【初心者あるある】ブログのアクセスが伸びない3つの原因と解決法
- ブログのアクセスが伸びないのはなぜ?
- どんな記事を書けばいいの?
- ブログアクセスが伸びないときは何をすべき?
ブログのアクセスが伸びないのには原因があります。原因を知り、その解決法を取ることでアクセスを伸ばすことができます。
自分では良い記事を書いたつもりでも、アクセスしてもらえなければ意味がありませんよね。とくに、ブログを始めたばかりの初心者が、気を付けるべきことが何点かあります。
アクセス数が安定すれば、記事の質を高めたり、余裕を持ってブログ管理を進められたりと他のことにも時間をかけられるようになるはずです。
ブログ初心者や「PVを増やしたい」「ブログのアクセスを伸ばしたい」と考えている人、「PVが増えない」と不安がある人も、ぜひ参考にしてください。
アクセスが伸びないのはなぜ?ブログ集客がうまくいかない3つの原因
アクセスが伸び悩んだり、ブログ集客がうまくいかないことには3つの原因があります。検索ページで上位表示されないこと、市場が小さいこと、ブログを始めてまだ日が浅いことです。
ここでは、その3つの原因を詳しくみていきます。
アクセス数が伸びないとブログ集客もうまくいきません。まずはたくさんの人に記事に立ち寄ってもらうことが大事ですよね。
原因①上位表示されないから
検索で上位表示されなければ、アクセス数は伸びません。なぜなら、ほとんどの場合読者は表示順に記事を読むからです。
上位記事で満足した読者は検索ページから離れてしまい、下位の記事を読むことはないですよね。ですからアクセス数を伸ばすには、上位表示される必要があります。
上位表示されるためには読者のニーズに答えることが重要です。読者目線の考え方をすることによって、ニーズを知ることができますよ。
アクセスが少ないと感じたなら、「読者にとって価値のある情報」になっているか、「日記」になっていないか、という点を読者目線になって再度確認してください。
読者視点から考えるべき2つの点を、もう少し詳しくみていきましょう。
ブログが検索しても出てこないことに悩んでいる方は、こちらの記事を参考にしてください。
読者にとって価値のある情報か
読者にとって価値のある情報とは、「読者が知りたいこと」や「読者の疑問を解決するための情報」です。
誰しも「自分にとって価値がない」と感じる記事は読みませんよね。自分が読者の立場になった時を想像してください。そして、「何が知りたいか」「どんなことで困っているのか」を考えましょう。
読者目線で考えると必要な情報が分かってきますので、その点に気を付けながら、書いた記事をもう一度確認してください。
読者のニーズにしっかりと応えているブログが上位表示される傾向にありますよ。
日記になっていないか
「書きたいことだけ書く」という考えの人もいますが、それでは上位表示されるようなブログにはなりません。
自分の書きたいことだけを書いた記事は、日記のようになるため有名人でもない限り興味を持ってもらえないからです。
もう一度文章を読み直して読者目線で書けているか、日記のような記事になっていないか、よく確認してください。
上位表示を目指すのであれば、自分の書きたいことを書くのではなく、想定する読者の悩みに寄り添った記事を書きましょう。そうすると、読者は興味をもって読んでくれますよ。
原因②市場(マーケット)が小さいから
そもそも読者からの需要がないとアクセスは伸びません。
たとえば記事の内容がマニアック過ぎると、興味を持ってくれるのがマニアに限られますよね。
少数の人にしか検索されないことは、市場(マーケット)が小さいことを意味します。中長期的にみても分母が少ないとすぐに頭打ちになってしまいますね。
大勢の人に検索される大きな市場(マーケット)は、みんなに求められている、ニーズがある市場です。市場にそれなりのニーズがあるのかを再度確認しましょう。
原因③ブログを始めて日が浅いから
ブログを始めてまだ日が浅い場合は、上位表示がされにくくアクセス数は伸びません。
ある程度まとまった記事がないと検索エンジンからの評価が低いのが原因です。 評価をあげていくことを目標にして、実績を重ねる必要があります。
まずは30記事書くことを目指していきましょう。 ブログを始めて日が浅いと不利なことについて、もっと詳しく説明していきます。
