【アンケート実施】ブログ運営者の9割が集客できない3つの原因と解決策
- 毎日ブログを投稿しても集客できない
- 今から始めてもブログで集客はもう無理って本当?
- ブログで集客を増やすコツを知りたい!
記事を書くだけで収益が得られるならと、気軽な気持ちで始めることが多いですが、実際にはブログで集客できないと困っている方は多いですよね。
ブログで上手く集客できずに失敗してしまう原因は何なのでしょうか。
ブログからの集客を増やし、収益化に繋げるには成功のためのコツがあります。
そこで今回は、初心者でもブログで集客が増やせる方法を紹介します。
これを読めば、あなたのブログがなぜ集客できないのか原因が明確になります。
また、解決法を実践することで、集客アップが見込めるブログを作ることができるでしょう。
【アンケート調査】ブログはもう集客できないメディアなのか?
ブログはかつて大人気の集客ツールでしたが、Twitter、Instagram、YouTubeなどのSNSの情報発信が主流になり、競合が激増してしまいました。
そのため、ブログで集客するのは難しい時代になってしまったと言われています。
しかし、ブログメディアを運営しているSEO対策の専門家からすればそんなことは無いと考えています。
実際に当ブログも2022年4月の運営開始から約1年ほどで月間1.5万ビューを達成することができました。
では、成功する人と失敗する人、その違いとはいったいどのようなことでしょうか。
【調査結果1】33%の人がブログ集客で苦戦している
20代から60代の男女に独自にアンケート調査をしました。
そこで、2022年と比較した2023年ブログの集客効率について聞くと、「変わらない」と答えた人は半数以上の56%でしたが、「集客できていない」と答えた人は33%、3割強もいたのです。
しかも、「成功している」人はたったの1割。
つまり、ブログ集客は昨年よりも苦戦している人が多いということがわかりました。
【調査結果2】これからブログをはじめる人は意外と多い
集客に苦戦しているのは、ブログが「古い集客ツール」だからでしょうか。
確かにブログは初期のオンライン集客ツールで、SNSが流行したことにより、一時は盛んだったのに飽きられてしまったサービスとしてオワコンと言われています。
しかし、弊社のアンケート調査では、2015年以降にブログ集客を始めた人が増え出しています。
これは、SNSではなし得ないブログの魅力を再認識し、集客成功へとつながるツールとして鍵を握っていると期待されているからでしょう。
【調査結果3】ブログで何を発信するかが重要
ブログ集客における成功と失敗を分ける要素の一つは、ブログ内容です。
情報が少ない時代には日常の出来事や自社のお知らせを発信していても、それらは新鮮で興味を引きました。
しかし、SNSが普及しだした現代では、オンラインでの情報発信は日常のこと。
そうした中では、ターゲットに対して役立つ情報を分かりやすく、面白く伝えていく必要があります。
アンケート調査でも日常の出来事をつづっているという人が多いですが、40%の人は「読者が知りたいこと」を書いていることから、ひと昔前の「ブログ=日記」というイメージではなく、ブログを集客ツールとして意識している人が多くなってきているのがわかります。
【結論と考察】ブログ集客はまだまだいける、ただし戦略が必要
時代遅れとも見えるブログ集客ですが、弊社のアンケート調査結果によると、ブログ集客は一定の効果がある、魅力があると考えている人がまだまだ多数いることがわかりました。
しかし、SNSなどインターネットでの集客がごく一般的になった今は、以前と同じことでは集客できません。
そのため、キーワード選定や独自コンテンツづくりなど、記事制作をはじめる前に集客のための戦略を立てる必要があります。
どのように戦略を立てるかは、次の章から解説していきます。
昔と今では多少の違いはあるものの、ブログ集客は今後も使えるツールです。
さまざまな情報を集め、戦略を立て、集客を成功へと導いていきましょう。
ブログ集客でお困りの場合は、当サイトの窓口よりお問い合わせください。お役に立てる情報を提供できると思います。
ブログで集客できないのはなぜ?3つの原因
では、ブログ集客の成功の糸口として、ブログ集客が失敗してしまう要因とそれの解決策を説明します。
ブログの集客に必要なものは「表示されること」「アクセスされること」「問い合わせされる」ことです。
ですから、この3つがスムーズに行われないと集客にはつながりません。
集客できない原因①検索しても出てこない
まずは、表示されることに関してです。
ブログは日記をweb上で公開するものですが、それではなかなか検索されません。
そのため、読者が読みたいと思う内容や関連するキーワードを記事に盛り込む必要があります。
「芸能人はブログに日常を書いているのに集客に成功しているのでは?」と疑問を持つかもしれませんが、芸能人は本人自体にブランド力や発信力があるので、一般人が同じことをしても集客には繋がらないのです。
課題:検索で上位表示されるようになる
