【例あり】整体におすすめ集客キャッチコピーの作り方

• 整体院のキャッチコピー作りのコツは？
• 整体院のキャッチコピーの成功事例を知りたい！
• キャッチコピーを作るときに注意することは？

集客につながるキャッチコピー作りは気になるけれど、どうやって作ったらいいかわからず施術メニューと料金だけの表示のままになっていませんか。

この記事では整体院のキャッチコピー成功事例と一緒に、キャッチコピー作りに便利な型やコツをお伝えしています。

キャッチコピーを作ることで自身の整体院が得意とする施術のお客さまを増やすことも可能です。

ぜひ参考にして、整体院の集客力を上げていきましょう。

整体院におけるキャッチコピーの重要性

整体院においてキャッチコピーは重要です。

店の存在に気づきやすくなったり、施術を検討するきっかけとなったり、その店のイメージも作ったりできるからです。

施術する側からすると、「もう少し早めに来院してもらえたら」ということはよくありますよね。

キャッチコピーによってお客さまの問題を整体が解決できると気づいてもらえれば、「なんだか調子が悪い」という初期の段階で処置することも可能です。

そのうえ「他店より選ばれやすくなる」というメリットもあります。

「腰痛改善」「産後の骨盤矯正」など、キャッチコピーで施術内容がわかる整体院のだと自分の不調をわかってくれるように感じ、それは選ぶ理由になります。

初期の状態で来院してもらいやすく、他店より選ばれやすい整体院になるため、キャッチコピーは重要なのです。

キャッチコピーについて詳しく知りたい方はこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

施術内容から考える整体院・整体師の集客キャッチコピーの作り方5つ

整体院のキャッチコピー作りは、あなたの整体院の施術内容から考えると簡単にできますよ。

ここでは5つの施術内容を取り上げ、それぞれ考えられるキャッチコピー例を紹介します。

キャッチコピー例を参考に、あなたの整体院のキャッチコピーも実際に作ってみてください。

• 施術内容①全身整体・バランス整体向けのキャッチコピー
• 施術内容②美容整体向けのキャッチコピー
• 施術内容③産前産後整体向けのキャッチコピー
• 施術内容④スポーツ整体向けのキャッチコピー
• 施術内容⑤カイロプラクティック向けのキャッチコピー

施術内容①全身整体・バランス整体向けのキャッチコピー

全身整体で歪みを整えたい、バランスを整えたいと思っている方に、整体に通うことでお客さまの未来がどうなるのかを伝えるキャッチコピーを作りましょう。

その際は、キャッチコピーを見た際に自分事として捉えやすい「問いかけ型」の方法もおすすめです。

全身整体・バランス整体の施術とマッチするキャッチコピーを詳しくみていきましょう。

慢性的な肩こりや腰痛の改善×未来を伝える型

整体に通う理由として多くの人が悩む「腰痛」「肩こり」は、幅広いお客さまにアプローチできるキーワードです。

ただ、マスを狙うということは他店と似たキャッチコピーになりやすく、競合が多いキーワードでもあります。

そのため「腰痛改善」「肩こりには当店で！」などの、よくあるキャッチコピーにならないように気をつけましょう。

差別化を図るには、上記の例のように「肩こりや腰痛が通うことでどうなるのか」お客さまのポジティブな変化がイメージできるキャッチコピーがおすすめです。

さらに、具体的な数字を入れると説得力が増して、記憶に残りやすくなりますよ。

数字を使った強調についてはこちらの記事にも載せていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

冷え性やむくみの解消×問いかけ型

むくみや冷えなどはそのままになりがちで、そのままにしているお客さまも多くいます。

なかには自分の抱える問題が、冷え性からきていることを知らないお客さまもいますよ。

なので冷え性の症状の「夏でも手足が冷えていること」「手足の皮膚がガサガサ」などをキャッチコピーに活かして、気づきのあるキャッチコピーを作りましょう。

問いかけの型と「目覚めがすっきりする」などのメリットの組み合わせでは、お客さまが整体院で得られることがわかりやすく、問いかけの形にすることで印象に残りやすいキャッチコピーが作れます。

