SNSマーケティングが学べるおすすめ本10選!SNS集客・SNS広告など
- SNSマーケティングってどんなことをするの?
- 会社で急にSNS担当を任された!何を発信したらいいの?
- SNSを使って自分の事業をもっと盛り上げたい!
いまやSNS広告を抜きにしてマーケティングは語れません。
この記事では、SNSマーケティングをこれから始める企業の担当者様や、個人事業主様へ役立つ本をご紹介しています。
すぐに実践できる方法や、SNSで発信するときのマナー、心構えなどをわかりやすく解説している10冊を厳選いたしました。
- SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書
- SNSマーケティングのやさしい教科書。改訂3版 Facebook・Twitter・Instagram─つながりでビジネスを加速する最新技術
- デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第2版 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール
- 「いいね」を購入につなげる 短パン社長の稼ぎ方
- 自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方
- Twitterの教科書: ~半年で9000人に集まってもらった筆者が伝える、人が集まるアカウント~
- 起業家・フリーランスのための「ブログ・SNS集客」のキホン
- 小さな会社でできる! 売上・集客が倍増するSNS活用術
- ビジネスを加速させる Facebook広告&Instagram広告制作・運用の教科書
- たった1日でも効果が出る! Facebook広告集客・販促ガイド
人に伝えるための文章力が身につく本もあわせて紹介しているので、ぜひご覧ください。
SNSマーケティングとは?
SNSとは、「Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)」の略で、TwitterやInstagram、Facebook、LINEを代表とする、多くの人と交流できるサービスの総称です。
SNSマーケティングはそのSNSごとに展開するサービス開発や市場調査、宣伝活動を指し、そこから推測される顧客ニーズなどはさまざまな面で企業戦略のヒントとなります。
拡散性があるSNSは、お客様となりえる多くの人に見てもらえるので商品やサービスの魅力をより多くの人に発信できます。
しかしその反面、良いニュースだけでなく悪いニュースもあっという間に拡散してしまうリスクもあります。
まずはSNSで広告を発信するための仕組みや操作を知り、読んでもらえる文章やトラブルへの対処法、さらには愛される企業になるためのSNS術を学びましょう。
これからご紹介する本は、これらのことがぎゅっと詰まっています。
初心者の方が手に取りやすく、実践しやすい事例も多く取り上げられている本ばかりですので、参考になさってくださいね。
SNSマーケティングの本を選ぶときのポイント
たくさんある本の中からどうやって自分にぴったりの本を選べばいいのか迷いますよね。
ここではそういった悩みを解決する、本選びのポイントをお伝えしていきます。
本選びは以下の3つのポイントを確認しながらおこなうとよいですよ。
この記事でご紹介する本も、この3つのポイントを抑えています。
では、それぞれのポイントを具体的に見ていきましょう。
本の難易度を確認する
今自分が持っている知識によって、これから何を知りたいのかが変わりますよね。
ですから、今自分の知りたいことが書かれているのかが大事です。
簡単すぎるとつまらないし、難しすぎると読むモチベーションが下がるので、まずは自分のレベルに合った本を選びましょう。
特にまったくの初心者の場合、いきなり専門書を読んでも理解するには時間がかかります。
専門用語の説明があるか、図や表を使いわかりやすく解説されているかを基準に選ぶと良いですね。
レビューや評価をみる
他の人が読んでどう思ったかを見るのも本選びのポイントです。
多くの人が「わかりやすい」「役に立った」と評価していれば安心して読めます。
しかし、中には評価の低いレビューもあります。
それは読んだ人の立場の違いから生まれる意見の違いです。
例えばある程度の知識がある人が読めば「役に立たなかった」「知ってることばかり」ということもあり得ますし、世代によっても読みやすい文章スタイルは違いますよね。
ひとりの評価に惑わされないよう、複数の評価や本の概要なども見て総合的に判断して選びましょう。
ランキングをチェックする
今そのジャンルで売れている本がわかるブックランキングを参考にするのも良いでしょう。
複数のランキングサイトでランクインしている本はチェックしておきたいですね。
