運営者プロフィール

森谷俊之

LibRu代表取締役

個人・小規模事業者向けのマーケティング・ブランディングのコンサルタント/セールスコピーライター

経営者の3つの課題「お金がない、時間がない、人材がない」は、シンプルな仕組みで解決できます。集客から販売までを自動化して、ビジネスを成長させていくための仕組み構築を支援します。

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お店を知ってもらう効率的な手段とは?認知度が上がる集客方法やコツ

  • 新しくお店を始めたけどなかなか集客できない!
  • 多くの人に来店してもらうにはどうしたらいいの?
  • どんな媒体を使うと集客につながりやすいの?

お店の認知度を上げるためには、チラシ広告を作成したりホームページを作ったり、数多くの方法がありますよね。

ですが、お店を知ってもらいたいと手当たり次第に広告を出してもコストや労力がかかり現実的ではありません

効率よくお店を知ってもらうためには、数ある集客方法の中から自分のお店にあった手段を見つける必要があります。

この記事ではお店の認知度をあげるのに最適な集客方法をまとめました

認知度アップにつなげるためのコツも紹介しているので、集客できずに困っている方はぜひご覧ください。

集客を上げてお店を成功へと導くために、まずはお店を知ってもらう手段を考えていきましょう。

目次

集客の基本!売り上げを伸ばしているお店が明確にしていること

お店を始める時、どうやって集客をしようか悩む方は多いですよね。

ですが集客方法を考える前に決めておくべきことがあります

それはお店のターゲットとアピールポイントです。

なぜなら、ターゲットを絞った上でそのターゲットのニーズに応えるアピールポイントがなければ、いくら集客に力を入れても顧客が訪れたいと思わないからです。

例えば洋食店を始めたいと考えた時に、ビジネスマンをターゲットとするのかファミリー層をターゲットにするのかでお店の打ち出し方も変わりますよね。

ビジネスマンをターゲットにするなら、提供時間の早さや待ち時間の少なさをアピールするのが有効です。

対して、ファミリー層をターゲットにするなら、キッズメニューを充実させたり、子連れでもゆっくり過ごせる雰囲気をアピールした方が効果的ですよね。

お店の方向性を明確にして競合との差別化が図れる個性を打ち出せば、自ずとお店にあった集客方法も見つけられます。

さらにブランディングを行いその個性をうまく顧客へ伝えるとより集客効果が高まりますよ。

ブランディングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説していますので合わせてお読みください。

【オンライン集客とアナログ集客】より多くの人にお店を知ってもらう集客方法8選

お店を成功へ導くためには集客は欠かせません。

お店の方向性を明確にできたら、どういった媒体やツールを利用して集客していくのか具体的な方法を考えていきましょう。

今回は数ある集客方法の中から、より効率よく集客に繋げられる8つの方法をご紹介します。

方法①オンライン集客:グーグルビジネスプロフィールに登録

はじめにご紹介する集客方法は、グーグルが提供している無料の情報管理サービス「グーグルビジネスプロフィール」に自店舗の情報を登録する方法です。

グーグルビジネスプロフィールに店舗情報を登録することで、ユーザーがグーグル検索やグーグルマップで店舗の検索を行った際に、検索内容に合ったお店が検索結果やマップ上に表示されます。

レビューや口コミ、予約管理までを一括して表示できるため、集客に繋がりやすい点がメリットですね。

また日本の検索エンジンのシェア率75%以上を占めるのがグーグルなので、高い集客効果も期待できます。(※1)

グーグルビジネスプロフィールで上位表示されるためにはこまめに情報を更新しなければいけませんが、無料で簡単に利用できるので初めての方でも取り入れやすい集客方法ですよ。

グーグルビジネスプロフィールの使い方や集客効果についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。

(※1)総務省 令和4年版情報通信白書 第3章第6節 日本における検索エンジンのシェア(利用端末別)