施術内容②美容整体向けのキャッチコピー

小顔矯正や美脚などの体型や顔の見え方をきれいにすることを目的としたのが、美容整体と呼ばれています。

美容整体のキャッチコピーでは見た目やプロポーションの変化に焦点を当てたキーワードで、体のスタイルを気にしているお客さまの興味関心を高めましょう。

実際に施術を行ったお客さまの声をキャッチコピーに活かすのも効果的です。

美容整体とおすすめのキャッチコピーの型や例を詳しくみていきましょう。

小顔矯正×明るい未来がイメージできる型

小顔矯正の施術では、リンパの流れをよくする施術を行うことで小顔になるだけではなく肌がワントーン明るくなったり、肩こりの解消にもつながります。

悩みとはいえ「小顔矯正」だけでは動機としては弱く予約しないお客さまもいますね。

そこで「小顔矯正」と「肩こりの改善」といったように2つの要素がよくなることをキャッチコピーで伝えると、動機づけができ集客力が高くなります。

また「小顔になりたい」方の本当の悩みである「小顔の友人の隣に並べない」「写真を撮るときには後ろ側にいく」などのキーワードを利用することで、共感しやすいキャッチコピーにできますよ。

ただし、お客さまの悩み事をそのままキャッチコピーにすると店側にネガティブなイメージをもたれるケースもあります。

お客さまの声を取り上げたように活かし、共感力のあるキャッチコピーにしましょう。

共感を高めるにはストーリーのあるキャッチコピーも効果的です。

こちらの記事でストーリーテリングの手法について詳しく紹介しているので、興味のある方はぜひチェックしてください。

ダイエット効果×気づきを与える型

整体でも正しい骨の位置に戻すことで代謝を上げダイエットにつながるといった情報を、知らないお客さまもいますね。

「本来はこう思っていたけれど実はこういう面もある」という新しい事実があるキャッチコピーは、目に留まりやすくなります。

気づきを与える文言で、インパクトのあるキャッチコピーにしましょう。

ただインパクトのあるキャッチコピーの場合、誇張したイメージになりがちです。

「歪みを改善する」「代謝を上げる」など整体がダイエットにつながる理由も付けておくと、納得しやすいキャッチコピーにできますよ。

施術内容③産前産後整体向けのキャッチコピー

産前産後はデリケートな時期であるため、産前産後の整体をキーワードに使う際は「安全性」「施術者の実績」などを前面に出すのがポイントです。

赤ちゃんや子ども連れでも大丈夫な点などをキャッチコピーに使い、ママの不安を取り除くキャッチコピーを作っていきましょう。

では具体的にはどういったキャッチコピーが考えられるか見てみましょう。

マタニティ整体×安心安全が伝わる型

妊娠中は腰痛や肩こり、骨盤の痛みなど辛い症状があっても、「おなかの赤ちゃんに良くないかも」と整体に不安を感じて我慢してやり過ごすお客さまは多くいます。

強い施術をする整体院もあるため、妊娠中のお客さまには強い整体のイメージをくつがえすことが大切です。

「マタニティに特化」や「ソフト整体」「バキバキしない」「つらくない体勢で施術」などで不安を和らげ、整体が痛みを和らげる助けになることを伝えましょう。

産後の骨盤矯正×お客さんの悩みを解消する型

「産後の不調」と大きなくくりでキャッチコピーを作ってしまうと、そもそも産後の不調が原因であると気づいていないお客さまには刺さらないキャッチコピーになってしまいます。

