とのなかで「現在の職場ではスキル不足だが、他の職種に移れば『IT上級者』として優遇されるようなポジションに付けるよ。」とアドバイスいただきました。

このアドバイスをもとに転職活動を進めた結果、年収がまさかの1.5倍になるような転職に成功することができました。

【結論】
私の例のように、30代で転職に不安を感じているあなたでも、転職エージェントを利用することで、自分にはない新たな視点で転職活動に向き合えます。

特に、転職未経験の方には転職サイトよりも転職エージェントがおすすめです。

このように、PREP法を使って文章を作成することで、自分の主張したいことを論理的な理由と具体的な話を踏まえて伝えることができます。

なので、ブログ記事の本文を書くときは、基本的に「PREP法」を用いて書くように意識しましょう。

ブログ記事の本文の書き方を迷っている方へ、別の記事で書きやすくなるテンプレを紹介しています。

ぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。

手順⑦校正する

文章が完成したら、最後は校正を行います。

ブログ記事が完成したら、そこでホッとして「今すぐに投稿しよう!」と思ってしまう方も多いでしょう。

しかし、ここではもうひと踏ん張りして、校正に取り組みましょう。

校正を行うことで、より品質の高いブログ記事となり、読者にもGoogleにも高く評価してもらえる記事になります。

ブログ記事の校正をするときは、以下のポイントを押さえましょう。

  • おかしな言い回しになっていないか
  • 文字レイアウトは適切か
  • 漢字が密集している部分はないか
  • 同一語尾が連続していないか
  • 見出しの配置は適切か
  • 読み進めやすいかどうか
  • 誤字脱字は無いか

初めて校正を行う場合、「いろんな所が気になって、なかなか校正が進まない」となってしまうことがあります。

なので、まずは上に挙げた一つの項目ごとに集中して確認するようにしましょう。

そして、1日で校正を終えるのではなく、時間や日にちを空けて読み直すことも大切です。

日にちを空けて校正することで校正ミスを防ぐことが出来、より良いブログ記事を仕上げることが出来るようになります。

まとめ

今回は「読みやすいブログ記事の書き方」について、7つのコツをお伝えしました。

  1. コツ①対策キーワードを決める
  2. コツ②読者ニーズや競合記事のリサーチを行う
  3. コツ③タイトルを決める
  4. コツ④見出し構成を決める
  5. コツ⑤冒頭(リード文)を書く
  6. コツ⑥本文を書く
  7. コツ⑦校正する

コツ①〜⑦までを着実に一つずつ行っていくことで、無駄のないシンプルで伝わりやすいブログ記事が書けるようになります。

読みやすいブログ記事が書けるようになれば、読者の満足度が高くなり、Googleからも評価されて、より多くのアクセスが集められるようになります。

アクセスが集まれば、自然とブログからの収益も高くなっていくので、まずはこの記事で紹介した7つのコツをしっかりと理解しておきましょう。

それぞれの項目について、別記事で詳細な内容を解説しているので、そちらもぜひ確認してみてくださいね。

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