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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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生徒が集まらない?!事例から学ぶ英会話教室の効果的なWeb集客方法とは?

  • チラシを配ったのに問い合わせがないのはどうして?
  • 英会話教室に興味を持ってもらえる宣伝方法は?
  • 英会話教室に効果的な集客方法を教えてほしい!

英会話教室は英語が得意で、人に教えることが好きな方に向いている職業です。

しかし、いざ開校してみるとなかなか生徒が集まらないと悩んでいる先生は多いのではないでしょうか。

この記事では英会話教室に生徒が集まらない原因や効果的な集客方法をお伝えします。

Webを活用して集客をおこなえば、より多くの人に拡散できますよ。

あなたのスキルを活かし、多くの人に英会話の楽しさを知ってもらうために、集客のコツを学びましょう。

目次

【成功事例】英会話教室の集客を成功させた事例を紹介!

ここでは英会話教室の集客に成功した事例を紹介します。

紹介する事例に共通して言えるのは「生徒がどのような体験を求めているか」を考え発信していることです。

それぞれの方がおこなった「生徒が求めるレッスン」とはどのようなものか、なぜそれが集客につながったのかを考えながら読み進めてまいりましょう。

事例①SNSを活用しインパクトのある写真で集客に成功した30代女性の事例

この事例の成功ポイントは、ターゲットが明確でその人に向けて発信していることと、他の英会話教室にはない独自のレッスンスタイルがあることです。

教室でテキストとにらめっこするだけが勉強ではないと印象づけたレッスン風景は、多くの人に新鮮な感動と共感を与えました。

知名度だけではなく、ご本人の人柄や姿勢も理解され、信頼できる協力者、つまりファンの獲得にも成功しています。

ターゲットが求めていることや知りたい情報を的確にキャッチし、SNSで発信することで信頼を得られているのも成功のポイントですね。

30代女性 子供向け英会話スクールの事例:集客のためにおこなった具体的な施策は?

まずSNSでの発信に力を入れました。

利用したのはTwitterとInstagramです。

教室がある地域の子どもを持つ女性をメインにできるだけフォローしました。

レッスンの写真に生徒様を乗せるのを嫌がる保護者様が多いので、投稿は生徒の手元の写真、子供の字で書いたアルファベットや単語の写真を載せました

晴れた夏の日にはアウトドアで青空の下、湖の目の前で英会話レッスンをしたこともあり、そういった写真映えする投稿も心掛けています。

また、地域の人だけでなく、遠く離れた人ともつながることができるのがSNSのメリットです。

集客だけでなく、塾を経営されている先輩方の発信を見れるので、勉強にもなります。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

30代女性 子供向け英会話スクールの事例:集客の結果を教えてください

SNSを通して遠方の方にも情報を発信することができるようになり、東京にお住いの方から連絡をいただきました。

たくさんある東京の英会話教室ではなく、わたしのレッスンを受けたいとのことで、zoomでオンラインレッスンをおこなっています。

湖の前の青空教室の写真のインパクトはかなりあったようで、地域の方には「外でレッスンをやっている人」と認識してもらえました。

「この地域にこんな英語の先生がいたんだ!」ということを知ってもらえるいいきっかけになったと思います。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

30代女性 子供向け英会話スクールの事例:結果から得られた成功の要因は?

SNSを通してレッスンの情報だけでなく、わたしの人となりを発信していたので、実際に会ったことはない人にも、私のことを知ってもらえたからだと思います。

性別、年齢、話し方、表情、経験、趣味、夢など、英語の先生として信用されるまでにはたくさんの要素が必要なので、SNSはそこを知ってもらえる良いツールでした。

少しずつ地域での知名度を上げたことにより、地方の教育面において危機感を覚えている大人の方たちからの共感と信頼を得られたことが集客につながったのだと思います。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

事例②生徒に寄り添い口コミで生徒を増やしていった40代女性の事例

生徒が求めていることや個性に寄り添い、丁寧なコミュニケーションと指導で信頼を得た事例です。

既存生徒へのサポートを充実させ「この教室はどこよりも生徒ひとりひとりをしっかり見てくれる」という差別化に成功しました。

教室に通い続けている人の紹介や口コミでの集客は、簡単なようでとても難しいものです。

生徒本人が心から信頼し、良いと思える教室だからこそできる集客の方法です。

この40代の女性は生徒に寄り添った指導を心がけお互いの信頼関係を強くし、生徒のファン化を成功させて、口コミを広げてもらえました。

生徒のためにできることや心に寄り添う方法、信頼を得るために心がけていることをたくさんお話しくださってます。

40代女性 英会話講師の事例:集客のためにおこなった具体的な施策は?