なので、より具体的に「骨盤が開いたことからの下半身太り」「尿漏れや冷え」「骨盤のゆがみからの全体の不調」とキャッチコピーで伝え、気づいてもらうことが大切です。

ネットで「産後」「悩み」などで検索し上位に出てきたキーワードと、あなたの整体院の得意分野が合致するキーワードを使うのがおすすめですよ。

そして、その不調をあなたの整体院が改善できる理由や根拠を加えて、お客さまを説得できるキャッチコピーを作りましょう。

キャッチコピーがしっかりと伝わることで、「産後の冷え性にはこの整体院」とお客さまから選ばれやすくなります。

施術内容④スポーツ整体向けのキャッチコピー

アスリート向けにキャッチコピーを作る場合、お客さまの視点でスポーツ整体で何を重視するのかを考えてください。

例えば経営者がスポーツに精通していることや現役アスリートの指導をしていること、パフォーマンスが向上することなどさまざまです。

アスリート向けの集客に成功すると、スポーツをする方全般に幅広く集客が見込めますよ。

それではまずはアスリート向けにどのようなキャッチコピーが考えられるか、例を挙げて見てみましょう。

パフォーマンス向上×強みを前面に押し出した型

アスリートは整体院を選ぶ際、ケガの予防や治癒だけでなく結果を出すための「パフォーマンスの向上」も基準になります。

プロのアスリートが通っていることや競技に合わせた施術ができること、競技中のフォームからの指導ができる点を伝え集客につなげましょう。

「根本から治癒のアプローチができる」「スポーツによる故障の専門スタッフがいる」なども整体院の強みの部分です。

選手がより上の記録を出すために、プレーの質が上がる指導ができることをキャッチコピーで伝えましょう。

また「根本治療」など整体院の広告で見られますが、整体において治療行為は禁止されているため「治療」という言葉は避けた方が無難です。

広告規制があるので、使用する言葉に注意して信頼性のあるキャッチコピーを作ってくださいね。

ケガや疲労の回復×選ばれる理由が分かる型

スポーツをする方は日常的に継続して体を使うため、ケガや疲労はつきものです。

そのため「ケガや疲労が出ないようにしたい」というニーズをキャッチコピーに活かしましょう。

「柔道整復師」や「鍼灸師」などの資格を持つスタッフがいることも他店と差別化でき選ばれる理由となるものです。

「スポーツへの完全復帰を目指せる」「セルフケアの指導が可能」など自身の整体院が選ばれる理由を探り、キャッチコピーに活用していきましょう。

施術内容⑤カイロプラクティック向けのキャッチコピー

よく混同されがちなのがカイロプラクティックと整体です。

整体は東洋医学を由来として、体のゆがみが出ている部位を直接施術していく方法です。

それに対してカイロプラクティックは、西洋医学から来た手技療法で背骨や骨盤を矯正し体全体のバランスを整えていく方法をいいます。

カイロプラクティックのキャッチコピーを考える上でカイロプラクティックならではのメリットを明確にし、それを分かりやすい形で伝えることが大切です。

ではカイロプラクティックのキャッチコピーについて、どのようなものが考えられるか見ていきましょう。

ストレス緩和×お客さんに寄り添う型

誰でもある「ストレス」に焦点を当てて、カイロの技術でサポートできることを伝えましょう。

キャッチコピーを作るうえで、「当院は〇〇ができる」「〇〇が得意」ばかりのキャッチコピーでは、見る側が疲れてしまいます。

ストレス緩和のお客さまに整体をすすめたい場合は、素朴さや優しさのあるメッセージが相手の心に届きやすくなります。

「これってストレス？」と疑問形を使うことで「自分事」と捉えやすくする工夫もおすすめです。

その上であなたのカイロプラクティックにできる解決策を提示しましょう。

高齢者ケア×リズムのある分かりやすい型

シニア向けのキャッチコピーには、シンプルでわかりやすいこととリズム感が大切です。

さらに、高齢者のニーズに合った言葉をキャッチコピーに使いましょう。

キャッチコピーの例では、シニアの「もっと軽いからだでいたい」というニーズと整体に行って「体が軽く楽になる」点をリズム感をつけて作っています。

「痛くない」「こわくない」「体の負担が少ない」「脳の活性化」などシニアが整体に何をもとめているのかを探り、不安を取り除いたり希望が持てるキャッチコピーを作っていきましょう。

集客できる整体院のキャッチコピー・キャッチフレーズ実例集

整体院のキャッチコピーに成功した実例を5つ紹介します。

腰痛や歪みなどの悩みに注目したキーワードで成功した例や、施術後に得られるお客さまのベネフィットをキャッチコピーに活かした例もありますよ。

ぜひ例を参考にキャッチコピーを作ってくださいね。

• 実例①健康的な身体を目指す若年層に向けたキャッチコピー
• 実例②お客さまを大切にする想いが伝わる温かいキャッチコピー
• 実例③お客さまの悩みに問いかけるキャッチコピー
• 実例④整体で得られるベネフィットが伝わるキャッチコピー
• 実例⑤ミドル世代の男性にターゲットを絞ったキャッチコピー