そこで、読者が検索したときに上位に表示されるようにするためには、SEOを意識した記事作成を心がけることが大切です。
例えば、健康飲料の売上を上げたいなら、それを必要としているターゲット層が、どのような健康飲料を求めているかを知り、どのような検索ワードでそれを調べているかを探ります。
そこで抽出されたワードをキーワードとして記事に盛り込みます。
SEO記事はちょっとしたテクニックも必要なので、こちらの記事で詳細を確認してくださいね。
集客できない原因②アクセスしても読まれない
続いて、読まれないことに関してみていきましょう。
読者が興味や関心のある記事を書いたとしても、内容が誰でも知っているものであったり、反対に難しすぎたりしては、途中で読むのを止めてしまいます。
ブログを最後まで読んでもらえないと、目的の商品やサービスへの誘導が行えず、収益を得ることはできません。
ブログを最後まで読んでもらうためには、読者が知りたいと思っていることを、理解しやすい内容で書くことが重要です。
課題:検索ニーズを満たすブログ記事を作る
では、読んでもらえる記事とはどんなものでしょうか。
それは、テーマが明確で、読者のニーズを満たす内容になっているもの。
そして、読みたいと思わせる魅力的なタイトルがあることです。
これらが揃ったブログは、アクセスされ内容に目が通されるでしょう。
どのように書くといいかは、こちらの記事で詳しく説明しています。ぜひ参考にしてくださいね。
集客できない原因③読まれても行動されない
最後は、問い合わせなどの行動についてです。
ブログ集客の最終目的はご自身や自社の商品やサービスを購入してもらうことですが、その前段階のセミナーや説明会などへの参加も目的になっていることが多いでしょう。
ですから、読者がブログを読んで「購入しよう」「参加しよう」と行動を起こしてもらう必要があるのです。
課題:ユーザーのアクションを促す
ユーザーに行動を起こさせるためには、分かりやすい仕組みを作りましょう。
読者がブログを読んだら、商品やサービスの購入ができる「アクションボタン」、資料請求や問い合わせができる「フォーム」など、次の行動へ誘導するためのツールを設置してください。
読者の「問い合わせしたい」「欲しい」といった欲求をすぐにアクションへと移せる仕組みを作るのはとても重要なことです。
【初心者向け】ブログで集客できない3つの課題と9つの解決策
ここからは、ブログ集客をはじめようとするブログ初心者に向け、効率よくブログ集客を成功させる秘訣をお伝えします。
集客できない課題は3つありますが、その解決策を9つ用意しました。
また、こちらの記事では、ブログ集客におけるコツやグーグルの検索上位表示を狙ったSEO記事などに関して、詳しく述べているので、ぜひ役立ててください。
課題①:ブログ記事を上位表示させる
まず1つ目の課題は、上位表示させてより多くの読者に見てもらうことです。
特に自社商品やサービスを必要としている読者層にリーチすることが必要です。
その解決策は3つあります。
やること1:ターゲット読者を絞り込む
誰に向けてブログを書くのかを明確にして記事を書きましょう。
男性なのか女性なのか、女性なら30代なのか50代なのか、未婚なのか既婚なのか。
これだけでも不特定多数に向けた記事よりも、ターゲットを絞り込むことができます。
仮にターゲットを30代の未婚女性に決定したら、30代の未婚女性が抱えやすい悩みをインターネットで検索してみてください。
また、ターゲットにあたる身近な人に直接質問してもいいでしょう。
「このまま独身で過ごす場合、住まいを賃貸か購入するか悩んでいる」「老後資金の貯め方が分からない」などの悩みが見つかるかもしれません。
そうしたら、その答えやヒントとなるような記事を書くことで、実際に悩みを抱えているターゲットからのアクセスを増やすことができます。
ターゲットをできるだけ細かく設定したうえで記事を書くことで、狙い通りのターゲットが読者になり、記事の内容に共感してもらえるようになります。
ターゲットが困っていることや知りたいことを中心にコンテンツを作ることは、とても大切です。ターゲット設定について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
やること2:上位表示できるキーワードを探す
ターゲットが決まれば、ブログサイトのコンセプトが決まります。
さらには、コンセプトから対策キーワードが見えてきます。
例えば、クレンジングクリームについて書くことになったとします。
ターゲットはお化粧している人たちになり、その次に、その人たちはどのようなクレンジングクリームがほしいと思っているかなどを探ります。
多くの人が美肌になるクレンジングクリームが欲しいことがわかったので、「美肌」「クレンジングクリーム」といったキーワードを選定していきます。
検索で上位表示させるためにもキーワード選びはとても重要です。
どうやってキーワードを選ぶかはこちらで詳しく解説しています。
やること3:記事タイトルを改善する
やることの3つ目はブログの記事タイトルを改善することです。
