自分の商品を作るメリットとは?自分の商品を作る5つの方法
- 既存の商品と自分で作成した商品どちらを販売する方がメリットが高いの?
- 自分の作品を売り出したい!
- オリジナル商品の販売におすすめな方法とは?
自分でお店を始めるには売るための商品が必要です。
既存商品を仕入れて販売する方法もありますが、自分で作成したオリジナル商品を販売するのもおすすめですよ。
というのも、自分で作る商品には既存商品にはないメリットが沢山あるからです。
この記事では自分で作成した商品を販売するメリットから、オリジナル商品の作り方、販売の方法やコツまでを詳しく解説しています。
この記事を読むと、自分の作った商品をどのように販売すれば利益を上げられるのかが分かりますよ。
自分の商品を販売して起業したい方はぜひ参考にしてくださいね。
自分の商品を作るメリットとは?
自分の商品=オリジナル商品を作り販売することには、下記などのメリットがあります。
- 他にはない自由度の高い商品を作れる
- 開発コストを抑えて利益率の良い商品を作れる
- 価格競争に巻き込まれにくい
たとえば既存商品は店でも販売されているため、価格で差を付けて競争を勝ち抜く必要がでてくるケースもあるでしょう。
しかしながらオリジナル商品であれば、他の店にはない商品のため価格競争の必要がありません。
ただし、オリジナル商品といっても、この世にない商品を生み出せることは稀です。
「自分の営業マン時代のスキルを売ろう!」と自分の経験談を使ったとしても、営業のスキルを本やブログで販売している人はすでにいますよね。
なので「オリジナル商品」であっても、価格競争に巻き込まれるケースはあります。
さまざまなメリットを最大化でき、成功するオリジナル商品とは、ただ自分が一から作った商品ではなく、自分や自社だからこそ提供できる価値のある商品のことです。
独自性のあるオリジナル商品で、起業を成功に導きましょう。
マーケティングにおいて、独自性はUSPと呼ばれています。こちらの記事では、USPについてまとめたので、ぜひあわせてチェックしてください。
自分の得意や経験から作る!オリジナル商品の作り方
オリジナル商品はおもに自分の得意なことや過去の経験を元に作成できますよ。
ここからは、オリジナル商品の作り方について紹介します。
作り方①過去に困ったことを整理してまとめる
ひとつ目の商品例は、自分自身が過去に経験した困ったことへの解決策や克服方法をまとめて書籍化したり、動画として配信する方法です。
生活している中で困ることは沢山ありますよね。
生活の中で困ったことが起きた時には、Webで解決方法を検索する方も多いでしょう。
検索した結果、自分自身では思い浮かばないような解決法や的確なアドバイスが書かれているコンテンツがあれば、興味を持ちますよね。
特に身近な生活上での困りごとであれば、多くの人が解決策を求めているでしょう。
このように自分が困って解決できたことは、同じ悩みを持つ人たちが知りたがっている情報で、自分の商品となる可能性が高いのです。
作り方②体験談を活用する
困りごとの解決方法を伝えるのと同じように、自分自身のさまざまな体験談も商品化できます。
体験談を商品化する方法は、ブログや有料記事、電子書籍化や動画などさまざまです。
たとえば、子育てや受験の体験談などの身近なトピックも、自分の商品になり得ますよ。
先輩方の体験談は子育てや受験で悩んでいる人にとって有益な情報だからです。
さらに体験談を商品化することは、コストがほとんどかからないメリットがあります。
ただし扱う体験談によっては、多くのライバルがいるので、冒頭でお伝えしたUSPがよりポイントになるでしょう。
作り方③レッスンを用意する
自身のスキルや資格を活かして、講座やレッスンといった自分の商品を作れます。
たとえばヨガや英会話、最近ではWebページ作成講座などもよく見かけますね。
レッスンを自分の商品とした際に、悩みのタネとなるのが集客ですね。
集客でポイントのひとつになるのが、信頼性です。
ヨガであればインストラクターの資格を保有していたり、英会話であればTOEICやTOEFLで高い得点を取っていたりなど、専門性を高めると信頼性も高まるでしょう。
資格や人に教えられるスキルがある人は講師として登録したり、自身のオンライン講座を開講するなどして商品販売につなげられます。
こちらの記事ではオンライン講座の作り方を分かりやすく解説していますよ。
作り方④専門家として相談を受ける
専門性の高い内容のカウンセリングも、自分の商品になり得ます。
専門家とは社会保険労務士や経営コンサルタントなど、専門的な知識と資格を保有している人を言います。
最近では対面以外にも、オンラインカウンセリングがあるので、知識と資格さえあれば、自宅からでも簡単に開業できるのが特徴です。
作り方⑤ハンドメイド商品を販売する
ハンドメイドで服飾品や生活雑貨などを製作することで、自分の商品を作ることができます。
最近ではメルカリやラクマなどのフリマサイトや、minneやCreemaなどのハンドメイド販売サイトなどでハンドメイド商品の販売を目にする機会が増えてきました。
ハンドメイド商品の良さは、材料費と作る時間さえあればどんな人でも始められるところです。
細かい作業を得意としている方には、おすすめのオリジナル商品ですよ。
販売で失敗しないための重要な2つのポイント
自分で商品を作れるからと言って安易に販売を始めても、利益を上げられなければ起業は失敗に終わってしまいます。
起業を成功させるためにも、これからお伝えする2つのポイントを押さえて商品を販売していきましょう。
ポイント①自分のことを発信する
自分で作成したオリジナル商品を販売する上で大切なことは、自分のことを発信して認知度を上げ、信頼を獲得していくことです。
商品を購入する際、どんな人がどんな目的で作ったのかが分からなければ、信頼できる商品なのかを判断できませんよね。