評価され続けている名著は、改訂をかさねて何年もランクインしているので、多くの人の役に立っているという証明になります。
また、ランキングを見ればSNSのトレンド傾向もわかります。どのSNSを主軸にマーケティングを展開するべきか参考にもなりますね。
【初心者向け】SNSマーケティングの基礎を学べるおすすめの本3選
まずはSNSマーケティングの基礎を学べる本からまいりましょう。
3冊ご紹介いたしますが、どの本もSNS初心者向けですので、導入から運用までわかりやすく解説されています。
それぞれの本のポイントを参考に、あなたにぴったりの本を選んでみてくださいね。
①SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書
「SNSマーケティングってなにをしたらいいの?」という人におすすめしたいのが、この本です。
Instagram(インスタグラム)、Twitter(ツイッター)、YouTube(ユーチューブ)、LINE(ライン)といった主要SNSの運用ポイントが詳しく書かれているので、それぞれに対して効果的なマーケティングをこの1冊で学ぶことができます。
著者である喜多野さんの実体験に基づいたノウハウや、クライアントが実際に行った宣伝など、再現性の高いマーケティング事例が書いてあります。
簡単でコストのかからない集客のテクニックや文章を短時間で書くコツなど、すぐに実践できるヒントも満載です。
SNSマーケティングをなにから始めればよいかわからないときに読んでいただきたい一冊です。
2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています
②SNSマーケティングのやさしい教科書。改訂3版 Facebook・Twitter・Instagram─つながりでビジネスを加速する最新技術
こちらもSNSに不慣れな方におすすめの本です。
初版の発行は2016年と少し前になりますが、この本の人気は衰えることなく、2021年12月には3度目の改訂をされたほど初心者にとって今も重宝されている必読本です。
説明の内容が「基本」「導入」「運用」「分析」「活用」「広告」「事例」と7段階のレベルに分けられているので、初心者の方でも段階を踏んで着実に知識を深められます。
ひとつひとつに説明に図や表が使われ、用語の解説や活用するためのヒントも盛り込まれているので、どんな方でも見やすくわかりやすいのが特徴です。
また、この本ではSNSアプリケーションの導入から運用までを詳しく解説しています。
それぞれのSNSの特性やユーザー層、機能の違いなども書かれているので、自分の会社の商品やサービスに適しているSNSを選ぶときの参考にもなるでしょう。
「LINE@(ラインアット)」「Snapchat(スナップチャット)」「Pinterest(ピンタレスト)」といった他の書籍では触れられていないSNSも網羅しているので、よりSNSマーケティングの可能性を広げられる本ともいえますね。
③デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第2版 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール
「明日からSNS担当よろしくね!」と急に言われたときの強い味方がこの本です。
- Facebook(フェイスブック)
- Twitter(ツイッター)
- Instagram(インスタグラム)
- LINE(ライン)
- YouTube(ユーチューブ)
- TiKTok(ティックトック)
上記のSNS、それぞれの使い方と特徴、ターゲット層に合わせたSNSの選び方や効果的なマーケティング方法が書かれています。
文章に無駄がなく、要点を押さえた図解で視覚的にも認識しやすいので、頭にスイスイと知識が入っていく一冊です。
「つながり」と「共感」を軸に、使い方から文章の書き方、ファンの増やし方まで解説した今すぐ使えるSNSマーケティングの入門書となっています。
素早い理解と対応が求められているときはこの本がおすすめですよ。
2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています
【SNS活用事例あり】SNS活用事例をあげているおすすめの本2選
SNSをうまく活用した事例を知るのも知識を深めるためにはかかせません。
次に紹介するのは、SNS広告で売り上げを伸ばすことに成功した人の事例や、その秘訣が書かれた本です。
どちらも人とのつながりやコミュニケーションについて考えさせられる、ビジネス書を越えた良書です。
④「いいね」を購入につなげる 短パン社長の稼ぎ方
この本を読めば、SNS広告に対するイメージが変わります。