記事タイトルが短すぎると記事で何を伝えているのかが見えにくくなり、読者の関心を引くことができません。
ですが、反対に長すぎる記事タイトルも、要素が詰め込まれすぎて、何が言いたいのか分からなくなってしまいます。
長すぎる記事タイトルは、検索結果でタイトルが見切れてしまうこともあり、それをわざわざクリックして読む人はなかなかいないでしょう。
記事タイトルが検索結果で見切れないためには、32文字以内に収めることをおすすめします。
記事タイトルには検索されやすいキーワードを盛り込み、分かりやすさを心がけてください。
効果的な記事タイトルの付け方については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
課題②:ユーザーニーズを満たす記事を書いて拡散する
課題①をクリアできると多くのユーザーに自分のブログ記事を読んでもらえるようになります。
ここで課題②が出てきます。
それは、ユーザーニーズを満たすことです。
読みやすく魅力的な記事はたくさんあります。
重要なのは、その記事内容がユーザーのニーズを満たしているかどうか。
単なる面白い記事、興味深い記事では次のアクションへとはつながっていきません。
そして、いかに拡散するようにできるか。多くのターゲットに届けるための工夫が必要です。
やること4:読みたくなるリード文を書く
記事が読みたくなるかならないかは、リード文がとても重要な役割を果たします。
その記事はどのような内容が含まれているかを、端的にわかりやすく書かれたリード文は、読者の興味を引き、記事内容に希望をいだかせます。
ですから、ターゲット層が欲していることをリード文に書きましょう。
効果的なリードの書き方はこちらをお読みください。
やること5:質の高いブログ記事を作る
ユーザーニーズを満たすために、最も重要なことは質の高い記事を書くことです。
手前味噌になりますが、例えば当サイトにおいて次のような記事でユーザーの知りたいことを幅広く取り上げ、個別の記事で詳しく解説しています。
- キャッチコピーとは?事例から学ぶ、考え方と書き方のコツ!
- 売上アップが狙えるホームページの作り方!売れるサイト制作のコツ
毎日記事をアップすることに意識が向きすぎてしまうと、記事の内容が薄くなってしまいます。
中身のない記事を100記事アップしたとして、1記事に1人しかアクセスしないなら合計で100アクセスしか稼げません。
一方、記事の数を減らしても内容が濃く、充実したものにすれば、それを読んだ読者は他の記事も読んでみたいとなり、10記事あれば1人で10アクセスになります。
ですから、10人がアクセスするだけで、あっと言う間に100アクセスに到達します。
このようなコンテンツは「ユーザーの検索意図を満たした良質なコンテンツ」と評価され、検索順位が上がりやすくなり、結果的により多くの人に読んでもらえるブログになります。
質の高いブログを作成するためには、構成をしっかり組み、それぞれの見出しを上手に作る必要があります。詳しくはこちらを参照くださいね。
そして、文章の読みやすさもブログの質を決めていくので、こちらで紹介するテクニックをぜひ使ってみてください。
やること6:拡散されやすいSNSを利用する
ブログのアクセス数を増やすには、クロスメディア戦略を行うとよいでしょう。
個人であればTwitter/Instagram/Facebook/LINE/メルマガなどですね。
特にTwitterはユーザー数が多く拡散力が高いため、活用をおすすめします。
ブログの更新情報をTwitterで告知すれば、ワンクリックでブログに飛んでもらえます。
また、ブログにも各SNSのシェアボタンを設置しておきましょう。
記事を読んで共感してもらえれば、読者がどんどん拡散してくれる可能性が高まりますよ。
ブログ集客には、ブログをハブにして他のSNSツールで拡散力を持つことが必要です。
IT初心者にも分かりやすい方法をこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
課題③:課題解決の手段として問い合わせにつなげる
課題①「記事の上位表示」、課題②「ユーザーニーズを満たす」をクリアすることができたら、最後に課題③について取り組みましょう。
課題③はユーザーのアクションです。
これは、アクションできるように導き、実際にアクションしてもらうことがポイントとなります。
やること7:ブログを通じて信頼関係を作る
読者に価値ある記事を提供できたら、読者との信頼関係づくりを行っていきましょう。
その方法は、ブログを書いている人がどんな人なのかがわかるプロフィールや、信頼できる存在であることを伝える会社案内ページに誘導していくことです。
読者と信頼関係ができれば、販売など、その後につなげていくこともできます。
こちらの記事で、ブログで信頼できるプロフィール作りを紹介していますので、ご参照ください。
やること8:CTAボタンのデザインにこだわる
あなたのサイトはCTAボタンのデザインに気を配れてますか?