記事数が少ない
先ほどもお伝えしたように、記事数が少ないと検索エンジンに評価されません。
記事が少なくても多くの人に読んでもらえるブログを書ける人もいますが、始めたばかりだと何を書くか悩む人のほうが多いですよね。
何度も記事を書いていくうちに、書き方のコツがつかめてきます。書くごとにライティングスキルも上がっていき、読んでもらえる記事が書けるようになりますよ。
検索エンジンの評価を得られるように、できるだけたくさんの記事を書いていきましょう。
こちらの記事では、100記事書いても稼げない理由を解説しているので、あわせてチェックしてください。
ドメイン取得から3か月以内
ドメインを新しく取得して始めたブログは、検索エンジンに認識されるまでに最低でも3カ月程度かかります。
検索順位はドメインパワーが影響します。ドメインパワーとは、検索エンジンからの信頼度を数値化したものです。
まだ始めて3か月以内の場合は、アクセスが伸びなくても「認識されていない」と考え、あまり気にしなくても大丈夫ですよ。
しかし記事の質が低いときは、いつまで待っても評価はされません。放っておいて大丈夫な記事かどうかを見極めて、悪いところは修正してくださいね。
【アクセスが増えない悩みを解決!】ブログ初心者がPVを増やす方法
ここからはアクセスが増えない悩みを解決するために、ブログ初心者がPVを増やす方法について紹介します。
PVを簡単に説明すると、「Page View」の訳でページが見られた回数を表しています。ひとりの読者がページを2回見ればPV数は2となり、ページに来てくれた読者数=PV数とは限らないので注意してください。
ここではPVを増やす以下の3つの方法を詳しくみていきましょう。
ニーズを満たす記事を書く
読者のニーズを満たすとは、読者が知りたい情報が書いてあることです。知りたい情報が書いてある記事なら読んでみたいですよね。
読者のニーズを満たす記事を書くために、まずは、読者の悩みを知りましょう。ニーズを満たす記事を書くための手順をステップ1~4にわけて説明します。
ステップ①想定する読者の悩みを調査
まずはターゲットを絞り、ターゲットとなる読者の悩みを調査します。読者の悩みといっても、読者全員の悩みを知り答えるのには無理がありますよね。
そこで「この人の悩みは何だろう?」と、特定の人に読者を絞るのが大切です。読者の抱える悩みや不安、問題をイメージしやすくなりますよ。
たとえば「20代会社員/副業を始めたい人」をターゲットに想定すると、「副業の種類がわからない」「会社には内緒で始めたい場合はどうすれば良い?」など、悩みや不安の予想がつきますよね。
読者を想定することにより「何を悩んでいるか」が、スムーズに調査でき、ニーズを満たす記事を書く準備ができます。
ネット検索や知恵袋などを使って想定する読者の悩みを調査してください。
ステップ②悩みにあったキーワード選定
次にキーワードを選定しますが、読者の悩みに合うキーワード選びが重要です。
キーワード選定を間違えると、検索順位が上位になっても読んで欲しい人にブログを届けられません。
たとえばある医院の「坐骨神経痛」の患者さんに向けたブログで、「腰/痛い/足がしびれる」とキーワードを設定したとします。
このキーワードだと「腰が痛いのはなぜ?」「足がしびれるのはどういった病気が考えられる?」といった病名を知らない、もしくは気付いていない患者さんがターゲットだと想定できます。
ですが「坐骨神経痛」の患者さんに向けたブログと伝えたように、ブログを届けたいのは自分の病名が坐骨神経痛だとわかっている患者さんですよね。
つまり「坐骨神経痛/治療」のような、ターゲットの悩みに応えるキーワードの設定が必要になるのです。
良い情報が得られる記事でも、本当にその情報が必要な人に届かなければ意味がありませんよね。キーワードを選定するうえでも、読者の立場になってください。
ステップ③上位記事を読み込む
検索結果上位の記事を読み込むことで、どのようにすればニーズを満たす記事を書けるのかがわかってきます。ライバルサイトをしっかりと読み込み、良いところは積極的に取り入れてください。
自分では思いつかない考えなど、他人の書いた記事を読むと参考にすべき点がたくさん出てきます。
また、読んでいるときのあなたは読者ですから、「ライター目線」「読者目線」どちらの視点からも勉強できますね。