お友達紹介や無料トライアルキャンペーンと、フライヤーの手渡しやネットでの案内をしました。

キャンペーンはあらかじめ期間を決めておこなっていたため、執拗な営業はしていません。

ですがキャンペーン利用の方には、弱点や習得への近道などのアドバイスは徹底しておこないました。

そして入会してくれた生徒さんにレッスンを受ける上での悩みや喜びを聞き取り、それを反映させました。

具体的には英語スキルの向上やチャレンジしたい検定などその目的別に個々のモチベーションを上げ、レベルアップを目指せる道筋づくりです。

また、弱点の克服やスモールステップでハードルを下げたアドバイスは「自分にもできそう」という希望と勇気を持ってもらえました。

そうしていくうちに、在籍の生徒さんからの信頼を得られ、スキルアップした生徒さんが自ら集客に貢献する行動をとってくれるようになりました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

40代女性 英会話講師の事例:集客の結果を教えてください

今、在籍している生徒さんに丁寧な対応することで、人が人を呼び結果的に集客と契約に繋がりました。

在籍している生徒さんからの信頼を得ると、授業の内容や講師の良さ、自分の体験談をSNSやブログで口コミとして書いてくれます

また、生徒さんの紹介により、複数人でトライアルを受けてくれる方々は、一網打尽で契約に結びつきやすかったです。

フライヤーやホームページで情報を得てトライアルを受けてくれた方には、トライアル後に弱点と伸び代を説明しました。

そうすることで生徒さんも自分の現状を把握できるため、安心して新規契約を結んでいただけました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

40代女性 英会話講師の事例:結果から得られた成功の要因は?

丁寧なコミュニケーションに尽きると思います。

インターネットで情報が簡単に手に入る便利な世の中にはなりましたが、やはり人とのコミュニケーションを求める人は多いように感じます。

しっかり寄り添い、丁寧なアドバイスや説明をすることで、生徒さんにしっかりサポートしているのが伝わるのではないでしょうか。

「自分を見ていてくれて、サポートしようと頑張ってくれている」という心が明るくなるような安心感と喜びが、「この講師と英語力を上達させていきたい」「素敵な講師だから周りに紹介したい」と、人を動かす力になったのだと思います。

その結果、信頼を得られ新規入会や継続に結びついたというわけです。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

なぜ選んでもらえない?英会話教室に生徒が集まらない3つの理由

チラシやSNSで宣伝をしても「人が集まらない」「問い合わせすらこない」というのには原因があります

発信する相手や場所を間違えていたり、宣伝の内容がうまく伝わっていなかったりすると、ターゲット層に情報が届きません。

どんな人がやっている教室かもわからないため不信感を持たれるといった可能性も考えられます。

基本的な英会話の教室か、ビジネス用の英会話なのかなど、教室の方針がはっきりしていない広告も問い合わせをためらわせる要素となるので注意が必要ですね。

ここでは集客できない3つの理由を分析していきましょう。

理由①マーケティングが不十分

マーケティングが不十分だと、誰に対するどういった宣伝なのかが曖昧になります。

宣伝を見てもらえても興味をひけず、印象に残らないので集客ができません。

簡単に説明すると「ターゲットが誰なのか」「どのような集客の導線設計をするのか」「広告を打ち出すベストなタイミングはいつか」などを分析し戦略を立て実行していくのがマーケティングです。

