
【ビジネス向け】オンラインスクール開設におすすめのプラットフォーム10選
- オンラインスクールの開設におすすめのプラットフォームが知りたい!
- どのプラットホームでも講座を生配信できる?
- 集客までしてくれるプラットフォームはある?
オンラインスクールを開設したくても、初めての方にとっては何を使って、どのように開設するのか、そして自分は何をしたらよいのか、分からないことだらけですよね。
WEBに関する知識や専門的なスキルを持っている方なら一からオンラインスクールを構築することもできます。
しかし、初めての方ならWEBの知識やスキルがなくても簡単にオンラインスクールの開設ができるプラットフォームの活用がおすすめですよ。
ここでは、オンラインスクールの開設におすすめのプラットフォームについて説明していきます。
この記事を読めば、各プラットフォームの特徴がわかるので、ご自身が開設したいオンラインスクールに合ったプラットフォームが分かりますよ。
それでは、始めましょう。
オンラインスクールが開設できる「プラットフォーム」とは?


オンラインスクールの開設ができるプラットフォームとは、オンラインスクールの運営に必要な機能を搭載したシステムのことを指します。
オンラインスクールの運営に必要な機能としては以下の通りです。
- オンライン講座の配信や視聴
- ホームページや販売ページの作成
- オンライン講座の作成や管理、動画や資料のアップロード
- 受講者の登録および管理
- 講師と受講者間のコミュニケーションツールの提供
- 講師への評価やフィードバック機能の提供
- 受講者の成果や進捗状況などを分析する機能
- 支払処理、クーポンの発行や割引などの販促機能
- 講師・受講者をサポートするヘルプデスク
プラットフォームによって機能の違いはありますが、誰でも簡単にオンラインスクールの開設ができるのが特徴です。
生徒にとっても時間や場所を選ばずに、いつでもどこでも学びたいコースを学べるので魅力的ですよね。
オンラインスクール開設のためのプラットフォームを活用すれば、リアルでスクールを開くのに比べて、手間をかけることなく、手軽に運営や管理を行うことができますよ。
オンラインビジネスを始めたい方には、こちらの記事で起業のコツを紹介しています。