ステップ④問題解決となるような記事を書く
最後のステップは、問題解決となるような記事を書くことです。ライティングには書き方の型がありますので、型を利用して文章を作成してください。
代表的な型は「PREP法」です。PREP法とは以下の英単語の頭文字を取っています。
- Point:要点(結論/主張)
- Reason:理由(結論に至った理由/そう主張する理由)
- Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例/データ/状況)
- Point:要点 (結論/主張)
「はじめに要点を伝え、結論に至った理由を説明、説得力を持たせる事例やデータの提示、最後にもう一度要点を述べる」という流れで構成します。
PREP法の型の特徴は、結論重視でひとつのことを具体的に伝えるので「説得力がある」ということです。読者の問題を解決するためには、適した型ですね。
加えてライターも、PREP法の型にあてはめていけば悩まずに文章作りができますよ。
オリジナリティのある記事でライバルとの差別化を図る
人と同じような記事になっていては、選ばれる確率が低くなりますよね。PVを増やすためにはライバルとの差別化を図らなければいけません。
先ほど上位記事を読み込むことをおすすめしましたが、ここでも重要になります。
アクセスの多い上位記事の内容を参考にしつつ、自分の成功した体験、失敗の体験や考えなどを交えオリジナリティー溢れる記事を書いてください。
そうすることで、ライバルとの差別化を図ることができます。あなただけにしか書けないことを記事にしたら、興味を持ってもらえますよ。
定期的に同じテーマの記事を書いて発信する
定期的に同じテーマの記事を書いて発信することもPVを増やす方法のひとつです。なぜなら、そのテーマに興味を持っている読者がリピーターとなり、見に来てくれるからです。
また同じテーマで発信していれば、専門性が高まり検索エンジンからの信頼度も高くなりますよ。
テーマには、自分が「好きなもの」や「興味があるもの」「もっと知りたいと思っているもの」など、すすんで書きたくなるようなものを選ぶのがおすすめです。無理なく続けていけますよね。
ですが、テーマがマニアックなものはNGです。
最初にお伝えしたように、市場が小さいと読者数が少なく、続けるのも難しくなってしまいますよ。テーマはなるべく多くの人が読んでくれそうなものにしてくださいね。
オーガニック検索(自然検索)からブログへ流入を増やすコツ
オーガニック検索(自然検索)とは、検索結果画面の広告枠を除いた部分のことで、ブログなどのWebサイトに読者が流入するときのルートになります。
オーガニック検索(自然検索)から「いかに流入を増やせるか」も重要なポイントですよ。
ここからは、オーガニック検索(自然検索)からブログへの流入を増やすコツを3つ紹介します。
コツ①月間検索数100~500のキーワードを狙う
ひとつ目のコツは、月間検索数100~500回のキーワードを使うことです。この100~500回までの間に入っているキーワードを狙うと、ブログ流入を誘うことができますよ。
そのためには、まず検索数を調べてください。
検索数を調べるためにおすすめなのは、「Google キーワードプランナー」というツールです。キーワードの検索数を調べる目的なら無料で使えます。
しかし、検索数が多いからと言って上位のキーワードを選んではいけません。競合が多いため、せっかく書いた記事が埋もれてしまいますよ。
狙うべきは、検索数100~500のキーワードです。競合は少なめで、需要のあるキーワードが月間検索数100~500回であるケースが多いからです。
ぜひ「Google キーワードプランナー」で調べた「検索数100~500のキーワード」を使って、自分のブログに誘ってくださいね。
コツ②ロングテールキーワードを意識する
もうひとつキーワードについてのコツがあります。ロングテールキーワードを意識して使い流入を増やす、ということです。
ロングテールキーワードは、複数のキーワードで構成されている検索キーワードです。ロングテールキーワードの特徴として、「月間の検索数が100~500回未満」があげられます。先ほどお伝えしたように、月間の検索数(検索ボリューム)が100~500回未満は競合が少なく、読者からニーズがあるところなので狙い目ですよ。