信頼できる商品と思ってもらえなければ、当然購入にもつながりません。
たとえば専門家に相談をしたい時、相手がどんな人なのか全く分からなければ相談しにくいですよね。
これまでどんな経験をしてきてなぜ相談を受けているのかなど、専門家の情報が伝わって初めて「この人なら相談してみてもいいかも」と思えるものなのです。
またハンドメイドの商品もどんな人がどんな思いで作った商品なのかが分かれば、安心して購入することができますよね。
これは実店舗で商品を販売するときだけでなく、ECサイトなどオンライン上で商品やサービスを販売するときも大切なポイントです。
信頼を得られるように商品と一緒に自分のこともSNSやブログを利用して発信していくと顧客獲得に繋げられますよ。
こちらの記事ではSNSで集客するコツを詳しく紹介していますので、ぜひ一緒にお読みください。
ポイント②積極的にユーザーとコミュニケーションをとる
2つめのポイントは自分の情報を発信するだけでなく、商品を購入してくれた人や購入を検討している人と積極的にコミュニケーションをとることです。
というのも積極的にコミュニケーションをとることで、顧客との距離が縮まるだけではなく、顧客が求めている要望も直接受け取れるからです。
自分で作る商品はどんな機能やサービスを取り入れるかは自分次第ですよね。
そのため顧客と積極的にコミュニケーションを取って顧客のニーズを知り商品に反映させることはとても重要なのですよ。
ニーズを満たす商品を提供できれば、顧客満足度も高まり、リピーターやファンの獲得にもつながります。
コミュニケーションを小まめに取り、顧客からの要望に臨機応変に対応できると売上も上げられますよ。
こちらの記事ではユーザー目線とはどういった意味なのか事例から詳しく学ぶことができます。
自分の商品が売れる場所で売ろう!おすすめの販売方法
では完成したオリジナル商品はどのような場所で売ると利益を上げられるのでしょうか。
次は自分の商品を販売するのにおすすめの方法を3つご紹介します。
自身の作る商品に合わせて、利益を上げられる場所を選びましょう。
販売方法①ECサイトで売る
実店舗を構える必要がなく、簡単に始められるのがECサイトでの販売です。
それぞれの商品にあったECサイトが数多くあります。
今回は数あるサイトの中からどういった商品を売るのに適したサイトなのかや、サイトの特徴を簡単にまとめましたのでご覧ください。
販売商品 | サイト | 特徴 |
---|---|---|
スキル | ココナラ | 会員数300万人超え。無料で得意な物を販売できる。 |
ストアカ | 累計受講者数127万人。無料で講座を開講できる。 | |
グッズ制作 | BASE | ショップ開設数200万超え。ネットショップ開設実績NO.1。初期費用・月額利用料なしで開設できる。 |
minne | アプリの総ダウンロード数1300万超え。出品料無料でハンドメイド作品を販売できる。 | |
メルカリ | 会員登録無料のネット上のフリーマーケット。誰でも簡単に出品できる。 | |
体験談 | note | 日本国内の月間アクティブユーザー6300万人。無料会員登録をするだけで文章や画像、音声、映像を有料販売できる。 |
kindle | 電子書籍を出版できるサイト。電子書籍サービスを利用している人の中で最も課金されている。 |
販売方法②イベントに出店して売る
続いてご紹介する販売方法は、地域で行われるマルシェや即売会などに出品をして顧客に直接販売する方法です。
イベント出店のメリットは、イベントそれぞれに目的があり、その目的を目当てに多くの人が来場するところにあります。
要は目的に沿った商品を販売するため、購入する可能性が高い顧客に出会えるということですね。
イベントで自分の商品をうまくアピールすることができれば、顧客獲得の可能性が高まりますよ。
イベントのターゲットが自身の商品のターゲット層とマッチするかをしっかりと確認した上で、出店することが重要なポイントですね。
販売方法③委託販売する
委託販売とは自分で作成した商品をネットショップや雑貨店、セレクトショップなどに置いてもらい販売業務を代わりに行ってもらうことです。
委託販売のメリットは、商品を作ることに時間を取られて販売まで手が回らない場合にも利益を確保できる点です。
ですが、委託販売は売上金の一部を手数料として支払わなければなりません。
自分で作成から販売までを行うよりも利益が減ってしまうのですね。
そうは言っても商品が出来上がっても販売する場所や時間を作れなければ意味がありません。
販売できず利益を確保できないよりは、集客を自分で行う必要もなく商品を販売できるメリットは大きいですよね。
また委託販売をすると自分に販売の知識がなくても、委託先の販売のノウハウや集客力で商品を売ることができますよ。
起業するに当たっては、全てを一人で行うのはとても大変なことです。
もし販売について困った時には委託販売という方法も検討するといいでしょう。
まとめ
自分で商品を作って販売することについて解説してきました。
最後にこの記事の要点をまとめます。
- オリジナル商品を販売するメリットは、コストを抑えながら自由度の高い商品を作成できるため高い利益を得られること
- 自分の得意とすることやこれまでの経験を元にオリジナル商品は作れる
- オリジナル商品を販売するときには、作り手である自分のことを知ってもらい信頼を得ると顧客を獲得しやすい
- SNSやブログで潜在顧客とコミュニケーションを積極的に取ると顧客のニーズを掴むことができる
- オリジナル商品の販売方法は「ECサイト/イベントへの出店/ネットショップや店舗への委託販売」がある
これまでの経験や自分の知識やスキルを活かせば、自分の商品を作って売り出すことができます。
情報収集や自分の情報を公開することも忘れずに商品作りや販売を行いましょう。
お客様により良い商品を届けて、お店を軌道に乗せてくださいね。