ブログ集客では記事を読んでもらったら、商品やサービスを購入してもらえるよう、資料請求や問い合わせなどにアクセスしてもらう必要があります。
それがCTAに該当し、具体的にはリンクやバナーのことを指し、CTAボタンといいます。
CTAボタンは読者の見えやすい位置に設置するのがよいでしょう。
おすすめなのは記事の下部です。読んだ後すぐにアクションが起こせますし、探す必要がないのでストレスを感じさせません。
実店舗でも同じですが、問い合わせ窓口が分かりにくいと「一見さんお断り」と伝えているようなものですので、そうならないようにCTAボタンはデザインやキャッチコピーにもこだわりましょう。
例えば、角のある長方形のCTAボタンはクールで大人びた印象を持たせ、角が丸い長方形は親しみやすさを感じさせます。
また、スマホの場合は指で直接押すため、人の指のサイズに合わせるとよいと言われており、10㎜×10㎜が理想とされています。
CTAボタンのキャッチコピーは、アクションを起こした時に何が結果として得られるのか明確なものがよいでしょう。
「ここをクリック」と書いてあっても、今は詐欺ページなどが横行していることもあり、むやみに押す人はいません。
「資料請求」「メルマガに登録する」「セミナーの予約」「今すぐ購入」など、キャッチコピーでリアクション後どうなるのかが分かりやすい方が、安心してクリックをしてもらえます。
なお、キャッチコピーに工夫を凝らすなら「メルマガに登録する」よりも、「1分で簡単にメルマガに登録する」の方が、心理的なハードルがさらに低くなるでしょう。
こちらの記事では、問い合わせを増やす方法を掲載しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
やること9:ブログ集客を継続する仕組みを作る
読者の検索意図を組んだ良い記事を書いたとしても、検索で上位表示されたとしても、それが一時的なものでは意味がありません。
継続的に効果的に集客できるブログ作りをしていく必要があります。
それには、追加・更新が鍵となりますが、経営者はブログだけに時間を使うことはできません。
そこで、ブログ作成を仕組み化して、自動的にブログ集客できるようにすることをお勧めします。
その一助になるのが、こちらの記事です。
ネタをどのように作っていくかのアドバイスを掲載しています。
また、ブログを書いている時間がない方へのヒントはこちらをご覧ください。
どちらも「こうしたらいいのか!」と役立つ要素が詰まっています。
まとめ
いっときはオワコンと言われたブログ集客ですが、むしろブログ集客は、これからの時代でも通用すると言えるでしょう。
ただし、記事タイトルからリード文、見出し構成、リンク設置、CTAのデザインに至るまでトータルした戦略と戦術が必要になります。
最後に、ブログ記事での失敗しない集客の成功ポイントをおさらいしてみましょう。
- 集客や収益化が目的のブログは、自分の書きたいことではなく、読者の悩みを解決するような記事を書くのが大切
そのために、
- ターゲットを絞り込む
- 上位表示できるキーワードを探す
- 記事タイトルを改善する
- 読みたくなるリード文を書く
- 質の高いブログ記事を作る
- 拡散されやすいSNSを利用する
- ブログを通じて信頼関係を作る
- CTAボタンのデザインにこだわる
- ブログ集客を継続する仕組みを作る
これから、ブログ記事で集客を考えているみなさんには、大きな助けとなることでしょう。
ぜひ、これらのポイントを押さえて、戦略的ブログ記事を作ってみてください。
アンケート調査の概要
【アンケート調査の概要】
■調査概要
調査元:仕組み化学習サイト「シクミ」による独自調査
調査人数:100名(男性50名女性50名)
調査対象:全国の20代~60代の男女
調査期間:2023年3月6日(月)〜2023年3月10日(金)
調査方法:インターネットリサーチ