【初心者向け】ブログのキーワードの選び方!今からできる7つの手順で解説
- キーワードの選び方はブログの集客を左右する?
- キーワードの選び方がわからない!
- アクセス数を伸ばすキーワードの選定方法を知りたい!
ブログのアクセス数を増やすにはキーワード選びがとても重要になってきます。
検索されやすいキーワード選びをしないと、コンテンツの内容が良質でもアクセス数が増えていきません。
この記事では、7つの手順でブログのキーワードの選び方を解説します。
ブログ初心者の人にもわかりやすく、ブログをすでに始めている人にも参考になる内容となっています。
この記事を参考にして、ブログの集客できるキーワードの選び方をマスターしてくださいね。
ブログ記事のキーワード選定が重要な理由は?
ブログ記事のキーワード選定が重要な理由は、あなたのブログが検索されやすくするためです。
ブログのキーワードを決めるときは、悩みを持っていたり調べ物をする人が検索しそうなキーワードを考えるところから始まります。
検索意図を正確に読み取ることで読者にとって有益な記事に仕上がり、記事の質も高くなるのです。
良質な記事は検索されたときに上位表示されやすくなり、ブログの集客にもつながりますよ。
ブログ集客のコツや自分のブログが検索に出てこない原因についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。
SEO対策で使われるキーワード関連の用語を解説
ここではキーワード関連の用語を5つ解説します。
それぞれ特徴があるので、しっかり使い分けることで、集客にも差がでてきますよ。
キーワードの選び方を学ぶ前にしっかりと押さえておきましょう。
ビッグキーワードとは
ビッグキーワードとは検索ボリュームの多いキーワードです。
検索ボリュームとは検索される回数のことを指しています。
具体的な数字でいうと、月に10,000回以上検索されているのがビッグキーワードです。
検索ボリュームが多いため、競合も多いのが特徴です。また、ビッグキーワードは1語で検索されます。
ミドルキーワードとは
ミドルキーワードはビッグキーワードとスモールキーワードの中間にあるボリュームのキーワードです。
月に検索される回数の目安は1,000〜10,000回となっていますよ。
ミドルキーワードは2語で検索されます。
たとえば「ブログ ランキング」「ブログ 収益化」など、ビッグキーワードよりも読者の悩みに近づきます。
ビッグキーワードよりも競合が少なく、スモールキーワードよりも読者からの需要が見込めるのがミドルキーワードの特徴です。
スモールキーワード(ロングテールキーワード)とは
スモールキーワードはビッグキーワードやミドルキーワードよりもボリュームの少ないキーワードです。
ロングテールキーワードとも呼ばれています。
月に検索される回数の目安は1,000回未満で、3語以上で検索されます。
たとえば「ブログ 収益化 おすすめ」「ブログ 収益化 難しい」など、読者の悩みにピンポイントに寄り添えるキーワードです。
スモールキーワードになると、競合も少ないので、上位表示も狙いやすくなるのが特徴です。
SEOキーワードとは
SEOキーワードとは、検索エンジンの検索窓にユーザーが入力するキーワードです。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化を意味します。
SEO対策をするためには、ユーザーが検索する意図を汲み取る必要がありますよ。
メタキーワードとは
メタキーワードとはメタタグの1つです。
簡単に説明すると、サイト内の情報の要約を記入するタグですね。
以前は設置することで効果があるとされていました。
しかし「Google は keywords メタタグをウェブ検索のランキングで使用することはありますか。」の質問に対して、以下のように回答しています。
Google のウェブ検索(Google.com 検索として知られている、数多くのユーザーが毎日使用する検索)では、キーワード メタタグは完全に無視されます。現時点で Google 検索のランキングに影響が及ぶことはありません。(※1)
このようなことから、現在はメタキーワードの重要度は低いと考えられますね。
(※1)Google 検索セントラル ブログ 『Google はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません』
