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森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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音楽教室の生徒を増やす方法とは?事例から集客方法をわかりやすく解説

  • 音楽教室を開いたけれど、生徒が集まらない!
  • 他の先生はどうやって集客しているの?
  • パソコンが苦手な私でもできるWeb集客の方法が知りたい!

開業したばかりの人はもちろん、長く教室を運営されている先生も、集客の仕方がよくわからず新規の生徒さんがなかなか増えないという悩みをお持ちではないでしょうか。

この記事では、集客に成功した先生方の体験談と、そこから学べる集客のコツをお伝えしています。

Web集客以外にも、口コミの広め方、チラシ作りのポイントを紹介していますので、ぜひご覧ください。

しっかりとコツを押さえれば、より長く続けてもらえる生徒を集客できますよ。

こちらの記事を参考にしていただき、多くの生徒さんに長く続けてもらえる教室を目指しましょう。

目次

【事例】音楽教室・ピアノ教室の生徒募集の方法!集客の体験談を紹介

ここでは集客に成功した先生の体験談を紹介します

実際におこなった集客について、詳しくお話いただきました。

成功事例から音楽教室の集客のポイントをみていきましょう。

また、こちらの記事では起業してピアノ教室を始めた方の失敗談をもとに、失敗の理由や成功のポイントなどを紹介しています。

音楽教室の集客にも役立つ記事となっているので参考にしてみてくださいね。

事例①音楽教室のWeb集客に力を入れた50代男性

こちらの先生はインターネットを上手に利用して集客されています。

より多くの人に音楽教室の存在を知ってもらうという目的を持ち、時代の流れに沿った集客方法を取り入れて、問い合わせを増やすことができたという事例です。

体験談を詳しくみていきましょう。

音楽教室経営(50代男性)の事例:集客の具体的な施策は?

まずブログを開設しました。

そして次に力を入れたのは「Yahoo!ロコ」「エキテン!」「おこちゃま教室」「ジモティー」といった情報サイトへの登録と活用です。

インターネットサイトへの登録は無料サイトが多いので、可能な限りたくさんの情報サイトに登録して、音楽教室の知名度を上げることに腐心しました。

また、インターネット以外の集客で重要となるのが口コミです。

そのため既存生徒の保護者や親類縁者への声掛けなど、こちらも手を抜かず、より一層の宣伝に努めました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

音楽教室経営(50代男性)の事例:集客の結果を教えてください

問い合わせの連絡は格段に増えました。

私の音楽教室は幹線道路沿いではないので、不特定多数の人に目にしてもらうためにはインターネット上の情報頼みです。

結果、各種情報サイトに登録することによって当音楽教室を知ってもらうきっかけになり、そこからアクセスしていただいて集客につながっています。

特にここ5年は、皆がスマホを持って、情報をインターネットから取りやすくなりました。

なにかを調べる際に電話帳やリアル情報よりも先に検索サイトでもって調べてくれるので当音楽教室の情報にヒットしやすくなりました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

音楽教室経営(50代男性)の事例:結果から学べる集客のポイントは?

皆がスマートフォンを持つようになったことが集客につながった最大の要因だと思います。

それまでは口コミや実際に目にした情報のみで判断をしていた人たちが、スマホの検索サイトで「○○町 音楽教室」と打つと一度に多くの情報を手に入れられるようになったわけです。

ですから、まず複数の情報サイトやポータルサイトに登録しました。

これにより検索エンジンの信頼性が高くなり、ブログが表示される順位は上がります。

また情報量の多さや内容の充実度など、検索エンジンのアルゴリズムによって表示される順位も変わるのでこういった対策をしっかりおこなうべきだと思います。

そして、あらかじめ相手が得たい情報を記載しておけば、メールないし電話などでアクセスしてくれるということです。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

事例②音楽教室に生徒募集のチラシで集客した30代女性

次はターゲットと集客方法がうまくマッチした事例です。

余暇を楽しみたい、趣味を見つけたいと思う熟年層の心に刺さるよう、ハイセンスで目立つチラシを制作したことが成功のポイントですね。

新聞購読している世帯は高齢の方が多く、生活や時間にも余裕があるためターゲット像と重なります。

どのような人に来てほしいかをはっきりとさせることも、集客を成功させる秘訣となります。

音楽教室経営(30代女性)の事例:集客の具体的な施策は?