方法②オンライン集客:SNSの活用

続いてご紹介する方法は、Instagram/Facebook/Twitter/LINEなどのSNSを活用した集客方法です。

SNSの魅力は情報の拡散スピードが早く、より多くのユーザーに情報を届けられる点です。

お客様の反応もダイレクトに受け取れるので、経営戦略に反映させやすいのもSNS集客のメリットですね。

さらにSNSは基本無料で利用できるので、コストをかけずに集客できますよ

ですがその一方で、悪い情報も一気に拡散してしまう危険性があることや定期的な情報発信が必要になる点は覚えておきましょう。

集客でSNSを活用する際は、不特定多数のユーザーが目にするものであることを意識して運用してくださいね。

こちらの記事ではSNSで集客するコツについて詳しくまとめましたので、併せてお読みいただくと参考になりますよ。

方法③オンライン集客:ホームページ/ブログを開設

お店のホームページやブログを開設するのも集客には効果的です。

ホームページやブログは掲載できる情報量も多く、お店側が主体となって発信するため信頼度が高いからです。

ホームページやブログならば、自由にコンテンツを作成できるのでお店独自の強みや個性を打ち出しやすい点も集客におすすめな理由のひとつです。

お店のイメージやコンセプトに沿った世界観で作成すれば、ブランディングにも役立ちますよ。

ただしホームページやブログはただ作成すればいいわけではありません。

SNSと連携したり、ユーザーが検索しそうなキーワードを入れてSEO対策を行ったり、ホームページやブログを見てもらうための工夫が必要です。

ホームページやブログを集客方法として活用する際は、集客導線も一緒に考えることが大切ですよ。

ホームページ集客ブログ集客のコツについては、以下の記事でそれぞれ詳しく解説しています。

方法④オンライン集客:ポータルサイトに登録

すぐにでも認知度をあげたい場合にはポータルサイトへの登録がおすすめです。

ポータルサイトとは同じ業種の店舗情報をまとめたサイトのことで、飲食店の情報が掲載された「食べログ」や美容情報が掲載された「ホットペッパービューティー」などのことを言います。