つまりマーケティングが不十分ということは、英会話教室に生徒が来る仕組みが作られていない状態なのです。

特に「高いレベルの英会話教室を提供できているのに生徒が集まらない」と悩むのであれば、マーケティングで設定したターゲットが絞り切れていない可能性がありますよ。

ターゲットが求めていないことを強みやメリットとして、集客で伝えても共感されません

マーケティングをしっかりおこない、設定したターゲットへ届く集客をしましょう。

理由②知名度が低い

開校したばかりで知名度が低いことも、生徒が集まらない理由の一つです。

開校したばかりですと、周囲もどんな教室で何を教えているのか、先生はどのような人なのかがわからず、興味を持ってはいるものの様子をうかがっている人もいます

さらに住宅街での個人レッスンとなると、知り合いや有名人でないかぎり「胡散臭い」と思われてしまう可能性がありますよ。

ですので、開校する前もした後も、教室の存在や自分の人となりを知ってもらえる発信を続けていく必要があります。

安心や信頼を培うには時間がかかりますが、地域の行事に参加したり誰でも参加できるイベントを開催するなど、知り合う努力をすることも大事ですよ。

事例のように「外でレッスンをやっている人」のような、英会話教室や先生にイメージがつくと、知名度があがります。

一度ついたイメージはなかなか払拭できないので、自分が長く続けられて周りからも認めてもらえるような良いイメージで知名度をあげられるとよいですね。

理由③チラシがわかりにくい

資金や労力を使いチラシを配っても反応がない場合は、ターゲット層に届いていないことや、チラシの内容がわかりにくいといった問題が考えられます。

誰が教えるどのような教室かといった基本情報のほか、無料体験やイベントの案内、ホームページやSNSのQRコードも載せるとよいでしょう。

チラシでの集客だけに頼るのはリスクがありますが、そこにWeb集客を組み合わせると相乗効果が期待できます。

チラシに詰め込める情報はかぎりがありますが、チラシの中で集客の出口となるホームページやSNS、電話番号などをはっきりと示し、そこへ問い合わせや申し込みが集中するように工夫するとさらに効果が高まりますよ。

【結論】英会話教室にはWeb集客が効果的!

英会話教室に生徒が集まらない理由からもわかるように、Web集客なしで生徒を集めるのは難しいといえます。

今はスマートフォンで簡単に検索できる世の中なので、Web上に情報がないと信頼できないと考える人もいますよ。

教室の特長や雰囲気を知ってもらうためにも、Webでの情報発信は欠かせません。

Web集客はエリアを限定せずに、工夫次第で効果の高い集客が期待できますよ。

さらに、低コストでマーケティングでも役立つWeb集客は英会話教室と相性の良い方法です。

生徒が集まる!英会話教室のWebを活用した集客方法おすすめ4選

Web集客でおすすめの活用法は4つあります。

ここからは、それぞれの集客方法について詳しく解説します。

ひとつひとつの注意点やコツを細かく説明していますので、Webで何を発信したらよいかわからないという方はぜひ参考になさってくださいね。

Web集客方法①ホームページ・ブログを開設する

ホームページでは、教室について詳しく紹介することができます。

コース内容や授業料はもちろん、教室の雰囲気やサポート体制、在校生や卒業生の声なども載せると、よりわかりやすくなりますよね。

例えば事例でも生徒の口コミもホームページに載せることで、さらに多くの人に教室の魅力を伝えていましたね。

ホームページは教室の顔ともいえる存在です。

英会話教室の方針や教育理念などを掲げると、賛同した訪問者があなたへの信頼を深めるきっかけとなりますよ。

また、ホームページとあわせてブログを書くのもおすすめですよ。

ブログでは自分の体験や授業での出来事など、あなたの人柄がわかるテーマで書いていきましょう。

ホームページは教室の紹介ですが、ブログは先生個人の教室や勉強法の紹介として発信するとよいですね。

問題のない範囲でプライベートなこともエッセンスとして加えると、人柄が伝わりやすくなります。

ただ、あまりにもプライベートを出しすぎると反感を買うおそれもあるので、適切な距離を保つことを忘れないよう注意が必要です。

より詳しく、英会話教室の集客でホームページやブログを活用する際のコツをみていきましょう。

【コツ】問い合わせや申し込みにつながる導線をつくる

ホームページは、誰が見てもわかりやすいシンプルなデザインがおすすめです。

ホームページの内容をひと目で把握できたり、知りたいことがどこに書かれているかすぐにわかったり、初めて訪れた人でもスムーズに使えるページは、ストレスを感じることなく集客まで導くことができます。

レッスン内容が書いてあるページに問い合わせや申し込みのボタンがあると、親切でわかりやすいですし、閲覧者の気持ちも冷めることもありません。

このように、知りたい内容からすぐ次のアクションに移れるように、閲覧者の使いやすさを重視しながら集客までの導線をしっかり作ることがホームページ設計のコツです。

ホームページからの問い合わせを増やすコツは、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ぜひご覧くださいね。

【コツ】SEO・MEO対策をする

SEOとは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、Googleなどの検索エンジンにページを正しく理解し評価してもらえるよう最適化することです。

分析結果を参考にSEOやMEO、ニーズを満たすコンテンツの作成などサイトを改善していけば、より多くの集客を見込めるようになりますよ。

英会話教室を探している人が検索したとき、SEO対策がしてあるページは検索上位に表示されやすくなります。

検索上位に表示されることで多くの人の目に触れる機会が増えホームページを見てもらえる確率もあがるため、SEO対策はWeb集客に必要な施策です。

MEOとは、「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略称で、こちらは検索エンジンで業種名を検索したときにマップとともに店名が上位に表示されるように対策することです。