【マーケティング戦略向け】オンラインスクール開設におすすめのプラットフォーム


オンラインスクール運営の成功のカギを握るのは、受講者が求めるサービスを提供し続けることです。
そのためには、マーケティング戦略が欠かせません。
ここでは受講者のニーズを分析できたり、顧客育成に適した機能が備わっていたりと、マーケティング戦略に適したプラットフォームを紹介していきます。
プラットフォーム上でマーケティングも行いたいと考えている方はぜひご覧ください。
プラットフォーム1:Podia
Podiaは日本語には対応していないものの、画面の操作性がシンプルとあって、誰でも直感的にコンテンツを作成できるのが魅力です。
受講者だけでなくインフルエンサーにご自身の講座を広めてもらうことのできるアフィリエイトマーケティングや、前もって用意された配信リストにメール配信できるメールマーケティングといった、マーケティング機能もあります。
オンラインコースの作成や運営だけでなく、販促や顧客育成までPodia上でできるのが特徴ですね。
提供できるオンラインコースの形態も、オンライン学習コース、動画販売、コーチングやウェビナーなど多種多様です。
料金プランは「ムーバー」「シェイカー」の2種類です。
30日間の無料トライアルもあるので、気になっているなら試してみるのがいいでしょう。
Podiaは初心者はもちろん、マーケティング施策をしっかりと行いたい方にもおすすめのプラットフォームです。
プラットフォーム2:OneStream
OneStreamも、直感的にコンテンツ作成ができるよう設計されているプラットフォームです。
日本の企業が提供しており、日本語に対応しているので安心して利用できます。
ユーザー専用ページやコメント機能、資料などのダウンロードといったユーザー目線に立った機能が充実しているのが魅力ですよ。
「日付/動画/ユーザー」ごとの分析機能や「お知らせ/予約メール送信/アンケート」といったマーケティングに関する機能も充実しており利便性が高いのがOneStreamの特徴です。
生配信にも対応し、OneStream上でウェビナーを開催することも可能です。
料金プランは「基本」「Pro」「Business」「Enterprise」の4つのプランがありますよ。
OneStreamは充実した機能で大手企業や団体にも利用されています。
充実した機能と日本企業が提供している安心感のあるプラットフォームを活用したい人にOneStreamはおすすめですよ。
プラットフォーム3:Teachable
Teachableは、世界中で10万人を越える講師に利用されているプラットフォームです。
その人気の秘訣は、オンラインスクール構築の自由度が高い点です。
Teachableなら独自のドメインが使えて、好みのデザインでランディングページが作成できますよ。
ほかのオンラインスクールとの差別化も図れるので、ブランディングにうってつけですね。
また、メルマガ機能やアフィリエイト機能が備えられているので、Teachable上で顧客育成やマーケティングもできます。
料金プランは「Starter」「Builder」「Growth」「Advanced」の4種類です。
アメリカ発のプラットフォームとあって、作成画面やサポートに関しては、残念ながら今のところ日本語には対応していません。
ただ、どのプランでも7日間の無料体験がついてくるので、使いやすさなどの確認ができます。
Teachableは自分でカスタマイズしながら、オンラインスクールを構築したい方向けのプラットフォームです。
プラットフォーム4:kajabi
kajabiは、オンラインスクールの開設から販売までオールインワンでまかなえるプラットフォームです。
ホームページやランディングページのカスタマイズはもちろん、充実したマーケティング機能や強力なSEO機能も備えられており、集客のために必要な機能がカバーされていますよ。
どんなにアクセスが集中しても、高速でアクセスが可能な点もkajabiの魅力のひとつです。
お客さんの立場になってみると、見ているページが重たいと、やはりイライラするものですよね。
いつでもサクサクと講座が受けられるのは、お客さんにとっても大きなメリットとなります。
kajabiはコースによりますが、365日24時間のサポートがありますよ。
料金プランは「Kickstarter」「Basic」「Growth」「Pro」の4つのプランがあります。
kajabiは多くの受講者を集めたり、単価を高くできるスキルを持った講師向けのプラットフォームといえますね。
プラットフォーム5:Thinkific
Thinkificは動画によるオンライン講座やウェビナーの配信に強く、スクール講師に人気のあるプラットフォームのひとつです。
さらにマーケティング分析機能も兼ね備えており、収益性を重視した作りとなっているので、YouTubeなどで配信している専門家からも熱い視線が注がれていますよ。
料金プランは「Basic」「Start」「Grow」「thinkific plus」の4つですね。
Thinkificは独自のツール以外にも外部の分析ツールやマーケティングツールとの連携も可能です。
マーケティング戦略をしっかりと立ててオンラインスクールの運営を行いたい人にはぴったりのプラットフォームといえますね。
【動画販売向け】オンラインスクール開設におすすめのプラットフォーム


オンラインスクールを開設したいと考えている方の中には、生配信での講座ではなく、講座動画を販売したいと考えている方もいるでしょう。
スポーツや料理のように技術面の指導を行う場合や、繰り返し可能なビジネススキルなどの場合、動画を収録して販売した方が効率が良いケースもあります。
次は動画販売でのオンライン講座を考えている方におすすめのプラットフォームを紹介します。
中には、動画ファイル以外にも、PDFなどの資料もアップロードできるものもありますよ。
どのプラットフォームがご自身にぴったりか、ぜひご検討なさってみてください。
プラットフォーム6:Filmuy
Filmuyは、メールアドレスさえあれば、特別な知識はいらずに動画販売サイトが開設できるプラットフォームです。
日本の企業が提供しているプラットフォームということもあって、すべて日本語で対応しています。
販売方法や価格を自由に設定できるのが特徴で、動画販売に特化したプラットフォームですよ。
自由にデザインがカスタマイズできるので、オリジナルの動画販売ショップを作成できます。
無料プランと4つの有料プランがあり、有料のプランでも1ヶ月2200円から利用できます。
趣味・スポーツからビジネスまで、取り上げられている講座のジャンルは幅広く、その道においてスキルを持っている方におすすめのプラットフォームですよ。
プラットフォーム7:Udemy
Udemyは無料で登録でき、動画販売もコースの動画をアップロードするだけといたってシンプルなサービスです。
Udemyは日本で220万人超の受講者がいる、大きなプラットフォームですよ。
収益を得るためには「プレミアム講師」になることが必要で、講師とUdemyとの間で一定の割合で収益が分配されます。
Udemyのメリットは、一旦動画をアップロードすれば、宣伝や受講者の決済をUdemyが行ってくれる点です。
売れるコースさえ作れば、自動的に収益が入ってくるのですね。
ただし、Udemyは動画の品質に厳しいので注意しましょう。
周囲の雑音が入っている動画や720ピクセル未満の画質の動画では審査に通らないため販売できません。また、動画の長さも最低30分以上は必要です。
Udemyを利用する際には、機材を揃えて、十分な環境のもとでしっかりとした内容の動画を作成しましょう。
さらにUdemyとの収益の分配ですが、自己集客の場合とUdemyを通した集客の場合とで、手数料に大きな開きがあるのでご注意ください。
教えるスキルはもちろんですが、コンテンツを企画段階から製作できるスキルの高い方におすすめのプラットフォームです。
プラットフォーム8:Lectea
Lecteaは日本発のプラットフォームとあって、日本語でサポートされており、しかもスマホからでも簡単に操作ができます。
動画以外にもPDFデータがアップロードできるのも特徴ですね。
登録は無料で、オプションを追加するごとに費用がかかる仕組みとなっています。
Lecteaのいちばんの売りは「仕組み化」や「自動化」といったシステムがあることです。
特に1人でオンラインスクールを運営している場合など、受講者の管理や金銭管理など、いろいろと煩わしいですよね。
Lecteaでは、受講者の申し込み→入金→講座の提供といった手順の自動化や、ステップメール機能の活用などで、1人でもオンラインスクールの運用ができる点がメリットです。
1人でオンラインスクールを切り盛りしている方や、煩わしい作業は省きたいとお考えの方にとっておすすめのプラットフォームですよ。
【Web集客が得意な人向け】オンラインスクール開設におすすめのプラットフォーム