【簡単】ブログ記事のキーワードの選び方を7ステップで紹介
ブログのキーワードの選定は難しいと悩む方もいますよね。
ここではブログ記事のキーワードの選び方を7つのステップで紹介していきます。
手順を踏んでいけば、簡単にキーワード選定ができますよ。
手順①記事の大きなテーマを考える
まずはあなたがブログを通して発信していきたい大きなテーマを考えていきましょう。
たとえば、このような感じで大きなテーマを考えていきます。
- お菓子作りのレシピについて記事を書きたい
- 旅行が好きだからおすすめの場所の魅力を書きたい
- ジムのトレーナーをしているから、筋トレの方法を発信したい
「○○だから××について書きたい」といったように、さまざまな案をだして記事のテーマを考えてください。
大きなテーマを考えるときのコツもみていきましょう。
【コツ】大きなテーマはニーズのあるものを選ぶ
ブログで集客を上げるためには、ニーズのあるテーマがおすすめです。
多くの人が悩みやわからないことを調べるために、ネットで検索をしますよね。
ニーズのある悩みや問題の解決方法や情報を記事にすることで集客を上げることができます。
なので、検索する人の意図を考えてテーマを決めるのが大切です。
また、テーマがニッチすぎると検索をする人が少なくなるので注意しましょう。
【コツ】シンプルにする
テーマはシンプルなものをおすすめします。
シンプルな方がテーマを考えやすいですし、わかりやすさもあるからです。
テーマを考えるときに内容を絞りすぎると、自分の偏った考えに寄ってしまいます。
そうすると読者のニーズからズレていってしまうので注意してくださいね。
手順②読者が使いそうなキーワードを集める
次の手順は、読者が使いそうなキーワードを集める作業です。
ブログで集客を上げるには、読者がどんな悩みや知りたいことがあるかを考えていく必要があります。
思いついたものは忘れないようにメモをしていきましょう。
たとえば読者の知りたいことが「筋トレをして健康的に痩せるメニューを知りたい」の場合は、「筋トレ 痩せる メニュー」といったキーワードが集まりますね。
キーワードを集めるときのコツについてもみていきましょう。
【コツ】検索数が多いキーワードかを気にしなくていい
初心者の人がキーワードを決めるときは、検索数が多いキーワードかを気にしなくても大丈夫です。
まずは思いつきでいいので、いくつかキーワードを書きだしていきましょう。
最初の段階ではどのようなニーズがあるのかを考え、多くのキーワード候補をだすことが大切です。
キーワードは1つだけでなく、最低4つくらい考えてください。
【コツ】質問サイトで調べる
読者の悩みや不安、抱える問題について調べるときは「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などの質問サイトの活用をおすすめします。
質問サイトからは読者の本当の悩みや知りたいこと、いわゆる「生の声」を知ることができるからです。
さらに質問サイトで質問されていることは、同じ悩みを持っている人が一定数いると予測できますよね。
質問サイトを参考にすれば、読者のニーズが多いキーワード選びができます。
【コツ】ライバルサイトを調べる
ライバルサイトとは自分が思いついたキーワードを検索したときにでてくる、なかでも上位10記事のことです。
上位10記事は良質な記事だと評価されているからこそ上位表示されているので、どんなキーワードを使ってるのかを調べて参考にしてください。
また同じキーワードでも、ターゲットが違うケースは多いです。
自分が想定しているターゲットにあったキーワード選定ができているかを、ライバルサイトを参考に見直しましょう。
手順③ツールを使って検索されているキーワードを調べる
3つめの手順では、ツールを使って検索されているキーワードを調べてみましょう。
ツールを使って検索するとニーズのあるキーワードがわかるので、SEO対策に便利です。
またツールを使うと自分が考えたキーワードと違う、ニーズの高いキーワードを知ることができます。キーワードはメモをしておいてくださいね。
ツールを使用すると、キーワード候補の他に検索ボリュームも分析できます。
次のステップで検索ボリュームを使うので、検索したキーワードとその検索ボリュームをメモをしておいてください。