例えばGoogleでは「英会話教室」と検索すると、広告の次にGoogleマップが表示され、近くの英会話教室が表示されます。

Googleマップに英会話教室を掲載すれば注目されやすくなり集客効果も期待できるので、SEOと同様対策をしておきましょう。

こちらの記事でSEOに強いホームページを自分で作るコツや対策方法を紹介しています。

Web集客方法②SNSを活用する

SNSを活用し、教室での授業風景やレッスン内容、英語の楽しさを伝えるコンテンツを発信して興味を持ってもらうのも効果的な集客方法です。

おすすめのSNSはこの3つです。

リモートレッスンを考えている人はユーチューブもよいでしょう。

それぞれ利用者の年齢層や利用目的が違うため、自分のターゲットにあったSNSを活用することが大事です。

信頼度や訴求力、拡散力といった特長を活かし、教室の認知拡大にうまく使っていきましょう。

ホームページよりもユーザーとの距離が近くなるので、コミュニケーションが気軽に取れますし、興味を持ってくれた人からの生の声をリアルタイムで聞けるという利点もあります。

SNSでは、マニアックな英会話の表現、効率よく単語を覚えられる勉強法、イベントの案内などを文章で発信しつつ、写真や動画で教室の雰囲気を伝える投稿ができれば、ユーザーの興味をひきつけることができますよ。

では、どのような投稿をすると集客に効果があるか、紹介しますね。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

【コツ】キャンペーンや口コミ活用

口コミや紹介など、ユーザーから発信されたコンテンツを「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」といいます。

