運営者プロフィール

森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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WEBライター起業をおすすめしない理由!体験談と失敗しない開業の仕方

  • WEBライター起業って簡単?
  • 副業ライターでそこそこ稼げたから、本業にシフトしたい
  • WEBライター起業は失敗しやすいって本当?

WEBライター起業は、時間や場所にとらわれず、自由に仕事ができるイメージがありますよね。

しかし「簡単に月収〇〇万円」「誰でもなれる!WEBライター!」など甘い言葉ばかりを信じて起業をすると、他の仕事と同じように挫折や失敗をするリスクが高くなるので注意が必要です。

そこで、この記事では起業の失敗実例を紹介しつつ、WEBライターの開業について解説します

WEBライターという職業への勘違いや疑問を解決し、成功までのロードマップを考えていきましょう。

目次

WEBライターの挫折・起業失敗の実例

WEBライターの起業で失敗をしないために、実際あった失敗の実例を見てみましょう。

「失敗は成功の母」とよく言うように、失敗の経験はとても貴重です。

失敗談を聞くことは、実際にWEBライターとして仕事をするうえで問題となる事柄や、トラブルなどを知ることができます。

問題やトラブルを知ることで、解決する方法を考え、あらかじめトラブルを回避するシステムの準備や心構えに役立てましょう。

30代女性WEBライターの失敗:起業から失敗までの経緯は?

正社員として働いていた時に副業として始めましたが、徐々に受注が増えてきました。

「もう独立してもやっていけるかな」と思い、会社を辞めて個人事業主として起業しました。

その時契約していたクライアントは2社です。

ただ、正社員のころのお給料と同じくらい稼げてはいたものの、それ以上に稼ぐのは少し難しいという感じでした。

そして個人事業主として独立して3か月で、2社のうち1社が閉業したのです。

すぐに他を探しましたが元の収入にはなかなか届かず、もっとクライアントを増やしてから起業するんだったと後悔しました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

30代女性WEBライターの失敗:起業失敗の理由は?

自分の計画が甘すぎました。

1社がだめになっても収入を確保できるように、せめて4社か5社と契約しておくべきでした。

また、個人で仕事をするということがどういう事なのか、をまったくわかっていなかったです。

日々自分のペースで仕事ができるようになったことに胡坐をかき、営業活動をしていなかったので仕事が増えるはずもありません。

しかしこのことで、正社員として働いているときの営業部隊へ、有難みを痛感しました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

30代女性WEBライターの失敗:今回の失敗から得た学びは?

事前準備と、起業した後の計画をもっと綿密に立てておくべきでした。

また、もっと人のつながりを作って、仕事がもらえるように働きかけをしておくべきだったと思います。

仕事があって、それをこなすよりも、「仕事をとってくる」ということが何より大変なのだと痛感しています。

保険でクライアントをいくつかもっておくこと、そしてだめになっても大丈夫なように貯金はしっかりとしておくべきですね。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

WEBライターの起業・独立をおすすめしない理由とは?

もしWEBライターについて「開業資金がいらない」「簡単・ラク」と考えているなら、WEBライターの起業はおすすめしません。

WEBライターとして起業するということは、仕事を探すところから収支の管理まで、すべて自分でおこなう必要があり、WEBライターだからといって起業がラクになるわけではないからです。