続いてご紹介するのは、基本的には初期費用や月額の固定費がかからずに利用できるオンラインスクール開設のプラットフォームです。
売上から手数料が差し引かれる料金体系のプラットフォームですね。
自力でWeb集客を行うことによって手数料を安く抑えられるものもあるので、Web集客が得意な方におすすめのプラットフォームですよ。
プラットフォーム9:MOSH
最近では、PCよりもスマホを利用する機会の多い人が大半を占めていますよね。
MOSHのいちばんの特徴として、スマホ1つでホームページの作成や動画のアップロードなどができる点が挙げられます。
PCの操作に慣れていなくても、あれこれとソフトや機材を用意しなくても、手軽にオンラインスクールが立ち上げられますよ。
また、zoom連携機能が備えられているため、オンラインレッスンの生配信も可能です。
初期費用・月額固定費は無料で、決済手数料とサービス手数料が引かれる仕組みとなっています。
プラットフォーム上にはたくさんのレッスンがありますが、WEB集客が得意な方なら自身のオンラインスクールに受講生を集められるのでおすすめですよ。
また、予約や顧客管理もすべてスマホ1つでまかなえるので、個人経営の講師の方で、PCの操作が苦手な方にもおすすめです。
プラットフォーム10:ストアカ
ストアカは講師と生徒を結び付けるコミュニティサイトという側面が強いオンラインスクールのプラットフォームです。
他のプラットフォームと異なる点として、オンラインでも対面でも、好みのスタイルで講座を開設できる点が挙げられますよ。
オンラインで行う際はzoomとの連携機能を利用して行います。
また対面で行う際も講座を開催するスペースを紹介してくれるなど、オンラインと対面のどちらでも対応できるのがうれしいですよね。
初期費用や固定費は不要で、講座の開設まで無料で行うことができます。
決められたフォーマットに従って必要項目を入力するだけで、手軽に講座を始めることができますよ。
売上が発生したら、集客経路やサービスの提供回数により、異なる率の販売手数料が引かれる仕組みです。
集客経路によって集客効果は上がる反面、手数料が高くなるというデメリットもあるため、Web集客が得意な方のほうがしっかりと収益を上げられるプラットフォームですよ。
プラットフォームを選ぶ前に整理しておくべきこと


十分なリサーチや準備をせずにオンラインスクール開設のプラットフォームを選んでしまうと「こんなはずじゃなかった」とつまづく可能性が高くなります。
講座を生配信したいのに生配信に対応していなかったり、レッスン動画を販売したいのに動画の販売ができなかったりなど、確認不足で起こるトラブルが多いからです。
オンラインスクールの開設で後悔しないためにも、プラットフォームを選ぶ前に次のことを整理しておきましょう。
そもそも自分のビジネスをオンライン化するかで迷っている人は、まずはこちらの記事を参考にしてください。