キャンペーンを展開し、教室の口コミを書いてもらったり、生徒のSNSで紹介してもらい、UGCを作り出しましょう

事例のように、教室というコミュニティの中で生徒と信頼関係を培うことで、その生徒がファンとなり外部の人に自信を持って勧めてくれるようにもなります。

こうした生徒発信の情報はとても価値が高いものです。

この情報を目にした人は、教室の質のよさと同時に講師の人柄のよさも感じることができるからです。

UGCを増やし活用することで、教室とあなたに対する信頼が強いものとなりますよ。

【コツ】生徒の顔写真にこだわらない

レッスン時の楽し気な生徒の表情などをSNSにアップした方が雰囲気が伝わるのではないかと思うかもしれませんが、顔が写るのを嫌がる生徒や保護者もいます。

犯罪に巻き込まれてしまう可能性もないとは言い切れないので、できるだけ顔を写すのは避けるとよいですね。

授業で制作したものやテスト中の手もと、後姿の授業風景など、顔が写っていなくても雰囲気は十分に伝わりますよ。

言葉だけで「こんな雰囲気で授業をしてますよ」「みんな楽しくやってますよ」ということを伝えるのは難しいですが、画像や映像で見てもらえたほうが伝わりやすいですよね。

プライバシーに配慮して、視覚的に訴えかける発信もしていきましょう

【コツ】分析ツールを活用する

InstagramインサイトやFacebookインサイトなど、利用しているSNSをビジネスアカウントとして設定すれば、分析機能が使えるようになります。

いつ、誰が、どの投稿を見たかや、注目されたきっかけやタイミングなどが把握できるので、ビジネスアカウントに切りかえることをおすすめします。

投稿の良し悪しや見てもらえる時間帯などユーザーの反応を分析できるので、マーケティングツールとしても役立ちますよ。

フォロワーを増やしたり「いいね」を獲得すると拡散される可能性が広がります。

良い反応を得られた投稿を参考にしてさらに良い投稿を続けると、届ききっていなかったターゲット層まで集客できる機会が増えます

時間はかかりますが、一度拡散されると多くの人に興味を持ってもらえるのでコツコツと続けることが大切ですね。

Web集客方法③Googleビジネスプロフィール・Yahoo!プレイスに登録する

Googleビジネスプロフィール無料で登録でき、教室名や業種で 検索されたときにGoogleの検索結果やGoogleマップで上位に表示されます。

Yahoo! プレイスも登録や利用が無料です。

Yahoo! 検索やYahoo! 地図などで情報をより多く表示できるようになり、検索画面上で有利になります。

どちらも口コミへの返信やアクセス解析も行えますし、MEO対策にもぴったりですので、登録するとよいでしょう。

内容の更新や口コミへの返信などこまめにすることで、人の目に触れる機会が増えますよ。

しかし、事業者ではない人でも編集が可能なため、間違った情報が流れていないか定期的にチェックすることも必要です。

Web集客方法④英会話教室に特化したポータルサイトに登録する

英会話教室を登録するのにおすすめのポータルサイトはこちらです。

  • 英会話ナビ
  • みんなの英語広場
  • Cheer up! English
  • EIKARA
  • レスナビ

さまざまなコンテンツの入り口となるサイトをポータルサイトといいます。

ポータルサイトでは教室の情報として住所や最寄り駅、問い合わせができる電話番号やメールアドレスを公開することができるので、英会話教室を探している人に届きやすくなりますよ。

他にも教室に関する紹介文やレッスン内容、料金などの詳しい情報も登録できるので、内容を充実させておけば他の教室と比較したうえで選んでもらえる可能性は高まります。

既存生徒やトライアル体験の人からの口コミ投稿の機能もあるので、UGCを作り出すことも期待できますね。

Web集客にプラスして英会話教室の集客効果を高める4つのポイント

ホームページを開設したり、SNSをプロアカウントに変えただけで生徒がどんどん集まるというわけではありません。

見てもらえる準備が整ったら、次は発信の内容を整えましょう。

あなたの英会話教室に興味を持ったり、「行ってみようかな」という気持ちになる情報、「ここに行けば上達する!」と思ってもらえるような魅力を伝えることが効果を高めるポイントです。

ここではわかりやすく4つにわけて集客効果を高めるポイントをお伝えします。

ポイント①ターゲットのニーズに合わせてアピールする

英会話教室を探している人が求めているのは、自分が学びたい、もしくは身近な人に学ばせたいという欲求を満たしてくれる教室です。

なので自分が一番得意な内容や、一番教えたい相手をターゲットと定め、その人のためにどんなことができるのか訴求しましょう。

ターゲットのニーズを分析し、価値の高い英会話教室を提案をすることで、その分野のエキスパートとして認識されていきますよ。

ここからは、ターゲットやニーズを例にアピールポイントを考えてみましょう。

【ターゲット・ニーズ例】TOEIC・受験対策

TOEIC受験のために教室を探している人は、明確な目標がある人です。

目標達成するためのプロセスを明示し、一緒に目指す姿勢を示しましょう。

挫けそうなときほど共にがんばり励ましてくれる存在となることで信頼を得られます。

自分のTOEIC獲得点数より、既存生徒の獲得点数を掲載することで、「この点数が取れるようになる」という具体例となりますよ。

勉強法だけではなく、スケジュールの提案をしながら目標に向かい、メンタル面も支えていくなど信頼関係が築けると、生徒がさらなる高い目標を定めレッスンを継続してくれることも期待できます。

【ターゲット・ニーズ例】社会人向けのビジネス英会話

仕事のために英会話を習得したい人をターゲットとするならば、目的に合わせて柔軟な対応ができるよう準備をしましょう。

1ヵ月後に海外勤務になるため急いで習得したい、職業柄コロナ感染のリスクは避けたいなどさまざまな事情がありますね。

仕事終わりの20時以降や土日にもクラスがある、マンツーマンの個別レッスンやオンラインレッスンの対応があるとよいでしょう。

仕事が忙しく時間がないという人のために、チケット制のレッスンや短時間のワンコインレッスンも需要があると考えられます。

【ターゲット・ニーズ例】子供向け英会話

子ども向け英会話でのターゲットは保護者です。

保護者が魅力を感じるレッスン内容を考えましょう。

例えば、幼いうちから英語に親しみ、母国語レベルで話せるようにしたいという保護者もいれば、とにかく苦手意識を持たないよう楽しみながら身につけてほしいという保護者もいます。