実例でも、ある程度の見通しを立てて起業をしていますが、あとに「事前準備と、起業した後の計画をもっと綿密に立てておくべきでした。」といっていますね。

WEBライターとして、明確なビジネスモデルを描けないのであれば、起業や独立の計画を見直してみましょう。

ビジネスモデルの作り方は、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

失敗しないWEBライター起業・開業の手順

ここからは、開業までの手順として、ビジネスモデルの決定から、具体的な目標の設定の方法を解説します。

「何となく」の部分をできるだけ具体的に構想することで、「WEBライターになった自分」を客観的に見つめてみるとよいでしょう。

これからまとめる5つのステップに、自分の目標や現在の状況を当てはめて考えてみてくださいね。

ステップ①ビジネスモデルを決める

まずは、先ほどの説明にもあったビジネスモデルを決めましょう。

ビジネスモデルとは、利益を生み出しビジネスを安定させる仕組みのことです。

ここでは、ライティングスキルを収益化するビジネスモデルとして一般的な下記の3つを解説します。

ビジネスモデルを決める際は、「誰に」「何を」「どうやって」という3つのテーマに当てはめながらコンセプトも考えるのがコツですよ。

【ビジネスモデル】WEBメディアを立ち上げる

WEBライターの1つ目のビジネスモデルが、WEBメディアを立ち上げ、収益を得る方法です。

具体的には自身でブログやサイトを運営することで、アフィリエイトやGoogleアドセンスを活用し、収益を得るといった仕組みですね。

WEBメディアの運営は、初期費用が少なく始めやすい一方、集客力がつくまで結果が出にくいという点も考慮して、ビジネスモデルを決定しましょう。

【ビジネスモデル】スキルの販売

WEBライターの2つ目のビジネスモデルが、専門的なスキルを活かして収益を得る「スキルの販売」です。

具体的には、ライター講座の開設や書籍の販売など、自分のWEBライターとしての経験を商品化して販売する方法ですよ。

専門性の高いことだけでなく、好きなことや人より詳しいことなど、自分にとっては当たり前のようにできることを販売できるのも、スキル販売の強みです。

【ビジネスモデル】クラウドソーシングの活用

クラウドソーシングの活用も、スキルの販売のひとつといえるでしょう。

クラウドソーシングの活用は、WEBライターがクラウドソーシングサイトへ登録し、仕事を受注することで収益を獲得するビジネスモデルです。

自分のスキルを商品化するというよりは、自分自身を「WEBライター」として売っていくとイメージするとわかりやすいですね。

クラウドソーシングサイトとは、インターネットを介して業務を外注するクライアントと、それを受注するワーカー側をつなぐプラットホームのような役割を担うサイトです。

自分を安売りせず、しっかり利益を生み出せる仕組みを考えることが大切ですよ。

ステップ②専門分野を確立する

ビジネスモデルを決めたら、次は、専門分野を明確にしていきましょう。

専門性の高いWEBライターは、仕事を依頼する側からも信頼を得やすくなり、継続して受注できることで、利益を上げやすくなります。

より詳しく、WEBライターの専門分野の見つけ方をみていきましょう。

【見つけ方】実践していることから探す

自分にとって当たり前の知識や体験も、立派な「強み」であり、専門分野になり得ます。

たとえば、普段からお弁当作りが日課なら、その経験を「週1,000円で作れる、お弁当献立3週間分」という記事にできますね。

このように特別な専門知識がなくても、自身の経験や体験を自分の言葉で切り取ることで、専門分野が見えてくるでしょう。

ぜひ、小さなことでも自分の実践していることを考えてみてくださいね。

【見つけ方】経歴や資格から探す

資格や経歴から専門分野を探すのもひとつの方法です。

たとえば、10年間保育士として働いた実績から「子どもの発達をたすける遊び」という記事を提案すると、とても説得力がありますよね。

特別な資格でなくても、長年続けていることや人とは違う経歴を持っているなど「自分独自の視点から仕事ができる」というポイントを大切にしましょう。

資格や経歴など、自分自身を振り返ると、専門分野が見つかりやすくなりますよ。

ステップ③目標値を具体的に決める

次は、WEBライターとしての目標値を具体的に決めていきましょう。

どのビジネスモデルにするかによって、目標値の計算の仕方は違いますが、ポイントは期間と金額を明確にすることです。

たとえば下記のように、時間単価を目標値として設定するのもいいでしょう。

  • 1日7時間、20日間稼働
  • 目標金額:1か月20万円
  • ビジネスモデル:クラウドソーシングの活用
  • 報酬のタイプ:文字単価

この場合1か月の稼働時間は、7(時間)×20(日)=140(時間)なので、20万円売り上げるための時間単価は、20(万円)÷140(時間)=約1,429(円)と計算できます。

1時間あたり約1500円前後稼げないと、目標金額には届きません。

さらに文字単価によって報酬が決まることを想定しているので、1時間あたり1500文字程度の文章が書けるとするなら、1文字あたりの単価は最低でも1円以上必要です。

WEBライターとして起業をする際は、目標値とその目標を達成するための手順をしっかりと考えましょう。

ステップ④収益化の土台を作る

WEBライターとしての目標値を明確にしたら、収益化の土台づくりをしていきます。

いきなり起業だけしても、そもそも案件が獲得できなければ収入になりませんよね。

起業前に、WEBライターとして活躍するための環境を準備しましょう。

具体的には、以下のような方法で収益化の基盤を作っていきましょう。

  • 継続して仕事がもらえるクライアントを見つける
  • ブログやSNSで集客をおこなう
  • Googleアドセンスなどライティングから派生できる収入を確保する

特にはじめのうちは仕事をもらえないと収入にならないため、収入源は複数持つといった考え方が大切です。

また、準備の段階で、目標を達成することや収益化が難しいのであれば、起業の延期も覚悟しましょう。

ビジネスモデルの見直しをおこなうなど、目標や方向性を改めて設定しなおし、実現可能な目標と、確実に達成できるプロセスを具体的にしてくださいね。

ステップ⑤WEBライター開業

いよいよ開業です。

開業後も営業活動をしたり、ライティングスキルを磨いたりなど、WEBライターとしての質を高めていきましょう。

自分のスキルを見直し、細かく目標を更新することが大切です。

【専業or副業】WEBライターの働き方とは?