もともと母が開いていた子供向けのピアノ教室にプラスして、私がピアノ教室とフルート教室を始めました。

私の場合はどちらかというと大人を対象にしたかったので、かわいいというよりは素敵な感じのチラシを作り、新聞への折り込み広告とポスティングをしました。

チラシで集客した理由は、年齢層が上の方は新聞を購読していると思ったからです。

また、新聞屋の折り込みだとお金持ちの高齢者が多い地域をある程度選べます。

自力でポスティングする場合も、やはり少しお金持ちそうな家を狙ってポスティングをしました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

音楽教室経営(30代女性)の事例:集客の結果を教えてください

一番最初に折り込み広告を入れた時は、7000枚配布で4人の生徒さんが集まり大成功でした。

その後も同じくらいの量を複数回配ったのですが、何の成果もない時もありました。

教室は2つの市の境目にあるのですが、住所のある方の市からは多少遠くても来てくれていました。

しかし、隣の市からは住所から遠いと判断されるのか、よい反応がなかなかもらえませんでした。

ポスティングに関しては気がついた時に数十枚単位でやっているだけなので、正確な効果はわかりませんが、1人は確実にポスティングで来た事がわかっています。

大人も子供も来ました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

音楽教室経営(30代女性)の事例:結果から学べる集客のポイントは?

友人に音楽教室らしからぬ、おしゃれで斬新なチラシを作って貰いました。

たくさんの折り込みチラシの中に紛れても目を引きます。

また、基本的に大手の教室より月謝が安いうえ、個人ならではの柔軟なスケジューリングを売りにしていたので、チラシを配れば多少なりとも反応をもらえていました。

近所に住むお子さんは通いやすいし、大人にとっては安くてフレキシブルなレッスンは魅力があると確信しています。

住宅街で目立たず駅から離れてるので立地は良くないですが、周辺地域の人にインパクトのあるチラシで存在を知らせることができたのが良かったと思います。

現在ホームページがないので、自分で簡単なものでも作って更なる集客アップを目指したいです。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

事例③コミュニケーションを取って集客に成功した40代女性

次に紹介するのはコミュニケーションで集客に成功した事です。

口コミや紹介など、集客でもコミュニケーション能力の高さはポイントになりますよ。

コミュニケーションを通して得た地域や生徒のニーズを、どう集客に活かしたのか詳しくみていきましょう。

音楽教室講師(40代女性)の事例:集客の具体的な施策は?

人脈作りです。

同じ業種のイベントや大会に顔を出して友人や知り合いを広げていきました。

地域で顔なじみになることで、紹介や口コミで集客できるようになりましたよ。

友人を増やすことで宣伝を手伝ってくれたり、同じ業種の人が手を組んでイベントを開催したりと集客につながるチャンスを増やせました。

また、自分の能力を知ってもらう機会が乏しいのでコンサートなどの実績を作り、私の講師としての価値を体感できる場を設けました。

集客のためだけでなく、自身の勉強のためにイベントに足を運ぶこともありますね。

イベントを主催したり、参加することで仕事を得るチャンスになるケースもあります。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

音楽教室講師(40代女性)の事例:集客の結果を教えてください

コミュニケーションを通して、地域の情報や生徒のニーズが把握できました。

得ることができた情報をきっかけにさらに新しい提案や、対策が行えるので仕事の幅が広がっていきました。

最初のうちは様子を見る形になってしまうことが多くても、たくさんの方と出会って接するうちに共通の話題が増えましたよ。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

音楽教室講師(40代女性)の事例:結果から学べる集客のポイントは?