ただ、保護者と生徒本人では同じ意向を持っていないケースが多々あり、そこが子ども向け英会話の難しいところです。

保護者だけでなく、子どもの様子や意欲もみながらクラス編成やレッスン内容を工夫し、保護者と生徒それぞれのニーズに応えられるとよいですね。

【ターゲット・ニーズ例】大人の学びなおし

学校で学んだことをすっかり忘れてしまっている人や、英語教育をしっかりと受けていない世代の人は、基礎から学びたい人が多いです。

基本的な単語や構文、簡単な会話などを学びながら、学ぶことの楽しさを思い出してもらいましょう

さらにおもしろい言い回しや日本語ではありえない表現など、知的好奇心を刺激される話を盛り込むことで、ますます学習意欲が高められそうです。

基礎のほかに「海外旅行でスマートに食事を注文する」「道に迷って困っている外国人の手助けをする」などの目標があれば、興味を持って続けてもらえるでしょう。

ポイント②英会話教室へのハードルを下げる

英語が苦手な人にとって英会話教室は「母国語ではない言葉を覚えに行く」「自由に話せない言語を使ってコミュニケーションをとる場所」と、つい構えてしまう場所ですよね。

英語を習得したいと思いはするものの、通うことがプレッシャーになる人もいます

通い始めても何か言葉を発するたびに「言い間違えてないかな?」「発音おかしくないかな?」とドキドキしてしまったり、何か言いたくても言葉が出てこなくてもどかしさを感じたりと、精神力も削られてしまうでしょう。

なので、最初は誰でも間違えるし、うまく伝えられなくて当たり前なのだと知ってもらえるとよいですね。

かしこまって学習する場ではなく、会話を楽しんだりうまく言えなくてもフォローしてくれる仲間がいるならば、英会話教室のハードルも下げられますよ。

それでは実際に英会話教室へのハードルを下げるため、どんな対策をとればいいのか見ていきましょう。

【対策】イベントの開催

楽しんで英語に触れる機会として、イベントの開催は効果的です。

イースターやハロウィン、クリスマスの行事を通して、楽しみながら英語で話すことができると、そこから会話につながるきっかけが生まれるでしょう。

教室の近隣住民や生徒の友達など、まだ英会話を学んだことがない人にも気軽に参加してもらうことで「英会話は難しい」という意識を変えられます。

簡単な挨拶や会話など、みんなでイベントに合った英語を使い、英会話の楽しさを知ってもらいましょう。

また、生徒以外の参加は教室やあなたのことを知ってもらえますし、よい宣伝になり集客としても役に立ちますよ。

【対策】無料体験・ワンコインレッスン

無料体験やワンコインレッスンなら、構えることなく教室に来てもらえまね。

まずは授業を体験してもらい、英会話は難しいものではないと知ってもらいましょう。

やってみたら案外簡単だった、英語で話すのが楽しかったと思ってもらえれば、またひとつハードルを下げることができますよ。

無料体験で楽しくレッスンが受けられた、講師の教え方が自分に合っていたなど良い印象を持ってもらえれば、入会のきっかけとなるでしょう。

【対策】おともだち紹介制度

既存の生徒からの紹介は、エンゲージメントの高い生徒の集客につながります。

事例にもあるように、仲がよい人がいるだけでハードルは下がり、安心して教室に通えるため入会してもらえる確率は高いでしょう。

紹介で入った場合、双方にプレゼントやクーポンなどの特典があるとさらに効果的ですね。

友達とのグループレッスンなら割引価格で受けられるなど、安心感とお得感がセットになった工夫をしましょう。

ポイント③各集客方法を連携させる

集客の入り口となるSNSやチラシに、集客の出口となる問い合わせ先や申し込みできるホームページを明記しましょう。

チラシにはSNSやホームページのQRコード、デジタルが苦手な人のために問い合わせできる電話番号が明記してあると安心ですね。

チラシからSNS、SNSからホームページという、集客の導線をしっかりと作り誘導できるように連携させるのが大事です。

多くの人から注目されたときに慌てることのないよう、準備をしておきましょう。

ポイント④強みで差別化を図る

事例の教室のように、ロケーションのいい場所で野外授業をするなど独自のスタイルを持ち、大手との差別化を図ることは、ブランディングにつながります。

個人事業は良いと思ったことをすぐに試せるという利点があるので、生徒が必要としている授業ならば前例がなくてもやってみる価値はありますよ。

他の教室では得られないあなただけの価値を見つけられたら、それがあなたの強みとなり、大手や競合に負けない価値のある教室となります。

ブランディングとはどういうものか、正しい意味と効果的な手法をこちらの記事で解説していますので、ぜひ参考になさってください。

まとめ

最後に英会話教室の集客のポイントをまとめます。

  • 教室の存在を知ってもらうため、SNS開設やポータルサイトへの登録をする
  • SNSやポータルサイトで宣伝と認知拡大をおこない、ホームページへ誘導し集客につなげる
  • ターゲットのニーズを把握し、独自のサービスを打ち出す

ターゲットのためにできることを考え、それを発信していくことであなたの教室の価値は高まります。

あなたの教室の魅力を大勢の人に知ってもらい、体験してもらえるよう、この記事でお伝えした集客方法を試してみてくださいね。

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