実例①健康的な身体を目指す若年層に向けたキャッチコピー

健康の為体のメンテナンス

キャッチコピーのターゲットは？

• 男性／女性
• 20代〜40代
• スポーツ系

なぜキャッチコピーが必要だったのか？

何か問題や悩みがないとお客さまは来てくれません。

健康維持や身体のメンテナンスのために定期的な施術をご提案したくて、キャッチコピーを作りました。

キャッチコピーの成果は？

定期的なメンテナンスをしたい若年層のお客さまが増えました。

お客さまから筋トレの相談などされるので、身体づくりをしている人にキャッチコピーが刺さったのかなと思います。

※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。

実例②お客さまを大切にする想いが伝わる温かいキャッチコピー

あなたの痛みに寄り添います

キャッチコピーのターゲットは？

• 40代～50代の女性
• 痛みや疲れが酷い方
• 子育てがひと段落して、これからの生活に元気で居たい方

なぜキャッチコピーが必要だったのか?

広告を出すのに必要だったからです。

中高年層をターゲットに取り込みたいと考え、優しいイメージで作りました。

キャッチコピーの成果は？

リピーターが増えました。

新規のお客さまが多かったわけではないのですが、キャッチコピーと施術や雰囲気がマッチしたのか、新規からリピートにつながりました。

※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。

実例③お客さまの悩みに問いかけるキャッチコピー

歪み直しませんか？

キャッチコピーのターゲットは？

30代～50代の男女

なぜキャッチコピーが必要だったのか？

集客力アップのため。歪みからくる不調の改善は、幅広い客層を狙えると考えました。

キャッチコピーの成果は？

「身体の歪みがどの程度なのか見て欲しい」という人が集客できました。

集客は成功しましたが、歪みからくる不調に悩む人に刺されば良いなと思ったキャッチコピーなので少し改善する必要があるかもしれません。

※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。

実例④整体で得られるベネフィットが伝わるキャッチコピー

カラダが動けば、ココロも弾む。

キャッチコピーのターゲットは？

周辺地域の人

なぜキャッチコピーが必要だったのか?

チラシに記載するためです。

キャッチコピーで機能解剖学に基づいた手技や運動療法であると、しっかり伝えたいなと考えました。

キャッチコピーの成果は？

チラシを見て来てくれているので、キャッチコピーも目に入ってると思います。

キャッチコピー・チラシ集客から、口コミが広がっていきました。

週末営業時の2倍くらいのお客さまにいらしていただき、売り上げ自体も3〜4倍となって安定してきています。

※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。

実例⑤ミドル世代の男性にターゲットを絞ったキャッチコピー

安い上手い早い！

キャッチコピーのターゲットは？

• 40〜60代の男性
• ファストフードに一人で来店するようなサラリーマン系の男性

なぜキャッチコピーが必要だったのか?

店の立地上、ビジネス街の裏手にあったため、客層を思い切って絞った方が客数が増えると考えたことがきっかけです。

吉野家の有名なキャッチフレーズ、安い・旨い・早いをオマージュしてキャッチフレーズを作りました。

キャッチコピーの成果は？

年配者、男性からの集客が上がり、予定通りの結果となりました。

※上記の内容は独自アンケート調査をもとに制作されています。

【要注意】整体院のキャッチコピーは広告規制の対象になる

整体は、広告のガイドラインはありませんが法に基づかない「類似医業行為」にあたります。そのため広告規制表現に注意が必要です。

広告だけでなく、キャッチコピーも規制の対象になるため、治療院の広告規制にかかわる下記の規制について理解をしておくことが大切です。

法律を無視したキャッチコピーを使用している整体院もありますが、指導を受けると信用をなくすためおすすめはしません。

現在は広告に関する検討会が行われており、法改正で新しい規制が出てくる可能性もあります。

法改正の動向については常に動向に気を付けていきたいですね。

整骨院でのキャッチコピー例や作り方についてはこちらに載せていますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

事例やキャッチコピー例を見ながら解説してきました。

この記事で紹介してきたことを簡単にまとめてみましょう。

キャッチコピーは多くのお客さまのニーズを汲んで目に留まりやすくしたり、定期的に通うお客さまを作ることもできる集客に役立つツールです。

ぜひこの型でキャッチコピーを作って、集客に役立ててくださいね。