アパレル企業の社員時代、担当するブランドの展示会に来た顧客はたった7人でした。しかし、その7人が来た理由に気づくことで短パン社長の意識が変わります。
「SNSで発信することは顧客への手紙であり、その手紙で自分が愛情と責任を持って作った商品を届けることが大事だ」
社長がそう語るように、収益をあげるためだけにSNSで発信すると思っている方には目からうろこの活用事例ばかりでしょう。
「人を楽しませたい」「自分の好きなものを好きになってほしい」など、相手を思うマインドを収益につなげる方法がたっぷり詰まった一冊です。
売り上げだけではない、人と人とのつながりや信頼関係の大切さも教えてくれる短パン社長の稼ぎ方と情熱を、この本からぜひ学んでください。
この本を読み終えたら、すぐに自社商品を紹介してその効果を試したくなりますよ。
⑤自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす 企業ファンのつくり方
ファンに愛される企業、愛されるSNSを目指し奮闘する「中の人」の経験談は、どの企業にも通じる事例となるでしょう。
日経クロストレンドの連載記事から「セガ」「キングジム」「タカラトミー」「タニタ」「東急ハンズ」「井村屋」といった大手6社公式SNSの「中の人」の話をまとめた本です。
- 売り上げを追うのではなく信頼を追う
- ちょっと社会が良くなる方向で貢献するマインド
- 毎朝欠かさずあいさつをツイート
など発信に対する心持ちからすぐに真似できるテクニックまで、それぞれの目線からTwitterへの取り組み方が語られています。
これに加え、後日おこなわれた佐藤尚之(さとなお)さんと「中の人」6人による座談会の様子もまとめられ加筆されています。
大手企業だからこそのコンプライアンス力も必読です。
【SNS集客】SNS集客を学べるおすすめの本3選
ここでご紹介するのはSNS集客のコツを学べる本3冊です。
運用を始めたら、たくさんのお客様にみていただきたいですよね。
大勢の人に情報を公開できるSNSは低コストで手軽に始められる一方、間違った方法で運用すると効果がなかったり批判を浴びたりしてしまいます。
そんな多くの人の目に触れる文章の注意点を、書き手、読み手、アドバイザーと、それぞれの角度から学べる本を厳選しました。
SNS集客の基本をおさえて、正しく運用しましょう。
⑥Twitterの教科書: ~半年で9000人に集まってもらった筆者が伝える、人が集まるアカウント~
Twitterを日常的にやっている人には当たり前のことでも、知らない人にとっては未知の世界です。
この本では、フォロワーを増やす方法を通して、Twitterでの作法も学べます。
初心者にはわからない、フォロワーが離れていってしまうNG行動がわかりやすく解説されているので、とてもためになる一冊です。
顔の見えない相手だからこそ「つい」や「うっかり」では済まされません。
つぶやくことでフォロワーとの距離がより近くなるTwitterだからこその注意点を確認しましょう。
筆者のトニーさんは半年で9000人のフォロワーを獲得したという実績があります。
トニーさんの体感が伝わるリアルなTwitter実用書です。
2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています
⑦起業家・フリーランスのための「ブログ・SNS集客」のキホン
著者の今城さんは資金ゼロ、家庭用ノートパソコンひとつで起業されました。
この本は長年携わってきた販売促進と広報の仕事から学んだ、お客様目線の価値ある広告と、ウェブ製作者としての知識とノウハウを生かし「ブログ・SNS集客の総合案内」を目指して作られたそうです。
画期的ではないけれど、SNS集客において知らないと損をする最低限のことや、お客様とのつながりに役立つ堅実的な方法など、お客様にとって価値のある情報を発信するためのノウハウが学べる一冊です。
章ごとに差し込まれている4コマ漫画は、的確なポイントやアドバイスが盛り込まれています。
つい本文よりも先に読んでしまうほど面白い内容となっていますよ。
⑧小さな会社でできる! 売上・集客が倍増するSNS活用術
SNS本は大企業の事例ばかりで参考にならなくて困っている方や、中小企業がSNSで広告なんて必要ないと思っている方にぴったりの本です。
中小企業にとってSNS広報がいかに重要であるか、またSNS運用に役立つリアルな方法が書かれています。
「SNSでは大企業がマーケティングに莫大な制作費をかけておこなう投稿と、中小企業の投稿を同列に並べることができる」と筆者は訴えます。
まだ紙媒体だったホットペッパーの一時代を担った筆者が語る、広報活動に対するマインドは売り上げや集客だけでなく、社員教育まで充実することでしょう。
「できない、無理だと決めつけないで、まずは伝える」