商売は、需要と供給のバランスが必要不可欠という基本が大事です。

集客でもお客さんの空気を肌で感じ、自分で考えるきっかけをどんどん作ることが大切だと思います。

私の場合は積極的にコミュニケーションを取ることで、具体的に何をしてどのように振舞っていけばよいのかが分かりやすくなり、自分でも新しいことを考えやすくなりました。

最近では情報網が普及しているので、目に入る情報が一辺倒になり人の興味をひくのが難しくなっていると感じています。

だからこそ、オリジナリティを発揮し続けることが人々にとって新鮮に映るのではないかと思います。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

事例④Web・アナログ集客を幅広く活用した40代女性

次に紹介するのは、幅広い集客方法を活用して成功した事例です。

こちらの事例ではSNSの発信や外部への営業など、認知度を高めることを意識的におこなっています。

どのような集客をしたのか、サックス教室の事例を詳しくみていきましょう。

サックス教室(40代女性)の事例:集客の具体的な施策は?

ホームページやブログ、フェイスブックなどの投稿などによる広報活動をしました。

音楽教室への講師登録をして、外部への仕事を増やして周知活動もしました。

さらに、コンサートの企画をしたり、コンサートに出演することで周知活動もしましたよ。

学校などの部活動にトレーナーとして登録して、専門のトレーナーだけでなく合奏指導などもおこない、学生のコンサートにも出演することで幅を広げてきました。

集客では人とのつながりが一番大きいので、なるべく外に出ていくようにはしていました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

サックス教室(40代女性)の事例:集客の結果を教えてください

ある一定の顧客はできましたが、限定的なもので、あまり広がることはなかったです。

一度レッスンを始めてくれた人をなるべく大切にすることで、細く長くやっていくスタイルになっています。

音楽教室もコンサートの開催も、コロナのこともあり、だいぶ生徒さんやお客さんが減ったので、外部への露出はだいぶ減ってきたように思います。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

サックス教室(40代女性)の事例:結果から学べる集客のポイントは?

集客では知名度や認知度をどう上げていくかが大切だと思います。

私は若いうちの広報活動が少なかったのと、コンサート活動が少なかったのかと思います。

コンサート活動をするにも、やはりある程度の肩書が必要です。

コンクールの入賞や受賞など、若いうちにやっておかないといけないことも多いと感じます。

コロナの今でも一定の顧客はいます。

ですが、学校などの部活動におけるトレーナーは需要があっても予算がなかったり、コロナのため外部から人を入れることに神経質になっている現場が多いので、仕事も減ってしまいました。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

事例⑤アナログ集客に力を入れた30代女性

次に紹介するのはアナログ集客を活用した事例です。

現在はSNSやホームページなど、Web集客が音楽教室の集客では主流になりつつありますが、アナログ集客も効果的な手段ですよ。

特にイベントやコンサートでの体験の提供は、共感しやすく、音楽教室の価値を高める集客方法です。

アナログ集客を活用したギター教室の事例を詳しくみていきましょう。

ギター教室(30代女性)の事例:集客の具体的な施策は?

チラシ配り、パンフレットのポスティング、無料コンサートの企画や開催、イベントへの参加や無料体験レッスンなどをしました。

当時はいまのようにSNSで集客したりオンラインレッスンに対応することがほとんどなく、ポスティングは何百枚何千件と回りました。

イベントやコンサートとなればお宅訪問もしましたし、生徒さんに紹介し、その生徒さんがお客様を呼んでくださったりもしました。

昔だったので、足を使い呼び込みや勧誘で集客をしましたね。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

ギター教室(30代女性)の事例:集客の結果を教えてください

チラシ配りやポスティング、呼び込みや勧誘は本当に1000件回って1、2件あるかないかです。

イベントやコンサートから興味をもってくださる方は多く、イベントやコンサート当日に「習います!」という方もいらっしゃいました。

無料体験レッスンの成約率は高めです。

ある程度興味がある方に、演奏を生で聞いてもらう、体験してもらうと「やってみたい」「習ってみたい」と感じていただけるようでした。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

ギター教室(30代女性)の事例:結果から学べる集客のポイントは?