次のステップに行く前にここでは、ニーズのあるキーワードを調べられるツールを5つ紹介します。
【おすすめのツール】Googleサジェストキーワード
1つめはGoogleサジェストキーワードです。
Googleの検索窓で検索したときに、候補として表示されるキーワードです。
検索される頻度の多いものや、関連性の高いワードが表示されるといわれています。
検索される頻度が高いワードなので、ニーズが高いキーワードですね。
【おすすめのツール】キーワードプランナー(Google 広告)
キーワードプランナーはGoogle広告内に設置されています。
なので使用する際は一般的なGoogleアカウントの他に、Google広告のアカウントも必要です。
Googleキーワードプランナーを使うことにより、キーワードの月間検索数や関連したキーワードを調べることができます。
ブログの記事を書く時のSEO対策に必要な情報を得られるのでとても便利ですよ。
【おすすめのツール】ラッコキーワード
ラッコキーワードは、検索するときに表示される関連キーワード(サジェストキーワード)を取得できます。
さらに、キーワードと一緒に使われることが多い言葉の「共起語」や「類義語・同義語」などを取得できるツールも使うことができます。
ラッコキーワードは無料版でもほとんどの機能を使うことができますよ。
有料版だと1日に検索できる回数が増えたり、キーワードの月間検索数も調べられるようになります。
ブログで集客するには最適のツールですね。
【おすすめのツール】aramakijake
aramakijakeは無料で使用することができる便利なSEO対策のツールです。「アラマキジャケ」と読みます。
aramakijakeは「検索数予測ツール」と「競合検索数予測ツール」の2つのツールがあります。
検索数予測ツールはキーワードの月間推定検索数や関連語などを調べることができます。
競合検索数予測ツールは、競合しているサイトの月間推定検索数や現在の順位など、キーワードとURLを入れることで簡単に調べることができますよ。
【おすすめのツール】Ubersuggest
Ubersuggestはキーワードの月間の検索数やSEO難易度、さらにサジェストキーワードを調べることができます。
また、競合サイトのキーワードや流入数を調べることも可能です。
もちろん自分のサイトの流入数を調べることもできますよ。
Ubersuggestには無料版と有料版があり、無料版では1日に検索できる回数に制限があります。
有料プランは3つあり、パーソナル/ビジネス/エンタープライズと料金が高くなっていきますよ。
手順④検索ボリュームを調べる
次の手順は検索ボリュームを調べることです。
検索ボリュームとは、あるキーワードが月間に検索される回数のことです。
検索ボリュームの調べ方は、手順3で紹介したツールを使うと調べることができます。
キーワードプランナーやUbersuggestなどを使って検索ボリュームを調べてまとめておきましょう。
検索ボリュームが大きいキーワードはライバルサイトが多く、大企業や官公庁など権威性の高いサイトが多いので、検索上位を狙うのは難しいでしょう。
逆に検索ボリュームが極端に少ないと、検索される回数も少なくなります。
なので狙い目の検索ボリュームは100〜500のキーワードです。
検索ボリュームはブログのアクセス数にも関わってくるので、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
手順⑤キーワードを整理する
ある程度の数のキーワードを集めたら、次は整理していきます。
手順4でメモしておいたキーワードを、ExcelやGoogleスプレッドシート、マインドマップを使って整理をしてください。
キーワードを色分けすると見やすくなりますよ。
整理の仕方には他にもコツがあるのでみていきましょう。
【コツ】読者が満たしたい欲を絞る
コツ1つめは読者が満たしたい欲を絞ることです。
読者がネットで検索するときは、次の4つの目的があるといわれています。
- 知りたい
- 行きたい
- やりたい
- 購入したい
この4つの欲の違いで、検索するキーワードが異なってきます。
なので、自分で書く記事はどの欲を満たすものなのかを決めてください。
集めたキーワードのなかで読者が満たしたい欲に該当しないキーワードは、塗りつぶすなどをするとわかりやすくなります。