ポータルサイトは、ネット予約やクーポンも一括して管理できることから、顧客獲得率の高いツールと言われていますよ。

またポータルサイトは、自分の経営する業種のお店に行きたいと思っている人が見るサイトのため、利用してもらえる可能性が高いのがメリットです。

ですがポータルサイトは競合が多いのがデメリットです。

競合とうまく差別化を図らなければ埋もれてしまうので、しっかりとお店の強みをアピールしていきましょう。

お店の差別化やアピールポイントを考えるときに役立つのが、USPです。簡単に説明すると、USPとはあなたやあなたのお店にしかない強みを指します。

USPについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

方法⑤オンライン集客:Web広告を出稿

Web広告とは、検索エンジンで特定のワードを検索した人や過去の閲覧履歴から興味を持ちそうな人を狙って打ち出す広告のことです。

WEB上のメディアやSNSやYouTubeなどに表示される広告ですね。

検索エンジンやSNSなどが持つデータを利用してターゲットを絞ることができるため、訴求効果の高い集客方法ですよ。

ただし、Web広告の出稿にはコストがかかるため、ターゲット設定やどの種類のWeb広告に出稿するのかなどをしっかりと考えなければ期待する効果は得られません

Web広告へ出稿する際は、分析を行いより集客効果が上がるように改善していくことが大切ですよ。

SNS広告などのWeb広告については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

方法⑥アナログ集客:チラシ/フライヤーの作成

デジタルに馴染みのない方には、チラシやフライヤーを作成して各家庭にポスティングしたり、手渡しで配布する方法がおすすめです。

チラシはホームページ作成やポータルサイト登録のように、長期的に運用するものではないため、単発的なコストだけで済みます

来店確率の高いエリアに絞ってポスティングしたり最寄り駅で配布したりすると、直接アピールすることができ、集客効果は高くなりますよ。

またチラシはダイレクトに情報提供ができるため、地域の人にお店を認知してもらう効果は絶大です。

チラシやフライヤーは掲載できる情報量が限られているので、顧客の目を引きやすいアピールポイントとお店の情報が簡潔に伝わるように作成しましょう。

方法⑦アナログ集客:フリーペーパーに掲載

地域や生活に関連した情報が掲載されているフリーペーパーにお店の情報を掲載するのも集客には効果的です。

フリーペーパーは不特定多数の人が手にするので多くの人にお店の存在を知ってもらえますね。

特にフリーペーパーは地域を絞って発行されているものが多いため、より来店確率の高い人にお店を知ってもらえる効果的な手段なのです。

ただし、フリーペーパーは定期的に発行されることが多いため、タイムリーな情報を掲載できない点はデメリットと言えるでしょう。

競合も多く掲載できる情報量も多くないので、クーポンを付けるなどして来店のきっかけとなる工夫を取り入れるといいですよ。

方法⑧アナログ集客:地域のイベントに出店

集客するためには、まずは自分のお店の認知度を上げることが必要です。

イベントへの出店は、お店の存在をまだ知らなかった地域の人に自分のお店を知ってもらえるチャンスですよ。

特に対面でコミュニケーションが取れるイベントへの出店は、お店の雰囲気を知ってもらうのに最適です。

イベントに出店する方法は、商工会議所に所属する方法や、イベント主催者に直接申込をする方法があります。

まずは地域でどんなイベントが開催されているのか、自分のお店のコンセプトと合うイベントなのかどうかを見極めてください。

そしてイベントへの出店が決まれば、「お店の一押しメニューの提供」や「イベントに来た方へ割引券の配布」など、店舗への来店に繋がる企画を検討するといいでしょう。

イベントへの出店でお店の良さを知ってもらえれば、来店するきっかけを与えられますよ。

こちらの記事では、イベントへの集客につながるキャッチコピーの作り方を解説していますので、参考にしてください。

お店の認知度アップにつなげる!集客効果を高める2つのコツ

集客を行うには労力やコストがかかるので、かかった労力やコストに見合った集客ができなければ長くは続けられませんよね。

ここからは集客効果を高めるための2つのコツをご紹介します。

コツを押さえて集客を成功へと導きましょう。

コツ①目を引くキャッチコピーを載せる

ひとつ目のコツは、顧客の目を引く魅力的なキャッチコピーを載せることです。

魅力的なキャッチコピーがあれば、続きが読みたくなり、お店の詳細な情報まで目を通してもらえるからです。

キャッチコピーに興味を惹かれなければ、顧客はその時点で見るのをやめてしまい、お店を知ってもらう機会を損失してしまう可能性があるのですね。

広告などで集客を上げるためには、キャッチコピーで読んだ人の心を掴めるかどうかが大切なのですよ。

まずは人を惹きつけるキャッチコピーで、お店に興味を示してもらえるようにしましょう。

キャッチコピーの考え方や書き方については、こちらの記事を参考にしてください。

コツ②いろんな集客方法を組み合わせる

集客方法にはそれぞれ特徴があり、集客方法によって適したターゲットも異なります

また、一つの集客方法だけでは、認知度を上げ集客に繋がるまでに時間がかかったり、効果をなかなか実感できない場合もあるでしょう。

なので、集客効果を高めるためにはさまざまな集客方法を取り入れることが大切です。

例えば、主婦層向けの飲食店の場合、ターゲットとなるのは30代~60代くらいまでの女性です。

その年代の中にはデジタルツールが得意な方もいれば不得意な方も混在していますよね。

そのためポータルサイトへの登録などのオンライン集客だけではなく、チラシやフリーペーパーなどのアナログ集客を組み合わせて活用すると、集客効果を高めることができるのです。

さらに、近年ではSNSを使って情報収集する人が増えているので、SNSとホームページを連携させたり、SNS同士を連携させることでより多くのユーザーにアプローチできますよ。(※2)

集客方法を組み合わせてより多くのユーザーへお店の情報を届けましょう。

(※2)総務省 令和4年通信利用動向調査の結果 P4 3SNSの利用動向(個人) SNSの利用目的(個人)

まとめ

お店を知ってもらうための集客方法や集客効果を高めるコツについてご紹介しました。

最後にこの記事の内容を簡単にまとめます。

  • 集客を上げるためには、まずターゲットやアピールポイントを明確にして、ブランディングを行うことが必要
  • グーグルビジネスプロフィールへの登録やSNSの活用は集客効果が高く、コストを抑えられる集客方法
  • オンライン集客はほかにも、ホームページやブログの開設/ポータルサイトへの登録/WEB広告の出稿などがある
  • アナログ集客では、チラシの配布/フリーペーパーへの出稿/地域のイベントへの出店が認知度をあげるのにおすすめ
  • 人を惹きつけるキャッチコピーを載せたり、複数の集客方法を組み合わせると集客効果が高まる

お店の存在を知る人が増えれば増えるほど、来店してもらえる可能性は高くなります。

認知度を上げて、より多くの人に興味を持ってもらえればお店の売り上げも伸びていきますよ。

この記事を参考に効果的な集客方法を取り入れ、成功への一歩を踏み出しましょう。

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