どんな人をターゲットとして、集客したいのかを考えることが大切だと思います。

たとえば、チラシ配布やポスティングはばらまき作業で、興味のない人にはゴミとなってしまいます。

なので新規で生徒さんを獲得するのには、あまり効率的ではなかったと感じました。

あと、集客では体験を提供することが大事だと思います。

無料体験レッスン、無料コンサートなどは地域のイベントと連携し開催することで歩いていると目にとまる、聞こえるという環境だったため、興味のない人にも存在を知ってもらえる機会となりました。

そこから体験に持ち込むと大体はご入学になっていたため、実際の体験が決め手となったと考えられるからです。

※上記は自社の独自アンケート調査をもとに作成したものです。

音楽教室・ピアノ教室の集客方法8つ!ネット募集からオフライン集客まで解説

ここでは、まとめ一覧で紹介した集客方法を詳しく解説します

メリット、デメリットに加え、効果が期待できるターゲット層や集客につながる方法も紹介していきますね。

それぞれの特徴を参考に、ご自身のターゲットに合った集客方法を探してみてください。

Web集客①ブログを作成する

ブログには以下のような、自分の主張や励みになったことを書いてみましょう。

  • 日々のレッスンで大切にしていること
  • ご自身が経験してきたレッスン
  • 生徒と保護者からのあたたかい支援や協力

少しずつにはなりますが、先生の人柄を知ってもらうことができます。

発表会での生徒の成長や、コンクールに出場した生徒の結果なども書くことで、講師としての信頼を築くこともできますね。

こちらの記事でおすすめの無料ブログをご紹介していますので、ぜひご覧ください。

また、音楽教室と相性の良いアメブロでの集客についてはこちらの記事で詳しく解説しております。

Web集客②SNSを活用する

スマートフォンにアプリをインストールすれば誰でも発信できるSNSは、パソコンが得意ではない方でも簡単に登録できます。

なかでもFacebook/TwitterYouTubeInstagram、は個人レッスンの音楽教室での集客にとても向いています。

しかし、利用者の年齢層が違うことや、情報の内容によっては向き不向きもあるので、ターゲットや目的にあったSNSを選ぶことがポイントです。

SNSもブログと同様に継続して投稿することが集客へとつながりますので、コツコツとつづけることも大切ですよ。

では、それぞれの特徴や利用層を詳しくみていきましょう。

【おすすめのSNS】Facebook(フェイスブック)

フェイスブックは実名登録のSNSということもあり、情報の信頼度が高いのが特徴です。

利用者の年齢も30代以上が多く、音楽教室としての集客では「本人が余暇や趣味として楽しむため」と「子どもの習い事」という2つのターゲット層に向いていますね。

他のSNSに比べて拡散力は劣りますが、炎上リスクが低く、写真などのプライバシーにしっかり配慮すれば安心して投稿できます。

地域を限定して広告を出稿することもできるので、予算を取ることができるならフェイスブック広告を利用するのもよいでしょう。

【おすすめのSNS】Twitter(ツイッター)

ツイッターは拡散力が高く、知名度や認知度をアップすることに向いています。

年齢層は20代〜30代で、音楽のスキルアップをしたい人の集客が期待できます。

文字だけではなく写真や動画も投稿できるので、有名な曲や流行の曲の一節を演奏して腕前を披露すると拡散につながるでしょう。

他にも生徒用の楽譜を買いに行く様子や、プチイベントのお菓子を準備しているなど、日々のレッスンに関する日常の投稿も親近感を感じてもらえます。

ただ、どのSNSでも気をつけなければいけないのですが、拡散力が他のSNSに比べて高いツイッターは特に炎上しやすいため、投稿内容はしっかりと確認してくださいね。

2023年7月よりTwitterはX(エックス)へ名称を変更しています

【おすすめのSNS】YouTube(ユーチューブ)

動画配信のユーチューブならば、先生の雰囲気や技術力、音楽の方向性などを存分にアピールできますよ。

投稿者の録音環境にもよりますが、CDと大差ないほど音質もいいので、音楽配信との相性はばっちりです。

利用者の年齢層は10代〜20代が中心ですが、60歳以上の方の利用も増えています。

ターゲット層としては難しいところがありますが、良質の音楽は年齢問わず心に響くので、こちらも知名度や認知度アップにつなげられるでしょう。

他にも初心者向けの無料レッスンや曲のポイントを解説した動画などを投稿することで、実際に教室で教えるときのイメージも伝わりますよ。

【おすすめのSNS】Instagram(インスタグラム)