たとえば沖縄旅行に行きたい人の欲を満たすなら、「沖縄 賃貸」「沖縄 歴史」などのキーワードは候補から外せますよね。
読者の満たしたい欲から、キーワードを整理しましょう。
【コツ】初心者はロングテールキーワードがおすすめ
2つめのコツは、初心者はロングテールキーワードを使うということです。
ロングテールキーワードを使うと大手企業などの強力なライバルサイトが少ない、もしくはいないため、個人が検索上位を狙いやすくなるからです。
またロングテールキーワードは3語以上のキーワードを組み合わせるため、読者の検索意図がわかりやすくなります。
検索意図が明確になるので記事も書きやすいですよ。
手順⑥キーワードを選定して検索する
キーワードの候補をいくつか決めたら、実際に検索をしてみましょう。
Googleが順位を決める基準に、専門性/権威性/信用性があります。
なので上位表示の1ページめの10記事が行政や病院、学校などの場合は個人のブログが上位表示されるのは難しいです。
たとえば病気の症状についてお医者さんよりも、個人のブログを頼りたい人はいませんよね。
わざわざ上位表示が難しそうなキーワードを選ぶ必要はありません。
検索をして、権威性や専門性が高いサイトが上位の場合は、違うキーワードを選ぶことをおすすめします。
また上位サイトに企業やニュース、ブログ(ライバルサイト)がない場合は読者からのニーズがほぼないので、この場合も違うキーワードにしたほうが良いでしょう。
手順⑦キーワードを1つに決めて記事へ入れていく
最後は記事を書くキーワードを1つに決めて記事を書きましょう。
記事を書くときはタイトルやディスクリプション、大きな見出し、本文などにキーワードを入れることが重要です。
キーワードを入れるコツを解説していきます。
【コツ】キーワードと共起語でSEOに強い記事にする
キーワードと共起語を上手く入れていくことで、SEOに強い記事になります。
共起語とは決めたキーワードと一緒に使う機会が多いワードです。
たとえば「SEO」というキーワードなら、「キーワード」「Webサイト」「対策」「上位表示」などのワードです。
見出しやディスクリプション、本文に共起語を盛り込んでSEO対策をしましょう。
【コツ】キーワードは違和感のないように入れる
2つめのコツは、キーワードは違和感のないように入れることです。
SEO対策として本文中にキーワードを盛り込むことは重要なことですが、文章に違和感があるととても読みにくい文章になってしまいます。
文章が読みにくいと読者の滞在時間が短く、そもそも記事を読んでもらえません。
なので、読みやすく自然な感じでキーワードを入れましょう。
キーワードは決めて終わりではない!その後の分析も大切
キーワードを含んだ記事が完成して投稿してもまだ終わりではありません。
その後の分析もブログは大切な作業です。
キーワードで狙ったターゲットに読まれているか、狙った順位にいけているかなどブログを分析してください。
狙いどおりの結果がでていないようなら、記事のリライトやキーワードの選び直しなども考えたほうがよいでしょう。
ですが修正すべき箇所を探すのはかなりの作業量になります。
そんなときにおすすめなのが「SEO分析ツール」です。
外部対策、内部対策、キーワード選定など、ツールにも種類がいくつかあります。
自分にあった分析ツールを使って、集客できるブログにしていきましょう。
キーワードが決まったら次は記事構成をしよう!
キーワードが決まったら、次は記事の構成を考えましょう。
記事を書く際は文章の骨組みである記事構成を作ることが大切です。
構成を決めることで文章を迷わずに書き終えることができますよ。
ブログ記事の構成についてはこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
ブログの記事を書くときのキーワードの選び方について解説してきました。
ここでもう一度ポイントをおさらいします。
- 記事のテーマとブログの読者が検索しそうなキーワードを考える
- ツールを使ってキーワードの検索ボリュームなどを調べる
- キーワードを整理してニーズが高そうなキーワードを選定する
- キーワードをひとつに絞り込む
キーワードの正しい選び方がわかれば、上位表示も狙いやすくなるでしょう。
最初は難しいかもしれませんが、回数を重ねるごとにブラッシュアップできますよ。
この記事を読んであなたのブログ記事のキーワード選びの参考にしてくださいね。