WEBライターは、ライティングが収入の柱である専業ライターと、収入の柱は別の仕事で、それとは別に収入を得る副業ライターという働き方があります。

時間や場所にとらわれないWEBライターの自由度の高さや、始めやすさから、いろいろな働き方のできる職業とも言えますね。

ここからは、専業ライターと副業ライターについて解説します。

専業ライター副業ライターそれぞれのメリット・デメリットから、あなたの理想とするライター像を思い描いてくださいね。

専業WEBライターの特徴

専業WEBライターとは、WEBライティングで生計を立てる働き方です。

少ない費用で起業できるので、パソコン1台で誰でもなれる職業ともいえるでしょう。

専業ライターのメリットは、時間と場所を自由に選んで働け、人間関係に悩まされることが少なく仕事ができる点です。

一方、デメリットは、自由である反面、自分を甘やかすと収入につながらないという点があげられます。

継続的に依頼を受注できる体制や、営業先を複数確保しておくことは必須です。

営業も管理もすべて自分の責任で維持していくには、かなりのモチベーションが必要となるでしょう。

専業でWEBライターを目指すのであれば、つねにモチベーションを維持し、目標や計画を見直しながらスキルアップしていける向上心が必要です。

モチベーションで悩んだときは、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

副業WEBライターの特徴

副業WEBライターは、収入の柱が別の仕事であるため、少ないリスクで始められる点がメリットです。

最初のうちはなかなか収入につながらないというWEBライターのデメリットを、本業でカバーしながらライティングのスキルアップができるでしょう。

しかし、単純に仕事を増やすという行為のため、疲労が増え、ときには本業へ支障が出る場合もあります。

専業、副業問わず、WEBライターとして起業するなら自己管理やモチベーションの維持には注意が必要だということを押さえておきましょう。

WEBライター起業でよくある質問

ここからはWEBライター起業でよくある疑問に簡潔にお答えしていきます。

起業の準備を始めだすと「ブログの収益の上げ方は?」「結局資金はいくらあれば安心?」など不安なこともありますよね。

起業の前に、少しでも多く疑問を解決しておくことで、WEBライターとして起業した自分をよりクリアにイメージしましょう。

WEBメディアを個人で立ち上げることは可能ですか?

WEBメディアにはブログ、SNSなどが含まれ、個人で運営できます。

WEBメディアの運用を自身でおこなうことで、営業活動だけでなく、構成やコンテンツSEOへの理解につながるでしょう。

文章が書ければWEBライターを続けていけますか?

文章を書ける、書くことが好きという気持ちは、WEBライターを続けていくモチベーションのひとつです。

ただし、WEBライターとして起業し勝ち続けるには、SEOの知識、読み手に伝わる文章力、専門性も高さなど「あなたにお願いしたい」という価値の高さが必要です。

「文章が書けるから大丈夫」と安易に考えず、自分の強みもしっかり分析しましょう。

無料ブログでも収益化できますか?

無料のブログでも収益化できます。

また、SNSの収益化も可能です。

無料ブログ、SNSともに、費用を抑えて手軽に始められ、互いに連携させることで収益化の幅が広がりますよ。

WEBライター起業資金の目安は?開業資金ゼロでも大丈夫?

WEBライターの起業する際に必要な資金は、一般的に15〜20万円ほどと言われています。

起業にかかるコストは、主に環境を整えるための金額です。

パソコン本体が10〜15万円、通信費5,000〜7,000円、デスクなどの備品などに2〜3万円とした場合で、収益化が軌道に乗るまでの期間の、運営費や生活費などは別です。

「開業資金ゼロでも大丈夫」かというと、そうとはいえませんね。

WEBライターの仕事だけで当面の収支をまかなえる金額ではないことを頭に入れておきましょう。

WEBライター起業に資格はいりますか?

特別な資格がなくてもWEBライターとして活躍できます。

もちろん、起業自体に資格は必要ありません。

ですが、在宅ワークが普及し、WEBライターをはじめる方も多い中、差別化という意味で資格を持つことは、他のライターにない「強み」となることもあるでしょう。

WEBライティングに関連した資格はあるため、取得しておくとライバルと差別化できる武器になりますよ。

WEBライター起業は独学でもなれますか?

独学でもWEBライターになれます。

特別なセミナーやスクールなどを受講しなくても、起業することは可能です。

SNSや検索サイトから無料で情報収集をおこなったり、報酬を得ながらライターとしての知識を学べる案件もあります。

いろいろな選択肢で仕事を探してみるのも、スキルアップへの手段としておもしろいですよ。

まとめ

今回は、WEBライターの起業について紹介しました。

最後に今回紹介したことを簡単にまとめます。

  • WEBライターで起業するには、先の見通しを具体的にたて、リスク管理を徹底する
  • 開業を目指すなら、ビジネスモデルを決める
  • 専門分野や得意なジャンルはある程度固めておき、自分の「強み」をもつ
  • 収入の土台となるクライアントの獲得や、軌道に乗るまでの運転資金などの計画は綿密に立てる
  • 開業資金がいらない、ラクに稼げるなど、勘違されがちな印象については根拠を確認しておく
  • 開業前に小さな疑問もできるだけ多く解決し、WEBライターになった自分の全体像を想像する

WEBライターはパソコン一台で始められ、そのハードルの低さから、起業にも副業にも、人気のある職種ですね。

しかし、始めやすいからといって簡単に成功するかというと、苦労や失敗があるのは他の職種と同じです。

しっかりとしたビジネスモデルや目標設定をもつことで、軌道に乗るとあなたが最初に憧れた自由な働き方が実現できますよ。

「簡単・ラク」など、甘い言葉だけでなく、しっかり現実に目をむけ、具体的なビジョンを描きましょう。

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