写真と動画がメインのインスタグラムは、教室の雰囲気やレッスンの様子を伝えることに向いています。

発表会などの華やかな場面も、インスタグラムにはぴったりですね。

こちらも10代〜20代の若い世代の利用者が中心となっていますが、最近は30代、40代の利用者も増えています。

また、自分が投稿するだけではなく検索ツールとして活用する人も多くなっています。

ですから、キーワードを使ったキャプションやハッシュタグを工夫することで、投稿をより多くの人に見てもらえますよ。

このようにインスタグラムは、投稿する内容でセンスや人柄のイメージがつきやすいため、ご自身の世界観を大切にした投稿をするとよいでしょう。

ただ、インスタグラムは他のSNSと比べて拡散力は劣ります。

また運用をはじめて集客できるようになるまでに時間もかかるため、ハッシュタグをうまく活用しながら中長期的な視点をもつことが大切です。

インスタグラムでの効果的な集客方法はこちらの記事で詳しく紹介していますので、参考になさってくださいね。

Web集客③ホームページを制作する

ホームページは「音楽教室に通いたい!」と、ある程度の熱量があるターゲットが確認するツールなので重要です。

以下のような、教室選びをしているユーザーが知りたい情報をわかりやすく記載しておきましょう。

  • 料金
  • レッスン内容
  • 住所
  • 連絡先
  • 問い合わせフォーム

また、SNSで集客したユーザーをホームページへ誘導し、入会の検討や申し込みをしてもらうといった「ゴール」の役割も担っています。

検索上位になれば、多くの見込み客の目に留まり集客力もアップしますよ。

サーバーやドメインの使用料はかかりますが、実績と信頼を得ることができるので、ホームページを制作し、しっかり運用していきましょう。

こちらの記事で集客できるホームページを作るコツをご紹介しています。ぜひあわせてお読みください。

Web集客④オンラインレッスンを導入する

塾や仕事で遅い時間しかレッスンを受けられない人、遠方のため通うのが難しい人などはオンラインレッスンを希望され方もいますよね。

こういったニーズに対応することも集客のポイントといえます。

まずはホームページやSNSで、オンラインレッスンができると告知をしましょう。

オンラインレッスンと言ってもその方法は多岐にわたります。

先生が曲を弾いている動画の提供や、生徒さんが弾いている動画を見たうえでの指導、ビデオ通話しながらリアルタイムで指導するなどさまざまです。

オンラインレッスンをするのであれば、ターゲットは小学校高学年か中学生以上の年齢層がよいでしょう。

小さな子は画面を通してだと集中力が続かない可能性がありますので、レッスンの対象とするならば工夫が必要です。

先生の指導に適したレッスン方法を選んでくださいね。

オンラインレッスンのやり方やツールをまとめたこちらの記事も参考になさってくださいね。

Web集客⑤インターネットの口コミを活用する

実際に利用している人、利用しようと思ったがやめた人、いろいろな立場からの評価を知ることができるのが口コミの良いところです。

第三者の評価は信頼度が高く、口コミを参考に教室を選ぶ人も多いでしょう。

「悪い評価を書かれたらどうしよう」と心配になりますが、ネガティブな評価にも真摯に対応し業務改善していくことで評価につながります。

利用者からの意見は貴重ですよね。

良い点も悪い点も、自分では気づかないことに気づかせてくれる大切な財産となるので、ぜひ利用して教室運営に活かしていきましょう。

では無料で登録できる3つの口コミサービスを紹介していきますね。

【おすすめのサービス】Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールに登録すると、検索やマップに表示してもらえます。

プロフィールを充実させたり、画像やイベントの案内を投稿して定期的に更新をすれば評価も上がりますよ。

SNSと連携もできるので、そちらに誘導することも可能です。

口コミへの返信で好印象を与えたり信頼を増したりできるので、素早く丁寧な返信を心がけましょう。

ガイドラインが厳しく、違反があるとアカウントが停止されることもあります。

第三者からの通報で止められることもあるので、登録や投稿には十分気をつけてください。

【おすすめのサービス】Yahoo!プレイス

Yahoo!で検索したときに教室の情報などを表示してもらえるのがYahoo!プレイスです。

基本的な機能はGoogleと一緒ですが、Yahoo!で検索する人のためにこちらも登録しておきましょう。

世界の検索エンジンシェア率のチャートがわかる「statcounter GlobalStats」によると、2022年9月現在でGoogleが75.59%、Yahoo!は15.24%となっています。(※1)