集客ツールと集客導線
オンラインスクールを開設するなら、受講者をどう集めるかと、集めた受講者をオンラインスクールのプラットフォームへどう誘導するかを考えておく必要があります。
受講者を集客できなければオンラインスクールは失敗に終わってしまいますし、せっかく受講者を集めても、オンラインスクールへの申込につながらなければ意味がないからです。
集客ツールとして考えられる媒体としては、ブログやSNS、ホームページなどが挙げられます。
集客媒体によって、それぞれ特徴が異なるのでうまく使い分けることが大切です。
集客できたら、すぐに申し込みができるボタンを設置したり、会員登録の手続きを簡素化したりして、受講者がストレスなく次のアクションを起こせるようにしましょう。
オンラインスクールのプラットフォームを選ぶ前にどんな集客媒体を使って、どのようにオンラインスクールのプラットフォームへ誘導するのかを明確にすることが大切です。
オンラインスクールのスタイル
オンラインスクールにはさまざまなスタイルがあるので、事前にどのようなスタイルで講座をひらくのかを決めておきましょう。
ご自身が開講したいオンラインスクールのスタイルとプラットフォームの機能が合っていなければ、せっかくのオンラインスクールの開設も無駄になってしまうからです。
たとえば、配信方法では、生配信で受講する方法もあれば、録画型でオンデマンド配信して受講できる方法もあります。
受講回数をとってみても、単発で行うものもあれば、スキルアップ講座のように複数回にわたって行うものもありますよね。
プラットフォーム選びの根本となる部分なので、オンラインスクールのスタイルはしっかりと定めておきましょう。
オンラインスクールの作り方に迷う方は、こちらの記事もぜひご参考になってみてくださいね。


顧客育成をプラットフォームで行う予定はあるのか
「顧客育成」とは、潜在顧客に定期的なアプローチをかけることによってアクションを促したり、既存客をリピーターや優良顧客に育て上げるための活動のことです。
顧客育成もプラットフォーム上でワンストップでできるようにしたいのか、顧客育成は別で行うのかによって選ぶべきプラットフォームが変わります。
プラットフォームの中には、顧客育成機能を兼ね備えたものもあれば、コンテンツの提供場所としての機能だけのものもあるからです。
コンテンツの提供のみプラットフォームで行う場合には、無料のプランでカバーできるケースもありますよ。
顧客育成の主な手段としては、メールマガジンの配信や、SNSでの情報発信が基本でしょう。
オンライン講座の配信や動画の販売以外に、顧客育成や集客といった機能が必要なのかは事前に検討しましょう。
顧客育成でポイントになる、潜在顧客とは何かについて、こちらの記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ参考にしてください。


オンラインスクールとオンラインサロンの違いとは?


プラットフォーム選びを進めていくと、オンラインスクールを開設するだけでなく、オンラインサロンも開設できるプラットフォームがあることに気づくでしょう。
「オンラインスクールとオンラインサロンってどう違うの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
オンラインスクールとオンラインサロンは、一見どちらもスキルやノウハウを得られる場所として捉えがちですが、両者の間には明確な違いがありますよ。
オンラインスクールは、講師がスキルやノウハウを販売したり、教えることによって受講者が学ぶ場所です。
一方のオンラインサロンは、コミュニティを築いて講師と参加者、もしくは参加者同士が情報を提供したり、交換し合ったりする場所となります。
オンラインスクールとオンラインサロンの違いを理解した上で、どちらを開きたいのかを明確にしておくことが大切ですよ。
まとめ
ここまで、オンラインスクール開設におすすめのプラットフォームについて解説していきました。
この記事の内容について、最後に改めてまとめてみました。
- オンラインスクールが開設できるプラットフォームとは、オンラインスクール運営のために必要な機能が搭載されたシステムのこと
- プラットフォームを選ぶ前に「集客ツールと集客導線/オンラインスクールのスタイル/顧客育成をプラットフォームで行う予定はあるか」をそれぞれ整理しておくこと
- オンラインスクールはスキルやノウハウを販売し教える場所、オンラインサロンはコミュニティを築いて情報を提供し交換する場所と、それぞれ違いがある
今やオンラインスクールも、手軽に開設できる時代です。
プラットフォームによっては、スマホ1つで完結できてしまうものもあったり、さまざまな特徴があります。
プラットフォームの特徴を理解し、ご自身の開設したいオンラインスクールに合ったものを選ぶことがオンラインスクール開設を成功させるための第一歩ですよ。
この記事を参考にご自身に合ったオンラインスクール開設のプラットフォームを見つけてくださいね。