ロングテールキーワードを意識して、「東京 観光地 穴場」といったように3語以上のキーワードを設定するとよりターゲットを絞り込むことができ、ニーズに合った記事が作成しやすくなります。
また3語以上になると、ライバルが減るので上位表示されやすくなるのも利点です。3語以上のロングテールキーワードを意識して記事を作成してください。
ブログのキーワドの選び方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
コツ③魅力的なタイトルを作成する
魅力的なタイトルの記事には誰もが興味を持ちますよね。記事を読んでもらうためには魅力的なタイトルを作成するのが大切です。
タイトルは思わず読みたくなるような文で作ってください。以下のようなポイントは興味をひくタイトル作りに役立ちますよ。
- 検索キーワードを入れる
- 誰もが目を引くフレーズを入れる
- 驚くようなことを伝える
他にもタイトルに数字を使うことも効果的です。魅力的なタイトルを作成することも、ブログへの流入を増やすコツになります。
ブログのタイトルのつけ方はこちらの記事で詳しく解説しています。
【伸び悩み】ブログのアクセスが伸びないときにやるべき3つのこと
ここまで、アクセスを伸ばすための方法を紹介してきましたが、それでもうまくいかない場合がありますよね。
ブログのアクセスが伸び悩みしているときには、「読者のニーズに答えることができているか」「キーワードなどにズレがないか」などを確認してください。
そのためには、アクセス解析ツールによる分析や記事のリライト、SNSを活用して集客する、など3つのやるべきことがありますよ。
具体的にどうしたら良いのかを詳しくみていきましょう。
アクセス解析ツールで分析
ターゲットやニーズに相違がある場合、アクセスが伸びることはありません。
想定しているターゲットにブログが届いているのか、必ずアクセス解析ツールを使って訪問者を分析しましょう。
アクセス解析ツールとしておすすめなのが、以下の2つです。
どちらもGoogleアカウントがあれば無料で使用できますよ。
アクセス解析ツールで分析すると、ブログ訪問者のデータがわかるので、ターゲットやニーズに相違がないかの確認ができます。分析結果をもとに修正点をみつけてくださいね。
伸びない記事をリライトする
アクセスが伸びない記事はそのままにせずにリライトします。アクセス解析ツールで分析した結果をもとに、修正点を改善していきましょう。
分析結果をキーワードや記事構成の見直しに役立て、想定するターゲットのニーズに答えるようリライトしてください。
また更新日や記事の内容が古くなってくると、読者が不信感を持つこともあるので、新しい情報に変えていくことも忘れないでくださいね。
SNSを活用して集客してみる
検索流入が少ない時期はSNSで集客してみることもひとつの手段です。しかし、SNSからの集客は一時的なものです。
SNSに頼ると記事をシェアした時にしかアクセスが増えないので、長期的なことは期待できません。
そのうえ、記事の質が低いと逆効果になる場合もあるので、質の高い記事であることが大前提です。
SNSを活用しながら、質の高い記事を載せていくことで集客の可能性が高まりますよ。
ブログ×SNSについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
ブログのアクセスが伸びない主な原因は、検索ページで上位表示されないことです。上位表示されない理由には、読者の知りたい情報提供ができていなかったり、ブログを始めて日が浅いケースが考えられますよ。
最後に簡単に、紹介してきたアクセスを伸ばすための方法をまとめます。
- 読者のニーズを満たす記事を書く
- オリジナリティーのある記事でライバルとの差別化を図る
- 同じテーマの記事を定期的に発信する
- キーワードを意識する
- アクセス解析ツールを使い分析する
ブログをはじめたばかりの人は、まず30記事を目標にして書いていきましょう。
うまくいかないと感じた時には、上位記事を読み込んだり、以前書いた記事を読み返してリライトするなどの方法もありますよ。
何度も書いていくうちに段々とコツがつかめてきますので、すぐに結果が出なくても焦らずに、繰り返し記事を書いてくださいね。