「7割以上のシェアならGoogleだけでいいかな」と思いがちですが、利用者の年齢層が異なりますし、6人に1人はYahoo!検索するということですので、取りこぼしのないようぜひ登録してくださいね。

規約はGoogleとYahoo!でもまったく違いますので、利用する際は確認が必要です。

それぞれのルールを守り運営しましょう。

定期的な更新と口コミの対応で検索上位を狙うこともできますよ。

(※1)「statcounter GlobalStats」検索エンジン市場シェア 日本

【おすすめのサービス】おこちゃまスクール

子どもをメインとした口コミ集客ならおこちゃまスクールがおすすめです。

地域やカテゴリーで検索すると教室名が表示され、その教室名をクリックするだけでホームページへと誘導してくれます。

18歳以下を対象とした教室ばかり登録されているので、保護者からの検索が期待できます。

条件を満たし審査に合格した教室だけが登録できるので、信頼性も高いですよね。

最新の口コミ10件をトップページに表示してくれるので、口コミを書いてもらえれば注目度がさらに高まり、閲覧してもらえる機会も増えるでしょう。

しかしその一方で競合となる教室も多く掲載されているので、明確な差別化ができていないと競合に流れてしまうというデメリットもあります。

ホームページでより詳しい情報や強みをしっかり提供して、問い合わせにつなげましょう。

オフライン集客⑥折込チラシやポスティングをする

教室のご近所や地域への認知度アップには折込チラシやポスティングが効果的です。

家の近くの教室は通いやすいため、長く続けられるポイントになりますよね。

折り込みチラシは、高齢者に新聞購読層が多いことから、大人向けレッスンの集客に適しています

狙ったエリアに一度で大量にチラシを配布できるのもメリットです。

ポスティングは新聞の折り込み広告とは異なり大量配布とはいきませんが、ある程度狙いをつけてターゲットに配付できるのが魅力です。

ターゲット層に合わせた住宅街を選ぶと良いですね。

子どもがターゲットなら新興住宅地やマンション、学校近くの新築の家などにチラシを配りましょう。

印刷費や折込料、ポスティングの手間もかかりますが、存在を知ってもらうための不特定多数への広告としては比較的安価ですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

オフライン集客⑦イベントを主催する

音楽教室のイベントといえば、以下のような催しがあります。

  • 新規生徒のための体験レッスン
  • 既存生徒のための発表会
  • 教室や先生の演奏会

体験レッスンは先生との相性やレッスン内容、楽しんで続けられそうかなどを、生徒や保護者が実際に試すことが集客につながります。

体験レッスンのあとに入会してくれた人には特典があるなど、スムーズに入会へ進める導線を作っておくことが大切ですよ。

発表会は生徒本人のモチベーションにもつながりますし、保護者も子どもの成長を感じることができる絶好の機会です。

生徒の発表会を見に来た人も「ここで習いたい」と、音楽教室に高い価値を感じてくれる可能性がありますよ。

準備などはたいへんですが、先生、生徒、保護者といった教室に関わるすべての人が達成感を得られるイベントです。

さらに知り合いの講師同士で声をかけあい演奏会をおこなったり、公共の場で誰もが聞けるリサイタルを開いたりして、先生の演奏を広く知ってもらうことも集客につながります。