著者の「伝えることの大切さを伝える」という企業理念に沿った内容で、派手な演出やテクニックではなく、コツコツと続けていくことで上がる成果の方法が書かれた本です。
ぜひ、SNS担当の社員さんだけでなく企業の魅力を知り尽くした社長や役員の方にも読んでいただきたい一冊です。
【SNS広告】SNS広告を学べるおすすめの本2選
こちらは「SNSに広告を出す」というときにおすすめの本です。
2冊ともFacebook広告についての本となりますが、SNSマーケティング成功のカギは、広告にあるといえるでしょう。
まずはFacebook広告を学び、運用してみてくださいね。
⑨ビジネスを加速させる Facebook広告&Instagram広告制作・運用の教科書
Facebook広告を使って商品を知らない潜在層の顧客を獲得し、収益増加につなげた著者の経験が詰まったハウツー本です。
Facebook広告を出す目的やメリットを明確にした上で、運用前に準備しておくことや運用開始後の注意点、利益率を上げる方法など、多岐にわたり詳しく説明されています。
手順を追った内容なので、失敗せずにFacebook広告を導入することができるでしょう。
筆者の小林さんが熱く語るように、Facebook広告は広告主が働けなくても利益を生み出してくれると同時に、顧客の新規開拓も行ってくれる優れものだということがよく理解できます。
そんな営業ツールにもなるFacebook広告の導入を考えている方には必読の一冊です。
⑩たった1日でも効果が出る! Facebook広告集客・販促ガイド
こちらもFacebook広告に特化したハウツー本です。
図や表が多く、基本から応用までわかりやすく解説されています。
Facebook広告の機能説明がしっかりとされているうえ、巻末についているインデックスで、知りたい機能やわからない言葉のページにすぐたどり着けるため、辞書のように使うこともできますよ。
他にも、広告の種類や用語なども詳しく説明されているので、Facebook広告の手引書といえます。
これからFacebook広告を導入したい方はもちろん、何度か作成したけど挫折してしまい苦手意識がある方にもぜひ手にとっていただきたい本です。
【オマケ】SNS文章を磨けるおすすめの本を紹介!
SNSマーケティングを学ぶときは、読みやすく伝わりやすい文章についての知識も身につけましょう。
というのもSNSマーケティングには文章力も必要だからです。
特にツイッターは140文字という制限の中で、伝えたいことを端的にわかりやすく文章に落とし込む必要があります。
文章術について2冊の本を紹介するので、伝わりやすい文章の書き方を学んで、SNSマーケティングを成功させてくださいね。
『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』
コピーライターという言葉のプロである前田さんが書いたこの本は、「書くこと」に前向きになれる1冊です。
心に刺さる言葉の作り方や疲れないSNSの続け方など、文章を書き続けられるヒントがたくさん書かれています。
そしてなにより文章を書くうえで大事な、自分が楽しい、面白いと思ったことを、どう表現すれば相手の心により伝わるのかも学べます。
読み進めるごとに文章力が身につく、書き方の指導書です。
SNSを活用したいけど書くことが苦手な人、文章力に自信がない人はぜひ読んでみてください。
『ポチらせる文章術』
対話形式で展開されるこの本は、かなり砕けた表現で書かれているので読みやすく、難しく感じさせないのが特徴です。
ですから読書が苦手な人にもおすすめですよ。
読みやすいよう噛み砕いて書いてはありますが、伝えたいことをしっかり相手に伝えるためのライティング術やマーケティングの本質が書かれているとてもためになる本なのです。
専門書に書かれているような難しい内容が、わかりやすい言葉で簡単に理解できるよう説明されているのもライティングを学ぶうえで参考になります。
膨大な知識を持った著者の大橋さんだからこそ書ける、中身の濃い文章術です。
これを読めば、多くの人に商品の価値を伝えられる広告文を書くことができるでしょう。
すぐに使えるテクニックも満載で、明日からのSNS運営が楽しみになりそうですね。
まとめ
SNSマーケティングが学べる本10冊と、文章力を上げる本2冊をご紹介いたしました。
最後に本選びのポイントをもう一度お伝えします。
- 本の難易度を確認する
- レビューや評価を見る
- ランキングをチェックする
SNSマーケティングはこれからの個人事業や企業にとって必要不可欠な戦略となります。
SNSを運用するとなったからには、広告や配信だけではなく企業のイメージも担うことを意識してくださいね。
一口にSNSマーケティングでも、企業でやるのか個人でやるのか、また集客の目的によって運用方法は変わります。
この記事を参考にしていただき、自分にあった本を選んでくださいね。