先生の演奏に憧れて入会してくれた生徒さんはロイヤルティも高いので、質の高い集客が期待できます

オフライン集客⑧既存生徒から紹介してもらう

既存生徒からの紹介は知っている人が通っている安心感もあり、入会率も高くなります

紹介された方は最初から良い印象を持っているので、先生の人柄や技術などプラスアルファの要素で集客力を高めましょう。

ただ「紹介して!」と強引に詰め寄るのは既存生徒さんにとってプレッシャーとなり、最悪の場合退会されるリスクもあるので注意してください。

「よかったら、ぜひ」のスタンスを保って信頼関係を構築し、既存の生徒さんが自発的に紹介してくれる流れを作るのが大切ですよ。

紹介した人、入会した人、どちらにも平等で失礼のない対応をすることで、さらに信頼を強くすることもできますよ。

音楽教室・ピアノ教室が集客できない3つの原因

どんな習い事にも言えますが、自分の音楽教室やピアノ教室に選ばれる理由がないと集客はできません。

ここでは目的やターゲットを絞っても音楽教室やピアノ教室の集客がうまくいかない場合に考えられる原因を3つ紹介します。

原因別の対策についても解説していきますね。

原因①差別化のポイントがない

原因1つ目は他の音楽教室やピアノ教室と差別できるポイントがないことです。

「この教室に行こう!」という決め手、他の教室とはここが違うというポイントがあれば人が集まります。

教室の差別化には、USP(Unique Selling Proposition)を見つけてください。

USPとは、自分の教室だけが持っている独自性と考えるとわかりやすいですね。

例えば強みや個性などをわかりやすく伝えることで、「この教室でお稽古したい!」「この先生に教えてもらいたい!」という強い愛着を持ってもらえます。

「料金が安いから」などの理由で来た生徒さんは、より安い教室を見つけるとそちらに移ってしまったり、辞めることに抵抗がなかったりしますよね。

対して強い愛着心がある生徒さんは、教室や先生に価値を見出しているため簡単に辞めることはありません

セルフブランディングで先生自身の価値を高めたり、ベネフィットを提示することも差別化につながりますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

あなたの教室だからこそ、生徒へ届けられる価値を考えてみましょう。

原因②ターゲットが明確になっていない

原因2つ目はターゲットが絞りきれていないことです。

「子ども」という大きなくくりで人を集めても、お互いの求めていることが違えば生徒となることは少ないですし、仮に生徒になったとしても長くは続きません。

子どもか大人か、などというざっくりしたものではなく、家庭環境や家族構成まで設定すると、よりターゲットに近づける方法が見えてきますよ。

ターゲットを明確にして、長続きする質のよい生徒を集客しましょう。

原因③生徒のニーズに応えられていない

原因3つ目は生徒のニーズに応えられていないことです。

求められることすべてに応えることはできませんが、無理のない範囲での柔軟な対応やサービスを明示しておきましょう。

例えばレッスンをお休みしたら別の日に振り替えてくれる、発表会やコンクールの直前は特別レッスンをしてくれるなど、生徒のニーズに応えていくことも集客のポイントです。

こういったことはFAQとしてホームページにあらかじめ書いておけば、柔軟な対応をしてくれる教室として認識されますよ。

また、先生自身の経歴や活躍の様子も重要な情報のひとつですが、それ以上に求められるのは内面的なニーズに応えられる専門性です。

ピアノを習うことによって得られる脳の活性化や集中力、諦めずに努力する心、達成感を求めている人は多いでしょう。

特にお子さまに習わせたい保護者の方にその傾向があります。

さらに生徒の指導だけではなく、保護者の悩みに寄り添った対応をすることも求められます。

生徒や保護者の個性や悩みを通じてニーズを知り、それに応えていくことは、ご自身のスキルアップにもつながりますね。

新しい知識や注目されているメソッドを取り入れることで、レッスンの質もあがります。

このように、ターゲット層のニーズを想定しご自身の経験や資格、どのような対応ができるかを掲示しておくことで、入会のハードルを下げることができますよ。

ちょっとしたことのように感じますが、安心感を与えることが集客につながるのです。

音楽教室・ピアノ教室の集客を成功させる5つのコツ

ここでは集客を成功させる5つのポイントについて説明します

5つのポイントはそれぞれに作用しあうことで相乗効果が得られ、効果的な集客へとつながっていきます。

ひとつひとつのポイントをしっかり押さえ、集客を成功させましょう。

ポイント①「地域名+音楽教室」のキーワードで検索上位を狙う

通える範囲にある音楽教室を探している人は、検索ツールに「地域名+音楽教室」と入力します。

そのとき、検索上位に出てきた教室からチェックする人がほとんどですよね。

つまり検索した人の目に多く触れるためには、狙ったキーワードで検索サイトの上位に表示される必要があるのです。

例えば見出しやタイトルに、自然な流れで「地域名+音楽教室」のキーワードを盛り込みましょう。

さらにユーザーにとって、価値のある良質なコンテンツを作ることも大事です。

こちらの記事ではSEOに強いホームページを作るコツを、こちらの記事ではブログでのSEO対策を解説していますので、どちらもお読みいただけるとさらに質のよいコンテンツを作ることができますよ。

ポイント②音楽教室の情報を明確に記載する

Webサイトにはできるだけ情報を記載しましょう。

特にホームページは教室の顔となるので、以下のような内容を記載して不安や疑問に先回りして答えておくとよいですね。

  • レッスン内容
  • 難易度
  • 料金
  • 支払い方法
  • アクセス
  • 駐車場の有無
  • 現在の生徒数
  • 年齢
  • 先生の経歴
  • 体験レッスンについての情報

ニーズに応えるためだけではなく、できる範囲を伝えるという意味でもFAQを記載し、教室の方針や理念を理解してもらいましょう。

記載してあればトラブルを未然に防ぐことができ、生徒さんと良好な関係を築いていけます。

ポイント③セルフブランディングに力を入れる

先生自身の魅力も教室が選ばれる理由のひとつです。

特にマンツーマンのレッスンでは、教え方だけではなく先生の人柄も重視されますよ。

先生のファンとなった生徒さんは「先生に習うこと」に価値があるので、お稽古を長く続けてくれますし、練習も熱心にやってくれるでしょう。

間違ったセルフブランディングは、ただの自慢になってしまったり、勘違いした人になってしまいます。

今あるべき姿で自己分析をしっかりおこない、音楽講師としての強みから、生徒に提供できる価値を見つけましょう。

セルフブランディングをおこなうには、ホームページやSNSを使うのが効果的ですよ。

複数のSNSを活用する場合は、プロフィールのアイコンを統一したり、分かりやすいキャッチコピーがあったりすると良いですね。

こちらの記事を参考に、正しいセルフブランディングで自分の価値を高めてくださいね。

ポイント④ベネフィットを提示する

ベネフィットとは、教室に通うことによって生徒さんがレッスンから得られる効果や利益、つまり生徒さんの身につく能力を指します。

例えば「両手が違う動きの曲が弾けるようになる」や「ピアノの音を聞けば、どの音かわかるようになる」などの音楽的なことだけでなく、「練習をみずから進んでおこなう」「集中力が増す」「あいさつができる子になる」といった物事に取り組む力や礼儀正しさを身につけることなども、ベネフィットとなります。

教室に通いレッスンを続けることでどんな未来があるか、というイメージがポジティブなものであれば「この教室に通うことでいいことがある」と認識してもらえますよ。

ポイント⑤コンセプトにあったチラシをデザインする

記載できる文章や写真に制限があるチラシでは、たくさんの情報を詰め込むよりもイメージやコンセプトを伝えられるようにデザイン重視で作るのがよいでしょう。

もちろん、教室名や住所、連絡先などの基本情報は必要ですが、どういった生徒を募集しているのか、どのようなスタンスで教えていくのかをデザインを通して伝えることができます。

コンセプトとずれたチラシですと、見た人が勘違いしてしまうこともあるので注意が必要です。

目指すゴールの違いから気持ちもすれ違ってしまうと、お互いにストレスを抱えてしまいますね。

教室の雰囲気や方向性、生徒さんの年齢層がわかるようなデザインを考えると、先生と相性の良い生徒さんが集まりますよ。

チラシデザインと同様に、ホームページを作成している方は、トップページが重要になります。

こちら記事で、ホームページのトップページについて解説しているので、ぜひチェックしてください。

まとめ

ここまで音楽教室の生徒を増やす集客方法について解説しました。

内容をおさらいしてみましょう。

  • 他の教室との差別化を図る
  • ターゲットを設定し、相性のいい集客方法を選ぶ
  • ベネフィットを提示する
  • 講師の魅力を増すセルフブランディングをする
  • Web集客とオフライン集客を併用する

先生自身に価値を感じてもらい、他の教室では得られないものを提示することで、選ばれる教室になります。

「この先生にお稽古してもらいたい!」「この教室に通いたい!」と思われるような教室へと、どんどん成長させていってくださいね。

目次